平 凡蔵。の 創作劇場

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どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

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散散歩歩。(650)香港・マカオ、適当にちょっとのロケ地旅。(10 )

5月19日の夜。
最後の、夕食。
旺角をブラブラ歩く。
ただ、ここで探し回っても、なかなか1人のお店が見つけにくい。
なので、ホテルの近くにある、昨日のお店で食べようと思う。
何しろ、ゆっくりと食事をすることが出来るのがいい。
東旺角の駅から、ホテルまで移動。
お土産物をホテルに置いて、昨夜のお店に行った。
「潮軒小厨」さん。
今日は、始めから注文したい料理があった。
それは、初日の夜に別のお店で進められた料理でもあり、また他のお店でも地元の人が食べているのを見かけたことがある料理だ。
魚の蒸した料理。
メニューを見て、これを食べたいと言ったら、その魚のうち、これが良いと、昨日とは違うお兄さんが、指さした。
なので、それを注文。
このお店は、その魚の蒸した料理も、他のお店に比べて安い。

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そして、勿論、ビール。

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魚の蒸したものは、ブラックビーンズで味付けをしてあって、さっぱりとしているが、味もちゃんと付いていて、また香草の香も相性良く、美味しかったです。

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そして、マーボー豆腐とご飯とアイスレモンティーを注文。
アイスレモンティーを注文するところが、香港流じゃないかと、凡は1人嬉しくなる。

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マーボー豆腐は、土鍋にたっぷりと入っているので、これ1品だけでも十分な量がある。
それに、味も丁度良い辛さで、白いご飯にはぴったりだ。
ここのお店の料理は、凡的には、ハズレ無しである。
205香港ドル。
さて、昨夜のお兄さんにも、明日帰ると伝えて、ホテルに帰った。
23時ごろ。
5日間の香港旅行なんて、まあ実質は3日間なんだけれど、長すぎないかなと思ったけれども、帰る日の前日になってみると、もっと滞在していたい気分だ。
香港島のスタンレーや、香港仔などにも行ってみたいし、すこし遠出して南Y島やランタオ島なども行ってみたい。
でも、飛行機の予約があるから、これは仕方がないのであります。
荷物の整理をして、休む。
さて、5月20日。
最後の、香港の朝。
昨日の朝に飲んだコーヒーの味が忘れられずに、また昨日の朝と同じお店に行く。
「新釗記」さん。

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今日は、トーストにした。
付いてくる料理を店員の言われるままにしたら、チキンのソテーが付いていた。
それに、お気に入りのコーヒー。
後から思えば、このコーヒーのミルクのブラックアンドホワイトの缶を買って帰ったら良かったと思う。
そしたら家でも楽しめたかもしれない。
ただ、コーヒーの淹れ方が、違うのかもしれないが。
さて、ホテルに戻って、チェックアウト。
そして、かなり早いが、空港へ向かう。
ホテルの前から、往路の逆のバスが出ているが、時間もあるので電車で行ってみよう。
上環から、香港駅に移動して、エアポートエクスプレスという電車に乗る。
100香港ドル。
これは、特急のような雰囲気の列車で、空港まで24分で行くことが出来る。
それに車内も綺麗で快適だ。

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エバー航空のカウンターでチェックインをしようとしたら、凡が予約していたのは、11時10分発の飛行機だったのですが、09時50分の飛行機に変更してくれないかというようなことを、カウンターの女の子に言われた。
それは別に構わない。
どうせ、今は時間も余っているし、大阪に戻ってくる時間は同じだ。
寧ろ、その方が、台北での乗り継ぎで時間が出来て、台北の空港を楽しむ時間も出来るというものだ。
なので、構わないと告げると、何やら本部と電話をしている。
飛行機を変更してもらう見返りとして、幾ばくかのお金をバックできるかを確認しているという。
凡としては、そのお金は不要だ。
寧ろ、変更してくれた方が、嬉しいのだから。
とはいうものの、折角に言ってくれているのだから、待っていた。
すると、何度もやり取りした結果。
飛行機の予定は変更しないこととなった。
拍子抜けする。
別にキャッシュバックが欲しいわけでもなかったが、期待しただけ時間の無駄だ。
その時に、お金は要らないと言えば、時間の早い便で帰れたかもしれないと思うと、残念だった。

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さて、だいぶんと早く空港に着いたので、ショップを見たりして、時間を潰して、搭乗口に移動する。
飛行機は、30分ぐらい遅れて飛び立った。
A321-200。
座席は、3-3の、左の通路側で、隣は1席空席だった。
ただ、機内は、ほぼ満席だったので、今回もラッキーか。
通路を挟んだ右斜め前の家族連れのお父さんが、台北のガイドブックを見ている。
本に何十もの付箋をつけている。
何となく、嬉しくなった。
もう本人の心の中では、ウキウキ度120パーセントなんだろうな。
CAさんの1人に、すごく色っぽい人がいたのである。
髪の毛を、横から斜めに流している。
しかも、その流した髪にボリュームを持たせているのだけれど、その流した髪が、顔の半分を覆っているのだ。
ブラックジャックみたいに。
とはいうものの、顔が髪で半分隠れるというのは、CAさんの規定でもダメなのか、或いは、実質的に見えにくいのか。その斜めに流した髪が、顔を隠さないようにするために、首をいつも斜めに曲げているんです。
首を斜めに曲げている間は、顔が出る。
なので、いつでも首が傾いている。
スゴイな。
自分のヘアスタイルを貫くために、1日中、首を傾けるなんて。
毎日、帰ったらサロンパスだね。
でも、これがまた色っぽいので、凡はただただ見とれていたのであります。
さて、肝心の機内食。
やっぱり、アルコールの提供はなし。
料理は、辛くないカレーのようなものだった。
ただ、これが熱くない。
飛行機が遅れたためか、或いは、もともとこんなものなのか。

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さて、ここで凡はあることに悩まされることになる。
凡の乗っている台北行きの飛行機は、台北で関空行きに乗り継ぐのである。
なのだけれども、30分の遅れで飛び立った。
ということは、30分遅れて台北に到着するということだ。
台北での、乗り継ぎの時間は45分間だ。
果たして、うまく乗り継ぎができるのだろうか。
とはいうものの、凡は焦ってはいない。
何故なら、凡には、時間があるからだ。
たとえ、乗り遅れても、明日も休みなのである。
そんなもんだから、さて、どうなるのかなと、これまた他人事のように座っていた。
そんでもって、台北が近づいてきたのだけれど、どう考えたって間に合わない。
CAさんに相談しようかなと思っていたら、ベルトサインが点灯して、CAさんも席に着いた。
そして、台北に到着。
皆が一斉に立ち上がる。
凡は、後ろの方の席だ。
すると、機内アナウンスで、凡の名前が呼ばれた。
なので、色っぽいCAさんに、凡であることを、ジェスチャーで伝えた。
次の乗り換えの便を急げということなのだろうけれど、前の客が降りない限り、凡も降りることが出来ない。
色っぽいCAさんは、「私に着いて来て。」と言って先に進む。
ボーディングブリッジを渡ったら、グランドのスタッフが待っていて、バトンタッチ。
凡の腕に、ポンとシールを貼った。
遅れている人の目印なのだろう。

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そして用意してあったカートに乗れという。
可愛いスタッフ2人と一緒にカートを飛ばす。
これが、結構飛ばすんだね。
詰まりは、それだけ急いでいるということだ。
そして、出国しているのだから不要だと思うのだけれど、また手荷物検査を通過して、またまた、スタッフさんと階段を走って上がって、待っていたカートにまた乗り込む。
途中、通路を歩いている人を、「どいて!どいて!」「エクスキューズミー!」なんて、叫びながら、蹴散らして、これまた結構なスピードで走って行った。
搭乗口から乗り込むと、ドアが閉まる。
凡を待ってくれていたんだ。
なのだけれど、凡はカートで飛ばしてきたけれど、荷物は果たして乗ったのだろうか。
とはいうものの、これが帰路なので、まあ乗っていなければ、後で送ってもらえればいい。
飛行機は、3-3の座席なのだけれど、凡の隣の隣は、CAさんが逆向きに座るようになっていて、凡の列だけ2席だった。
飛行機が飛び立ったら、通路を隔てた席の女性が凡に、「私も、遅れてきたんです。」と言った。
そして、凡の事をお連れさんとCAさんが間違えた話をされた。
それから、いろいろ話をしていただいたので、飛行中も楽しく過ごすことができたのではあります。
それに上品な女性なので、凡も嬉しいじゃない。
話し始めた時は、完璧な日本語だったので、気が付かなかったのですが、途中で少しのアクセントが違うように思って尋ねると、台北の方だそうで、日本に親戚がいるので、日本にもよく来るということだった。

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機内食は、エビピラフのようなもの。
これも熱々じゃなかったな。
ビールを頼むと、無いというので、白ワインを注文。
機内食を食べ終わって、しばらくしたら、CAさんがビールを持ってきてくれた。
覚えていてくれたことが、嬉しかった。
ただ、ビールは、それほど冷えてなくて、やや微妙だったが。
ということで、帰路はいろいろあったが、無事関空に到着。
それに、荷物がターンテーブルを回ってきたときは、すごいなあと、これは本当に感心した。
スーツケースを見ると、何か特別なタグを貼ってくれているようだった。

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関空から、エアポートリムジンで、守口まで帰ってきて、徒歩で門真の自宅まで戻ってきたのでありました。
それにしても、今回も、行って良かったとつくづく思うのでありました。
また、行きたいなあ。

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sansanpopo@tairabonzou.jp
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コメント

  1. ゆけむり より:

    凡蔵さん、自分は一度だけ国内線で早い便にしていただけないかと言われた事がありますが、その時は何も謝礼的な事はありませんでした
    国際線だともしかしたら、多少良い事があるのかもしれませんね
    ビジネスにアップグレードとかだったら最高なのにねぇ~
    最後の夕食の魚料理、これはビールにも紹興酒にもあいそうですね
    マーボー豆腐もタップリですね
    ご飯と共に大満足って感じですね!
    乗継がかなり際どかったようですが、それでも2度の機内食を楽しみ、色っぽいCAさんで目の保養
    これはたまりませんね~
    それにしても今回の香港もかなりアクティブでしたね
    自分も凡蔵さんのフットワークの軽さを見習い、もっともっと現地の食べ物を楽しめるようになりたいです
    旅は良いですよね
    帰ってきてもすぐに次の旅がしたくなる
    今頃は次の旅行先を考えているのではないでしょうか?

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、ゆけむりさん。
    私の知り合いも、空港のカウンターで、エコノミーからビジネスにアップグレードされた人がいるのですが、あれは、どういうタイミングで選ばれるんでしょうね。
    今回も、別に謝礼金はいらなかったんですけれどね、まあ、くれるんだったらなんて、欲張り根性で待っていたら、結局、始めの予定通りということになりました。
    これなら、謝礼金を断って、乗り継ぎの台北で、何か食べた方が、楽しかったかもです。
    それから、夕食のお店は、個人的にすごく気に入ってしまって、また香港へ行ったら訪れてみたいと思っています。
    それと、台北では、カートに乗って空港内を飛ばすという経験も出来ましたので、これは面白かったです。
    でも、どちらかというと、飛行機に間に合わなくて、台北で1泊なんて言う方が、良かったかも。
    フットワークの軽さに着いては、私なんかより、寧ろ、ゆけむりさんの方が、断然軽いですよ。
    今回の、ドイツ旅行も、休みをやりくりしての決行となると、かなりの情熱がないと出来ないと思います。
    それに、ヨーロッパというのも、うらやましいです。
    まだ、1度も行ったことがないので。
    そんでもって、次の予定ですが、お察しの通りです。
    私は、もうそろそろ大人しくしていようかなと思っていたのですが、奥さんが、家でゴロゴロしてるぐらいなら、何処かへ行って来たらというので、ちょうど今日のお昼から、いろいろ検討しているところです。
    ただ、ヨーロッパや、アジアでもベトナムとかは、奥さんが行きたいと言っているところなので、今回の旅行の候補から外して考えています。奥さんが行きたいところに、私が先に1人で行くのも、何か可哀想ですもんね。なので、今日の段階では、候補としては、インドなんです。さて、明日か明後日には、決め手手配をしようと考え中です。

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