久しぶりに、ディーゼルに乗りたくなって、そして、木次線に乗りたくなって、米子までやってきて、1泊したところであります。

今回止まっている米子ユニバーサルホテルには、5200円で泊まっているのだけれど、夕食と朝食が付いている。
なので、これから朝食を頂きに行こうかと思うのですが、スタートする6時30分ごろは、たぶん、仕事関係の人が行くのじゃないかと思うので、その時間に、まず、大浴場に行こうと思う。
身体を洗うスペースは、シャワー6台分だったかな。
ビジネスホテルの大浴場という感じで、2名ぐらいが、入ったり出たりという状態。
お風呂の湯は、ぬるかったけど、でも、5200円だしね、広い湯船につかるのは、部屋のお風呂とは、全く違うリラックス感だ。
さて、朝食を頂きに行きましょうか。

朝は、品数は少ないけれども、バイキング形式になっている。
4人掛けのテーブルが30卓ぐらい並んでいるんだけど、空いていた。
まずは、一通り料理を取ってきて、テーブルでいただく。
サバの切り身や、ミートボールなど、既製品でも安物なのか、非情に判断するなら、どれも、すごく美味しいという出来のものではない。
ただ、スタッフのみなさんの対応や、調味料が、各テーブルに置かれていることや、それに何といっても、コーヒーもあるし、一通りのものは揃っている。
この調味料が各テーブルにあるという事は、そりゃそうだろうと思われるかもしれないが、意外とそうでもなくて、先日もバイキングの温泉ホテルに行ったけれど、醤油や、調味料は、料理を取り分ける場所にしか置いてなかったりするのだ。
そんなこんなを考えるとき、今、別の感覚になるのだろうけれど、こうやって朝食を頂いているとき、美味しいなあと、大満足の気分に満ちていたのだ。
値段と、食堂のスタッフさんの優しさと。
あ、もちろんね、どんな人か知らないが、こういう方針で行こうということを打ち出した社長さんも、すごいなと思う。会ってみたいね。
そして、旅先であることを思うと、気持ちが美味しいなと思う内容だった。
しかし、大満足している凡に、ああ、嫌だなあと思う光景を、見させられてしまう。
70歳過ぎぐらいのおっちゃんが、トレーに山盛りの味付け海苔を乗っけて凡の目の前のテーブルに置いた。
後姿を見ていると、立ったまま、ごそごそやっているのだ。
何をしているのかなあと見ていると、山盛り取ってきた味付け海苔の袋を、自分の持ってきた巾着袋みたいなのに、入れているのだ。
たぶん、10袋か、15袋ぐらい入れたんじゃないかな。
あのねえ、その年になって、まあ、年は関係ないのだけれど、海苔を盗むなんて、最低だし、悲しすぎるじゃない。
1泊で、夕食と朝食が付いて、5200円(ネットで見てみると、値段はタイミングによって違うけれども、5300円~というのが、定価のようだ)という破格の値段のホテルで、海苔を盗むなんてさ。
それに、そんな安いホテルの無料の朝食の海苔なんて、そもそも、安物に違いないじゃない。
それを、お昼ご飯とかに、食べるのだろうか。
そして、美味しいなと呟くのだろうか。
たぶん、お孫さんとかいる年齢だし、出来ることなら、その姿は、お孫さんには、見せないで上げてほしいと願うのみである。
さて、チェックアウトしましょうか。
米子駅で、まずは、きっぷを購入。


今日は、昨日の夜に、1日の行程を決めていたので、それを改札の横の窓口のお姉さんに伝えてきっぷを購入。
ちなみに、行程は、米子から山陰本線で、宍道駅。そこから、今回の旅の目的である木次線に入り、備後落合駅まで、木次線を楽しむ。
んでもって、備後落合から芸備線で、新見駅までのり、たぶん、ここで改札を出て少し休憩。
新見駅からは、伯備線で、倉敷駅経由の、山陽本線の岡山駅に移動。
ここで、時間は少ないけど、岡山の街中で夕食というかビールタイム。
んでもって、岡山からは、新幹線で、新大阪、そして、京橋駅から京阪線にという算段だ。
ということで、乗車券は、7480円。新幹線代、2860円。
青春18きっぷじゃないから、新幹線という選択肢もあるんだよね。
そして、米子駅で、駅弁を購入。

迷った末に、基本の幕の内。
今日は、どこかの駅で降りてお昼なんて、時間的にできそうにないので、駅弁にしたが、満席だったら、食べにくいなあ。
ということで、だらだらと書き始めましたが、いざ出発。


9時45分、米子駅発。山陰本線。





10時41分、宍道駅着。11時14分、宍道駅発。
ここから、木次線である。
久しぶりのディーゼル。
宍道駅を出たら、山の中の路を進んでいく。
しきりに警笛が響いているのは、野生動物のためだろうか。
山の中に引かれた1筋の鉄の細道。
スピードを出さずに、ゆっくりと進んでいく。
ただ乗っているだけで楽しいとは、こういうことだ。
加茂中駅を過ぎると、山間の田畑が点在する田舎の風景に変わる。
こんな車内は、のんびりと旅を楽しむ人ばかりで、目の前にいる75歳ぐらいのご夫婦なんだけど、奥さんが、うつらうつらと身体を斜めにしながら寝ているのを、旦那さんが、写メを撮っていた。
こんな奥さん(失礼しました)でも、旦那さんにとって大切な人なんだろうなと、仲いいなあと、ほっこりとさせられる。

これから先の、出雲横田駅で、2両編成を、1両切り離して、1両編成にするというアナウンスがあったので、それまでに、駅弁を食べましょうか。
幸いに、4人掛けのボックスの腰掛には、凡だけだ。
木次あたりで弁当を開ける。

米吾さんの伯耆物語という幕の内弁当。
これが開けてみると、なかなか、楽しい弁当である。
おかずも、うなぎ蒲焼や、焼き鳥、焼きサバ、鱒の唐揚げ、その他、とにかく、種類が多い。
これだけで嬉しくなるよね。
しかも、調理法も、揚げ物、焼き物、煮物、香の物、と種類が多いし。
山の幸、海の幸、里のもの、という自然の美味しさも集められていて。
酸味、苦味、甘味、辛味、鹹味(塩辛味)という味のバランスも、小魚の甘露煮のハラワタを苦みと捉えるなら、調和がとれている。
それに、パイナップルやさくらんぼのフルーツもテンションが上がる。
というか、簡単に言うと、美味しかったです。

日登駅(ひのぼり)から下久野駅の間は、短いトンネルを3つほど抜けるのだが、その合間に、渓流が見える。
この木次線は、線路の状態のせいか、速度制限をされている個所もあって、かなりスピードを抑えて、時速20キロの個所もあるそうなのだが、ゆっくりゆっくり走ったり、また、スピードを上げたりと、その緩急も面白い。
木次線が好きな人は、この感じが好きなんだろうな。

亀嵩駅(かめだけ)に着くと、駅舎が食堂みたいになっていて、確か、麺鉄で、市川紗椰さんが、麺を食べたところかもしれない。
降りてみたかったが、そんな時間はない。
この駅は、松本清張原作の映画『砂の器』のロケ地としても有名だ。





列車は、出雲横田駅で、1両編成に切り離される。
そして、出雲坂根駅では、少し時間があったので、改札を出てみる。



すると、延命水と書かれた看板があった。
階段を下りていくと、渓流があって、その反対側の道路からの斜面に突き刺さっている管から水が出ている。
掌で掬って飲むと、冷たい。
後で知ったことだけど駅舎のところにも、飲むところがあったようだ。
こんな数分の出来事が旅のおまけなんだ。
また気動車に乗り込んで、先に進む。
ここでは、斜面を登っていくのに、3段式のスイッチバックを行う。
運転手が、列車の前後の運転台に移動するたびに、みんな移動して、その様子を見ている。
楽しいぞ。

そんなこんなで、今回の旅の目的である木次線が終わったのである。
14時23分に備後落合駅に着。3時間ちょっとの幸せでありました。


さて、備後落合駅は、以前に芸備線で、広島から来たことがある。
その時は、やっぱり麺鉄で市川紗椰さんが食べたおでんうどんを食べに行ったんだよね。でも、おでんうどんは、数日前に季節が終わっていて食べれなかったけどね。
ただ、駅前は何も無い。
ホームに降りると、ボランティアで備後落合駅の説明をされている年配の男性の方が、前回もいらっしゃったんだけど、今回も、備後落合駅に降り立った人のために、いろいろ解説をされていた。
一緒に写真をお願いしたときに、飲み鉄で、六角さんが来たよとか教えてくれた。

この方は、もともと蒸気機関車の運転手をされていたそうだ。
んでもって、凡が、木次線が廃線の危機に瀕しているということについて、民営化が諸悪の根源だと言うと、男性も、国鉄の民営化をやった中曽根内閣の当時の運輸政務次官が亀井静香が、のちに、「俺がばかだった」と民営化が間違っていたことを話しているとおっしゃっていた。
それは知らなかったけど、そう思うなら、そして、政治家なら、その責任を取るべきだよね。間違ってたと思うなら、再国鉄化を、打ち出さなきゃ。そして、決めなきゃ。
とにかくね、どんなに赤字でも国が主導権をもってやらなきゃいけない事業というものがあるんだよ。
そういう意味で、国鉄民営化の中曽根と、郵政民営化の小泉は、ある意味、国賊である。なので、大嫌いなんだな。
今はもう、水道、電気、ガス、この辺も、もう外国の資本が入っているからね。
福島の原発の管理会社が、イスラエルって、どうかしてるよね。(管理会社と言っても監視カメラだけがイスラエルの会社だとか、いろいろ説がありますが、でも、監視カメラだけでも、外国の会社って変だよね。)
まあ、あまりかくと、陰謀論者だといわれるので、このあたりで、木次線に話をもどしましょうか。
備後落合駅で、ボランティアで、木次線や芸備線の説明をされている男性との、ちょっとしたお喋りも、旅のおまけというところでしょうね。

駅には、演歌歌手の徳ちゃん(徳永ゆうきさん)のパネルがおかれている。
芸備線庄原市応援大使らしいですね。
もう、頑張ってや!徳ちゃん。
ということで、16分ぐらいの乗り継ぎ時間を、この方のおかげで、楽しく過ごすことが出来ました。ありがとう。
さて、これからは、木次線にお別れをして、芸備線に乗換。
備後落合駅 14時39分発。
列車は、ゆっくりと走ってくれるのだが、川と並走しているので、車窓も楽しい。
16時06分、新見駅着。



ここで、1時間弱の時間がある。
改札を出て、少し歩いてみるが、お店も閉まっているし、というか、お店も、ほぼ無く、ぶらぶらしても時間を持て余していた。
こんな時は、喫茶店でも入りましょうか。
駅前に、ケーキ屋さんがあって、喫茶や軽食も出来るようだ。
いろいろあるケーキから、モンブランを頂く。
作ってから少し時間が経っているのかな、でも、地方路線の素朴な味わいでありました。

ということで、新見駅、17時03分出発。
ここからは、伯備線となって、広島まで走って、そのまま降りることなく、列車は、山陽本線に入り、岡山駅に到着。18時30分。
ここで新幹線の時間まで2時間あるので、ビールでも飲みに行きましょう。
コメント
本文を読み進めていたらなんと、70過ぎのじじいが焼き海苔を自分の巾着に入れていた???
ど、どろぼーじゃないですか
嫌ですね、さもしいですね、最悪ですよ
焼き海苔盗んで家で食べて美味しいんですかね?
それから駅弁、これは列車旅には欠かせませんね
駅弁を食べながら車窓からの景色を楽しみ、これぞ列車旅の醍醐味ですね
実に羨ましいです
桜とローカル線のコントラスト、これも実に絵になりますね
自分はJR関係は全く詳しくないのですが、東北方面が半額になるセールをこないだやっていて、果敢に挑戦しましたが目ぼしい路線はあっと言う間に売り切れで、何も予約する事ができませんでしたよ
たまには列車の旅をしてみたいです
ありがとう、ゆけむりさん。
そうなんですよ、びっくりしましたよ、海苔ドロボーは。
それも、安い値段で泊まっているビジネスホテルの、無料の朝食ですよ。
しかも、どちらかというと、子供や孫のお手本になっていいお年なんですよね。
なんというか、悲しくなってしまいました。
駅弁は、旅に出たら、食べたくなるもののひとつですが、
これまた、特急なら、食べやすいんですが、各駅停車の列車になると、ふつうのロングシートの場合もありますし、
路線によったら、地元の方が、通勤とか、日常に使ってられる場合もありますし、食べにくいシチュエーションの場合も多いんですよね。
山手線で、駅弁食べてるみたいなことになって、人の目がつらい。
なのですが、今回は、ローカル線で、地元の人も、ほとんどいらっしゃらなかったし、ボックス席を確保できたので、
駅弁を楽しむことができました。
JRの半額になるセールは、おしかったですね。
関西でも、昨年、さいころの旅みたいな企画に挑戦しようかと思ったら、期間が過ぎていました。
こまめにチェックしないとだめですね。
久しぶりにローカル線に乗りましたが楽しかったです。