今、凡は、HISの19800円のツアーで、桃園国際空港のに着いたところだ。
もし、これが個人手配の旅行なら、ラッキーランドというキャンペーンをやっていて、空港で、くじ引きが出来て、当選したら、なんと、5000元がもらえるというのに参加できたんだけど、ツアーでは、申し込めない。
それにしても、5000元って、25000円だからね、これ、すごいキャンペーンだよね。それも、噂によると、結構な当選確率らしい。
まあ、今回は見送り。

入国審査を終えて、バッグを受け取って、出口に行くと、HISのお姉さんが待っていた。
名前を告げて、これからツアーの始まり。
とはいうものの、参加者全員がそろってからの出発なので、他のメンバーを待つ。
30分ぐらい待ったかな、でも、まだ2名が来ていないという。
でも、これ以上は待てないということで、その2名は、他のHISのお姉さんに託して、私たちは出発しましょうと歩き出したら、中年のカップルが到着。
普通なら、メンバーやスタッフに、遅れましたとか、スイマセンとか、そんな声掛けがありそうなのですが、ただ、ぼんやりとした表情で列の先頭に参加。
大丈夫なのか。


ツアー客は、凡とミニボン以外に、9名いらしゃった。
2名グループ4組と、中年男性1名。
みんな、送迎バスに乗り込む。
シートも、ゆったりとして、快適だ。
それに、バスの内装が、何となく中華風なのも雰囲気がある。

車内では、さっきのお姉さんが、集合した時に貰った「ナルワント」という冊子をもとに説明をしてくれる。
この冊子は、中は、いろんなお店の案内や、この旅行会社のオプショナルツアーの案内などが掲載されていて、裏表紙には、それぞれの人のホテルの名前や、朝食の有無などと、ガイドのお姉さんの連絡先などが書かれている。
ラインや携帯で、なにかあれば、すぐに連絡することが出来るので、これはツアーの安心なところだよね。冊子のナルワントというのは、たぶん、この現地の旅行会社の名前だと思う。
こんな冊子、なんか、嬉しいよね。
オプションの説明などがあったが、参加をしたのは、男性の1名だけだった。
しかし、この送迎のバスは、快適だ。
座ってるだけで、泊るホテルまで送ってくれる。
お姉さんが、いろいろ質問にも答えてくれるので、これもまた、安心。
さて、このツアーは、途中に、両替所に立ち寄ることが条件に入っている。
昔むかし、ソウルのツアーで、やっぱり、その時も、19800円とかの安いツアーだったのですが、昼前の11時過ぎに空港に着いて、その後、免税店や、お土産物屋を、ハシゴのハシゴのハシゴみたいな感じで、ホテルに着いたのは、夜の7時前だったっていう経験をしたことがある。
これを嫌だと言う人もいるのだけれど、その時は、既に凡は、ツアーというものに開眼していたので、それはそれで、楽しかった。
ツアーのメリットというか、良さは、詰まり、凡の開眼ポイントなのだが、それは前にも書いたことがあるのですが、今回は、割愛。
今回も、両替所に立ち寄るというとで、空港では両替はしていない。
レートが、良いとか悪いとかあると思うが、ツアーのお姉さんが、スケジュールに入れている訳だし、そこで両替してあげたら、お姉さんも嬉しいに違いない。
というか、その両替所は、お茶屋さんを営業されていて、何なら、お茶のひとつでも買おうかなぐらいの気持ちでミニボンも考えてたんだよね。


両替所では、ミニボンが、5万円をニュー台湾ドルに替えた。
その金額を見て、同じツアーの年配のお姉さんが、目を丸くして驚いている。
その方は、5000円ぐらいを両替されてたのかな。
いや、凡も、そんなに使うつもりは無い。
少額を、コンビニのATMなどで、こまめにキャッシングした方が良いことは知っているのだけれど、今回のツアーは、今日の夜と、明日1日しかないので、その短い時間を、ATMを意識しながらウロウロするのも面倒くさい。
それに、夜は、飲みに行くつもりだから、少しぐらいは、余裕を持ってたいんだよね。
ここで、凡は、気になっていることをガイドのお姉さんに聞いた。
「あのう、ホテルのベッドは、ダブルですか、ツインですか。、、、ダブルだと、寝れなくて。」
昔、ニューヨークのホテルで、ダブルの部屋にアサインされたことがあって、ツインにしてほしいと言ったら、「どうして、夫婦なのに、ダブルじゃダメなんだ。」とフロントの男性に言われたことがある。
このあたり、どうなんだろう。
世のご夫婦は、ホテルの部屋は、ダブルなんだろうか、ツインなんだろうか。
どっちにしても、凡もミニボンも、ダブルは嫌なのでありまして、ガイドのお姉さんに聞いてみたという訳なのだ。
すると、「ツインですよ。」と返って来たので、一安心。
なんせ、それも選べない19800円のツアーだからね。
両替をすると、お茶の試飲をさせてくれる。
凍頂烏龍茶の冷たいのを小さな紙コップで頂く。
ああ、美味しいと言ったら、お替りを呉れた。
さて、折角だから、お茶を1つぐらい買いましょうかと思ってたら、ガイドのお姉さんが、さあ、ホテルに向かいましょうと言ったので、そのままバスに戻る。
あれ?両替さえすれば、ノルマは達成ということなのかな。
すごく、アッサリしてたので、些か、拍子抜け。
まあ、その方が、有難いと言えば、有難いのだが。
バスの中では、お姉さんが、いろいろお話をしてくださるのだが、注意として、夜市のカットフルーツは、絶対に食べないでくださいという。絶対にだよ。かき氷屋のフルーツは良いけど、夜市のカットフルーツは、ダメなんだそうだ。
それと、ホテルでは、トイレットペーパーを流さないでとの注意があった。
ホテルでも、流せるところと、流せないところがあるみたいですね。
と、そんな説明を聞いていると、ホテルに到着。
ツアーの説明では、それぞれのホテルに、順番に、参加者を下して廻ると書いてあったのですが、今回の凡を含めた11名は、全員同じホテルだった。
ということは、ツアーを申し込むときに、グレードアップした人はいなかったということだね。
やっぱり、みんな19800円というのをキープしたいんだろうね。



洛碁大飯店山水閣(GREEN WORLD SANSUI)さん。
調べてみると、HISが運営しているホテルだそうだ。
どうりで、今回のツアーも、HISのツアーだものね。
ということは、日本人ばかりだろうと思ったら、次の日の朝食で、地元の人も多かったので、日本人オンリーではないようだ。
チェックインは、日本語の話せる女性だったので、解りやすい。
「部屋が無かったので、3人部屋にしました。」という。
聞いたら、ダブルベッドとシングルベッドの部屋らしい。
これは、ひとまず、安心。
というか、普通なら、ちょっと恩着せがましく、「グレードアップしておきましたよ。」ぐらい言う場合がほとんどだけど、「部屋が無いから」って、正直すぎるじゃない。




さて、部屋に入ると、3人部屋なので、そこそこゆったりしている。
シャワーもバスタブのあるタイプで、床はフローリングなので、ほこりなどが気にならなくて良い。
2階の部屋なので、カーテンを開けると、そのまま、道路や街路樹が目の前に見える。
これ良いねえ。
凡は、高所恐怖症ということもあって、高層階よりも、低層階の方が好きだ。
人によっては、高層階の部屋から、窓の外を見て、「きゃー、素敵ー。」みたいな事を言う若い女性がいるようだが、それ、楽しいのかと思う。
高い上からの景色には、そこに住む人の息遣いが聞こえてこないじゃない。
でも、2階なら、目の前を、クラクションを鳴らしながら車が行きかい、サラリーマンが、すぐそこを、急ぎ足で歩いているし、若い女の子のワンピースの裾が、風のいたずらで、ヒラリンなんて翻ったりしてね、、、って、どこを見てるんだ。
折角の台北、2階なら、ホテルの部屋に居ても、台北を感じることが出来る。
それに、エアコンが効いているのが嬉しい。
ただ、外から返って来た時や、今、チェックインしたての時は、このエアコンが有難いのだけれど、これが、どの部屋も、温度調整が出来なくて、寒くて仕方がない。
今後、この寒さに耐えなきゃいけないことを知るのだが、無いよりはましだ。さて、台北の街に繰り出しましょうか。
コメント
ツアーで遅れてくる人は最悪ですよね、しかも謝らないなんて自分だったらその後の空気が悪くなっても文句言うと思います
一度観光途中でバスに戻ってこない人が居て、30分ぐらいバスの中で待っていたので文句言った事があります(海外で)
旅先での時間は貴重ですからね
30分あったらお土産屋を見るとかカフェでお茶とかできますからね
お茶屋さんで両替するパターンは時々ありますよね
ソウルなんかもお土産屋とか、帰りはキムチ屋さんとかね
でも何か買う羽目になるのもパターンだけど、烏龍茶とか買った方がガイドさんのバックになったり成績になると思うのに、なんでスルーなんですかね???
部屋も広い部屋になっていてラッキーでしたね
あっ、自分もダブルは嫌ですね
やはりツインでのんびり寝たいです
寝返り打ったりするのも気を使いますしね(^^;)
それはそうと夜市のカットフルーツは何でダメなんですかね?
台湾は一度しか行った事ないけど、マンゴーとかスイカとか夜市で買って食べた記憶があるんですけどね
ただ、あんまり美味しくなかった気もします
タイなんかは道路や屋台で売っているフルーツも抜群に美味しかったんですけどね
冷房の効き過ぎはあるあるですね
寒すぎるのも困りもんですよね
ありがとう、ゆけむりさん。
ツアーで遅れた人は、50歳ぐらいに見えたのですが、海外旅行は、経験ないのかな。
ホテルに着いたときに、私の前に並んでたのですが、女性の方が、自動販売機を見て、どうやって買ったらいいのですかと聞かれたぐらいなので。
嫁さんが、こうやって、こうやって、と教えてましたけど、ハテナ?みたいな感じでしたし。
というか、説明しても、反応も、なんかボンヤリしてらして、なんせ、元気のない人でしたので、まあ、30分遅れて、他の人に迷惑をかけたかもしれないなと想像できないのも、仕方がないのかなあという感じでしたよ。
んでもって、両替所も、意外と、アッサリしてたので、ビックリでした。
たぶん、このツアー会社と、お茶屋さんとの契約では、両替だけという契約だったんでしょうね。
んでもって、やっぱり、ダブルよりツインですよね。
ツアーに限らず、ブッキンドットコムとかで、海外のホテルを予約するときに、ダブルまたはツイン、と書かれている場合と、ちゃんと、ダブルとツインを初めから明記してあるホテルがあったら、絶対に、始めから指定できるホテルを選びますよ。
結構、海外のホテルでは、その表記が曖昧なので、外国の人は、気にならないのでしょうかね。
んでもって、夜市のカットフルーツなんですが、何故でしょうね。
かき氷屋のフルーツはいいらしいので、夜市の衛生状態のことを言ってるのでしょうね。
でも、あまり、気にしないですけどね。