ピーチ航空の弾丸旅行やん、みたいだけど、弾丸より値段の高いプランでソウルに来ております。
昨夜は、2時間飛行機が遅延で、ホテルにチェックインをしたら、そのまま晩御飯に出かけました。
んでもって、翌朝。
短い滞在時間なので、もう、6時ぐらいからソウルの街中を散歩しようかななんてことも思っていたのですが、狭いながらもホテルで寛いでしまいまして、8時前のチェックアウトとなりました。
まずは、昨日は行けなかった、ソウル駅に行ってみよう。
やっぱり、駅っていうのは、楽しいしね。
ということで、今度は、地上からソウル駅に行ったら、難なく辿り着いた。

ソウル駅は、改札が無いんですよね。
なので、ホームにも行くことが出来る。
以前、鉄道で、水原に行ったことがあるので知っているのだ。



ということで、ホームには降りなかったが、上からホームと列車を眺めて、しばし、うっとり。
今回のピーチは、安いプランにしたので、手荷物は、リュックにもできる黒のビジネスバッグみたいなのを持ってきた。
小さいとはいうものの、これから散歩するには、ちと、邪魔である。
ということで、駅のコインロッカーに預けよう。

ソウルのコインロッカーは、アプリで管理するものと、アプリが無くても利用できるものがある。
ソウル駅のコンコースのものは、アプリが無くても利用できるので、ここに預けようと思う。
と、画面に向かってやりだしたのですが、途中で、電話番号の入力を求められるんですね。
でも、その入力する枠に、始めから、たぶん韓国の電話番号用なのだろうけれど、010と入ってしまってるんです。
なので、携帯の番号を打ち込めない。
ここで、何度も、途中で止めたり、やり直したりして、それでも分からないので、ああ、もういいやと思って、日本の携帯番号の090を除いた番号を打ち込んだ。
んでもって、いろいろやって、やっと荷物を預けることができたのであります。
日本語表示が出来て、非常に便利なのですが、ちょっとした翻訳が意味が曖昧だったり、電話番号の入力のように日本用にはなっていないので、戸惑ってしまう。
凡が、トライしたり、諦めたりを、数回繰り返している間にも、他の国の方がこられて、結局、諦めて帰った人もいた。
ということで、無事、荷物を預ける。
さて、どうしましょうか。
今日の予定は、3時ぐらいに飛び立つので、2時間前の1時には、仁川に着いておきたいなと思う。
となると、12時には、また、ソウル駅に戻ってきて、空港に行こうか。
或いは、11時ごろに戻ってきて、ロッテマートで、ミニボンへのお土産を買うというのもいいかもしれない。
となると、意外と、滞在時間は短いのかもしれないね。
11時にソウル駅なら、3時間も無い。
とりあえずは、朝食でも食べましょうか。
アイフォンのX(ツイッター)に搭載されているグロッグに尋ねると、明洞では、朝から営業しているお店も多いという。
なので、地下鉄で、明洞に移動。
このあたりになると、コネストの韓国地下鉄のアプリも、バッチリ、使いこなせてきている。
地上に出ると、行列の出来ているお粥屋さんがあった。
並ぶのは嫌なので、通り過ぎる。

うろうろしていると、角になったところに「大家」という焼肉屋さんがあった。
そういえば、このお店は、朝から焼き肉が食べられるお店として、どこかのサイトにアップされていたな。
すると、客引きをしているおっちゃんが、お粥もあるよという。
足を止めて、メニューを見ると、朝の定食みたいなものもあるじゃない。
それが、焼き魚なので、ちと、旨そうだ。

ということで、店に入る。
ここでね、朝から、ビール飲みながら、焼き肉を喰う、というのもやってみたい気がする。
すごいじゃない。
それに、あと、少しで日本に帰るんだしさ、豪快に飲み食いしようじゃないかと、本当に、そんな気持になっていた。
ただ、焼き肉にビールとやってしまうと、酔っぱらってしまって、そして、満腹で、もう歩けなくなるだろう。
残りの時間が、勿体ない気もする。
なので、やっぱり、朝の定食っぽいものを注文。
お姉さんが、飲み物は何にするかと問うのだけれど、本当の事なら、水でいい。
でも、飲み物何にするの圧が強くて、じゃ、ウーロン茶と言ったら、小さな缶のウーロン茶を持ってきた。

店内には、日本人の家族の集まりみたいな、観光客なのか、雰囲気としては、ソウルに住んでいるお姉さんが、日本の家族を呼んで、このお店で食事をしているという感じで、楽しんでいるグループがいる。
あとから、また、日本人のグループが入って来たので、日本人狙いで呼び込みをしているのかな。
客引きのおっちゃんは、凡が話した人は、真面目そうな人だったのですが、後から、如何にも女好きと言う感じのテカテカ顔を光らせたおっちゃんが入ってきて、最初の日本人グループのお姉さんに話しかけている。
まあ、お姉さんは、ベッピンさんだから、それは、そうなるか。
でも、ちょっと、外に出たかと思うと、お菓子かなにかを買ってきて、グループの中の子供ちゃんに渡していたので、よほど、お姉さんに気に入られたいのだろうな。
始めは、そんな風に、店内で好き勝手にふるまっていたので、或いは、オーナーなのかと思ったが、その後、真面目なおっちゃんと客引きをしていたので、そうでは無いみたいだ。

さて、凡の料理が提供された。
鉄の釜で焚いた、黒豆や栗などが入った栄養釜飯というご飯。
そして、サバは、メニューの写真では、塩焼きかと思ったら、カレー風味のムニエルみたいな感じだった。
写真と違うと思ったが、ムニエルも、なかなか、美味しかったので、こっちの方が良かったか。
料理は、かなり時間がかかっているなあと思ってたのだけれど、釜飯も、註文を受けてからつくっているようだね。
それは、時間がかかっても仕方がない。
ということで、朝食なのだが、思いのほか、美味しかったです。
店を出て、真面目なおっちゃんに、美味しかったと伝えると、どこから来たのかとか、いろいろ話が広がっていく。
すると、例のテカテカの女好きのおっちゃんが、ソウルで、昨夜は、やったのか?と小指を立てて見せる。
そんなこと、やっていないと答えると、なあんだ、旅に出て、女を買わないで、何が楽しいんだと、呆れた顔をして言う。
まあ、昔の、というか、今もだろうけれど、そういう考えの人は、まだまだ、いるんだよね。
真面目なおっちゃんは、困ったような顔をしていたな。
さて、もうあまり時間がないぞ。
折角だから、あまり移動はしないで、この明洞あたりを、ぶらぶらしよう。

歩いていると、薬屋を発見。
ソウルは、薬屋が多いから、見付けるのは簡単だ。
中を覗くと、若い薬剤師みたいな女の子がいる。
ちょっと、覗いてみようかな。
いや、勿論、イヤラシイ気持ちは、これっぽっちも持ってはいませんです。はい。
薬の種類は少ないけれど、用途ごとに棚わけもされていて見やすい。
真剣に見ていると、お姉さんが、何か御用は?みたいな表情で凡を見た。
なので、吐き気に効く薬はないですか、とアイフォンの翻訳アプリで表示させて見せる。
何の吐き気かというので、二日酔いだと答えると、2種類の薬を出してきた。
1つは、トリメブチンマイレン酸塩で、もうひとつは、漢方薬が配合された胃腸薬みたいです。(これは、後で調べたんですが)
これらは、二日酔いで吐き気があるときに飲む薬だという。
ジェスチャー交じりに教えてくれる。
んでもって、棚に陳列してあって、凡が真剣に見ていた薬は、古いデザインの箱は、ミルクシスル(マリアアザミ)を中心とした薬のようです。そして、スティック状の液体っぽいのは、ベタインというアミノ酸などが含まれていたり、もう一つは、「二日酔い解消特許原料HO-01」と翻訳してみると書いてある。
お姉さんが、こっちは、プロテクトリバーだと教えてくれる。
いや、こんな名前のやつって、好きじゃん。
帰ってきてから思ったが、もっと買っとけば良かったな。
そして、派手なボトルは、ウコンだという。


凡が、カウンターに薬を並べて写真を撮って、飲み方をメモしようとしたら、お姉さんがパッケージに日本語で書いてくれた。
「1日3回2粒」と書こうとして、「粒」の漢字を、思い出せなくて、ちょっと時間があって、あ、思い出したって感じで「粒」を書き足したんだよね。
その時の、表情が可愛かったな。
薬は、全部で28000ウォン(2800円ぐらい)だった。
さて、そろそろ帰らなきゃ。
でも、ミニボンにも、何か買ってかえりたい。
ふと、化粧品屋さんの前を通ったときに、ハンドクリームが、5個ぐらいパッケージングされていて、10000ウォンと書いてある。
ということは、5個で1000円。

安いなと思って立ち止まっていると、お姉さんが声を掛けてくる。
レジに行く前に、街角で何度か見かけたパッケージがあったので、これは何かと聞いたら、歯磨きだという。
ホワイトニングの歯磨きらしい。

じゃ、それもと買って、他に何かないかというので、ミニボンが、シミが増えてきたというので、シミのは無いのかと訊いたら、これだという。
1個買ったら、1個タダらしい。
ということで、それも貰った。
そして、そのまま、地下鉄でソウル駅まで戻って来た。
コインロッカーから荷物を出して、まだ、微妙に時間が有る。


駅の構内に、おでんとかキンパとか売っている立ち食いのお店があったので、おでんを1串頂く。
おでんを食べて、スープを飲んで、1000ウォン(100円)だった。
なんか、もう少し食べた方が良かったね。申し訳ない気がした。
そして、その横にあった、くるみ饅頭を買った。



凡は、プサンで、このくるみ饅頭を食べて以来、大好きなお菓子なんですよね。
さて、まだ時間はあるのですが、仁川国際空港まで戻りましょうか。
ということで、電車で、空港まで戻ってきて、ピーチのカウンターで15分ほど待って、チェックイン。
そのまま、制限エリアに移動。
本当はね、今回も、ソウルでは、ラウンジには行かないつもりだった。
というのも、先の香港も、今回のソウルも、市内での滞在時間が、すごく短い。
折角の、香港であり、ソウルなんだ。
空港のラウンジで過ごす1時間より、街中で過ごす1時間の方が、遥かに貴重な時間である。
とはいうものの、今回は、もうすでに、空港に居るんだもん。
無料期間中のプライオリティパスを使って、ラウンジでビールでも頂ましょう。
ソウルの仁川では、ラウンジは2つあって、ひとつは、SkyHubLoungeというのと、もうひとつは、Matinaというラウンジだ。
口コミでは、スカイハブラウンジの方が良さそうなので、そっちへ行ってみる。




入室すると、スペースも広くて、人も少なめだ。
まずは、ビールと料理を取ってくる。
料理も、どれも美味しそうで、ヤンニョムチキンや、プルコギみたいなもの、揚げ物や、おでんと、韓国っぽい料理も多くて、これはなかなか良いですね。
さらに、焼酎のビール割も追加して楽しむ。
これは、昨夜、ビールのパブみたいなところで知ったソメクという飲み方だ。
最後に、自分でビビンバを作って終りにした。
このラウンジは、なかなか、ゆっくりと出来て良かったです。
さて、ラウンジを出て、まだ時間が有るので、もう1カ所のラウンジも行ってやろうと思ってたら、入店するのに、行列が出来ていた。
こうなると、優遇された特典という感じがなくなってしまう。
なので、空港内のお土産屋さんなどを冷やかしてみるも、欲しいものは無いんだよね。
しばらしくして、まだ、時間もあるし、ラウンジに再度行ってみると、中に入れたので、カウンターで、ビールとお料理。



それにしても、このラウンジは、混雑しているね。
悪くは無いけれども、ガヤガヤしていて落ち着かない。
と、言いながら、白ワインなんかも追加して、ラウンジを出る。
よし!これでまた、タダで、美味しいビールと料理を頂きましたよ。
でも、やってることが、貧乏人臭いですね。
さて、時間も来たので、ピーチ航空で大阪に戻りましょうか。

復路は、MM708便。
15時20分発である。
復路も、プレリクライニングシートなので、ストレスも少なくて、また、今回も奇跡的に、隣が空席だ。
凡は、窓際の席だったのだが、ドアが閉まる前に女性2人が乗ってきて、そのうちの一人が凡の並びの通路側に座った。
CAさんとのやり取りを見ていると、どうも、この女性も、オフのCAさんのようである。
離陸すると、すぐに、口を半開きにして寝てしまった。
んでもって、飛行機は、無事に関空に17時10分ごろ着。
そして、そのまま自宅まで帰って来たのであります。
ということで、今回もまた、ソウルに着いたときは、あたふたとしたのですが、まずもって、楽しい旅になったのは、間違いない。
ということで、最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございます。
サランへ~。
コメント
え~、ソウル駅って改札がありませんでしたっけ?
何度か利用していますが全く気づかなかったと言うか記憶がありません
朝からやっている焼肉屋で飲んで食べるのかと思いきや、お粥と焼き魚だったんですね
自分だったらアワビ粥とイシモチの塩焼きが食べたいです
でも一番はサムギョプサルかな(笑)
5個で10,000ウォンのハンドクリームは良いですね
職場の女性にあげたら喜んでくれそうですね
プライオリティパスを使ってのラウンジでビール、これまた特別感があって実に良いですね
非常に羨ましいです
自分で作るビビンパ、これは美味しそうです
2軒目のラウンジはかなり混雑していたようですが、良い場所にあるから混んでいたんでしょうかね?
帰りの飛行機の中ですが、「口を半開きにして寝てしまった」と凡蔵さんにしては珍しく嫌味っぽい表現がありますが、もしかしたらいびきとかかいてうるさかったんでしょうか?
ちなみのそのCAっぽい女性は日本人?それとも韓国人ですか?
ありがとう、ゆけむりさん。
ソウル駅は、地下鉄は、改札がありますが、プサンとか、他の都市に行く鉄道は、改札がありません。
なので、そのまま、列車に乗り込むことができますよ。
でも、検札がありますから、タダでは乗れないでしょうけれど。
朝から、焼き肉というのも、すごく惹かれたんですが、酔っぱらって動けなくなりそうだったので、断念しました。
でも、釜飯と魚の定食は、美味しかったですよ。
アワビのお粥も惹かれましたけど、両方は無理かなと。
プライオリティパスは、今年の秋まで、無料期間なので、今のうちに使っておこうと思っているんです。
秋からは、一人、2万円だったか、3万円だったかのクレジットカードの年会費が掛かるので、それまでに解約するつもりです。
しょっちゅう、海外旅行や、国内なら関空成田路線に乗る人なら、かなり、使い勝手があるかもしれませんが、
そうでもなければ、必要ないかもしれません。
今回は、ソウルのラウンジで使いましたが、ソウルのラウンジは、なかなか良かったですよ。
あと、何回利用することが出来るかなあ。
復路のCAさんは、静かに寝てらっしゃいましたよ。
出来ることなら、お話もしたかったですが、ずっと寝てましたんでね。
でも、口が半開きのCAさんを眺めるのも、まあ、乙なものでしたよ。
飛行機から降りるときは、さすが、CAさんだけあって、シートベルトを、外してから、きちんと揃えてられました。
いつか、CAさんとお話してみたいものですよね。