平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(1518)リゾートホテルで、のんびりとする小豆島。(1)

旅(国内)

最近、ミニボンと休みを合わせて出かけることが多くなった気がする。

今月もまた、休みを合わせて1泊2日の旅行に出かけてきました。

凡も、今年は、66歳になるのだけど、こうやって遊びにいける今世の残り時間も、たぶんだけど、少ないに違いない。

まあ、本人は、100歳ぐらいまで生きるつもりなんだけど、ただ、今は、アルバイトで収入は少ないけれど、年金と合わせると、安い旅行なら出かけられる。

でも、今後、年金だけになったときは、たとえ生きていたとしても、資金的に無理なんじゃないかと思うのだ。

貯金なんてしてないしね。

ということで、2月の24日(月・祝)から25日(火曜日)の2日間。

どこに行こうかと思っている時に、ミニボンが、インスタグラムで、こういうのがあるよと、見せてくれた。

最近は、インスタで、ホテルなどの紹介の発信をされてる方もいるので、ついつい、見てしまうことになる。

すごい時代になりましたね。

そこで、紹介されていたのが、小豆島のベイリゾートホテルさんだ。

2人で、夕食、朝食付きで、税込み26700円。

一人当たり、13350円なら、2食付いている訳だから、まあ、手ごろな値段だともいえる。

ということで、決定したのであります。

(本当は、凡には、ソウルへ1泊2日という案があったのだけれど、マイルを使った特典旅行をしようと思ったが、満席で予約できなかったので、断念。)

そして、当日。

小豆島には、行く方法は、船しかない。

神戸まで移動して、そこから、ジャンボフェリーで向かう。

ミニボンは、とにかく、船に乗っていれば機嫌がいい。

ジャンボフェリーの「りつりん2」に乗り込んで、階段を上がって、カーペットで、ごろりと出来るスペースに荷物を置いた。

お客は、少ないのか、スペースは余っていた。

出航すると、まずは、船内で、お昼ご飯と行きましょうか。

左側が売店で、右側が立ち食いそば。

ただ、レストランとかは無く、うどんの立ち食いだ。

凡は、瀬戸内海の名産のレモンうどんを注文。

結構、レモンの香りや酸味があって、それと出汁が、意外にもマッチしていて、美味しかったです。

レモンは、崩れた姿をしていたので、新鮮じゃないのかなと思ったら、別のテーブルに、レモンは、1度、冷凍をして、それを解凍して使用しているとあった。

その方が、あーだ、こーだと、説明が書かれていたのだが、詳しくは覚えていないが、兎に角、そっちの方が美味しいらしい。

ということで、これで、もうすることが無くなった。

船内は、ごろりと出来るカーペット敷きのエリアと、椅子の席、そして、それぞれの有料席があるが、どこも空いている。

カーペットのエリアは、普通の人には楽なのだろうけれど、身体が極端に硬い凡は、胡坐をかくのが苦手で、座ると後ろにひっくり返りそうになるので、荷物を置いたけど、まったく、そこでは過ごさなかった。

椅子席も、じっとしてなきゃいけないので、座らなかった。

ということで、ロビーみたいなエリアの腰掛にいたのであるが、まあ、空いているので楽ちんだ。

それと、マッサージチェアがあったので、15分のやつを3回やったので、少しは時間が潰れたか。

外から風景を眺められるが、怖いんで、写真を撮ったら、室内に戻る。
真下から眺める鳴門大橋は、フェリーに乗ってこそ見られる風景。
これも美味しかったな。
やることがないから、食べてしまう。

まあ、のんびりと、3時間20分の船旅を楽しんで、14時40分に、小豆島に到着。

これで、2人で、4780円なので、船旅が好きなら、安い移動手段であることは間違いない。

港から、ホテルの送迎で、今日のお宿「ベイリゾートホテル小豆島」に着いた。

エントランスは、広々としていて、ロビーからの瀬戸内海の眺めが、素晴らしい。

チェックインをしたら、館内で使える1000円の券を頂いた。

部屋からの風景。

部屋は、40平米とあったが、ゆったりとしていて、床はフローリングなので、凡が好きなタイプ。

ただ、ほんの少しだけ、床のごみ箱付近の掃除が気になったか。

窓は閉まったままだが、広いので開放的で、なかなか景色も良い。

ということで、まずは、ゆっくりと出来そうである。

さて、温泉に行かなきゃいけません。

ホテルの最上階にある大浴場に行くと、客は、1名から2名程度。

これまた、実にリラックスができるじゃないか。

露天風呂からは、右に瀬戸内海の入江、左は低いながらも迫りくる山裾があり、正面の眼下には、墓場が見える。

まだ、明るい空の下で、温泉に浸かるのは、極楽である。

耳をすませば、ホテルの下から、声が聞こえてくる。

「おーい。こっちも極楽だから、早く、こっちへ来なよー。」

墓場の住人が、凡を呼んでいるみたいである。

「そっちも、なかなか、楽しそうですね。」

でも、見れば、おじいちゃん、おばあちゃんばかりだし、凡は、もう少しだけ、こっちの世界で、若いねーちゃんのミニスカートに鼻の下を伸ばしていたいのでありまして、また、そのうちに、まいりますよー。

温泉を出たら、これは、最近、よく見かけるが、ヤクルト的な乳酸菌飲料と、アイスのサービスがあった。

さて、夕食まで、部屋で、のんびりとして過ごす。

こういうのも良いね。

荷物は、宅急便で送るつもりなので、さっきもらった1000円券で、お土産を買う。

醤油ドーナツは、醤油の香りとか味とか、まったくしなくて、でも、ドーナツは好きだからね。
小豆島と言えば醤油。ホテルの売店で、人気No.1と書かれていた。

さて、ホテルに泊まった今日の一大イベント。

夕食に行きましょうか。

今回も、バイキングの夕食である。

ただ、ここもまた、90分、入れ替え制ということで、そこが悲しいところである。

ホテルの名前も、リゾートと銘打っているのに、家で食べる時よりも、急いで食べなきゃいけない。

そんな、リゾートがあるだろうか。

というか、今、目の前にあるんだけどね。

入り口で、部屋の番号を言うと、バイキング会場を振り分けられる。

それは、ちょっと、別の方の会場が気になるよね。

内容は、同じなのだろうかとかさ、料理の内容に、豪華と貧弱のさがあったりとかするのだろうか。

凡が、案内されたのは、受付のすぐ前の会場。

やや、小ぢんまりとしていて、照明も落としてあるのか、うきうきとした明るさが無い。

部屋は、窓が無く、締め切られた空間だ。

席を確保して、料理を取りに行く。

鍋のコーナー。

まずは、鍋のコーナー。

食材を、自分で鍋に入れて、テーブルで、固形燃料で熱するようになっているのだが、その食材が、、、何とも、魅力が無い。

具材は、ハマチ、鶏肉、エビ、アサリ、その他、キノコ類なのだが、どれもほぼ、予め茹でて火が通っていて、何というか、自分で、生の食材に目の前で火を通すという本来のひとり鍋の楽しみが無いのである。

ただ、出汁は、3種類用意されているので、まあ、気持ちは察してあげたいところではある。

ハマチのしゃぶしゃぶの酢味噌、カルパッチョ、刺身。
小さなタコの唐揚げ。

そして、刺身。

これは、小さな器だけど、盛り付けも綺麗で、良かったかな。

ただ、魚は、普通。

鰆の刺身も、瀬戸内海の名物だ。

魚でいうと、ハマチのしゃぶしゃぶがあった。

小豆島と言うと、オリーブオイル。

それを取り入れたオリーブオイルフォンデュも、名物のひとつだろう。

スタッフのおっちゃんが、食材を指定すると、その場で、串にさして、揚げてくれる。

ただ、その食材だが、鶏肉、菜の花、小さなエビ、など5種類ぐらいで、どれも、うわあ、美味しそうだなという表情をしていない。たぶん、予め火を通してある。

菜の花も、しなびているし。

ただ、おっちゃんは、優しくて親切でありまして、2回目に貰いに行ったときは、揚がったら、テーブルまでお持ちしますよと、何かとフレンドリーなのである。

そして、小豆島と言えば、ソーメン。

オリーブそうめんとか、レモンソーメンとか、何種類かのソーメンを食べ比べできるのだが、味音痴なのか、どれも同じ味にしか感じられなかった。

それと、カルパッチョや、子供の弁当に入っていそうな、唐揚げと、エビフライ。

手作り感があって、これは好きだな。

ビーフシチューは、具材が沢山入っていて、意外にも、これが美味しかったかな。

そして、何の魚か分からない小さな魚の煮付け。

あまりにも小さかったので、骨とか取って食べるの大変だろうなと、これは食べなかった。

サイコロステーキは、かなり噛み応えがあったので、合成肉や、油脂注入の肉では無いだろうことは、そこは好感がもてるだろう。

それに、おっちゃんが、庶民的で、「何個、いれる?これぐらい?」みたいな、沢山欲しいときは、いっぱい入れてくれるようだ。

寿司と、瀬戸内貝と、熱燗。

それと、寿司のコーナー。

ネタは、マグロと、穴子、ミル貝(だったかな)の3種類のみ。

好きなものを、その場で握ってくれるのだが、これは、意外にも美味しくて、お替りの時は、2貫ずつ貰いました。

それと、このおっちゃんも、ガリをお皿に添えてくれる時も、そのガリの形を丁寧に整えて乗せてくれたりと、気も遣ってくれている。

そして、サザエではなく、貝のつぼ焼きみたいなものがあったのだが、名前を見ると瀬戸内貝とあった。

そんな貝があるのか。

或いは、瀬戸内海に掛けてあるのか。

そして、何と言っても、お酒の飲み放題が付いているのが、嬉しい。

ということで、お酒も、ビール4杯、熱燗2本、黒霧ロック2杯と、十分に頂きました。

最後は、白ご飯を少し。小豆島は、佃煮も名物とのことで。

んでもって、今回のホテルの夕食の総合評価をしましょうか。

ミニボンの評価は、「食べるものが無い。」だ。

ミニボンは、極端な偏食なので、いつも温泉ホテルに泊まるときは、バイキングの夕食があるホテルにする。

バイキングなら、さすがに、好きなものが1つや2つあるからね。

でも、今回は、食べれるものが無かったそうです。

んでもって、凡の評価は、「かなり満足しました。」という感じでしょうか。

いやいや、料理の内容を聞いていると、かなり、バカにしているというか、けなしているじゃないかと思われるかもしれませんが、そうじゃないんだ。

凡の、バイキングの評価基準は、「好きなものを、好きなだけ、気兼ねなく。」なのである。

そこに、料理が、高級かどうかや、特別な料理があるかとか、そんな基準は入っていない。

だって、バイキングなんて、それだけで、幸せな気持ちになるじゃない。

今回のバイキングについても、部屋にいる人数が少ないので、料理を取るのに、並ぶということもなかった。

好きな時に行って、好きなだけもらえる。

気兼ねなしという点については、まあ、ライブキッチンや、お酒のコーナーでお替りをするときには、少しあるけれども、それにもまして、スタッフのおっちゃんも、女性も、親切で、フレンドリーなので、食事が楽しいのである。

向こうから声を掛けてくれたり、ホスピタリティがある。

これが1番だ。

ただひとつ、マイナスポイントをあげるなら、制限時間が90分であることか。

あと、30分あれば、もう文句なしだったんだけどね。

ということで、美味しい?、、、というよりも、満足のいく楽しい食事を頂きまして、部屋に戻った。

折角だから、ゆっくりとしようと思ってたけど、ベッドに横になったら、そのまま寝てしまった。

コメント

  1. ゆけむり より:

    神戸からフェリーで小豆島へ行かれたんですね
    3:20分も掛かるとは思っていませんでしたが、船旅ものんびりできて良いですよね
    自分は大好きです
    何だか微妙に夕食バイキングの内容がお気に召さないようなニュアンスですが、そんなに悪くないように見えますよ
    3つ並んでいる貝ですかね?
    たぶんバイ貝だと思います(ちょっとヌルヌルしてたら間違いないです)
    オリーブオイルフォンデュですか?
    美味しそうじゃないですか、食べてみたかったよ~~~

    • tairabonzou tairabonzou より:

      フェリーは、広いので、じっとしてなくても良いので、楽ですよね。
      夕食はね、少し、微妙でしたよ。
      だって、茹でたハマチとか、茹でた鶏肉を使った鍋なんですもんね。
      オリーブオイルフォンデュも、火が通っていたり、萎びていたり。
      でも、大満足だったんですよ。
      これは、本当に。
      というのも、スタッフの方が、みんな親切でフレンドリーだったので。
      それに、飲み放題も付いているし、楽しい食事でした。
      初日は、フェリーに乗って、温泉に入って、夕食を頂いてと、それしかしていないので、ゆっくりできました。

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