さてと、今年遊びに行った話でもしようかなと思う。
って、やっと、今年の話なんですよね。
まあ、途中、みゆきさんの歌会の劇場版映画の話を書きましたが、その前に行った、旅行の話を書かせていただきます。
時間の有り余っている方や、和歌山の南部に行ってみようかなと言う人や、グランドメルキュール南部に泊まることを検討してる方は、よろしければ、お付き合いくださいませね。
ということで、1月6日(月曜日)であります。
今回は、もう、ゆっくり温泉と美味しい夕食を楽しむと言うことに尽きる旅なので、1日目は、観光は無し。
というかね、南部あたりは、それほど観光するような場所はないんですよね。
勿論、少し行けば、白浜と言う一大観光地があるのですが、何度も行っているし、行くと疲れるだろうしということで、まあ、初日は、どこへも行かないと決めた。
ということで、天王寺からJRの特急くろしおで、南部まで移動。
この天王寺で、駅弁でも買って車内で食べようと思ってたんだけどね。
天王寺の駅の改札内では売っていなかった。
昔のことを言っても仕方が無いのだけれど、前は、ホームに売店があって、駅弁が売られていた。
だんだん、鉄道の旅の楽しみが減っていってますね。
まあ、無いものは無いので、パンを買って食べた。

とはいうものの、パンと雖も、家で食べるパンよりは、美味しい気がするのは、そこがやっぱり旅なんだ。
ということで、南部駅に到着。


この駅からは、ホテルへの送迎バスがある。
なのだが、次の特急か、その次の特急に時間を合わせていて、チェックインが始まってからの出発である。
以前、蔵王のメルキュールで、かなりの時間を待たされた経験があるので、ここは、チェックイン開始の3時より前にホテルに行こうと思う。
ということで、駅からタクシーで移動。
ホームページに1800円と書かれていたが、実際は、2000円ちょっとだった。
運転手は、お話が好きなようで、お孫さんの話などをしてくれた。
女の子らしいが、可愛いくて仕方がないみたいで、何か、ほほえましい光景を想像させてくれる。
ホテルに着くと、広いフロアがあって、既に、3、4組の宿泊者だろうファミリーが座っていた。
凡が、チェックインは、3時からですよねと、念のために聞いたら、入室は、3時からだけど、手続きは、今でも大丈夫だと言う。
なので、カウンターで、手続きをしたら、カギを呉れたので、もう、入って良いの?って聞いたら、確認して携帯に電話しますという。
待つこと10分ぐらいで、用意が出来ましたとの電話が入った。
他の宿泊客も、部屋に向かって行った。
カウンターでの説明の時、ふと、案内の用紙を見ると、夕食の時間が書かれてあって、「※90分制」と書かれている。
「グランドメルキュール和歌山ミナベリゾート&ホテル、お前もか!」と思ったが、スタッフから、好きな時間に行ってくださいと説明があったので、こは如何に。
推測するに、どうも今日は、宿泊客が少なそうなのであるところから、混雑時は、時間制かもしれないが、今日に限っては、時間は自由で、且つ、無制限ということなのだろうと解釈。
ということで、部屋に入る。
凡の泊まった階は、ちょうど、部屋の掃除の最中で、廊下の各部屋の前に、ずらっと、取り換えを終わったシーツが、部屋の前に置かれている。
まあ、3時より前の時間に入らせてもらってるからね、まだ、バタバタしている時間に申し訳ない気持ちだったが、でも、早くはいれて有難かった。
他の3時前に部屋に案内された人は、みんな、同じ階のようだった。




さて、まだ、お風呂や、ラウンジのビールなどには、時間が有る。
でも、部屋で、そとの風景を眺めながら、のんびりとしているのは、良かったなと思う。
いつもなら、部屋に入ったら、すぐに着替えて温泉というパターンが多いのだけどね。
部屋は、広くて、これなら、ストレスなく、ゆっくりできる。
バルコニーがあるのも良いし、眺めも、良い。
洗面所が、昔のビジネスホテルを思わせるような、小さな洗面だったのですが、まあ、どうせ温泉に入りにいくし、問題はない。
さて、3時になったので、温泉に行きましょうか。
まずは、その前に、1階にあるラウンジに行ってみよう。

既に、みんな思い思いにビールなどを飲んでいる。
凡も、お酒とおつまみを取ってくる。




折角の和歌山なので、梅酒をチョイス。
南部と言ったら、梅だからね。
凡の隣のテーブルには、若いご夫婦と、子供が2人。
お父さんが、みんなにこう言っていた。
「美味しいのは、夕食やからな。美味しいのは、夕食やで。」
凡は、その通りと、相槌を打った。
このラウンジで、お気楽に、お菓子を食べたり、大人なら、ビールを飲んだりしていては、いけないのである。
このホテルは、オールインクルーシブと言って、いろんなものがセットになっていて、追加の料金が掛からない。
それが売りだ。
ただ、凡が思うに、本当のオールインクルーシブではない。
宿泊に、夕食、朝食とセットになっていて、アルコールも飲み放題が付いている。
なのだが、特別なことをしようとすると、追加の料金が掛かってしまう。
この南部のホテルでも、釣り堀などがあるのだが、釣り上げた魚は買い取り制になっていて、釣ってしまえば、追加の料金が掛かる。
別に、それを責めている訳じゃない。
ただ、今、日本中で、オールインクルーシブを謳っているホテルは、宿泊に、食事と、お酒がセットになっているのを、オールインクルーシブと呼んでいるのが、ほとんどなのである。
詰まりは、オールインクルーシブ、イコール、アルコール付きのホテルという意味でしかない。
そこで、さっきの隣のテーブルの若いお父さんである。
こんなところで、ビールなどを飲みまくってしまうと、肝心の夕食の時に、お腹いっぱいになってしまう。
そういう意味での、「美味しいのは、夕食やで。」の言葉なのであろう。
お父さんは、エライ。
そして、奥さんとの話を聞いていると、このホテルのリピーターのようで、また、他にも、同じようなホテルに泊まったことがあるようで、「ここの肉食べたら、他の肉食べられへんからなあ。」とか、兎に角、このホテル推しで、かつ、ものすごく、夕食を待ちわびているようなのだ。
「ああ、あの最中の寿司な。あれ、キャビア乗ってたよな。」
ご主人の声が弾んでいる。
それを、奥さんが、話に乗って、楽しそうにしているのである。
そばには、子供ちゃんが、そんな話なんて、関係なくおつまみのお菓子を食べている。
なんか、可愛いファミリーだよね。
そして、可愛いお父さんですよね。
さて、凡も、梅酒に、ビールを頂いて、これから温泉に行きましょうか。
あ、その前に、このラウンジの食器が、ちゃんとしたグラスだったことを書いておこうと思う。
前に泊まったメルキュールの宮津でも、蔵王でも、ラウンジはあるのだが、ビールを紙コップで飲むようになっている。
リゾートに来て、紙コップって、ちょっと残念だよね。
でも、ここは、ちゃんとグラスだった。
たぶんだけど、今回は、グランドメルキュールである。
普通のメルキュールよりは、格上なのかもしれないね。
メルキュールに泊まろうと思っている方に、一応、情報として書いておきますよ。
さて、温泉は、大浴場と露天風呂がある、よくあるパターンである。
普通の露天風呂の横に木の小さな浴槽があった。
凡は、入らなかったけど、ミニボンが入ったら、黒いお湯だったそうだ。
でも、説明が書いてないらしく、部屋に戻ってから、「あのお湯、何のお風呂やったんやろ。」と感想を言うのだけど、いやいや、何の温泉か知らずに、よく黒いお湯に入れるね。
しかも、一人入ったらいっぱいぐらいの小さな湯舟なんだよね。
帰ってからホームページを見たら、備長炭のお湯だそうだ。
温泉については、ゆっくりできて、良かったです。
オールインクルーシブを謳っていて、チェックインしたら、すぐにビールなどを飲めるラウンジのある効用は、みんなすぐにビールとか飲むので、3時過ぎのお風呂が空いていることである。
そこだけは、良いところかな。
さて、部屋に戻って、これまた、ぼんやりとする。
まあ、いつも、ぼんやりとしているので、そこは同じなのですが。
さて、夕食に行きましょうか。
入り口に行くと、既に、みんな待っていた。
先に、名前を告げて、入り口で待つ。
そして、オープンしたら、普通なら、席に案内があるところが多いけれども、席は自由席だった。
ということは、やっぱり空いているんだなと思う。





まず、メニューの半分ぐらいは、前に泊まったメルキュールホテルと同じ内容の料理である。
小さなハンバーガーなども、同じだった。
でも、美味しいからね、別に同じでも、全く構わない。
そして、ラウンジで話していたファミリーの「ここの肉食べたら、他のところの肉たべられへんからな。」と言っていた肉とは、これかなと思うのが、牛肉のしゃぶしゃぶだ。
こういうホテルのバイキングに行くと、しゃぶしゃぶも、見るからにアメリカ産だったり、ステーキも牛脂を注入した形成肉だったりすることが多いのですが、このホテルのしゃぶしゃぶは、見た目、なかなか、良さそうな肉を使っている。なるほど、あのファミリーの若いパパが行ってたことも、あながち、間違いじゃないな。後で、肉の前に置かれたプレートを見たら、「熊野牛」と書かれていたので、地元の肉だったんですね。それなら、わざわざ、食べる価値もあるというものだ。
これは、空いている時をねらって、凡も何度か、しゃぶしゃぶしに行った。
そして、アルコールは、飲み放題なので、まずは、ビール。
そして、ローストビーフや、スモークサーモンなど、そして、気になる料理をピックアップして取って来た。
どれも、美味しくて、良かったです。

なかでも、サンマ寿司は、酢飯の酢が効いていたので、凡好みで、何度もお替りしたぐらい気に入りました。(サンマは、薄っぺらかったけどね)
途中から、ビールをスパークリングワインに切り替えて、これまた、料理のお替りを頂く。

ほたて寿司というのが、ホテルの売りというか、オリジナル料理ということにしているようだが、凡は食べなかった。だって、貝の殻のモナカ生地で、お腹膨れちゃうものね。
そうそう、写真を撮るのを忘れたけど、シュークリームが絶品でした。それに比べて、イチゴ味のモンブランというのがあったのですが、これは、かなり微妙な食感で、みなさんも、もし行かれたら、食べない方が良いです。
ということで、美味しい夕食と、美味しいお酒を頂きました。
あとは、部屋に戻って、バルコニーの椅子に座って、夜の海を眺めたりね。
ミニボンは、寒いから出てこなかったけど、凡は、酔っぱらっているので、酔い覚ましには、冷たい空気が気持ちよかったです。
そうそう、ここは、ナイトキャップも、ラウンジで提供される。
ということで、凡だけ行ってみたが、フルーツの漬け込み種がメインなので、1杯だけ頂いて部屋戻った。
ゆっくりして、そのまま、寝た。
(一旦、先日にアップしたのですが、食事の写真が、次の日の朝食の写真と、ごっちゃになっていたので、1月21日に修正しました。)
コメント
実は和歌山には行った事無いんです
足を踏み入れたかどうかで言うと、都道府県で足を踏み入れていないのは和歌山県だけなんです
なので凄く行きたいのですがなかなかチャンスが無いんですよね
チャンスは作らないとダメてってのは分かるんですが、ついつい行きたい所を優先してしまいます
グランドメルキュールホテル、なかなか良いですね
オールインクルーシブは経験ありませんが、これは一度体験せねばと思います
和歌山県の南部地方の事かと思ったら、なんとみなべって言う町名だったんですね
恥ずかしながら知りませんでした、と言うか和歌山の事は全く知らないんですけどね
1日目は何もせずのんびりってのもたまには良いですよね
凡蔵さんほど旅されている方なら尚更のんびりするのもたまには良いと思います
世界の亀山モデルに憧れて50インチのテレビを2台買ったんですが、すぐにぶっ壊れ修理、すぐまた壊れまた修理、結局捨てましたよ(代わりに東芝レグザにしました)
残っている1台もイマイチ調子が悪く、台湾の企業に買収されてから品質が落ちたのかと思っています
ラウンジでのドリンクも優雅な感じでとても良いですね
それとお楽しみの夕食、これも色々種類があるし、スパークリングワインなどもあって最高ですね
なんだか自分も泊まってみたくなってきました
実は2月に時間が取れそうなのでどこかに行こうと思っているのですが、予算の関係でいつものANAとくたびマイルを使おうと思っているので行き先はまだ未定です(笑)
本当は鹿児島を考えていたのですが、HISの初夢フェアを使ってもそこそこの金額になっちゃうんですよね
大分にもこちらのホテルがあるので、たまには大分も良いかなぁ~
ありがとう、ゆけむりさん。
えーっ、どこにでも行ってられるイメージがあったのですが、和歌山は、行かれたことがなかったんですね。
まあ、何もないといえば、何もないですしね。
白浜とか、熊野とか、そのあたりは、有名なので、何もないこともないですけど。
そういう私も、行ったことない県が、いろいろありますよ。
今度、茨城とか、埼玉とか、千葉とか、行ってみたいなと思ってます。
(ひょっとしたら、覚えてないだけで、行ってるのかもですが)。
シャープは、一時は、液晶と言えば、シャープって感じだったんですけどね、時代は、すぐに変わっちゃいますね。
わたしもレグザですよ。
メルキュールは、グランドメルキュールと普通のメルキュールがありますが、グランドが付く方が、ちょっとだけ、高級な感じがします。
なんせ、普通のメルキュールの時は、ウエルカムのスパークリングワインも、紙コップでしたし。
それと、行ったときの客の数によって、感じ方が違うかもですね。
混んでると、ほんと、ごちゃごちゃしてますし。
でも、空いていると、ほんと、のんびりできます。
ゆけむりさんも、また、旅行を考えてられると言うことで、旅の話を期待しております。
どこに行こうかと検討している時も楽しいんですよね。