平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

創作劇場は、ここをクリックしてください。⇒⇒⇒

散散歩歩。(1952)得をしに、台北の空港に、レッツゴー。(5)

旅(海外)

新年、あけまして、おめでとうございます。

こんな凡でありますが、まだまだ、とりあえずは、生きておりますゆえ、どうぞ、よろしくお願いいたします。

昨年末は、休みの日は、遊びに出かけたのと、日々は、少しばかり、忙しく、年賀状も、新年あけた今も、まだ書けていないありさまでございます。

まあ、そんなことは置いておいて。

中島みゆきさんのコンサートの映像である歌会Vol.1劇場版を見に行った感想を途中に挟みましたが、ここからは、また台湾に行ったときのレポートでございます。

昨年の話を、年を越してもするのかとお思いでしょうけれども、これもまた、記録として書いておきたいなと思います。

よろしければ、お付き合いくださいませね。

台湾カステラ。

ホテルに戻って、台湾カステラを頂いた凡とミニボンであります。

さて、どこへ行こうかと迷いつつも、とりあえず、まだ、三峡老街と、ホテルのある新北市ばかりで、台北市内には行っていないので、中山駅まで出ることにした。

新北市といっても、台北市のすぐ横だからね、凡にしてみれば、ほとんど同じなんだけどね、というか、今まで、市が違うなんて考えてもいなかったぐらい。

中山駅周辺は、1番にぎやかな繁華街というところでしょうか。

台北駅まで移動して、そこから、地下道が中山駅まで続いている。

「そうや、ゾロさんも、地下道通って、中山駅行ってた。」とミニボンが言った。

「また、ゾロさんかいな。」と、言いながらも、地下道を歩いていく。

そして、中山駅に着いて、地上に出てみた。

出てみたが、さて、どうしますか。

行くところに困ってしまったので、三越の中にある喫茶店で、休憩しながら、これからの作戦会議。

ちょっとお洒落な喫茶店。

凡も、普段飲んだことのないような、葉っぱの刺さったドリンクを注文。

葉っぱ、刺さってるよ。

両隣のテーブルを見ると、どちらも、女性のひとり客で、ビールを飲みながら、ランチタイムみたいな感じである。

その料理が、どうも、美味しそうに見える。

お口が卑しん坊の凡であります。

さて、お茶を飲みながら考えた末に、幸福になりに行こうと思う。

MRTの駅に幸福駅と言う駅があるらしい

そこには、福寿街というストリートもあるそうだ。

幸福に、福寿なんて、これは文字が示すパワースポットであるのかもしれないよ。

まずは、どんなところか見に行ってみよう。

そして、そのあと、楽華観光夜市というのがあるらしくて、そこは、結構、大きな夜市なのだが、地元民しか行かない夜市だそうなので、そこへ行ってみようと思う。

最後の夕食は、前回に行った熱炒つまり、台湾の居酒屋に行こうと思う。

そんなスケジュールを立てた。

さて、まずは、中山駅から、幸福駅に移動。

幸福の街。
幸福の街の福寿街。
どこにでもあるような幸福の街。
幸福の文字の看板。
幸福駅。

街中を歩いてみるが、これと言ったものは無い。

いたるところに「幸福」の文字があるのあるのかと思ったけれど、そうでもないし。

一応、福寿街まで歩いて、駅に引き返すことにした。

どこにでもあるような街だったが、初めての場所を歩くのは、やっぱり楽しかったです。

途中で、路線図が消されている。

さて、夜市のある、頂渓駅までMRTで移動しようと思ったら、路線図が、途中で途切れている。

でも、ガイドブックに付いていた路線図には、ちゃんと、駅もあって、線が繋がっているんだよ。

不思議に思っていると、ホームに、今年の4月にあった台湾の地震の影響で、途中の区間が運行停止になっていると書かれている。

そういえば、そういう地震があったなと思い出したが、詰まりは、すっかり忘れてしまっていたということだ。

花蓮の方が震源地というか、被害が大きかったようだけれど、台北でも、被害があったんですね。

今年の話だから、まだ、地震の影響で、困っている人も大勢いるに違いないと思うのですが、それに対して、こうやって浮かれていることを申し訳なく思うと同時に、早い、復旧を願わずにはいられなかった。

さて、遠回りして、MRTを乗り継いで、頂渓駅まで移動。

楽華夜市入り口。

少し歩くけれども、永和楽華観光夜市に到着。夜市の名称は、いろいろあるみたいですが、楽華夜市がポピュラーな言い方だろうか。

因みに、この夜市も、ゾロさんが紹介されているそうです。

さすが、台湾グルメのゾロさんやな、どこでも行かはるな。

夜市は、ものすごく混んでいるということも無く、どこか、のんびりとした雰囲気がある。

6時ぐらいという時間もあるのかもしれないが。

ここも、バイク道の真ん中に停めてある。

道幅は、結構広くて、そこをバイクが走っていく。

その道の真ん中に、時たま、バイクが停められているのを見かけるのだけれど、えらい、迷惑なところに停めてるなと思ったら、道の両サイドには、屋台があって、その前をバイクが走っているので、停めるところは、道の真ん中しかないんですね。

最後まで、歩いて行って、そして、引きかえす。

途中、二股になったところがあって、別の道も歩いてみたりした。

今日が、今回の台湾旅の最後の夜である。

ああ、楽しいなと思うと同時に、もう帰らなきゃいけないという寂しい気持ちも湧いてくる。

学生なども多い印象で、若い子がグループで、立ち食いなどを楽しんでいる。

その雰囲気が、台北市内の有名な夜市よりも、距離的には少ししか離れてはいないけれど、穏やかで、どうにも心地が良い。

さて、今日も、夜は、居酒屋に行くつもりなので、すこしだけ、夜市で買い食いをしまようか。

うずらの卵の揚げ焼きみたいなの。

まずは、うずらの卵をたこ焼きの鉄板みたいなので、揚げ焼きにして串に刺したもの。

絶賛するほどの物じゃないけれど、屋台に行ったら、台湾の人は、食べたくなる味なんだろうなと思う。

「これも、ゾロさん、食べてたわ。」

「またかいな。ゾロさん。」

いやいや、ミニボン、どんだけ、ゾロさんのユーチューブ見てるんや。

そして、むかし食べて美味しかった印象が残っている生煎包という焼いた肉まんのようなもの。これは、美味しかったです。

んでもって、もう1周したときに、唐揚げの小をひとつ。

まあ、唐揚げは、日本でも、美味しいのがあるからね、普通だったか。

ということで、地元の夜市を満喫しまして、前に行ったことのある居酒屋に行きましょうか。

この楽華夜市は、のんびりとしていて、なかなか良かったです。

それと、夜市だけじゃなくて、夜市の周辺も、いろいろお店も多くて賑やか。

また次回も行きたいなと思う夜市でありました。

そして、MRTで、松江南京駅だったかな、そこまで移動して、タクシーで、店まで移動した。

お店の正面。

「33区熱炒生猛海鮮」さん。

以前、台北に来た時に、フリで入って、なかなか、気に入ったので、また来たのであります。

ガンガンに音楽が掛かっているところが、やや疲れるのではありますが、ビールの宣伝のお姉さんがいて、鼻の下を伸ばしながら、ビールを注いでもらうのが楽しいのであります。

店に入ると、ビールのお姉さんはいなくて、ウイスキーのお姉さんだ。

矢継ぎ早に、いろいろ注文などを聞いてくるので、ミニボンが、ゆっくり考えると言ったら、もう、ビールを注ぎに来ることはなかった。、、、シュン。

料理は、日本語のメニューがあるから、安心である。

まずは、ビールを取りに行く。

台湾の居酒屋のビールは、セルフ方式だ。

とりあえず、バックスキンというビールをチョイス。

これもまた、ゾロさんが、美味しいと言ってたビールである。

また、ゾロさんかいな。

というかね、いろいろビールを飲んだけど、まだ、バックスキンは、飲んだこと無かったんですよね。

なので、まあ、偶然と言えば、偶然だし、でも、ユーチューブを見てたからこそのチョイスでもある。

味わいについては、その日も酔っぱらってしまったし、帰ってきてから時間もたつので、どうだったか覚えてはいないが、覚えていないということは、普通に美味しかったんだと思う。

かんばーい。後ろに移っている白いワンピースの女の子が、ウイスキーの宣伝のお姉さん。

そうそう、テーブルに戻ったら、例のウイスキーのお姉さんが、氷を持って来てくれていた。

さて、料理を注文しよう。

日本語メニューがあるので助かる。

台湾の居酒屋の熱炒では、メニューに数を書いて渡すだけなので、至極、気が楽である。

日本なら、数は、「1」と書くのが普通だけど、台湾では、「一」と記入するところが違うのだけど、本場で、「一」と記入するだけのことで、少しばかり、嬉しくなってしまうのは、台湾が好きだからなのだろう。

さて、注文は、台湾風の玉子焼きと、インスタント麺の焼きそば、そして、宮保鶏丁という鶏肉とピーナッツのスパイシートウガラシ炒めと書かれたもの、そして、エビとパイナップルと書かれたもの。

玉子焼きは、やっぱり美味しいね。

表面の焦げ具合が最高だ。

んでもって、インスタント麺炒めは、これも美味しい。

台湾なら、手作りの生の麺が美味しいというのは、まあ、間違いないのだけれど、そこで、敢えての、インスタント麺が、メニューにあるということは、台湾人もまた、凡と同じで、インスタント麺自体が好きなんだろうなと思う。

台湾人じゃなくても、今年行ったハノイの路上の居酒屋でもメニューにあったし、韓国なら、インスタント麺が、お店の定番として食べられている。

ということは、アジア人は、(ヨーロッパとか言ったことないので、アジアに限定しちゃってますが)誰もみんなインスタント麺が好きと言えるんでしょうね。

それにしても、何で、インスタント麺が好きなんだろうね。

麺と言っても、コシはなく、ふにゃふにゃだ。

味も、どちらかというと、うま味も無いし、どちらかというと、製造工程からくる油が、後に残る。

形状は、縮れていて、するするとは食べれない形状だ。

ただ、あの縮れが、ぷるぷると唇に与える刺激が好きな人もいるだろう。

しかし、ここで、縮れについては、唇に縮れ麺がぷるぷるの刺激があるから好きだと言う理屈は、インスタント麺が好きだと言う理由にはなっていないと思う。

というのも、凡は、同じように縮れ麺がメインの札幌ラーメン的な麺は、あまり好きじゃないからだ。

詰まり、札幌ラーメンの縮れは好きじゃないけど、インスタント麺は好きだからだ。

ということは、残りの2点が、インスタント麺が好きな理由なのかもしれない。

つまりは、ふにゃふにゃの触感と、油を感じる麺。

ここで、インスタント麺の油っぽい味は、料理をするときに、使う調味料で、変わってしまうから、好きな理由から外してもいいのかもしれない。

ということは、インスタント麵が好きな理由は、ふにゃふにゃだからという結論に達してしまうじゃないか。

つまり、アジア人は、ふにゃふにゃだから、インスタント麺が好きということだ。

やっぱり、麺は、柔らかいのが美味しいのである。

とかく、スパゲッティは、アルデンテだとか、博多ラーメンは、バリカタだとか、いろいろ通ぶっている人がいますが、その人たちは、1度、静かに、自分の好みについて内省してみて欲しい。

今まで、人の目を気にして、或いは、人にカッコつけたくて、硬い麺を食べてきたけれども、本当の気持ちは、柔らかい、ふにゃふにゃの麺が好きだったんだということに気が付くはずである。

と、いささか、脱線してきましたが、これもまた、台北の居酒屋の酔っ払いの話だと思って、聞き流してやってくださいまし。

なんか、カラフルなお菓子みたいなのが振りかけてある。

んでもって、エビとパイナップルという料理。

料理が提供されて、ああ、ここもだと思った。

昨夜に行った居酒屋でも、エビマヨを注文したら、揚げたエビに、マヨネーズが、上から掛けられていて、パイナップルは別添えだった。

日本のエビマヨみたいに、全体をマヨネーズで絡めていない。

今回頼んだ、エビとパイナップルも、ほぼ同じパターンだった。

天ぷらにしたエビに、マヨネーズを廻しかけている。

しかも、今回は、ご丁寧にも、カラフルなお菓子みたいなものを振りかけてある。

これは、必要なのかな。

そして、パイナップルは、横に別添え。

これが、台湾のエビマヨの定番なんだと思うと、これもまた、地元グルメを満喫していると言えるだろう。

そして、鶏肉とピーナッツのスパイシー炒め。

これは、ビールも白ご飯もすすむ一品。

今回は、ビールは、他に、バックスキンの別の種類と、Oneというビールを飲んだだけである。

ここで、台湾の居酒屋に来て、やりたかったことをしてみようと思う。

台湾の居酒屋の片隅には、白ご飯やスープが置いてある店が多い。

そして、それらは、無料だ。

白ご飯を軽く。

ということで、料理をちょっと残しておいて、白ご飯を取りに行った。

そして、料理を白ご飯で頂く。

やっぱり、美味しいね。

これで、念願の台湾の居酒屋で、白ご飯と言う体験が出来ました。

実に、楽しいね。

さて、そろそろホテルに戻りましょうか。

この辺りは、居酒屋が集まっている。

タクシーで、台北駅まで出て、そこから、MRTで、板橋駅に移動。

夜の台北駅も、雰囲気あるね。

台北最後の夜に、もう少し、ぶらぶら歩いたり、もう1軒という気持ちもあるけれども、今回は、なんつったって、ちょっと、高級なホテルにしたからね、ホテルの部屋も楽しみたいじゃない。

とはいうものの、楽しむと言っても、ただ、ごろごろしているだけだけどね。

ホテルの窓から、公園のクリスマスのイルミネーションが見える。

コメント

  1. ゆけむり より:

    あけましておめでとうございます
    台湾の最終日ですか、楽しい事はあっという間なんですよね
    夜市はウロウロするだけで楽しいですが、美味しいものと出会うともっと嬉しいですよね
    街歩きの度にゾロさんが出てくるのが若干気になりますが、その辺はご愛嬌ですね(^^;)
    居酒屋にいらしたウイスキーのお姉さんですが、後ろ姿はメチャクチャ良い感じじゃないですか
    なのにウイスキーを飲まなかったのはなぜでしょうか???
    あっ、縮れ麺がメインの札幌ラーメン的な麺はお嫌いでしたか?
    自分は西山製麺の玉子麺が大好きですが、博多ラーメンのバリカタはキライです
    逆らうようですが麺は常に硬めで食べております(笑)
    こちらのお店のエビマヨも日本の物とは違っているようですが、味付けは甘めなのでしょうか?
    まぁ味も大事って言えば大事ですが、知らない土地で(異国)日本とは違った雰囲気の中で飲んだり食べたりする事自体が楽しいんですよね
    当方年末から風邪でダウンしており、仕事もその他の予定も全て吹っ飛びました(ToT)/~~~
    そんな感じですが今年もよろしくお願いしますm(__)m

    • tairabonzou tairabonzou より:

      ありがとう、ゆけむりさん。
      そして、あけましておめでとうございます。
      そうなんですよね、夜市は、ただ歩くだけで楽しいんですよね。
      というか、海外に行くと、それだけで、楽しいですよね。
      今回は、行く前に、ユーチューブとか、ネットで、いろいろ調べたというか、ついつい、見ちゃったんですよね。
      すると、ゾロさんと言う人が、よくネットにアップされていて、これまた、奥さんが、よく見てたんです。
      それで、奥さんも、すっかりハマってしまったようで、ゾロさんの話題が、よく登場することになってしまいましたよ。
      ユーチューブで紹介されたお店も行ってみましたが、閉まってました。
      でも、そこに行ったからこその、新しいお店の発見もあったりして、結果、ゾロさんおお陰で楽しい台北になりましたよ。
      居酒屋のお姉さんは、ウイスキーのボトルを持ってたんですよね。
      なので、さすがに、ボトルは無理と思いまして。
      とはいうものの、他のテーブルには、何度も行っては、ビールを注いだりしてたので、そこは、ちょっと残念でしたよ。
      札幌ラーメンの縮れ麺は、嫌いという訳じゃないのですが、わたしの好みじゃないんですよね。
      ストレートな平打ち麺みたなのが、好きです。
      とはいうものの、札幌に行ったら、絶対に、札幌ラーメンは食べたくなるんですけどね。
      ちょっと、矛盾してますが、好きじゃなくても、名物なら、食べたいみたいな感じでしょうか。
      とか、何とか言ってますが、結局は、味というよりも、その時の雰囲気と言うか、お店の人の愛想とか、
      そういうことになるのかもしれません。
      それと、知らない土地で、食べるということが、そこが良いのかもですね。
      ゆけむりさんも、体調を壊されているということで、まずは、ゆっくり体を休めてくださいね。
      そして、今年もよろしくお願いいたします。

タイトルとURLをコピーしました