平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

創作劇場は、ここをクリックしてください。⇒⇒⇒

散散歩歩。(1950)得をしに、台北の空港に、レッツゴー。(4)

旅(海外)

台北(正確には、ホテルのある所は、新北市。)の板橋のホテルに泊まった翌日。

台湾2日目の12月4日(水曜日)であります。

今回の台湾旅は、凡が、得をしたいという一心で作ったプライオリティパスを使うことが半分。

そして、台北の街歩きを楽しむということが半分だ。

なので、今日も街歩きを楽しもうと思うのだが、予定は無い。

どうしようかとミニボンに話すと、「三峡老街」という場所があるので、そこに行ってみたいという。

そこは、何なのかと聞いたら、「ゾロさんが行ってた。」というのだ。

また、ゾロさんかいな。

とはいうものの、予定は無い訳だから、そこに行ってみようと思う。

その前に、まずは、ホテルのある板橋から歩いて行ける台湾風のおにぎりを食べさせるお店があるというので、行ってみることにした。

板橋の街も、歩いていて楽しい街だ。

「んでもって、そこの台湾風のおにぎり屋さんは、ゾロさんが紹介してたの?」

「そこは、違うユーチューバーの人やねん。」

「なんや、ゾロさんちゃうんかいな。」

と、ずっかり、今回の旅は、ゾロさんの旅になっている。

板橋散策。建物のデザインが良いよね。
板橋散策。雰囲気良いね。
板橋散策。住宅も多い。
おにぎりやの近くは、朝からやっているお店がおおいみたいだ。
おにぎり屋の到着。
メニュー。

探して行くと、小さな商店街というか、朝市というか、そんなところに屋台のお店があった。

凡は、台湾風のおにぎりは、かなり前に食べたことがあるのだけれど、もち米が好きな凡は、大好きなのだが、ミニボンは、初体験。

屋台には、大きくメニューがあるのだが、それをアイフォンで翻訳するも、どうも、様子がつかめない。

凡は、玉子焼きが好きなので、それを入れてもらおう。

そして、ミニボンは、コーンを入れてもらうつもりで待っていた。

手の空いたおっちゃんに言うと、玉子焼きは無くて、茹で玉子ならあるという。

そして、コーンも無くて、おすすめはと聞いたら、チーズだという。

どうも、中途半端に、希望するものじゃない。

とはいうものの、まあ、おすすめされたのだから、それをお願いした。

座るところは無いので、ビニール袋に入れてもらう。

駅の近くに公園があったので、そこで食べよう。

サンドイッチ屋発見。
なんか、美味しそう。

帰り道、サンドイッチなどの軽食を食べさせるお店があったので、サンドイッチを、これもテイクアウトで持ち買った。

そして、駅前の公園。

おにぎりを齧った断面。
サンドイッチも美味しかったです。

おにぎりは、白米と紫米のミックス。

米の触感は、もう少し柔らかい方が好みだけど、もち米なので、美味しい。

中の具は、定番のパンをカリカリに揚げたものを刻んだものと、いわゆる甘いデンブなどが、入っている。

他にもいろいろ入っているが、何なのかは、不明だ。

そして、サンドイッチ。

次の日も別のお店で食べたのだけれど、台湾のサンドイッチって、パンが、ふわふわなんだよね。これも、美味しかったです。

さて、三峡老街に向かいましょうかと思ったときに、トイレに行きたいと思った。

なので、1度ホテルに戻って再出発。

こういう時に、ホテルが近いと有難い。

そして、ホテルの人に教えてもらった、バス停から、三峡へ向かう。

三峡なんて知らなかったけど、1度名前を覚えると、そこいらじゅうで、三峡行きのバスを見付ける。

ひょっとしたら、有名な地区なのかもしれないね。

クロスシーとなので、楽。

バスに揺られること40分ぐらいかな、三峡老街に近いバス停に到着。

近いと言っても、そこそこ歩くんだけど、この歩く道が実に楽しい。

三峡老街に向かう途中。
三峡老街に向かう途中。

三峡って、台北から離れてるので、誰もいないのかなと思っていたら、これが、にぎやかな事この上ない。

メイン道路は、ビルが並んで、そこから三峡老街へ向かう道は、これまた、人とバイクで溢れかえっている。

ゴチャゴチャ感が半端ないのである。

いやあ、この場所、実に気に入りました。

というか、三峡老街には、まだ着いてないんですけどね、この商店街の道が楽しい。

三峡老街に到着。
三峡老街に入ったところ。
レンガの建物が、雰囲気抜群。
店の前の道もアーチになっていて、良い感じ。
いろんなお店が並んでいる。

そして、三峡老街に到着。

ここは、商業の街として、清の時代から栄えた場所で、観光名物になっているレンガの建物が続くエリアは、日本統治時代に造られたそうです。

1本の道の両脇に、レンガ造りの商店が、ずっと、奥まで続いている。

ゆっくりと、お店を冷やかしながら歩いて行こう。

陶器屋さん。

陶器屋さんがあって、どれでも、100元とあったので、覗いてみる。

1個、500円ぐらいかな。

どれにしようかと見て回るが、見れば見るほど、でも、湯飲みも家にあるし、これも、買って帰っても置くところがないしな、なんてことになって、結局欲しいものがなくなってしまう。

でも、折角の記念だからと、ミニボンが湯飲みと、ミニチュアの急須を買った。

昔、食器の会社に勤めていた凡にしてみれば、高いと思うけれども、記念だからね。

こういうことをしていると、お店の人ともお喋りが出来たりと、物を買う楽しみに、オマケとして、ふれあいの楽しみが付いてくる。

最後まで歩いたら、また、初めの場所に戻って、もったいないので、もう1周。

今度は、さらにゆっくりと。

こんなポーズで写真を撮ってしまうのが、旅のテンション。
今見ると、撮影不可になってるけど、まあ、買ったから、大目に見てね。というか、お姉さんの目の前で撮ったから、オッケーを貰ったと同じかな。と、自分に、ゆるい解釈。

お茶のお店があって、その店頭に、水出しのお茶が売っていた。

コンビニで買うよりも、こっちの方が、美味しいに違いない。

プラスチックの容器の口が、飲むときに唇にひっかるようなバリのある水筒に入れられたお茶を2つ購入。

普通のお茶と、高山茶とあって、高山茶にした。

1つ、99元とあるので、500円ぐらいか。

なかなか、美味しかったです。

というよりも、この容器が台湾っぽくて、気に入ったので、家に持って帰って使っています。

お土産屋さんで買うものよりも、こういうのが思い出になるんですよね。

そして、もう少し行ったら、また、お茶屋さんがあった。

こっちの方は、店頭にお土産用を並べてあって、買いやすそうだ。

店の中の棚にもお茶が並べられているが、店の前にサービス品が置かれている。

どちらも高山茶とあるじゃない。

袋には、阿里山の文字。

奥の机で商談をしていた店主が、凡とミニボンが、興味を持ってみているのを察して、話しかけてきた。

同じ阿里山のお茶で、どう違うのかを聞いたら、高い方は、阿里山でも上の方でとれたものだという。

そして、サービス品の方は、阿里山でも、低いところでとれたものだそうだ。

店主の言葉によると、高い山と、低い山。

ただ、サービス品の低い山でも、品質は良いよと言うので、4つ購入。

1000元なので、5000円ぐらいか。1個1250円。

帰ってから飲んだけど、ウーロン茶じゃなくて、緑茶のようでした。

チーズ入りもあったけれど、ノーマルのを購入。

その先に、台湾カステラのお店があって、ミニボンが、欲しいと言うので、購入。

220元(1100円ぐらい)。

有名なお店なのかな。

というか、値段で、有名かどうか判断するところが大阪人なのか。

可愛いバッグに入れてくれたので、ミニボンは、至極、よろこんでおりました。

これは、ホテルに帰ってから、頂ましょうか。

このバッグをもらって大喜びのミニボン。

さて、そろそろ、帰りましょうか。

帰りに立ち寄ったお寺?
ここに立って、お願いをしましたよ。

三峡老街の入り口近くにお寺があったので、お参りして、さっきの、ゴチャゴチャ感半端ない商店街を歩いて、バス停まで戻る。

駅に戻る途中。

それにしても、三峡老街も良かったけれど、このごちゃごちゃの商店街も大好きだなあ。

バスに乗る前に、ゆうゆうカードにチャージしてもらおうとコンビニに入ったら、凡とミニボンを見て、兄ちゃんが、「日本語で大丈夫ですよ。」と言う。

聞くと、何年か、日本に住んでいたという。

素晴らしいね。

凡なんて、台湾の人に、「台湾語で大丈夫ですよ。」とか、英語でも、ロシア語でも、そういえる言語が無い。

というかね、日本まで来て、住んでたっていうんだから素晴らしいと思う。

さて、バスで、また、板橋までもどってきました。

一旦、ホテルに戻る。

部屋の清掃をお願いしていたけれど、まだだった。

こういう場合、ちょっと落ち着かないよね。

出て行った方が、清掃の方には都合が良いのだろうか。

どうなのだろうかと悩んでしまう。

急いで、三峡老街で買った台湾カステラを、切り分けて食べてみる。

これが、思ったより美味しい。

ふわふわで、しっとりしているのだけれど、なんとも幸せになる味である。

台湾カステラは、日本のコンビニとか、スーパーで買って食べたことはあるが、あれとは、別次元の美味しさでありました。

やっぱり、実際に食べてみないと分からないね。

そう思うと、さっきの三峡老街で売っていた、クロワッサンも買って食べてみれば良かったと思った。

三峡老街の名物らしく、いろんなお店でクロワッサンが売られている。

でも、その人気店だというお店で、台湾グルメのゾロさんが、クロワッサンを食べているのだけれど、美味しくないと言っていたのだ。

だから、買わなかった。

でも、それは、ゾロさんの評価で実際のところは、凡自身が食べてみなきゃ分からない訳である。

その証拠と言うのもなんだけど、三峡老街で、ゾロさんが、食べて、「普通。」と言っていたクッキーのような食べ物があって、ミニボンが、これだこれだ、ゾロさんが、「ふつーーーっ。」って言っててん。1袋入ったのを買わなくて良かったと言ってたやつやというので、それなら、食べてみたいと、小分けのを2個買った。

すると、お店のお姉さんが、「美味しいよ。」と日本語で商品を渡すときに言ったので、何か、申し訳ない気持ちになってしまった。

こっちは、普通というのが、どういうものなのか、野次馬根性で買ったのに、そんなに、自信をもって、「美味しいよ。」なんて言われたら、凡のしている行為自体が、品の無いものであることを証明されてしまうような気になった。

そして、食べてみると、「あれ、そう悪くないやん。」と、ミニボンと言った。

美味しいお菓子だったのだ。

ただ、わざわざ、これを食べに三峡老街まで来るかといえば、そこまでの、魅力はないが、決して、不味くは無いし、普通に美味しい。

これもまた、実際に食べてみなくちゃというか、実際に、自分が体験しなきゃということである。

さて、これは、間違いなく凡が食べて美味しいと太鼓判を押した台湾カステラを半分ほどいただきまして、また、街歩きを続けようと思う。

コメント

  1. ゆけむり より:

    台湾のおにぎりはかなり独特ですね
    それと1個がやや大きめのようなので、食べ応えありそうですね
    1個250円ぐらいですかね?
    10年ぐらい前に比べると、やはり円は安くなっているようですね
    台湾カステラは見た感じ凄くフワフワした感じですね
    外国での街歩きや商店街を歩くのってとても楽しいですよね
    見るもの全て珍しかったり美味しそうだったり、あるいはこれは食べられそうもないとか、とにかく日本とは違う外国に来ている実感が湧きますもんね
    ツアーは楽だけど、ツアーには無い楽しさが個人旅行にはありますしね

    • tairabonzou tairabonzou より:

      ありがとう、ゆけむりさん。
      台湾のおにぎり(正確な名前は、知らないんです。)は、結構、大きかったですよ。
      1個で、朝食として満足できる感じです。
      もち米なので、そこも美味しいです。
      物価は、以前より円安の影響でしょうか、高い気がしました。
      特に、ハノイが安かったので、余計に、そう思ったのかもしれません。
      台湾カステラは、美味しかったですよ。
      日本のカステラよりも、軽い感じで、ふわふわな感じで、いくらでも食べれそうでした。
      台湾は、何度か来たことがありますが、今回は、いつもとは違う場所に泊まったので、そこが良かったです。
      ただ、歩くだけで、楽しいですもんね。
      日本じゃないというだけで、ほんと、楽しいですよね。

タイトルとURLをコピーしました