平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(1492)ハロー、ベトナム。ハノイの木陰に惹かれて。(10)

旅(海外)

10月3日(木曜日)。メトロに乗って、そのあと、Tシャツのお店を再訪したハノイの最終日。

一旦、ホテルで小休止して、ふたたび、街にでる。

んでもって、バインセオという料理を食べに行く。

バインセオは、ベトナム風のお好み焼きとも言われています。

「バインセオ22ハンボー」QUAY GIA TRUYENさん。

ここは、14時からしかやってないので、ホテルの休憩も時間調整の理由もあったんですね。

作ってるところ。

ローカル感溢れる細長いお店の奥に座る。

お店の裏には、別の部屋というか、別の厨房があって、そこでは、中年のお姉さんが、揚げ物を大量に作っている。

店は、ローカル感満載なのだが、客は、西洋人が、半分以上。

バインセオとハーカオと言う揚げ餃子を、2人前ずつ注文。

んでもって、サイゴンビール。

揚げ餃子は、ビールにはぴったり。

揚げ餃子。
バインセオ。
ライスペーパーで巻いて食べる。

しかし、次に、バインセオがサーブされて、それを食べてみると、揚げ餃子の感激は消え去ってしまった。

バインセオ、最高である。

ホーチミンなどの他の地域では、そのまま食べるらしいのですが、ハノイでは、バインセオを、葉っぱを添えて、ライスペーパーに包んで、タレに付けて食べるのが普通らしい。

いや、そのバインセオである。

薄い生地がパリパリで、中には、もやしと豚肉(たぶん)が、少量入っている。

この少量と言うのが、生地の触感を活かしていて、実に良い。

このパリパリとした歯触りと、風味が、絶妙に旨いんだな。

この風味は、おそらく、たっぷりの油で揚げ焼きのようにしてるからじゃないかと想像するが、兎に角、旨い。

店を出て、ミニボンと、もう1枚追加すれば良かったねと話す。

ハノイにいられるのは、あと、数時間。

とはいうものの、こうやって、街を歩くのがたのしいのである。

ハノイの旧市街を歩いていると、マッサージ屋さんの多いのに驚く。

店の前に女の子がいて、「マッサー。」と声を掛けてくるのだ。

ただ、若い女の子が、気怠そうに、声を掛けてくるので、入る気にはならない。

でも、前回に来た時もそうだけど、割としっかりした女性が、店先に立っている時がある。

今回も、しっかりした感じの女性が、声を掛けてきたので、入ることにした。

前回はね、若くて、しかも、可愛い女の子が、凡の足をマッサージしてくれたんだよね、、、、、キャー。

ということで、店内にはいって、椅子に座る。

今回も、フットマッサージを頼もうと思う。

値段は、忘れてしまったが、安かった。

さて、店の中には、女の子がひとりいる。

それと、声を掛けてくれた女性だ。

さて、凡は、どっちの女性が、足をもみもみしてくれるのかなーなんて、少しばかり、イヤラシイ気持ちで、ん?イヤラシイ気持ちなのか。

待っていると、外から、兄ちゃんが入って来た。

そして、凡の前に座ったのだ。

ミニボンの前には、若い女の子、そして、凡の前には、お兄ちゃん。

いや、これ逆にしてもらえないかなあ、なんて思ったけれど、それは言えなかった。

若いお兄ちゃんは、凡の足を、まずは洗って、そして、オイルをつけて、揉み始める。

台湾の足つぼと違って、ハノイのマッサージは、ソフトだ。

なので、痛いというより、気持ちが良い感じなのだ。

ああ、気持ちが良いなんて思って、前を見ると、お兄ちゃんである。

複雑である。

これが、痛いマッサージならね、お兄ちゃんで構わない。

でも、気持ちいいマッサージに、お兄ちゃんは、どうなんだろう。

オイルを塗った、お兄ちゃんの指先が、ぬるりと、凡の足裏から、ふくらはぎにかけて、滑らせるように揉み上げる。

そのお兄ちゃんの、指先の皮膚と、凡の皮膚が、お互いの体温を共有しあう。

って、何を変なことを考えているのか。

そんなマッサージは、たぶん、40分ぐらいだったか。

終わって、お会計するのだが、アンケート用紙みたいなものを渡されて、そこに、自分が渡そうと思っているチップの金額が書いてある。

4つぐらいあったかな。

なので、10万ドンのところにチェックを入れた。

チップは、本人に渡すのではなくて、お会計に含まれるシステムだった。

まあ、お兄ちゃんに揉んでもらったけれど、終わった後は、足が軽くなった。

ただ、何度か、足のマッサージをしてもらったが、この足の軽さって、1時間ぐらいしか持たなんですよね。

んでもって、店を出ると、近くに、ケーキ屋さんがあったので、入ってみる。

ケーキ屋さん。

凡は、ケーキと言えば、バタークリームが大好きだ。

勿論、生クリームも好きだけどね。

ところが、最近は、バタークリームのケーキが売っていない。

どうしても食べたくなったときは、ユーハイムの「フランクフルタークランツ」を買って食べる。

ただ、こう書くと、ユーハイムのクランツが代用品のように思われるかもしれませんが、そうではなくて、クランツも、ケーキの中では、1番とも言える大好物なのであります。

白いバタークリームと、表面に振られた白砂糖は、なんとも言えない幸せな味なんですよね。

そのバタークリームのケーキなんだけど、外国旅行をすると、たまに、売っていることがある。

このハノイのお店も、バタークリームのケーキがあった。

少しばかり、お店の女の子が、これまた、気怠そうにしているので、買うのを躊躇ったが、バタークリーム好きには、買わずにはいられないのである。

4個買った。

ここで、記憶が、曖昧なのだが、たぶん、このケーキは、一旦、ホテルに持って帰ったと思う。

さて、そろそろ、夕食にしましょうか。

ハノイ最後の夜は、やっぱり、ターヒエン通りで締めたい。

大好きなんだよね、ターヒエン通り。

その話は、次回に持ち越し。

良ければ、この後も、読んで頂ければ、幸甚であります。

そして、追記なのだが、どうも記憶が曖昧になってしまっているので、ここに書いておきたいのだが、途中、どこかのタイミングで、ターヒエン通りにあるお菓子屋さんに行っているはずだ。

というのも、ミニボンがお土産を買いたいというのだが、今まで、これというお土産屋さんがなかった。

なので、前回に行ったときに買ったチョコレートを、また買って帰りたいというのだ。

ということで、探しに行くのだけれど、お店が見つけられない。

ターヒエン通りの近くにあるんだけど、記憶では、このあたりだと思っても、お店が無いのだ。

どうしようかと思っていると、ミニボンが、アイフォンで写真を撮ってるやんというのだ。

詰まり、写真の位置情報で分かるんじゃないかと。

と、お店の写真を見つけて、その位置情報から、マップアプリで、お店にたどり着くことができた。

まえは、おじいちゃんか、おばあちゃんか、判然としないお年寄りがいたのだが、今回は、中年の女性だった。

ということで、チョコレートを購入。

これ、安いんですよね。

でも、ミニボンが、職場に持っていったら、ベトナム人の上司が、ベトナムのチョコだと言ったので、みんなが知ってるチョコなんだろうね。

ということで、書き足しておきました。

いたるところに、ハノイ解放70周年を祝う国旗が掲揚されている。

コメント

  1. ゆけむり より:

    自分が食べた事があるバインセオは、もっと玉子玉子した感じでした
    凡蔵さんが食べたのはクリスピータイプとでも言えば良いのか?薄い生地のようですね
    絶賛されている所をみると、相当美味しかったんでしょうね(食べてみたいです)
    フットマッサージ、良いですね~
    アジアは安いから気軽に施術してもらえますよね
    自分も大好きです
    あとヘッドスパ的な頭のマッサージと言うのかな?
    とにかく頭をグリグリされるのが好きです(笑)
    背中とかはくすぐったくてダメですけどね

    • tairabonzou より:

      ありがとう、ゆけむりさん。
      バインセオは、もともとは、ホーチミンの方の食べ物らしいですね。
      なので、玉子玉子した方が、本場の味なのかもしれません。
      今度は、そっちを食べてみたいな。
      ハノイのは、めちゃ、クリスピーでした。
      それを、ライスペーパーで巻いて食べるのが、ハノイ風らしいです。
      普段は、マッサージとか行かないのですが、何しろ、沢山お店もあるし、
      足のマッサージなら、1000円以下でやってもらえますしね。
      ゆけむりさんの言う、ヘッドスパは、次回は、やってもらおう。
      私も、本格的にベッドに横になってというのは、ちょっと、ハードルが高い気がします。

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