平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(1482)だって、仙台しか無かったんだもんの旅。(4)

旅(国内)

8月20日(火曜日)。

仙台にきて3日目の朝。

昨夜から考えて目的地を見つけた。

阿武隈ライン舟下りというのに行ってみようと思う。

ただ、やっているのか、どうなのか、人数が、足りているのか、満席なのか、何も分からない。

ただ、昨日の月曜が定休日ということなので、今日は空いているだろうと、とりあえず、行ってみることにした。

そのためには、早い時間にホテルを出なきゃ。

まずは、朝食を頂きに行く。

バイキングの朝食は、JALという名前で期待し過ぎたせいか、品数も少なく、海鮮丼も、申し訳ぐらいの感じでセッティングされていた。

と、言いつつも、海鮮丼を作ったのですけどね。

メニュー的には、あとは、どこにでもある料理。

温泉宿の朝食バイキングなら、何度もお替りをするのだけれど、JALでは、お替りするものもなく、とはいうものの、カレーは、しっかり取ってきてしまうのね。

ということで、ホテルをチェックアウト。

仙台駅から、JRで、(途中から、阿武隈急行線)で、丸森駅まで移動した。

途中の、車窓には、田園が広がり、旅行に来たなあと、ほっとさせてくれる。

電車のなかで、船会社に電話して、予約を入れた。

丸森駅。

丸森駅からは、歩いて、20分ぐらいだったかな。

受付、兼売店で、お金を支払う。ひとり2500円。

お店の人は、みんな親切で、お話にも付き合ってくれる。

そして、時間が来たので、船着き場まで送ってもらうのだが、凡とミニボン以外、誰もいない。

詰まりは、貸し切りだ。

船旅のおとも。バター最中は、売店で購入したが、有名なお菓子だそう。
船頭さんに貰った、この川沿いの竹を使った竹炭のお菓子。

何とも、贅沢な、そして、少しばかり、気を遣う船旅の出発であります。

最近、雨が降ったので、水は多めだという。

そのせいか、澄んだ水じゃなくて、濁っている。

のんびりと、船を走らせると、町の中よりも涼しい風が、心地よい。

船頭さんと凡たちだけだから、説明の中で、分からないことがあっても、すぐに聞けるし、すぐに答えてくれる。

貸し切りの、楽しいところだ。

上流へ向かって船は進むのだけれど、鉄橋のある手前で停まってくれる。

今から、鉄橋を、電車が通過するという。

鉄道好きには、堪らないサービスだ。

写メを撮りまくる。

鉄橋を通過するときに、汽笛をひとつ鳴らしてくれた。

船頭さんによると、運転手のサービスで鳴らしてくれる時もあるらしくて、今日は、ラッキーだねと言っておられた。

そのまま、上流まで走らせて、弘法の噴水という名所を超えたところで、Uターンする。

この弘法の噴水という名前にはエピソードがあって、昔、日照り続きで、水も無かった時に、弘法大師が、この土地を訪れたそうだ。

その時に、土地の老婆が、残り少ない水を、弘法大師に、飲ませてあげたそうです。

すると、それを嬉しく思った弘法大師が、その噴水の出ている岩を杖で、ポンと突いたら、そこから、噴水が出たそうなんです。

なので、弘法の噴水。

あとで、船から降りたミニボンが、凡に言った。

弘法大師さん、村に水が少ないの分かってるんやったら、お婆さんに貰う前に、先に、岩を杖で、ポンってやればよかったんちゃうの、と。

ミニボンは、たまに、こういう事を言うんだよね。

まさに、普通に考えれば、そうだよね。

伝説や、美談のように語られている物語には、こういう、理屈に合わない話も多くて、凡も、たまに、あれ?と首をかしげる話も多いのである。

んでもって、弘法の噴水は、ポンプで吹き上げているのではなくて、多少、お手伝い?はしているそうだが、自噴しているそうだ。

話を聞いたのが、噴水を過ぎてからなので、そういう話なら、近くで写真を撮れば良かった。

船は、船着き場を少し通り過ぎて、Uターンして、また船着き場に戻って来た。

1時間と、10分か20分の船旅は、風も気持ちよく、また、船頭さんも熱心に説明してくれたので、来てよかったなと思う。

10月からは、いも煮舟や、12月からは、こたつ舟としても、運航するらしいです。

これも楽しそうですね。

駅までまた、歩いて戻る。

そして、仙台駅まで移動。

13時過ぎなので、ランチでも食べようかと思うが、これだというのを見つけられず、看板が目立っていた、末廣ラーメン本舗さんに入る。

京都の新福菜館さんの弟子なのか、そういうお店なので、醬油の味の濃い味付けで、本当なら、凡の好きな味なのだろうけれど、ただ、今日の凡とミニボンの食べたい味では無かった

商店街を歩いていると、阿部蒲鉾店で、ひょうたん揚げという人気スナックがあるので、それを立ち食い。1本300円。

丸い蒲鉾を2つ串にさしてあって、それに、ホットケーキの生地を付けて揚げている。

蒲鉾のアメリカンドッグである。

串には、当たりがあって、ミニボンが、食べ終わったら、串に、あたりと書かれていた。

もう、1本貰ったが、テイクアウトにしてもらう。

さて、そろそろ、空港に向かいましょうか。

中華も、なかなか、美味しかったです。
「むう」は、ムー民だったら、買っちゃうよね。

仙台駅で、今日の夕食用の中華の弁当を買った。

家に帰ってからも、仙台の味を食べられるし、帰ってから、買い物に行くのも面倒くさい。

ということで、仙台空港から、伊丹空港と、ANAで、マイルを使った特典旅行で、これまた、タダで、帰ってまいりました。

今回の旅は、タダで飛行機に乗ることから始まった旅でありますが、やっぱり、1泊じゃなくて、2泊すると、楽しさも、倍増するんだなと実感した旅でありました。

ということで、最後まで、お付き合いくださいまして、ありがとうございました。

コメント

  1. ゆけむり より:

    JALシティの朝ごはん、悪くないように思いますよ
    海鮮丼、イクラやサーモン、それにマグロもあるなんて、これは凄いと思います
    阿武隈ライン舟下りってのは知りませんでした
    これは貸し切りでの乗船だったようですが、ラッキーだったのかどうか微妙ですよね
    ちょっと気を使っちゃういますもんね(笑)
    末廣ラーメンは口に合いませんでしたか?
    自分も仙台に行った時に食べましたが、自分は好きな味です
    ネギがたしか入れ放題だったと思いますが、ありませんでしたか?
    京都の新福菜館も大好きで、また食べたいと思っています
    こちらはのれん分けだったと記憶しています
    今回はANAの特典航空券のようですが、普通のマイル?それともトクたびマイルでしょうか?
    実は昨夜福井から戻ってきました
    トクたびマイル利用者が多いのか?
    普通の特典航空券の方が多いのか?
    それともそれ以外の利用者が多いのか、ほぼ満席でした
    予約する時点で空席はちょぼちょぼで、ギリギリ発券できたって感じしたよ
    来月はハノイですよね
    メチャクチャ羨ましいですよ~

    • 平 凡蔵。 より:

      ありがとう、ゆけむりさん。
      ホテルの朝食は、写真では普通ですが、種類も少なく、規模も小さかったですよ。
      それに、女の子も、海鮮丼の具を補充するのに、無造作にトングで、ぐちゃっと、乗せてましたよ。見た目、もう少し、美味しそうにもれば良いのにと思いました。そらと、ハードのことは、いうべきで無いかもですが、椅子は、カバーが破れて、20センチぐらい、中のスポンジみたいなのがはみ出していました。
      と、悪口ばかり書いてるみたいですが、1人2000円見当なので、期待しすぎてたからかもですね。
      末廣ラーメンさんは、美味しかっまですよ。ただ、違うものの口になってたので、そう思ったのかも。
      今回は、普通のマイルです。トクたびマイルは、普通のでも席なかったので、余計に取れないだろうと思って、普通で席を確保しましました。
      ハノイは。今から楽しみにしてるんです。
      今は、ホテルを探し中です。

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