平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

創作劇場は、ここをクリックしてください。⇒⇒⇒

散散歩歩。(1480)だって、仙台しか無かったんだもんの旅。(2)

旅(国内)

8月18日(日曜日)。

マイルを使ってタダでやって来ました仙台であります。

んでもって、今日の宿、メルキュール宮城蔵王リゾート&スパさんにチェックインをしました。

40分ぐらいで、慌しくお風呂に入りまして、さて、今から、夕食へ参りましょうかというところであります。。

メルキュールさんの魅力の1つは、何といっても、バイキングに、初めから、飲み放題が付いているというところだ。

オールインクルーシブだからね。

予約した時から、追加でオプション料を払う必要がない。

凡は、5時からの回をお願いしていたので、5分ぐらい前に行ったら、すでに、列ができていた。

2名用のテーブルに座って、いざ、料理を取りに行きましょうと歩き出すと、既に、料理のカウンターは、人だかりが出来ている。

特に、海鮮丼のところは、長蛇の列になっているじゃないか。

でも、凡は、時間制限は、あくまでも目安だと、スタッフの人に確認しているので、落ち着いたものである。

並ぶのは嫌なので、空いているところから料理を取っていく。

しかし、いつもバイキングの料理を取るときは悩むのである。

長方形のカウンターに料理が並んでいるとする。

人気のコーナーがあって、そこは列を成しているとする。

大体が、一方通行的に列が出来る。

しかし、その先に、誰もいない空間と瞬間がある場合、そこに、取りに行って良いものかどうか。

列に並んでいる人からしたら、こっちは、並んでいるんだよと思うだろう。

順番に、こっちから、料理を取っていくのがルールじゃありませんかと。

もし、それがルールなら、凡も、勿論、従いますよ。

でも、オープンな空間に置かれたカウンターなら、どこが始点で、どこが終点なんて、決められないよね。

空いてたら、取ってもいいんじゃないかと思う。

とはいうものの、凡は、そんな列のところには近づかないもんね。

だって、取っても良いという考えであっても、トラブルになるのは、嫌だしね。

海鮮丼に列が成している時も、見渡せば、ハンバーガーや、ローストビーフなど、並んでいないコーナーもあるので、とりあえず、第1弾は、空いているところから選んだ。

そして、生ビール。

生ビールは、2杯ずつ持ってきた。

というのも、生ビール注ぐ機械で入れるのだけれど、泡が多すぎるのだ。

なので、ジョッキの半分ぐらいしか中身が入っていない。

凡は、常日頃、主張しているのだけれど、ビールに泡は要らない。

何故なら、泡があったら、飲み難くて仕方がないじゃないか。

まだ、1センチぐらいなものだったら、良いけれど、たっぷり泡を乗っけてくれる店があるが、クラスを傾けても、なかなか、液体が唇に触れない。

ビールというものはね、あの冷たい炭酸の効いた液体を、ゴクリゴクリと、喉に流し込む瞬間に、幸せを感じるものである。

それなのに、泡が多いと、酷いときには、グラスを傾けても、液体が口に触れないから、泡を先に吸って、何かしっくりこないなと思いながら、その泡を口の中で消し去って、ようやく、冷たい液体をゴクリとやらされることになってしまう。

犬になった気分だ。

こっちは、液体を流し込みたくて、しっぽを、盛んに降っているんだけど、お店のビールを注いだ店員から、「待て。」と、命令されているようである。

泡が消えるまで待てということだ。

んでもって、ようやく、ご主人様の、「よし!」が出て、ゴクリとやる。

凡は、今まで、犬になってるもんだから、ご主人様に待てと言われてたことなんて、すっかり忘れてしまって、ビールの美味しさに、満面の笑みで、「ワン。」なんて言っちゃったりするのである。

ああ、悲しきかな、ビール党、いや、泡不要論者。

というか、凡だけか。

たまに、あの泡は、ビールの蓋の役割をしてて、保温とか、炭酸の抜けるのを防いでるとか、いろいろ得意げに解説をされるテレビの出演者がいるが、ナンセンス。

目の前にサーブされたら、すぐに、飲み干すのがビールなのである。

ビールの泡と言うと、思い出す女の子がいる。

昔、駅前にあったラーメン屋の女の子である。

ショートカットで、細身の、ちょっとボーイッシュな女の子だった。

若いころはね、凡は、意外と、ボーイッシュな女の子が好きだった。

いや、勿論、お色気ムンムンという女性も好きなのだけれど、そういう女性と、何かお話をしたり、お茶したりとか、というか、そんなこと、怖気づいてしまって、近寄れなかったのだ。

なので、ボーイッシュが好きだったというより、お色気ムンムンに近寄れないという気持ちの裏返しのボーイッシュ好きだったのかもしれない。

それが、今では、すっかり、お色気ムンムンが好きになってしまった。

まあ、そんなことは置いておいて。

そのラーメン屋だが、その女の子がビールを注いでくれるときは、ジョッキの渕のギリギリまで液体を入れてくれた。

泡、ゼロなのだ。

そのビールの入れかたを毎回見て、この女の子は、何故、泡を入れないのかと、女の子のことを知りたくなったのを思い出す。

もう、何十年も前の話だ。

去年か、一昨年、その店で、その女の子らしい女性を見かけたが、今でも、ビールに泡を乗っけないでいるのだろうかと気になったが、最近は、飲みに行って、帰りに締めにラーメンということもしなくなったし、あそこのラーメンは、ボリュームが多すぎて、今の凡には、無理だろう。

なので、今でも、ビールに泡が乗っけないのかどうなのか、もう、確かめる機会はないのだろうな。

まあ、ビールの話は、置いておかなくちゃ。

今は、宮城蔵王メルキュールリゾート&スパさんで、夕食のバイキングの最中である。

これは、初めから知っていたが、料理の内容は、先に行った京都宮津のメルキュールさんと、8割がた同じメニューだ。

そこに、2割ほど、その土地のメニューが加わる。

カジキマグロの香味焼き、マーボー焼きそば、仙台油麩の玉子とじ、などは、ここだけの料理だろう。

この油麩は、美味しかったです。

というか、麩、大好きなんですよね。

ぶたしゃぶと、海鮮丼のお刺身。
外は、まだ明るい。
まだまだ、いただきますよー。
仙台名物、マーボー麺。
やっと、デザート。

何度も、何度も、追加を致しまして、大満足のバイキングでありました。

これだけ、飲んで、食べても、2時間ぐらいだった。

90分の目安は、オーバーしたけれど、せいぜい、2時間なんだよね。

ずっと、食べ続けられない。

なので、他のバイキングの宿のチェーン店も、制限時間90分というのは、是非とも、やめていただきたいと切に願う。

夜は、ラウンジも空いている。
飲みすぎで、半分、死んだような表情でハンモックに揺られる凡。

さて、夕食を終えたら、売店などを冷やかして、部屋に戻る。

そのまま、寝てしまったようだ。

夜中起きるも、部屋が広いので、ビジネスホテルのような、息苦しさはない。

ああ、楽しいなと思いながら、ぼんやりと夜を過ごした。

朝の芝生の庭。

そして、次の日の朝。

朝食は、7時で申し込んでいる。

なので、それまでに、お風呂に行かなくちゃいけません。

大浴場は、6時からなので、これまた、時間的に、いささか、せわしない。

朝は、昨日よりは、混んでいた。

続いて、和風。
ダメ押しのデザート。

そして、7時前に、朝食会場へ行くと、既に、これまた、長蛇の列。

朝は、仙台雪菜とクリーム煮というのが、ご当地メニュウみたいで、美味しかったです。

そして、メルキュールさんに泊まったら、朝のスパークリングワインの飲み放題。

これを、カツバーガーや、ホットドッグで頂く。

和風の朝食もいただいて、最後に、プロテインとして、ゆで玉子を2つ。

ということで、これまた、大満足の朝食でありました。

さて、これから、送迎バスで、仙台駅まで戻りましょうか。

今回の、宮城蔵王リゾート&スパさんは、部屋も料理も良かったです。

ただ、人が多すぎて、大混雑。

ここで、楽しく過ごせるかどうかは、タイミングということになるのかなと思います。

混雑の度合いで、ホテルの評価も分かれるだろう。

それと、初めての蔵王。

これは、送迎バスをお願いしておいて言うのも、筋違いではありますが、ちょっと、蔵王を観光してみたかったかな。

コメント

  1. ゆけむり より:

    う~ん、チェックインも時間が掛かったようですが、バイキング会場に入るのも時間が掛かったようですね
    それと料理を取るのも並びができたようですが、空いている場所の料理を取るのは気が引けますが、空いている場所に行かないとどんどんふん詰まっちゃいますよね
    だから自分は離れた場所の空いている所の料理を取ります
    ただこれの難点はフライドポテトとか、ナポリタンとか、一巡目で取るような料理じゃないんですよね
    そんな料理でお腹を膨らますのは不本意なんですよね
    やはり肉料理や海鮮などから攻めたいんですよね(笑)
    仙台油麩の玉子とじ美味しそうですし、ローストポークのソースがまた美味しそうです
    タレ多めのローストポーク丼で食べたいですよ
    ローストビーフやマーボー焼きそばなんてのもあったんですね
    料理の種類が多いのは嬉しいですよね
    どれを食べようか迷うなんて、こんな贅沢はありませんからね
    まさに旅ならではだと思います
    朝ごはんも並んだようですが、これまた種類が多くて食べ過ぎちゃいますね
    なるほど、送迎バスを使ったから蔵王観光はできなかったんですね
    蔵王の大露天風呂とかお奨めですが、やはり真冬の樹氷(スノーモンスター)がお奨めです
    温かい温泉と共にいつか楽しんで下さいネ
    ところでANAの特典航空券の必要マイル数が改定されるのはご存じですか?
    シーズンによって違いますが、1000マイルから1500マイルアップします
    10月27日搭乗分からだそうです
    そんな訳で急遽明日出発します
    たぶん行きたい空港がトクたびマイルで出ると思い予定を立てていました
    帰ってきたらアップしますので、よろしかったら時間がある時にお立ち寄り下さいm(__)m

    • 平 凡蔵。 より:

      ありがとう、ゆけむりさん。
      あのバイキングの料理を取るときの行列は、なかなか進まないんですよね。
      そうそう、分かります。
      早い時間に空いているところは、ハンバーグとかね、そんな料理ですよね。
      でも、一応、最初は、その土地の名物とか、ホテルのお薦めみたいなのを食べたいですもんね。
      なので、時間制限がなければ、ゆっくり、料理も取ることが出来るし、それが理想です。
      今回の料理も、先に行った京都宮津のメルキュールさんと、同じような内容でしたが、
      どれも、美味しかったです。
      送迎バスに乗ったのですが、途中、お土産物屋さんなどが数件並んだ、蔵王温泉のメイン通りみたいなところや、
      蔵王権現だったかな、そう書かれた大きな鳥居があったり、バスを降りてみたいなと思う場所もありました。
      でも、タダで送迎してくれるんだし、そこは、言えませんけどね。
      ANAのマイルの必要マイル数が変更になったことは、お知らせか何かで知ってましたが、
      どのぐらいアップするのかは、知りませんでした。
      結構、率が悪くなるみたいですね。
      最近、ANAのマイルを、ピーチのポイントに変えられるということを知りました。
      そっちも、今後は、検討してみようかなと思っています。
      んでもって、今度は、ゆけむりさんは、どこに行かれるのかな。
      楽しみにしています。

タイトルとURLをコピーしました