平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(1476)初めてのオールインクルーシブの宮津旅。(3)

旅(国内)

8月6日(火曜日)。

メルキュールホテル京都宮津リゾート&スパさんのオールインクルーシブを楽しんだ凡とミニボン。

今回の旅の目的は、これだったので、ミッションは、すべてクリア。

残りの今日の1日は、オマケである。

宮津駅まで、送迎バスで送ってもらう。

ここで、天橋立まで移動するつもりなのだが、次の列車まで、時間は忘れたが、結構な時間がある。

とはいうものの、駅前には何も無く、なので、駅舎の待合のようなスペースで待つしかない。

扇風機の首がこちらに向いた時だけは、ちょっと楽になるが、それでも、暑くて仕方がない。

西洋人のファミリーが2組、やっぱり、暑そうに待っている。

凡と同じメルキュールに泊まっていたようだ。

さて、宮津から天橋立に移動。

観光案内所で、対岸に渡る天橋立観光船と、リフト券、成相寺に行くバスのチケットがセットになったものを購入。

そして、観光船に乗り込む。

乗り込む前に、かもめのエサのかっぱえびせんを、2袋購入した。

往路は、一旦、反対側まで船が進んで、Uターンして、一の宮に向かう。

なので、往路は、25分ぐらいで、復路は、13分と、時間が違う。

阿蘇海を観光船が進んでいくのだけれど、のんびりと並行している天橋立を愛でるということをする人は、ここには、誰もいない。

みんな、やってくるカモメに夢中なのだ。

かっぱえびせんを摘まんで、腕を上にあげると、カモメが、それをくちばしで器用に、かっぱらって行く。

他の観光地のこういう遊覧船で、カモメのエサをやれるところはあるけれど、ここまで食いつきのよいカモメは珍しい。

カモメも午前中で、お腹が空いていたのだろうか。

やってくるカモメが、半端ないので、船上の外国人を含めて、大騒ぎだ。

ミニボンも、怖がりながらも、エサやりに夢中だ。

そんなことで、景色を鑑賞することはなく、カモメと戯れて、一の宮に到着。

船着き場から、すぐのところに、籠(この)神社がある。

この籠神社は、伊勢神宮に天照大御神が移られる前においでになったところなので、元伊勢神社とも言われている。

カゴメの歌との関係があるとか、どうとか、雑誌ムーでも取り上げられることもある有名な神社だ。

まずは、参拝。

さすが、風格の感じられる神社だなと思っていると、アジア系の外国のツアーの団体が来て、お参りするのかなと思ったら、そのまま本殿の前をスルーして、股のぞきで有名な傘松公園の方に、急ぎ足で向かって行った。

まあ、外国の人に、この神社の意味とか、良さは、解らないだろね。

というか、凡も、外国に行った時に、彼らと同じことをしてるんじゃないかと、それを知りたいと思った。

凡の外国での行動は、現地の人が見たら、どう見えるんだろう。

その国の人にとっては、大切な場所や、面白い場所、意味のある場所、そんな場所をスルーしてしまっているのかもしれないね。

もし、そうなら、ちょっと勿体ない気もするよね。

とはいうものの、旅に形は無い訳で、こうしなくちゃいけないなんて、そんな窮屈な旅は、ナンセンスだ。

好きなように旅すれば良いと思う。

なので、籠神社をスルーした外国人の団体さんも、これはこれで、正解である。

さて、籠神社にお参りしたら、奥社の真名井神社にもお参りしよう。

この真名井神社の真名井という神社も不思議なもので、そういえば、八幡書店の社主の武田さんが、ウダウダと、DVDで、何か言ってたな。

また、帰ったら、見直してみようかな。

真名井神社の鳥居の傍にある湧き水をペットボトルに詰めて、今日の水分補給にしよう。

きっと、パワーのある水に違いない。

さて、股のぞきで有名な傘松公園に行こう。

傘松公園に行くのに、同じ駅から、ケーブルカーと、リフトと、並行して運行されている。

どちらも同じチケットで乗ることが出来る。

ミニボンは、リフトの一択だったので、それに付き合う。

まあ、ケーブルカーよりは、遊園地の乗り物みたいで、楽しいのは間違いないけれどね。

んでもって、傘松公園に着。

みんなが股のぞきをしているのを見る。

勿論、凡はそんなことしないよ。

恥ずかしいものね。

マイヅルレモンというレモネード屋さんがあったので、1杯頂いた。

そして、セット券についているバスのチケットで、成相寺に移動。

ここは、初めて来ました。

本堂や、一願一言地蔵さんなど、お参りをして、また、傘松公園までもどる。

そして、リフトでまた戻る。

船着き場まで戻る途中に薬屋を発見。

旅に出たら、その土地にある薬局に入るのが、凡の趣味である。

そこで、二日酔いの薬を買うのが常だ。

入ると、半分が、雑貨などが置いてあって、半分が、薬を置いている。

観光客は入りそうにないお店なので、凡が入って行くと、おっちゃんも、おばちゃんも、息子さんなのかな、凡とミニボンに注目が集まる。

ミニボンが、サメミロンの塗り薬が気になっているようで、結局、小さいのを1つ購入。

サメミロンは、鮫の肝臓から抽出したもので、スクアレンが、その成分だ。

パッケージには、皮膚疾患の効能しか書かれていないのだが、お店の人が作ったチラシには、もう、何にでも効くみたいな説明が書かれている。

チラシは、捨ててしまったので、正確ではないけれども、腹痛や、頭痛もあったと思う。

皮膚に塗る薬なんだけどね。

凡は、何にでも効くという薬が大好きだ。

本当のところは、何にでも効かないのだけれどね、噂や評判として、或いは、都市伝説的に、何にでも効くと言われているものだ。

片仔廣や、一時倒産して、また復活した、香港で売られている補済丸(ほんとは、旧字体。ポーチャイピル。)、ケイ素などなど、何にでも効くと、庶民が言う薬がある。

もともと、薬効は、別にあるんですけどね。

大阪で言うなら、「そんなん、メンソレ塗っといたら、治るわ。」みたいな感覚に似ているのかもしれない。

メンソレも、万能薬だ。

その何にでも効くというと、この前まで流行していた風邪に、政府には否定されていたが、効果があると言われているイベルメクチンという薬を思う。

最近では、ガンに効くという先生もいらっしゃる。

んでもって、何にでも効くという説も出てきているのを見ていると、ある意味、楽しい。

今年、ベトナムのハノイで、少し買って来たので、飲みたいのだけれど、値段が高めだったので、勿体ない気もするな。

今回、天橋立で、皮膚疾患に効くという、サメミロンの塗り薬を、ミニボンが買ったので、凡も、サメミロンの錠剤のばら売りと、牡蠣のサプリのばら売りを、少しだけ購入。

サメミロンの錠剤は、二日酔いに効くという説もある。

さて、船着き場まで戻ったら、お昼ごはんといたしましょうか。

お土産屋さん、兼うどん屋さんみたいなお店に入る。

お土産屋さんの年配の男性も、言葉遣いも優しくて、また、うどん屋さんの男性も、ちゃんとした服装で接客されている。

ミニボンは、ざるそばに、ちくわの天ぷら。

凡は、きつねうどんと、ちくわの天ぷら。

このちくわは、黒ちくわといって、この辺りの名産だ。

それにしても、凡の後に入って来られた客の注文した料理が来ない。

そんでもって、その後に来た人に、料理が提供されている。

あれ?と思っていると、間違ったうどんを、別の人にサーブしていたようだ。

間違いは、誰にでもあるからね。

とはいうものの、待っている人は、2組しかないので、大丈夫なのかなと思う。

それにしても、間違ったうどんをサーブされた方は、若いアベックで、楽しそうに、うどんを食べていた。

サーブされたときに、これ違いますと言ってたら、こんなことにはならなかったんだろうけれど、若いから、言えなかったのかな。

或いは、ラブラブだったから、料理なんて、どうでも良かったのか。

うらやましいな、ラブラブ。

帰路は、また観光船で、天橋立に移動。

まだ、時間があるので、智恵の餅という名物を頂く。

そして、お土産などを購入して、天橋立駅まで移動。

お土産は、自分用に、今日の晩ごはんのひとつとして、焼きへしこ寿司を購入。

冷凍なのだが、常温で溶かせば、家に帰ったころに食べごろになっているはずだ。

ここで、凡は、この焼きへしこ寿司を、何年も前に買っていたことを、自宅に帰って食べてから、思い出した。

同じ商品を。

そして、その時の感想と同じく、帰ってから、自然解凍したものを頂くと、全く以って、米が、米の食感じゃない。なんか、発泡スチロールを食べているような感じだ。

凡は、あまり、批判はしないが、これに関しては、恐ろしく美味しくない。

電子レンジでチンをすれば、もっと美味しかったのかもしれないが、自然解凍して、この食感なら、もう買わなくても良いだろう。

まあ、今回は、前の美味しくないという感想を忘れてしまって、また買ってしまったので、非は凡にあるのですけれどね。

往路は、鉄道で来たのですが、帰路は、高速バスを利用した。

大阪の梅田まで、値段も安いし、ただ、座ってるだけで、大阪まで凡とミニボンを運んでくれる。

という事で、大阪まで帰って来て、そのまま、自宅に戻った。

今回の旅は、オールインクルーシブのホテル、メルキュール京都宮津さんに泊まるのが目的の旅でありましたが、メルキュールさんも、これは、コストパフォーマンスが高く、また、行きたいなと思うホテルでした。

それと、ミニボンも、カモメにエサをやるのが楽しかったようで、総合的に、行って良かったということであります。

ということで、最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございます。

コメント

  1. ゆけむり より:

    かもめにかっぱえびせんをあげながらのクルーズは楽しいですよね
    でもあんまりいっぱい集まってくると少し怖いし、フンとか落とされないかいつも心配になります
    天橋立はかなり昔に行き、もちろん股のぞきはをしましたよ(笑)
    おっ、大好きな怪しい薬もゲットされましたね
    ここのところ疲れが全然取れないし、良い睡眠も取れないし夜中に何度も起きてしまいます
    なので養命酒か朝鮮人参系の何かを飲もうかと考えていますが、何かお奨めはありますでしょうか?
    実は熱海に行った時に翌日初島に渡ったんですが、何しろ暑いし疲れるしで辛かったです
    是非お奨めの滋養強壮剤がありましたらご指南頂きたいと思います
    うどん屋さんの件ですが、注文したうどんは若いカップルと間違えられた人のうどんと同じメニューだったんですかね?
    それとも若いのは何も考えてなかったのかな?
    抜かされた客の方はたまらないですよね
    焼きへしこ寿司はイマイチでしたか?
    ご飯を解凍すること自体難しそうですもんね
    智恵の餅は美味しそうですね、疲れた時には最高ですね!
    オールインクルーシブの旅、なかなか良かったですね
    いつか自分も体験してみたいと思いましたm(__)m

    • tairabonzou より:

      ありがとう、ゆけむりさん。
      そして、お返事遅くなりました。
      かっぱえびせんは、初め、奥さんが買ったときに、ええ、そんなん買うの?みたいな、
      あまり乗り気じゃなかったんですが、メチャメチャかもめが来るので、買ってよかったです。
      お薦めの滋養強壮剤は、難しいですね。
      わたしも、薬が好きで、旅に出たら、必ず薬局を覗いてみるのですが、ちょっと変わったものを買うので、
      定番の、ちゃんとした、滋養強壮剤は、分からないんですよね。
      というか、私自身、滋養強壮で飲んでるものは無いんです。
      ただ、最近は、プロテインと、ビタミンB、C、ナイアシンや、鉄、亜鉛などのサプリメントは摂ってます。
      単発で、疲れた時に飲むのなら、夜なら、マグネシウムとクエン酸。
      朝や、昼に、まだ、これから頑張らなきゃというときは、漢方薬の麻黄とか、五黄とか。
      麻黄は、シャキッとさせる成分なので。
      売ってなければ、葛根湯に含まれているので、葛根湯でも大丈夫です。
      そんな感じでしょうか。
      体力をつけるために飲むお薦めは、なので、知らないんです、すいません。
      初めての、オールインクルーシブは、結構、楽しめましたよ。
      というか、混んでないときは、最高です。

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