平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(1471)ムー民の青春18きっぷ、高知旅。(4)

旅(国内)

7月29日(月曜日)、青春18きっぷで高知までやってきた次の日であります。

先ずは、朝食を頂きに行きましょう。

1階の会場に、オープンの6時ちょうどに入る。

内容を見てみると、普通のビジネスホテルとは、ちょっと違うメニューが並ぶ。

茹でエビや、生ハム、若鳥の味噌風味焼きなど、朝食にこだわっている感じが出ている。

カツオのタタキがあるのは、旅行者には嬉しいご当地グルメ。

ポテトサラダにしても、これは業務用の出来合いのものだと思うが、その上に、オリーブや、彩をプラスして、手を入れいている。

成る程、ホテルのテレビのインフォメーションに出ていたが、じゃらんの「泊まって良かった賞大賞の朝食部門に選ばれるのも納得である。

部屋のテレビの画面にも、賞を取ったと真ん中に出ていた。

スイーツに、これは自分自身、ある意味、悲しくなるのだが、食い意地の張った凡は、お腹いっぱいだけれど、カレーを最後に頂いて、朝食は終了。

途中から、子供を大勢引き連れたスポーツかなにかのファミリーが入って来て、急にゴチャゴチャ感が出たが、食堂の外のフリースペースで食べていたので、凡としては、ゆっくりと食事が出来た。

部屋に戻って、昨夜のふりかえりを、ブログ用に、ちょっとメモをして、そして、今日の計画を考える。

12時45分の高知発が最終だろうか。

8時40分に、ホテルをチェックアウト。

歩いて、高知県立文学館に向かう。

それにしても、梅雨も終わったせいか日差しが強い。

んでもって、会場に到着。入場料500円。

文学館の2階で展開されている。スタッフも、ムーのTシャツを着ていて、気分も盛り上がる。

入口には、三上編集長の等身大のパネルが立てかけられていて、中に入ると、UFOやグレイの人形が、待ってくれていた。

展示内容としては、月刊ムーの雑誌の内容を振り返って、関係する書籍などが並べられている。

5、6人の人が来ていた。

特に、これはスゴイというものは無い。

介良事件の記事。
カッパの記事。

ただ、昨夜のバーで話していた、介良事件や、女の子が言っていたカッパの記事もあって、昨夜は、楽しかったなと思う。

ポールで作った小さなピラミッドがあって、中に入ってパワーを体感できるのだけれど、これを平気な顔して中に入って座る人はいるのだろうか。

ユリゲラーが曲げることの出来なかったコブラスプーンや、フリーメイソンの聖書などもあった。

全体的に、これはスゴイなという展示ではないけれども、ムー民には、楽しい会場であることは間違いが無い。

ダウジングで遊ぶコーナー。
クラリオン星人なら、恋人にしたい気もするな。

2階には、常設展もあり、そこも料金に含まれているので、ムーの後に覗いてみる。

高知県ゆかりの作家が紹介されていて、会場の広さ、ボリューム的には、力が入っているように感じた。

さて、今回の目的であるムー展も見たし、帰りを意識しながら、アーケードあたりに戻ろう。

この時点で、10時40分だった。

乗る予定の列車まで2時間ちょっとか。

これから長時間、列車に乗るだろうから、何か食べておくのも良いかもしれない。

ただ、11時前なので、開いているお店が少ない。

それなら、いっそ、駅まで行こうかと思う。

駅なら、食べるお店もあるだろう。

高知駅。

と、駅まで行ったけれど、駅の前には、お店が少なく、また、開いていない。

それなら、1本早い列車に乗ろうかと思ったが、そんなものは無かった。

やっぱり、列車の本数少ないね。

そうこうしている間に、11時になったので、駅のビルの1階にあるチェーン店の庄屋さんに入ることにした。

須崎名物と書かれている鍋焼きラーメンと、土佐巻きハーフ、それにビールを注文。

ラーメン自体は、あっさりした昔ながらの醤油味で、鍋焼きにする意味があるのかとは思うが、美味しいので、それはどっちだって構わない。

生玉子が落してある。

これは、鍋焼きを食べる時に、いささか、悩ましい問題となる。

いつ、生玉子を割るかという事だ。

凡は、汁が好きだ。

なので、この鍋焼きラーメンだって、この素のままのスープが好きだし、素のままのスープを飲みたい。

生玉子が溶けたスープを否定する訳じゃないけれど、一旦、玉子を割ってしまうと、その後の、スープは、最後まで、濁った、玉子味のスープになってしまうのが嫌なのだ。

最後のひと口のスープは、素のスープで終わりたいというのが、食い意地の張った、細かいところが気になる凡にとっては、ささやかな希望でもあるのだ。

これが、半熟玉子なら、そこまでスープが濁らないから、気にならないのだが、生となると、そのスープの変化が著しい。

こんなことで悩んでいるのは、頭が変なのであろうか。

んでもって、いつも、最後の3分の1ぐらいになったときに、玉子を割るのである。

詰まり、最後のひと口の素のスープの愉しみを捨てることになるのだ。

なので、鍋焼きラーメンに限らず、鍋焼きうどんも、凡は、ぐつぐつと煮えたぎった鍋の鍋焼きが好きだ。

玉子が、余熱で半熟になる。

これの解決策としては、注文するときに玉子を抜いてもらうか、或いは、白ご飯を別に取って、生玉子を乗せて、玉子かけご飯にするかだが、どちらもまだやったことがない。

いつも、悩んでは、最後のひと口を、凡の飲みたいスープじゃないんだよなと思いながら、残りの汁を飲み干すのだ。

そんなことを考えながら、鍋焼きを食べるのは、疲れて仕方がない。

土佐巻きは、内容を訊かずに注文したが、カツオと、ネギと生のニンニクのスライスの巻きずしだった。

大阪では食べられないし、美味しいものであるが、結構、ニンニクが効いていて、食べてる凡自身が、匂うなと感じた。

さて、お会計をしたら、若い女の子がレジをしてくれたのだが、凡が、お釣りを財布に仕舞うまで待ってくれていて、「暑いので気を付けて。」と言われた。いや、こんな若い子に言われるなんて、嬉しいね。

さて、まだ1時間ぐらい時間があるのだけど、他にすることが無いし、暑いので、もう移動もしたくない。

なので、駅前の観光案内所で、ビシャビシャになったTシャツを乾かしつつ待っていた。

んでもって、12時20分頃、高知駅にて、青春18きっぷの2つ目の欄に入鋏。

12時45分、高知駅発、土讃線 阿波池田行。

大歩危駅。
大歩危駅外観。
大歩危駅の前。

途中、大歩危駅で、27分だったかの待ちがある。

なので、駅舎の外に出てみる。

歩危マートというお店があって、名物「ぼけあげ」なるものがあった。

油揚げに大根おろしを乗せたもののようだが、食べようか、どうしようかと迷ってしまう。

そして、どうしようか迷っている間に、停車時間も短くなって、結局、駅に戻ったのだが、あの時、すぐに食べていたら、名物を食べることが出来たのにと、凡の優柔不断が情けなくなった。

そして、また土讃線に乗り込む。

15時55分、阿波池田駅に着。

ここで、37分の乗り替え時間があるので、またまた、駅の外を散策。

和菓子のふくやさん。
妄想トレインのカラーコピー。

商店街に、テレビ番組「妄想トレイン」で、紹介されましたという色あせたカラーコピーをガラス戸に張り付けてある和菓子屋さん「ふくや」があったので入る。

んでもって、紹介されていた「渦巻きういろ」を、1個だけ購入。

それだけだと、何か、申し訳ないので、揚げあんぱんを1個。

すると、中から出て来たかなりの年配のお姉さんが、これも美味しいよと言うので、「くろ麦」というお菓子も貰った。

列車に戻って、車内で、ういろを食べたのであるが、初めてのお店で、面白いものを買い物したと思ったのであるが、そういえば、朧げな記憶が蘇って来て、或いは、昔、今日と同じお店で、同じように妄想トレインのカラーコピーに惹かれて、この渦巻きういろを買ったんじゃないかと、そんな気がしてきた。

凡の脳みそは、余りにも、脆弱過ぎるものである。

16時32分、阿波池田駅発、17時21分琴平着。

その後、琴平 → 坂出 → 岡山と、時間の詳細は、メモするの忘れたので、割愛するが、移動してきて、18時半ごろ、岡山に着いた。

さて、このまま大阪まで移動すると、晩御飯の機械を逸するかもしれないので、この岡山で何か食べてから、また移動しよう。

食べると言っても、1時間ちょっとしか余裕はない。

なので、駅前、または、駅のビルの中ということになるのだろう。

岡山名物なんて考えていたら、これまた、迷っている間に時間が過ぎてしまう。

そういえば、昨日から、肉、或いは、油、みたいなものが食べたい気持ちになっている。

ビルの中に、ひとりで焼くチェーン店の焼肉屋があったが、並んでいたので、そこはパス。

これまた、チェーン店の「えびのや」さんに入った。

ほろ酔いセットを注文。

ビールは、生ビールと瓶ビールが選択できるので、瓶ビールをお願いする。

これはいい。

ほろ酔いセット。
追加。

始めは、天丼と思っていたが、一品も注文できるようなので、とり天、マイタケ、半熟玉子、などなど、6点ほど追加。もちろん、ビールも追加して、大満足の夕食となりました。

岡山駅から、姫路駅に向かう時は、いつも混んでいるのでありますが、今回は、少し遅めの時間だったせいか、すんなりと座れて、楽ちんで、姫路駅まで移動した。

ここで、10分ちょっとの時間がある。

これは、最後の締めに食べて置きゃなきゃでしょう。

ホームのまねきさんに入って、吉例の駅そばを頂く。

そして、姫路を出発し、いつものルートで、京橋駅にて、今日の青春18きっぷの旅は終了した。

家にたどり着くと、12時ごろだったか、12時を廻っていたか。

ということで、今回の青春18きっぷの旅は、高知県立文学館の「創刊45周年記念ムー展」を見に行くという目的のある旅でありまして、その目的も無事果たせたので、まずは、成功ではなかっただろうか。

高知のバーでは、女の子から、カッパの話も聞けたしね。

それにしても、旅をしてから、ブログにアップするのが遅いですよね。

でも、最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

コメント

  1. ゆけむり より:

    朝食メニューが素晴らしいですね
    かつおのたたきや鶏のグリルした物や生ハムやローストポークもあるじゃないですか
    これは朝からビールがに見たくなるぐらい素敵なラインアップですね(朝は飲まないけど)
    デザートも美味しそうだし、このホテルは実に良いと思います
    子供連れはうるさくて迷惑かけるから食事スペースの外で食べているんでしょうか?
    朝食会場に入り、他の人たちも大勢いるから静かに食べなさいと、それこそ教育の場になる絶好のチャンスなのにね(引率者が気を使ったのかな?)
    ムー展は凡蔵さんにはやや物足りなかったような印象を受けましたが、それでも色々あって楽しそうじゃないですか
    それと「あやしいは誉め言葉」、これ良いですね
    実際世の中には解明されてない怪しい事がいっぱいありますからね
    ピラミッドだって誰が何の目的でどうやって作ったかについて学者が色々な説を唱えていますが、実際のところどうだか分かりませんからね(その方が面白い)
    いっその事宇宙人がやってきて作ったとかの方が説得力があるかもしれません(笑)
    なべ焼きラーメンは食べた事ないけど、麺が細いのにしっかりしたような感じですね
    生卵は自分も悩みますが、黄身に麺を絡めて食べるのが好きなんですが、スープは濁りの無い方が良い、なので悩む気持ちよく分かりますよ
    レジのお嬢さんは感じが良いですね、やはりスレてないと言う事なんでしょうね
    おっと、土佐巻きも絶対美味しいでしょうね、食べてみたいです(高知に行こうかな)
    過去に買ったお店と気づかず、あとから気が付きましたか
    だんだん我々もそんな年になって来たって事でしょうかね(^^;)
    帰路、天ぷらで一杯、良いですね~
    けっこう食べられましたね
    最後に10分少々の間に立ち食いソバを食べるとは、さすが達人ですね
    自分だったら電車が行っちゃうんじゃないかと心配で食べれらません
    ドリンク買うのも必死で買いに行かなきゃって思うぐらいですからね
    実は来月新幹線で西の方に行く予定でしたが、色々あって11月に変更になりました
    よって9月の予定が全くないのでどこか行きたいと思っているんですが、得たびマイルでどこか手頃な行き先があると良いなぁって思っているところです
    高知の旅、参考になりましたし楽しかったですm(__)m

    • 平 凡蔵。 より:

      ありがとう、ゆけむりさん。
      朝食メニューは、良かったですよ。
      1泊2食付きの温泉ホテルの朝食バイキングに比べれば、メニューは少ないのかもしれませんが、
      ビジネスホテルとしては、かなりの充実ぶりです。
      というか、他とは、ちょっと違う感が出てましたよ。
      ムー展は、好きな人には、物足りないかもしれませんが、そこで、スゴイものを期待するというよりも、
      ここに見に来ている人が、みんな「あやしい」ものが好きなんだなと、そんな口には出さないけれども、
      仲間感みたいなものが会場に流れていたような気がします。
      その場に来て、ムーというものの創刊45周年を楽しもうという感じでしょうか。
      ピラミッドなどは、ゆけむりさんも、お好きなようですね。
      何の目的で作られたのか、知りたいですよね。
      土佐巻きは、美味しいですよ。
      でも、やっぱり、ニンニクが気になりますが。
      ラーメンも美味しかったです。
      帰路で立ち寄った、天ぷら屋は、チェーン店ですが、地方で食べると、また、格別です。
      というか、ビールを頂きながら、天ぷらを食べたら、間違いなく美味しいですもんね。
      姫路の駅そばは、列車の横にお店がありますし、すぐに、そばが出てくるんですよね。
      姫路に行ったら、必ず、食べてしまう駅そばなんです。
      美味しい、というよりも、癖みたいなものです。

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