平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(1471)ムー民の青春18きっぷ、高知旅。(2)

旅(国内)

7月28日(日曜日)、高知県立文学館で、月刊ムーの創刊45周年の企画展を見に行くために、青春18きっぷで、高知にやってきました。

16時05分に、高知駅に到着。

まずは、駅前の観光案内所で、地図を貰う。

高知の観光案内所は、駅前に、ドーンと大きな建物で展開されているので、観光客ウエルカム感があって、気持ちがいい。それに、スタッフも多いしね。

さて、ホテルに向かいましょうか。

今回のホテルは、「オリエントホテル高知」さんだ。

朝食付きで、税込み7480円。

ホテルは、グランド通り前という電停の目の前だったのですが、地図アプリで見ると、徒歩で29分と出た。

ちょっと遠いかな、とはいうものの、路面電車の駅を探したりするのも時間が掛かるだろうし、それなら、街を散策するつもりで、歩いて行こうかと、徒歩でホテルに向かう。

なのだが、この29分は、猛暑の中、結構、距離があるように感じたのではありまして、とはいうものの、商店街などの店を見るのは楽しく、結局、歩いて正解だったか。

途中、ひろめ市場という有名な飲食スポットを通ったので、覗いてみたが、やっぱり、凡は、こういうガチャガチャしたところは苦手だなと思う。今日の晩ごはんの候補から外す。

ホテルの窓から。

んでもって、ホテルに到着、そして、チェックイン。

入口を入ると、左は、ホテルオリジナルの商品などが展示されているフリースペース、右は、明日の朝食会場である。

部屋は、コンパクトながらも、狭さは感じない。

ただ、8階なので、高所恐怖症の凡は、窓の外を見ると、いささか、怖いのではあります。高知城が見える。

これは、後で感じたことだが、ベッドのスプリングが、柔らかすぎて、これは好みの問題だが、凡には、身体が沈んでしまって、少し寝づらかった。

シャワーは、ヘッドが広いものを最近付けられたのかな、その分、びっくりするほど水圧が弱い。

なんて、普段は、ハードな部分に関しては、安い金額で泊まらせてもらっているのに、ちょっと、気になるところがあっても、そこは、書かないのではありますが、そこまで、悪いことでもないので、忘備録的に書いておきました。老後に読み返した時のためにね。ああ、そんなこともあったんだねと。

兎に角ね、このホテルは、部屋に入る時に、キーを、壁のところに差すシステムじゃなくて、常時、電源が入っているタイプなので、これは良いですね。

特に、今夏のような猛暑の時は、外出する時にエアコンを入れたままでいられるので、帰った時に、部屋が冷えている。これは、有り難かった。

ということで、ホテルの部屋については、総合的に、大変、快適でありました。悪いところは、ひとつも無いという感じでしょうか。

さて、晩御飯を食べに、街に繰り出しましょうか。

1階に降りると、地元のグループが、ホテルの屋上に上がって行った。

このホテルには、ビアガーデンがあるのだ。

ビアガーデンのチラシ。

そういえば、最近、ビアガーデンに行っていないなと思ったら、ビアガーデンに行ってみたくなったが、この暑さでは、汗だくで飲まなきゃいけないし、折角の高知だから、街中で飲みたい気もするので、ビアガーデンは、やめる。

賑やかなところまで出て、散策するが、前に来た時の記憶が曖昧になっていて、あれ、商店街って、こんなだったかなと、初めて来た街のようである。

街の中心には、アーケード街があって、そこから2,3筋ぐらいのところに、スナックや、居酒屋などのお店があるという感じだろうか。

ただ、今日が、日曜日なので、飲み屋は、閉まっているところも多い。

というか、まだ、5時過ぎなので、開店前なのだろうか。

んでもって、高知の街を、♪♪ 縦の道は~あなた~、横の道は~わたし~ ♪♪と、中島みゆきさんの「糸」の替え歌から命名した恒例の糸作戦で、繁華街を縦に横に歩き回る。

縦、縦、横、横、丸かいてチョン。

っていうか、これ何だっけ。

まあ、そんなことは、置いておいて、高知の街中を、1時間ほど歩き回る。

こういうのが、ひとり旅の楽しいところであります。

これが、ミニボンとの旅ならね、こういうことが出来ないんですよね。

愚痴じゃないですよ、でも、店を探して、知らない街を歩き回るということが、どうも、嫌みたいでありまして、それに、あっちにしょうか、いや、こっちの方が良いかなとか、優柔不断に迷っているのも嫌みたいでありまして、すぐに店を決めなきゃダメなんですよね。

愚痴っぽいことを書いて、今度は、弁護する訳じゃ行けれど、ミニボンは、お酒を飲まないんですよ。なので、晩御飯も、普通に、定食だけで、それでオッケーなわけなのでありまして、それを、凡に付き合って、お酒の飲めるお店を探すのでありますから、そこは、早く決める必要があると言えるのではあります。

それにしても、迷う。

なのだけれど、取り敢えず、1軒目は、早い時間に入りたい。

ということで、「呑」さん。

ビルの2階にあるのだけれど、この2階にあるという段階で、ちょっと入り難いのでありますが、店の前に来て、これまた、入り難いなと思う。

ガラス張りの自動ドアの向こうが壁なのである。

なので、中に入らなきゃ、店の雰囲気が解らないのだ。

でも、取り敢えず、1軒目である。

思い切って、店に入ると、目の前が壁で、左右に席が分かれている。

左に行ったら、テーブル席で、誰もいない。

なので、右に行ってスタッフに声を掛けたら、カウンターに案内される。

右のスペースは、テーブル席が数席あって、6人の中年男性のグループの先客が飲んでいた。

カウンター席は、凡以外、誰もいない。

ということは、かなり広いスペースを確保しているお店のだが、凡以外、この中年のグループだけということか。

居酒屋に入って、客が少ないのは、嬉しい時もあるが、これだけ少ないと、いささか、寂しい。

それに、カウンターと言っても、目の前には、高い壁が設置されていて、カウンターの中の厨房は見えない。辛うじて、板前さんの帽子が見えるぐらいだ。

店の選択を間違ったか。

とはいうものの、クーラーが、ガンガンに効いているので、しばらくは、ここでクールダウンしよう。

お姉さんに、おすすめを聞いたら、高知と言えば、カツオだという。

カツオには、刺身とタタキ、そして、ポン酢と塩の選択がある。

なので、タタキのポン酢にした。

ポン酢にしたのは、何年か前に来て入った高知のお店で、そこのお姉さんが、観光に来た人は、何故か、塩で食べたがるけど、高知の人は、ポン酢で食べるのよね、と聞いたからだ。

カツオのたたきの本場に来て、わざわざ、地元の人のしない食べ方をするのも滑稽である。

お姉さんの言う高知の人の食べ方の真偽を知りたいところだが、今のところ、情報はお姉さんの言う事だけなので、今回は、それを信じて、ポン酢にしたのである。

カツオのタタキ。
どろめのヌタ。

そして、高知と言えば、「どろめ」という魚が名物だというので、そのどろめのヌタをお願いする。

カツオのタタキは、このポン酢が、柑橘系の香りが効いていて、実に美味しい。

まあ、値段もしたが、美味しいことは間違いない。

んでもって、どろめのヌタは、これは、日本酒だろうと、熱燗に変える。

ヌタと言えば、酢味噌で頂くのが定番だと思うが、ここのは、緑色のものが掛けられている。

年配のお兄さんに聞いたら、にんにくの葉を擦ったものだという。

ひょっとしたら、このお店、今は、誰もいないが、或いは、食事も美味しいので、人気店なのかもしれないと想像。

もう、一品、荒だきを注文。

鯛と、何か知らない魚がサーブされたが、これは、味付けも濃く、普通に美味しい。

スタッフは、何かを聞いたら答えてくれるが、それ以上の話はしない。

これは、お店の方針かもしれないが、旅行者としては、寂しい気もする。

さて、少しお腹も、落ち着いたし、汗も引いたので、2軒目を探しに行こう。

迷って入った「呑」さんだが、料理は、どれも、安定の美味しさで、エアコンも効いていて、1軒目としては、正解だったと言えるだろう。

時計を見ると、7時半ごろだった。1時間ぐらい店にいたのか。

ビール2杯に、土佐鶴熱燗2本で、5860円だった。

店を出たら、日も暮れていて、街にネオンが灯っていた。

はりまや橋。

コメント

  1. ゆけむり より:

    高知県で言うと桂浜とか四万十川をちょこっと見たぐらいで、高知の街は全く知りません
    でも、ひろめ市場を何度かテレビで見た事があり、凡蔵さんはパスされたけど自分はそこで色々食べたりしたいなぁって思っています
    観光客相手の観光市場かもしれませんが、何となく美味しい魚とか食べる事ができそうな気がするんです
    1軒目の居酒屋呑さん、意外とかつおのたたきはお高いんですね
    自分はポン酢で食べるのが好きだけど、テレビとかではよく塩で食べている場面を見ますよね
    いったいどっちなんですかね???
    それとメニュー表には変わった名前の品がありますね
    チャンバラ、ニロギ、ホタレ、初めて聞く名前なので気になります(笑)
    おっ、しまあじ1400円はお安いですね
    どろめは聞いた事あるけど食べた事はありません
    鯛のあら炊きも美味しそうですね

    • 平 凡蔵。 より:

      ありがとう、ゆけむりさん。
      そして、お返事も遅くなりました。
      というのも、なかなか、余裕が無くて、というか、遊びにも行ったりしてたので、
      今回は、その2と、その3を、同時に書いて、予約でブログをアップしました。
      ということで、今頃のお返事です。
      ひろめ市場は、ゆけむりさんなら、市場のこういうお店には、慣れておられるので、大丈夫でしょう。
      でも、どうも、私は、あのゴチャゴチャした感じが、落ち着けなくて。
      1軒目のカツオのタタキは、意外と高かったです。
      1人前ですもんね。
      というか、大阪でも、スーパーで買うと、もっと、お安く買えますしね。
      鮮度が良いのから、値段もそこそこするのかなと思うのですが、その差は、解りません。
      でも、ポン酢も香りが良くて、美味しかったです。
      カツオは、どこでも食べられるんですが、やっぱり、高知に来たら、注文してしまうんですよね。
      んでもって、ポン酢か、塩か、ケンミンショウでやってくれないかなあ。
      1軒目のこのお店は、どれも美味しかったです。
      ただ、客がいないのが、ちょっと、淋しかったですが。

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