平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(1394)陰性証明不要なり。ソウルの旅。(1)

旅(海外)

今回は、かなり、ウダウダとした、内容の無い文章になっております。

なので、内容をお求めになる方は、スルーしてくださいね。

というか、凡のブログに、もともと内容なんて無いのですが。

ただ、これから、ソウルにでも旅行に行ってみようかなと思ってる方がいらっしゃったら、ほんの少し、参考になるところがあるかもしれません。

ソウルの明洞にあるオシャレなカフェの昼下がり。

「やっと会えたね。ユジン(ここは、冬のソナタのユジンでご想像ください。)流行の風邪で、3年間、日本を出国できなかったからね。」

「長かったわよね。会いたかった凡ちゃん。これから、ずっと、ずっと、一緒だよ。」

「もちろんさ。君がいれば、他には何も要らないよ。」

「あたしも、凡ちゃんが、1番。あ、そうだ。会えない間に、ひょっとして、浮気なんかしてなかったでしょうね。凡ちゃんは、イケメンだから、心配になっちゃったよ。」

「何を言ってるんだよ。最高に可愛い君がいるのに、他の女性に目が行くわけないだろう。あ、ちょっと待って。何か、電話が入ってる。」

(台湾からの国際電話。)

「(ひそひそ話で)あ、うん。ビビアン?(あ、ここは、ビビアン・スーちゃんでご想像ください。)え?今から会いたい?もちろんだよ。世界中で、ビビアンが1番だよ。」

凡にとって、ビビアンは、特別な女性だ。

「じゃ、すぐに来てね。我・愛・凡ちゃん。チュー。」

「じゃ、後でね。チュー。」(電話を切る。)

「あ、ユジン。お待たせ。いやー。困ったなあ。実はね、ちょっと、用事が出来ちゃってさ。今から日本に帰らなくちゃいけなくなったんだ。うん、ちょっと仕事の急用だよ。」

「えーっ。でも、何か変だよ。さっき、チューとか何とか、言ってなかった?ちょっと、携帯見せて。」

「あ、それは、、、、、。」

「やっぱり、このビビアンっていう女に会いに行くのね。」

「いや、会いに行くんじゃなくて、、、、。」

「聞こえてたわよ。じゃ、後でね、チューとか何とか鼻の下伸ばして言ってたじゃない。」

「き、聞こえてた、、、のね。いやあ、何て説明したらいいのかなあ。そう、ビビアンは、女性だよ。でもね、ちょっとさ、痛い女なんだよ。だから行かないと、これ、エライコトになっちゃう訳なんよ。今もね、行けないって言ったんだよ。なんせ、ユジンが世界で1番だからね。そしたらさ、凡ちゃん来てくれへんかったら、死ぬ―ってさ。凡ちゃん来てくれへんかったら、ビビアン、死ぬーって言うてさ。凡ちゃん来てくれへんかったら、ビビアン、毒蛇におっぱい咬ませて死ぬーっていうやんかいさ。そやから、もう、行かなあかんようになってもうてさ。なんせ、ビビアンって、ちょっと、痛い女やしな。」

「いやいや、 死ぬーって、そんな3回も言わんでええんちゃうの。それに、最後のおっぱい毒蛇に咬ませて死ぬーは、いらんやろ、それあんた言うてるうちに乗ってきて、勝手にアドリブで付けたんちゃうか。」

「いや。ほんまに、おっぱい咬ませて死ぬーっていうとったで。というか、ユジンも関西弁にならんでもええんちゃうか。とにかくやな、会いに行ったらな、死んだら困るやろ。」

「いやや。凡ちゃん行ったら、ユジンも、死ぬー、ユジンも、凡ちゃん行ってしもたら、死ぬー。もう、凡ちゃん行ったら、ユジン、おっぱい、誰か知らん、その辺歩いてる、王将の餃子3人前食って、その後、にんにくラーメンに、にんにく、スプーンで3杯入れて食べた、前歯黄色になったオッチャンに咬まれて死ぬー。」

「いやいやいや。ひょっとして、おっぱい咬まれるとこ気に入ったんかいな。それに、毒蛇のとこ、何や知らんけど、オッチャンバージョンにして、そこは、ちょっと、頑張ったな。うん。行けへんがな。目の前に、こんな可愛い女がいるのに、行くかいな。お前が、凡にとっては、1番なんやで。」

「うち、嬉しい。もう、ずーっと、一緒やさかいな。後生やから、お傍にいさせておくれやで。」

そして、凡とユジンは、固く抱き合って、口づけを交わすのであった。

ブッチュー。

そして、凡は、ユジンを見つめながら、ウイスキーのロックを口に含んで、悪い笑みを浮かべた。

実は、凡にとって、1番に会いたいのはビビアンだったのだが、目の前にいる美人のユジンでも、まあいいかという、実に、エエ加減で、自分に甘い凡なのであったのだ。

悪い男、凡。

というか、いきなり冒頭から、凡のけだるい妄想が始まってしまいました。

ただ、このユジン、そして、ビビアンというのは、これからのストーリーのキーワードというか象徴になっておりまして、詰まりは、韓国と台湾を表しているのでございます。

流行の風邪が始まったのは、あれは2019年の年末ぐらいだうか。

あの頃に、そんな話題が出始めて、2020年の1月ぐらいから感染者(実は、PCR検査陽性者)が増え始め、2月には、大型イベントの自粛が政府によって求められた。

みゆきさんのラストツアーも、大阪のフェスティバルホールの途中で延期になったんだよね。

んでもって、4月に緊急事態宣言がでたのかな。

それ以降は、日本から出国も入国も制限が掛かるようになって、ここ3年間は、海外旅行に行くなんて事は、実質、無理な状況だった。

それが、昨年末から、だんだん緩和されて行って、それでも、日本から海外に行ったり帰ってきたりする場合、ワクチンの3回接種証明か、72時間以内の陰性照明が必要だった。

凡は、ワクチンを打っていないので、時間的に、海外は無理と言うことになる。

それが、今年の5月になって、日本からの入出国について、ワクチンの接種証明も、陰性証明も不要となった。

それに、海外の受け入れる国についても、それが不要としている国も多くなってきている。

ということは、今は、凡であっても、海外に行くことが出来るということであります。

そんなら、行きたいじゃない。

海外に。

やっぱり、日本国内も楽しいけれど、たまには、海外に出て、非日常を感じたい。

ということで、ミニボンと連休が重なっている日に、海外に出かけようと言うことになった次第でございます。

んでもって、兎に角、連休と言っても2日だけなので、当然、行き先が決まってくる。

1泊2日だからね、韓国か台湾ということになるだろう。

まあ、香港も無くはないが、やっぱり時間的にね、もうちょっと欲しい。

んでもって、韓国か台湾のどちらかとなると、凡もミニボンも同じ意見だ。

台湾だ。

その中でも、台北ということになるだろう。

なので、それで飛行機を検索してみると、どうにも時間的に、勿体ない時間にしか飛行機が飛んでいない。

11頃の便だとか、帰路も3時ぐらいとか。

あっても空席が無かったり、早朝で前泊しないとダメとかね。

結構、みんなGWが終わった時期でも、海外に出かけてるんですね。

ピーチや、エバー航空、ANA、その他、いろいろ検索しても、兎に角、上手く台湾まで移動できないのである。

たとえ行けても、勿体ないな、っていう感じだ。

勿体ない時間でも、マイルを使った特典旅行のタダなら、それでもいいかと思うけれども、この5月の初めの時点では、マイル数が足りなかった。

となると、韓国の一択となるのだけれど、これもまた、迷った。

韓国なら、ソウルか釜山ということになる。

となると、ミニボンの行った回数の少ない釜山か、ということになるのだけれど、これが意外と空いている便がなかった。

福岡経由で、高速船という手もあるが、時間が掛かり過ぎる。

となると、これまたソウルの一択となる。

ということで、行き先は、ソウルに決定。

さて、飛行機の便だ。

まずは、ANAの通常便を検索すると、2人の往復の航空券だけで、まさかの30万円オーバー。

どうなってるの?

定価だからねとはいえ、燃油サーチャージが高いからねとはいえ、この値段は、論外だよね。

となると、ピーチかと思うが、それに、ピーチは、燃油サーチャージが安いからね。

検索すると、安いことは安い。

往路も、1人2万円台だし、帰路は、1万円以下だ。

ただ、これも便が、仁川空港に1425時に着だし、帰路は、1510時に発である。

うーん。

難しいところだ。

空港からの移動を考えると、16時から翌日のお昼までのソウル市内旅。

安いホテルに泊まる弾丸旅行としては有りである。

飛行機とホテルで、1人、3万5000円ぐらいか。

ここで、その前に、ソウルに決まった時点で、考えていたのは、ANAのマイルを使った特典旅行である。

ローシーズンなので、12000マイルで往復することが出来る。

東京へ行くのと変わんない。

んでもって、この時点で、丁度、24000マイル貯まっていたので、ミニボンと往復できるのである。

となると、ホテル代だけだから、すべて解決となる。

さて、どうしようかと考えていたら、ミニボンが楽天の飛行機とホテルのセットになったプランで、「こんなのどう?」と言う。

見てみると、往復アシアナで、それも時間的に有効に使える時間帯で、安いホテルだけれど、2人で8万円ちょっと。

1人当たり4万円ちょっと。

10年ぐらい前の値段と比べたら、高いと感じるかもしれないが、考えてみれば、航空券が付いて、ホテルが付いてなら、燃油サーチャージが高いと言う事を考えたら、そこそこ安いプランと考えられなくもない。

「いいね。」と答えた。

それならと、折角だからと、ホテルをロッテホテルに変えてみた。

すると、10万円ぐらいになった。

どうせなら、ここ何年か、行きたくて行けなかったわけだから、ちょっと良いホテルに泊まるのもいいなと思う。

昔、何年も前の事だけれど、ツアーでソウルに行った時に、空港からの乗り合いの送迎バスが、市内のホテルを廻って、それぞれのホテルに客を送っていくのだけれど、20代の女の子2人組が、ロッテホテルで降りた。

んでもって、何カ所かホテルで客を下して、最後に、凡が降りたのは、リースホテルというビジネスホテルだった。

トイレの紙も流せないし、小さな古いホテルだ。

ここで断っておきたいのですが、凡は、リースホテルは、大好きなんですよ。

というか、楽しかった。

でも、ロッテホテルは、ただ、見物に行ったのですが、やっぱり、カッコイイですよね。

泊まってもいないのに、記念撮影なんかしたりしてね。

凡とミニボンにとっては、憧れのホテルであります。

それに、何度もトイレを借りに行っているので、そのトイレの恩を返す意味でも、今回は、ロッテホテルにするかと思ったりもした。

ロッテホテルにすると、1人当たり、5万円ぐらいとなる。

ピーチの弾丸&安いホテルの3万5千円と比べると、滞在時間も長いし、ホテルも良いし、こっちの方が良いじゃないかと思いだした。

なので、アシアナで、ソウルに行って、ロッテホテルに泊まるというプランに仮に決定した。

仮にというのは、ANAの特典旅行を確認してからと言う事だ。

タダで飛行機に乗れるなら、そっちの方が安く済む。

ということで、次の日に、特典旅行の検索をすると、これまた、勿体ない時間にしか空いていない。

夜に着いて、朝に帰ってくるみたいな。

ただ、便が無いわけじゃない。

お金を払って乗るので検索をすると、ちゃんとした時間の便に空席がある。

でも、特典旅行で検索すると、それらは検索結果には出てこないのだ。

詰まり、タダで乗る席の数は、制限されているのでしょうね。

ここが、特典旅行の悲しいところ。

ということで、昨夜に仮に決めた、アシアナとロッテホテルのプランに決定しよう。

と、再度、楽天で検索をすると、ロッテホテルは、歯ブラシも、そういうアメニティが、部屋に置いていないと書かれているではないですか。

韓国では、ほとんどのホテルで、無料のアメニティは廃止と決まっているのは知っていたのですが、こうも大々的に書かれていると、どうもガッカリする。

大体ね、あのエコとかなんとかいう発想は、本当に、エコになるかどうかなんて全く考えてない人が仕組んでいることだからね。

実は、エコでもなんでもないとか、そんなことばかりだ。

そればかりか、却って、消費が増えたり、環境に悪影響があったりすることの方が多いように思う。

と、こんなことを書き出したら、ソウルから離れてしまうので、元に戻したい。

ロッテホテルに泊まろうかと、ウキウキしてホームページを見たら、アメニティが置いてないと書かれていて、ガッカリしたという話だった。

それなら、別にロッテホテルじゃなくてもいい。

他に高級なホテルに泊まる方が、贅沢をしている気分になるというものだ。

そこで、候補に挙がったのが、新羅ホテルと、ウエスティン朝鮮だ。

ただ、新羅ホテルは、駅からの歩くには距離がある。

なので、ウエスティン朝鮮にしようと思う。

ウエスティン朝鮮も、アメニティは有料かもしれないが、大々的には書いてない。

んでもって、値段を調べると、朝食付きのエグゼクティブフロアーにしたら、12万円だった。

かなり高くなりましたね。

この内、18000円ぐらいが燃油サーチャージだった。

金額の画面と、何度もにらめっこして、ミニボンにも相談して、やっぱり、折角の、そして久しぶりの海外だから、ちょっと贅沢に行こうということで、ネットの画面をポチリと押した。

ということで、今度、ソウルに行って参ります。

アシアナで往復、んでもって、ホテルは贅沢なウエスティン朝鮮。

んでもって、ここで最初の妄想であります。

実は、本当は、凡もミニボンも、台湾に行きたかったのであります。

台湾のビビアンに会いたかった。

でも、時間的に、それに便の勿体なさで、台湾は諦めた。

んでもって、ソウルに決めたのであります。

これから、ソウルで、ユジンとデートというストーリー。

要するに、どこか海外に行きたかったという、そして、それがソウルに決まったと言う、いい加減な凡の話でありました。

ということで、ソウルに出かけてまいります。

よろしければ、帰ってからのレポートも見て頂ければ、うれしいです。

(参考までに)

今、ANAの運賃は、どうなっているのだろうか。

楽天トラベルの航空券とホテルのセットを検索して、アシアナだと、10万円ぐらいの値段のセットが、提携のANAで検索をすると、同じ便(乗るのは同じ飛行機)なのに、39万円とかの数字を叩きだしてしまう。

ソウル1泊、39万円って、あーた。

(追記)

んでもって、旅の目的は、こんな二日酔いの薬を買う事だ。

コメント

  1. yukemuri より:

    お~、今度はソウルですか?
    しかも二日酔いの薬を買うために!
    まぁ薬は冗談でしょうが、国内連発の後は海外とは流石です
    しかしお値段はなかなかですね
    ANAを使ったプランだと二人で39万ちょい
    むしろ40万と言っても過言ではない数字、驚きました
    ウェスティン朝鮮に決めたんですね
    え~、凡蔵さんもホテルリースに泊まった事があるんですね
    もしかしたら自分が忘れているだけかもしてませんが、同じホテルに泊まっていたとはビックリです
    自分は初ソウルの時がリースでした
    そしてそのすぐ隣のサムギョプサル屋のオウポクが自分の中の韓国の始まりと言っても過言ではありません
    あ~、懐かしいなぁ~
    行きたいなぁ~

  2. 平 凡蔵。 より:

    今度は、ソウルに行ってきます。
    というか、海外に行きたくて、うずうずしてたんですが、流行の風邪のせいで、行けなかったですからね。
    5類に変更になったのを待って、すぐに決めました。
    ただ、1泊の、ほぼ、弾丸旅ですが。
    それにしても、ANAは、どうなってるのでしょうね。
    高いにも程がありますよね。
    んでもって、今回は、高級ホテルなので、楽しみなんですよ。
    リースホテルは、yukemuriさんも泊まったことがあるとおっしゃってられましたよね。
    あそこは、あそこで、よかったのですが、今回は、これまた、高級ホテルなので、テンション上がっています。
    観光をしたいけれども、ホテルにいたい気もするし、、、、。
    ということで、もう日付が変わってしまいますが、月曜日から行ってきまーす。

  3. yukemuri より:

    なるほど、今日出発だったんですね
    と言う事は今頃はソウルの街で美味しい物を食べている頃かな?
    楽しんできて下さいね~
    旅行記楽しみにしています!

  4. 平 凡蔵。 より:

    ありがとう、yukemuriさん。
    昨日、帰ってきましたーっ。
    いやあ、楽しかったです。
    何をしたってこともないのですが、やっぱり、海外旅行って、行くだけで楽しいですよね。
    それと、やっぱり、もう1泊したかったのですが、それでも、2泊できるタイミングを求めて、先の先の予定になるよりも、1泊でも、今行く方が、良かったのではと思っています。

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