平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(1389)あなたの声が聞きたい。

あーだこーだ

最近の事を、前回に引き続いて、もう1つ書こうかと思っているのですが、何も書くことが思いつかない。

書こうと思っているのは、みゆきさんの事なんだけれど、どうも、みゆきさんを最近、感じることが少なすぎて、というか、繋がってると思えなくて、間違いなく東京には、そこに存在されているのだろうと思うのだけれど、あまりにも遠すぎるから、考えることが出来なくなっている。

とはいうものの、これは書いておかなきゃいけないだろうと思うのです。

4月17日(月曜日)から21日(金曜日)まで、ニッポン放送の「あさぼらけ」というう、上柳さんという方がやられている朝5時からのラジオ番組に、みゆきさんがゲスト出演するというのである。

これは、聴かずにはおれないでしょう。

とはいうものの、ニッポン放送は、ラジオで受信できなくはないが、フェージングという音が小さくなったり大きくなったりする現象で、すごく聴きにくいのです。

それに、東京と大阪は、距離があるからね、電波が弱い。

前に、みゆきさんが、月に1回、夜中の3時からやっていた「オールナイトニッポン月イチ」を始めて聴いたときは、それでも、みゆきさんが、東京で喋っているのと同時に、その声を電波に乗せて大阪まで届いたのを、それを直にキャッチして、それを聴くということにこだわって、いくら寒くても、ベランダにラジオを持ち出して、ブルブル震えながら、ラジオをベランダの外に腕を伸ばして突き出して、フェージングに、ああ、今のところ聞こえなかったと一喜一憂しながら聞いたものだけれど、それも、しばらくしたら、音声のクリアな大阪の放送局のFMcocoroで聞くようになった。

それでも、FMcocoroは、電波だったんだよね。

それが、いつしかネット経由のラジコに変わってしまった。

今回は、もう始めからラジコで聞くつもりだ。

というか、今回は、FMcocoroでは、やらないので、もしラジオにこだわるなら、直接ニッポン放送の電波を受信するほかない。

でも、それは面倒くさいので、今回は、ラジコで聞こうと思う。

それに合わせて、課金をして、ニッポン放送を大阪でラジコが聞けるように準備したのが前日。

(実際は、課金の設定をしたのですが、無料期間だったらしく、タダで解約することが出来たけどね。)

んでもって、17日である。

5時前に起きて、ラジコを点ける。

いよいよ、あさぼらけが始まった。

んでもって、15分ぐらいしたら、やっとみゆきさんのコーナーである。

みゆきさんロスの凡にしてみれば、みゆきさんの声を聞くだけで、もう、ウットリというか、癒されていく。

でも、なんか、複雑な気持ちなんだよね。

月イチの時は、みゆきさんが、ずっと喋ってるんだけれど、今回は、上柳さんとの会話だ。

ずっと、みゆきさんの声が聞ける訳じゃない。

しかも、会話を聞いていると、上柳さんは声が良いので、上柳さんの声ばかり耳についてしまう。

あーっ、もう上柳さんは、黙ってて。

みゆきさんだけ、喋っててって感じになっちゃったのは、申し訳ないけど、ほんと、そうなんだよね。

なんていうかね、みゆきさんが好きな人でも、女性の人は、そして、男性でもみゆきさんの歌が好きだって言う人は、そう感じないのかもしれないけど、みゆきさんを恋愛対象として見ている凡は、会話を聞いていて、いささか嫉妬というか悋気を感じてしまうんですよね。

これが、女優でも、女性シンガーでも、男性でなかったら、どんなにか、こころ穏やかに、そして、楽しく聞くことができただろうか。

それにさ、何となく、会話がぎこちない気もしたんだよね。

17日のテーマでは、最近、興奮したこと、最近、ワクワクしたことというテーマだったけれど、それに対して、みゆきさんは、とある番組で見ていたスタジオミュージシャンが、今回のアルバムで一緒になった時に、生で、その人を見て、感動したって話をしてたけれども、この話なんて、涙がポロリとなりそうだったよ。

好きな女性が、他の男性の事を褒めたり、好きだみたいなことを喋っているのを聞くぐらい残酷なことはないよね。

でも、ここで冷静になると、悲しい事実を再確認することになってしまう。

いくら、嫉妬をしたって、どうにもならないことなんだ。

たとえ、みゆきさんが、嫉妬をしないような話しかしなくても、みゆきさんは、凡なんて認識すらしていないという大きな事実を考えると、深く暗い孤独にさいなまれることになる。

そこに好きな人がいるのに、孤独を感じるって、辛いものである。

それに、認識すらされていないという事実を考えると、凡の感じた嫉妬は、実に、無意味な嫉妬であるかを思い知らされるのである。

そんなに嫉妬をするなら、いっそ、ラジオを聞かなきゃいいじゃないかと思うけれども、やっぱり、みゆきさんの声が聞きたい。

そうだ、最近、AIというものが注目されているじゃないか。

それなら、本当のラジオは聞かないで、AIに、みゆきさんの声を合成してもらって、AIのみゆきさんに、ラジオ番組を作ってもらったらどうだろう。

凡が大金持ちなら、しかねないな。

AIに、「凡が嫉妬しないみゆきさんのラジオ番組を聞かせて。」と入力するよ。

そしたら、ラジオから、みゆきさんそっくりの声が聞こえてくるんだ。

というか、みゆきさんの声を切り貼りして、合成した声だから、もう、ほぼ、みゆきさんなんだよね。

「3時になりました。中島みゆきの、凡ちゃんのための、オールナイトニッポン、凡ちゃんだけよ(ハートマーク)。」

「わお。ラジオが始まったよ。」

「えーっ。今日はね、大阪の凡ちゃんから、お手紙を頂戴しております。じゃ、読みますね。みゆきさんは、いつも、どんなパンツをはいているんですかー。って、もう嫌だ、凡ちゃんたら。イヤラシイ質問ですね。」

「ちょ、ちょ、ちょっと待ってよ。いくら、凡でも、そんな質問はしないよ。一体、凡の設定は、どうなってるのよ。」

「もう、凡ちゃん、エッチなんだからー。でも、凡ちゃんだから、教えてあげるね。今日はね、ピンクよ。ピンクのTバック。どう、想像しちゃった。もう、凡ちゃんのエッチ―。」

「えっ。みゆきさん、そんな質問に答えちゃって、大丈夫なの。AIも、どこからそんな情報を引っぱってきたんだろう。本当なのかな。」

「嘘―っ。本当はね、パンツはいてないの。いつも、はいてないのよ。それでね、この前も、渋谷のデパートに出かけのね。その時も、店員さんに、『みゆきさん、パンツはいてないよ。』って、言われて、キャーってなっちゃったのね。ビックリでしょ。でも、そのまま1日過ごしちゃった。えへへ。」

「いやいやいや。いくらAIでも、その話は嘘でしょ。みゆきさん、そんなことしないし。」

「次はね、ネガティブ川柳のコーナー。はい、今日も凡ちゃんからお便りをいただいてますね。古池や、みゆき飛び込む、水の音、、、。おお、わたしが古池に飛び込んじゃうのね。ほいで、どんな音だったのかな。ひょっとして、おならして、プーッなんてね。でも、みゆきも、毎日毎日、プップラ、プップラ、屁をこいてるのね。だから、水の音じゃなくて、屁の音にしたほうがいいかもよ。」

「だから、みゆきさんの設定も狂ってるよAIさん。みゆきさんは、そんな人じゃありません。」

、、、、みゆきさんの複製は、まだ今のAIには、無理があるのかもしれませんね。

っていうか、あまりにもアホな妄想に、凡も書いているうちに、こりゃダメだなと思い始めたので、ここで強制終了。

んでもって、みゆきさんに、Tバックはかせたり、屁をこかせたりして、ゴメンナサイ。

というか、みゆきさんの複製だものね。

本人の話じゃないから、許してね。

初回の放送は、みゆきさんの声にウットリしたり、嫉妬したり、それでも、声を聞けて良かったのではありました。

ただ、ライブじゃないので、臨場感は、感じられなくて、そこは残念。

ラジオに耳を澄ませながら、ああ、今この時に、東京のスタジオに、みゆきさんがいて、これを喋っているんだなと、そう思うことがないので、朝の5時に起きて聴く意味がない気がした。

5時に起きて聞いても、そこに、みゆきさんはいない訳だからね。

なので、次の日は、ラジコのタイムフリーで聞いた。

でも、あれは、早送りとか出来ないみたいですね。

なので、その次の日は、誰かがユーチューブに上げてくれた録音を聞いた。

ユーチューブの録音なら、みゆきさんのところだけ聞けるもの。

そんな、みゆきさんのゲスト出演の「今週だけよ(ハートマーク)」も、21日まで聞いて、寂しいかな、もう終わってしまった。

みゆきさんの喋り方も初日のぎこちなさも、日を追うごとに、というか、収録を重ねるうちに、テンションが上がってきて、みゆきさんらしい喋り方になったのは、嬉しかったね。

ただ、構成が、今回のCD「世界が違ってみえる日」の宣伝みたいな感じになってしまってるのは、ちょっと残念。

でも、なんだかんだ言っても、素敵な1週間でありました。

誰か、1週間のあさぼらけの、みゆきさんのコーナーの部分を加工して、上柳さんの声を消して、みゆきさんの声だけを切り取った音声を、ユーチューブにでもアップしてくれないかなあ、と漠然と期待している凡なのでありました。

今年は、何かやってくれないかなあ。

みゆきさーん。

コンサートでも、夜会でも、夜会工場でも、、、落語でも、ひとり芝居でも、そんでもって、腹話術でもさ。

みゆきさんが、ちびなみちゃんの人形をもって、腹話術なんて、面白そうだよね。

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