青春18きっぷは、春は4月10日までに使い切らなければ、その後のきっぷは無効になってしまう。
なので、今回は、残り2回分のきっぷを使うべく、ミニボンとのふたり旅である。
4月7日(金曜日)。
目的地は、初心者のミニボンの希望で、岡山あたりということにした。
電車の本数も多いし、計画なしに行っても大丈夫だろう。
ということで、7時頃だったか、自宅を出発して、京橋駅で入鋏。
んでもって、大阪から、姫路まで移動した。
ここで、朝食にホームにある、まねきの駅そばを食べる。
メチャメチャ美味しいというものではないが、どうしても食べてしまうから不思議だ。
んでもって、相生で乗り替え、岡山に着。
さて、どうしますかね。
予定は、何も無いし、どこに行きたいかミニボンに聞いても、何も無いという。
とりあえず、観光案内所に行ったら、そこに吉備路文学館の特別展で「墨書で文学」というテーマで展示をされているというポスターを発見。
その作家の中に、凡の大好きな内田百閒さんの名前があるじゃないですか。
ミニボンに、見たいと言ったら、そこに行くのでオッケーというので、目的地が決定。
岡山駅から、バスで近くまで行って、そこから徒歩。
吉備路文学館に着くと、客は、ほどんどいない。
まずは、特別展を見学。
ただ、写真は不可ということで、そこがちょっと残念。
その作品の所有権なんてことが関係しているのだろうけれど、凡としては、出来たら私用に限定してでも、写真は許可して欲しい気もするのであります。
というのも、凡は、記憶力が、良い方じゃない。
このレポートを書いている時点で、既に、その時に見た内田百閒さんの墨書を忘れている。
どんなだっけ?と、思い出そうとしても、その映像が頭に浮かんでこないのだ。
ということは、あの時、吉備路文学館に行った、そして、墨書を見たという事実も消えたのとニアリーイコールなのである。
覚えていないということは、見なかったと同じことになってしまうのだ。
悲しいじゃない。
勿体ないじゃない。
そこで写メでも撮っていたなら、それを見て思い出せるし。
その写メから、ぼんやりとながら、凡の記憶の中の本物にアクセスできるかもしれない。
ということで、色々、見て回ったのですが、その時の資料については、忘れました。
ただ、不思議なことに、建物や、部屋や、お土産コーナーなど、その肝心の資料以外の記憶は、ちゃんと残っているんですよね。
あれ、不思議なんですよね。
んでもって、特別展を見終わって、一般展示の方に行ったら、百閒さんの原稿があったので、これは写メをパチリ。
ミニボンが、写メはダメなんじゃないかと言ったけれど、部屋を見渡してもダメって書いてなかった。
と思う。
、、、たぶん。
これなんか、また見ることもできるし、ああ、こうだったなと思いだすこともできる。
たぶんだけれど、館所有のものはオッケーで、借りて来たものはダメなのかもと思うのですが、それなら、借りる時に、所有者に、写メの許可も取って展示してくれたら、嬉しいんだけれどなあ。
ということで、吉備路文学館を見学終了。
さて、そろそろ、お昼を食べるところを探しましょう。
吉備路文学館から、ぶらぶらと歩いて、表町商店街を目指す。
天満屋さんがある通りなら、飲食店もあるだろうと思ったからだ。
んでもって、商店街まで来たが、意外と飲食店が少ない。
歩き回っている間に、お昼営業をしているお店も、店を閉めてしまっている。
仕方がないから、天満屋さんの食堂街にでも行ってみようかと、エスカレーターを上って行って食堂フロアーに行ったら、定休日?なのか、フロアー全体が休んでいた。
それならそうと、1階の案内板に書いておいて欲しいよね。
岡山に来た時に、行ってみようかなと思っていた美術館がある。
オリエント美術館だ。
そこに向かって歩いて行く間に飲食店があれば入ろう。
んでもって、或いは、美術館にもレストランがあるかもしれない。
ということで歩き出すが、これといったお店が無い。
思い起こせば、岡山駅には、沢山飲食店があったなと思いだす。
駅で食べれば良かったね。
美術館の近くに来た時に、ホテルエクセル岡山さんのビルの1階にあるカフェ「烏城珈琲店」さんがあって、表の看板メニューを見ると、岡山名物のえびめしと、デミグラ丼もあるじゃない。
ここで食べよう。
オシャレな感じのカフェは、ビュッフェの機材なんかも、端っこに置いてあったので、たぶん、ホテルの朝食会場にもなるんだろうね。
さて、注文は、岡山名物のデミカツ丼と、えびめし。
取り皿を貰って、味見をした。
デミカツ丼は、前に、有名店に行ったことがあるのですが、その時は、ドシリと腹に来たのですが、今回は、やや軽めであったので、ちょうど良かった。
さて、オリエント美術館は、すぐそこにある。
岡山市立オリエント美術館。
オリエントという言葉は、ラテン語の東方から来ているそうです。
ローマから見た東方であるイラク、エジプト、北アフリカ、トルコ、アラビア半島、パキスタンあたりを含む中国文化圏と欧州文化圏の間の地域だそうです。
これは全部、パンフレットの説明。
建物は、ゆったりとして、豪華で、近代的な造りになっている。
石器時代から現代にいたるまでのオリエントの資料が展示されているのですが、この地域のものを、これだけ集めてみることが出来るというのは、なかなか無いことでもあり、面白かったです。
ただ、ここでも撮影は不可とのことで、個々の展示物の詳細なイメージは脳内から消えている。
ただ、漠然とした残像は残ってるけれどもね。
展示物の中から、お気に入りのキャラクターを見つけるという企画もされていて、これなんかも、面白いなと思った。
ということで、オススメの美術館だと思います。
さて、そろそろ帰りましょうか。
岡山駅まで、ぶらぶらと歩いていく。
近くは無いけれど、旅先で歩き回るのは、楽しいものである。
ただ、ミニボンが、股関節が、すぐ痛くなるので、様子をみながらの徒歩ではありますが。
岡山駅のお土産屋さんの集まるところで、「山珍の豚まん」というのを購入。
なんでも、有名らしい。
帰路の電車は、岡山から播州赤穂に移動。
んでもって、播州赤穂から新快速で、大阪、そして乗り替えて、京橋まで帰ってきた。
このパターンは、帰路では重要で、というか、楽なんですよね。
岡山から姫路まで普通で移動するパターンだと、姫路で座れる可能性が、低くなってしまう。
姫路発なら、まずは座れるだろうけれど、播州赤穂駅発なら、大阪まで座って移動することが確約されたようなものだ。
まあ、帰路は疲れているからね、そんでもって、今回は、ミニボンもいるしね、楽なパターンを選択。
そして、京橋から京阪電車で、無事、自宅まで帰ってきたのでありました。
ということで、今回のミニボンとの岡山行きで、青春18きっぷの5回分を使い切ったのでありました。
今回も、お付き合いくださいまして、ありがとうございました。
ちょっと、あっさりとしたレポートでしたね。
コメント
なるほど、奥さまの為に帰路は座れる経路とは、これまたお優しいですね
そんな経路を選択できるのも鉄路に詳しい凡蔵さんだからこそでしょう
自分だったらとりあえず始発の東京駅からとか、まぁ適当でしょうね
岡山ほんの少し足を踏み入れた事はありますが、観光などは一切してないので行ってみたい県の一つです
エビめしってのも岡山名物なんですか?
そばめしもたしか、あっ、そばめしは兵庫でしたね
デミ丼はトンカツにデミグラスソースなんですか?
こう考えると岡山の事って自分は全然知識がありません
いつか行ってみたいです
ありがとう、yukemuriさん。
岡山県には、それなりに観光地はあるのですが、例えば、倉敷とか。
でも、岡山市となると、そんなに目だった観光地はないような気がします。
お城とかあるんですが、それほどお城には興味がないし。
ただ、距離的には、大阪からなら、ちょうどいいんですよね。
デミカツ丼のソースは、デミグラスソースですよ。
そのソースにお店の特徴があるみたいです。
今年になってから見たケンミンショウで、岡山のラーメンを紹介していたんですが、
行ってみたかったのですが、今回は、余裕がなかったです。
調べれば、名物とされてないものでも、美味しいお店があるかもですよね。