平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(1378)サイコロきっぷで、博多にゴー!(1)

旅(国内)

今、何月だっけ?

2月も、もう終わろうとしてるんだよね。

なんだけれど、凡は、1月の旅行のレポートを書こうとしています。

何とも、ぐうたらなブログであります。

書く時間はあるだろうと言われるだろう。

それは、ごもっとも。

でも、仕事から帰って来て、まず、お風呂に入って、そんでもって、ビール的なアルコール飲料を頂く。

それが、ワインや焼酎に変って、食べ終わる頃には、もう、テレビ番組の内容なんて、分からなくなっていて、そのまま寝てしまうんだよね。

そんでもって、2時頃、目が覚めて、あれ、胃腸の調子が悪いなと思いつつ、ふとんに移動するってことを、毎日毎日毎日、繰り返しているのでありまして、これじゃ書ける理屈がない道理であります。

アルコールだ。

アルコールがイケナイ。

バカヤロウ!憎きアルコールめ。

と、アルコールに責任転嫁しながら、意思弱き凡は、今日もビール的な飲料を飲んでしまうのであります。

ということで、用事の無い、ひとりの休みの時に、レポートを書いておる次第でございます。

もし、宜しければ、お付き合いくださいましたら、幸せでございます。

昨年の冬に、話題になったJRのきっぷがある。

「サイコロきっぷ」というものだ。

ネットのホームページでサイコロを振って、そのサイコロの出た目に書かれている場所に行くきっぷが当たるというものだ。

自分で行き先を選べないところに、楽しさがある。

行ったことのない場所で、新しい発見をすることもあるかもしれない。

しかも、その値段が、5000円だ。

新幹線や特急に乗れることを考えたら、たとえ、1番近いところに当たっても、十分にお得なきっぷなのだ。

そのサイコロきっぷが、これまた期間限定で、1月に実施された。

今回の行き先は、前回とは違う場所で、加賀温泉、出雲市、湯田温泉、博多の4カ所だ。

各方面の確率は、加賀温泉1/3、出雲市1/3、湯田温泉2/9、博多1/9らしい。

面白そうだから、ミニボンと、行ってみようということになったのだ。

凡の気持ちとしては、どうせ、1番多い加賀温泉になるだろうなと思っていた

というか、ちょっと、のんびりしたいなと思っていたので、5000円のサイコロきっぷで特急のサンダーバードに乗って、1泊バイキング付きの1万円ぐらいのホテルに泊まって、温泉を楽しもうと思っていたのです。

そのつもりで、アイフォンで、サイコロきっぷのページで申し込んだ。

そして、サイコロを振る画面で、サイコロを振るボタンを押すのだけれど、最近、運がいいと言うミニボンに、最後のボタンを押してもらった。

すると、コロコロコロと、サイコロが回ったと思ったら、湯田温泉の面で止まった。

ああ、湯田温泉かと思った。

湯田温泉は、行ったことがないので、行ってみたかった場所である。

ただ、加賀温泉には、安いホテルはあるが、湯田温泉は、サイコロを振る前に調べて見たら、少し高めの値段だし、バイキングじゃないので、ミニボンが食べれないメニューも多そうだ。

でも、値段的にお得な目が出たなと思った瞬間、サイコロが、コトリと、1つ転がって、博多の目が出たのだ。

後で聞いたら、湯田温泉が出た人の中から、博多が決まるらしい。

博多の確率、9分の1を考えると、ラッキーと言う事になるだろう。

ということで、博多に決定。

往復、新幹線で、1人5000円。ミニボンと2人で1万円だ。

お得度的には、最高である。

さて、ホテルを決めなきゃいけません。

あれだ、これだと、ネットで見たけれど、なかなか決まらず、何となくブッキングコムのセールと言うページを見たら、ホテル・ニューオオタニ 博多が、2人で、朝食付きで、税込み 18900円だった。

1人に換算すると、9450円か。

別のビジネスホテルの値段から考えると、こっちは高級ホテルなのだから、比較で言うと、結果、安いのではないだろうか。

何と言っても天下のホテル・ニューオータニである。

まだ、そんな高級ホテルには、泊まったことがない。

しかも、朝食も付いているしね。

ということで、決定。

と、前書きが長くなってきましたが、サイコロきっぷで、博多に行ってきました。

今回は、そのレポートであります。

んでもって、当日。

1月30日(月曜日)。

京橋駅で、サイコロきっぷに、入鋏。

そのまま、新大阪まで移動した。

新大阪、0804時発、新幹線さくら547号。

のぞみだけじゃなく、さくらも選択できるんですよね。

これ嬉しいですよね。

博多に行くなら、そして、指定席なら、さくらの一択だ。

なんせ、シートが、2-2の配列なので、普通指定席でも、グリーン車並みの快適さがある。

さて、八角弁当を頂いたら、あとは、ただ、新幹線の揺れに身を任せる。

今日の予定は、久留米市の水天宮に行ってみようと思う。

博多は、何度も行っているので、どこに行きたいということもない。

なので、どこに行くか迷っていた。

そんな時、というか、出発する前日だったか、出川さんの電動バイクの旅の録画を見ていたら、久留米市の水天宮をゴールに旅していたのだ。

「水天宮に行ってみようか。」

すぐに、ミニボンと意見があった。

久留米市は、たぶん、行ったことが無いので、面白そうじゃない。

ということで、博多の駅に、荷物を預けたら、久留米市に向かう。

久留米駅に着いたら、観光案内所で、水天宮への行き方と、ランチのおすすめを聞く。

さて、水天宮は、駅から歩いて行ける場所にある。

久留米はカッパが推しらしく、おみくじもカッパだった。

行ってみると、テレビで見た風景と、ちょっと違う気もするが、兎に角、水天宮であって、取り敢えずは、今日の目的は達したのであります。

横には、名前は知らないが、大きな川が流れ、散歩するには、気持ちの良いところである。

さて、ちょうどお昼頃なので、ランチでも食べに行きましょう。

取り敢えずは、駅まで戻ろう。

観光案内所のお姉さんに聞いたら、久留米の名物といったら、うどんと、ラーメンだそうだ。

そういえば、駅の中に、ラーメン屋があると聞いた。

なので、ここなかと思われるラーメン屋さんに行ってみる。

店頭で、メニューを検討して、これかなと注文するメニューを決めたのだけれど、さっきから、どうも臭い。

トンコツの、凡の苦手な種類の匂いが店の周辺に漂っている。

好きな人には、堪らないのかもしれないけれど、この匂いは、凡には、ちょっとシンドイなと思っていたら、ミニボンも同じ意見だったので、その店は見送ることにした。

そういえば、凡が店頭のメニューを見ていたら、先にメニューを見ていたサラリーマンも、入るのをやめて、どこかに立ち去ったのは、同じ気持ちだったのかもしれない。

じゃ、どこにしようかと考えているときに、1つの案が浮かんだ。

久留米には、JRの他にも、西鉄久留米駅もある。

その間は、ちょっと離れているのだが、散歩するには、ちょうど良い。

なので、西鉄の駅に歩きながら、途中で、良さそうなお店があったら、そこに入ろうと決めて、歩き出す。

そして、久留米シティプラザのところを、ほとめき通り商店街の方に曲がったところに、中華料理の店があった。

ガラス張りのオシャレなお店だし、他に探して、結局無かったなんてことになるのも嫌なので、このお店に入ることにした。

「真真好(しんしんこう)」さん。

ミニボンは、エビチリ。

凡は、辣醤肉絲(ラージャンロースー)の定食。

そして、餃子5個。

注文したら、意外と早く、料理が来た。

それに、スタッフも、感じよい人ばかりだ。

定食も、美味しくて、人気なのが分かる。

旅に出て、そこの名物を食べるのも楽しいけれども、普通の、地元の人が行く、こういうお店も、いいものですね。

さて、そのまま、西鉄久留米駅まで歩いた。

思ったより、ランチを頂けるお店が少なく感じたので、さっきの中華屋さんに入って正解だったか。

西鉄で、博多駅まで戻る。

博多駅のコインロッカーの近くにあった薬局で、飲む前に飲むというドリンクのセットを購入。

内容を見ると、山形市の薬屋で売って貰えなかった、「バーボーヘン」が入ってるじゃない。

ちょっと嬉しくなった。

ホテル・ニューオータニは、ちょっとアクセスが面倒くさいというか、バスで向かう。

ということで、バスを降りたら、大きな建物のホテルがあった。

んでもって、チェックイン。

やっぱり高級感のあるホテルである。

さて、少し早いけれども、夕食に出かけようと思う。

ホテルのフロントでお聞きしたら、やっぱり、天神あたりか、中洲あたりが賑やかだという

でも、ホテルのすぐ近くにも、飲食店の集まったエリアがあるとお聞きした。

なので、まずは、そのホテルの近くのエリアを覗いてから、天神辺りまで繰り出そうかと考えた。

んでもって、ホテルの近くのエリアに行ってみると、通り2筋、歩いてもすぐに端っこまで来る小さなエリアだけれども、飲食店も多いし、人が少ないので、雰囲気も良い。

それに、折角、この地に宿泊するのだから、ここで飲もうと思う。

ぐるりと歩き回って、「串焼 享楽」さん。

看板に、「五島サバと五島うし」とあるのが気になったからだ。

中に入ると、カウンターがあって、テーブル席が3つか4つ。

社用の接待なのか、そんな雰囲気のグループが3組いた。

カウンターに座ると、ふわりとした椅子が、ちょっと良い店なんじゃないかという期待を抱かせる。

オープンキッチンの奥には焼き物を担当する年配の男性。

或いは、この店の店主か。

そして、まな板の前に、若い兄ちゃん。

そして、女性のスタッフが2人いたかな。

まずは、五島ゴマサバ。

これは、注文しなきゃですよね。

そして、お兄ちゃんに、オススメを聞いたら、黒毛和牛のさがりの串塩焼きだという。

2980円だったか、ちょっと値段にひるんだが、クールな顔を演出して、それを注文

ゴマサバは、タレのゴマが濃厚で、人によっては、サバの味が分からなくなると評価する人もいるかもしれないが、濃い味好きな凡には、大好きな一品でありました。

それに、盛り付けも、綺麗だ。

そして、和牛の串焼き。

確かに、肉は霜降なのか脂も多くて、旨味があるが、肉の繊維が多くて、かなりの噛み応えがある。

たぶん、お店の名物なのだろうけれど、これなら、このお店の串焼きは、1本150円から200円ぐらいが中心なので、普通の串を15本ほど注文した方が、満足するのではないかと、これは凡の感想。

追加で、豚の紫蘇巻きや、チーズ、トマト、厚揚げなどの串焼きを頼んで、生、熱燗、瓶ビールと頂いて、さて、締めにしようかと思うのだけど、ここで会計をした。

折角だから、もう1軒、ラーメンでも食べに行きたいと思ったからだ。

ということで、享楽さんは、なかなか、良い店でありました。

さて、締めは、やっぱり博多だから、博多ラーメン。

「めんくいや」さん。

まだ、新しいお店なのかな、店先に花が飾られていた。

それに、結構、お客も入っている。

ミニボンは、単品のラーメン。

凡は、餃子とご飯をセットにしてもらった。

博多ラーメンは、600円。

スープは、臭みもなく、マイルドで、飲んだ後には、優しい味でありました。

ということで、ホテルに戻って、高級ホテルを感じながら、高級ホテルのベッドで、高級ホテルの空気を吸いながら、低級な凡は、眠りについたのであります。

コメント

  1. yukemuri より:

    サイコロ切符ですか?
    全く知りませんでした
    初めて聞きましたがメチャクチャ楽しい企画ですね!
    しかもお安く旅を楽しめるし、行き先がサイコロ次第ってのも意外性があってこれはワクワクしますね
    急いで調べたんですが、このような企画は関東には無いようです
    非常に残念ですよ
    それでもって今回は博多なんですね
    良いですね~
    博多なんて最高じゃないですか
    久留米は行った事ありませんが強烈な臭いのラーメンの発祥の地と聞いています
    博多のゴマサバ大好きです
    胡麻とやや甘めの醤油タレ実に美味しいですよね
    でもこちらのはちょっぴりお高いですね
    串焼きも和牛は硬かったようですが、なんででしょうね???
    他の串焼きはとても美味しそうですね
    〆の豚骨ラーメン、匂いが無いタイプで良かったですね
    自分は豚骨の臭みが出たスープは苦手でして、博多はけっこうその手のラーメンが多いんですよね
    店の外まで臭うのはNGです(笑)

  2. tairabonzou より:

    ありがとう、yukemuriさん。
    サイコロきっぷは、関西だけだったのかな。
    そういえば、目的地がJR西日本の駅しかないですもんね。
    これは、なかなか、お得なきっぷでしたよ。
    1番近いところでも、5000円より高いしね。
    それに、博多なら、メチャお得。
    ゴマサバは、たしか980円でしたよ。
    ただ、黒毛和牛の串焼きは、かなり高かったです。
    2980円って、2本の値段なんで、そうとうな値段設定ですよね
    それだけに、期待し過ぎたのか、肉が硬かったです。
    というか、噛み切れないというか。
    そうそう、他の串焼きは、どれも美味しかったです。
    しかも、結構、リーズナブル。
    始めから、そっちにすれば良かったです。
    締めのラーメンは、マイルドで良かったです。
    yukemuriさんも、お店によってオイニ―が気になるみたいですが、
    きっと、久留米のラーメン屋は、アウトだと思います。
    というか、あれが久留米の味と言うか匂いなのかなあ。

  3. yukemuri より:

    串焼きの値段をごまさばの値段と勘違いしていました
    スイマセンでしたm(__)m

  4. 平 凡蔵。 より:

    ありがとう、yukemuriさん。
    そんな、丁寧に訂正いただいて、こちらこそ、スイマセン。

    串焼きにしたったて、串2本ですからね、あの値段は、高過ぎる気がしますよ。
    スタッフに聞いたら、オススメされたので、引くに引けずに注文しましたよ。

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