1月22日(日曜日)。
三陸鉄道リアス線に乗って、久慈まで来まして、駅そばを頂いたところです。
さて、これから
JRの八戸線で、八戸まで行こうかと思ったら、13時05分の、つい今さっき出た列車のあとは、17時00分まで来ないと分かった。
詰まり、4時間弱ある。
さあ、どうする。
地方は、本数が少ないというのは何度も経験しているが、今回は、ちょっと油断していた。
このままここで、海を見に行ったりするのも普通に考えたら、良案だ。
でも、八戸で、ピザの美味しい喫茶店と、釜石で教えて貰ったイカ刺しの美味しいお店の2軒をハシゴする予定なもんだから、早い目に八戸に着きたいという思いもある。
このまま4時間、久慈で待って、JRで八戸に向かったら、本八戸に着くのは、7時半ぐらいだろうか。
それでも良いのだけれど、気持ちが焦ってしまう。
そこで、代案を考えるに、この久慈駅から出ているJRバスで二戸に向かって、そこでIGRいわて銀河鉄道に乗り替えて、八戸に向かうというのは、どうだろうと思う。
短縮できる時間は30分程度だけれど、それでも、早く着く方がいいと、その時は、思っていた。
それに、バスなら、久慈から二戸のバスの移動も、見たことのない風景を楽しむことができるしね。
そう考えて、二戸経由を行くことにした。
ということで、すぐにバスが来たので、それに乗り込んだ。
バスが、久慈市を抜けると、急に雪景色となって、風景がガラッと変わる。
雪道を走るバスも、これまた雪の降らない大阪の人間にとっては、ただバスに乗っているだけでも楽しいのである。
そして、1445時に、二戸の着。
さて、これからIGRいわて銀河鉄道に乗ろうかと思ったら、1時間50分ぐらいの待ち時間がある。
シマッタ。
時刻表で調べれば、そんなことは一目瞭然なんだけれど、バスの時刻の計算が面倒くさいので、途中からネットの路線検索で調べたものだから、それにバスの発車時刻が、すぐだったからバスに飛び乗ったもんで、詳しくは見ていなかったんだよね。
さあ、どうする。
IGRいわて銀河鉄道の次の列車の時間まで、1時間50分ぐらいある。
そこで、新幹線の時間を調べたら、1602時に、新幹線はやぶさがある。
びっくりすることに、はやぶさなら、11分で八戸に着いちゃうんだよね。
しかも、1562円でいける。(乗車券は、本八戸まで)
なので、新幹線で移動することにした。
それでも、1時間は、時間があるので、1階にあるお土産コーナーで、ミニボンへのお土産を買ったりして、時間を潰した。
そして、新幹線。
全席指定だけれども、八戸までなら、指定しなくても乗ることが出来る。
運よく座る事も出来た。
とはいうものの、11分だけどね。
んでもって、八戸 ⇒ 本八戸と移動。
今日のホテルは、ダイワロイネットホテル八戸さん。
素泊まりで、5346円。
二戸、新青森間を新幹線に変えたので、ホテルには19時前に着くことが出来た。
さて、本八戸の賑やかなところを、ぐるりと1周して、八戸に来たことを感じていた。
大好きな街なんだよね、本八戸は。
んでもって、釜石の居酒屋の娘さんに教えて貰ったイカ刺しの美味しいお店の場所を確認しておこう。
と、聞いた場所に行ってみると、果たして、休んでいた。
「ととや 烏賊煎」さん。
昨日、娘さんが、ネットで調べてくれたら、やっているという話だったんだけどね。
でも、仕方がない。
なので、予定していた喫茶店のピーマンさんに行こう。
今回で、3回目の訪問だ。
細い階段を上がって、ドアを開けると、マスターがいた。
今回は、何となく、凡の事を覚えてくれていたみたいだ。
カウンターに座る。
そして、生ビール。
喫茶店だけれど、アルコールも飲めるところが嬉しい。
目の前には、炭が熾っている。
少しばかり、店内の配置などが変わっている。
ライブをしやすいように変えたみたいだ。
そういえば、以前は、壁に、みゆきさんのLP「寒水魚」を飾っていたんだけど、今日はなかった。
先ずは、生ビールだよね。
んでもって、勿論、ピザ。
サイズは、お腹が減っていたので、Mにした。
それにしても、お店がやっていて良かったよ。
マスターは、日曜日には、館鼻岸壁朝市に出店を出して、ピザやコーヒーを提供して、そこで、音楽好きな人や、若者を集めてライブをやっているんですよね。
この朝市が、スゴイんですよね。
八戸の漁港の岸壁沿いの800メーターのところに300店ぐらいが並ぶ朝市で、毎週数万人が訪れるという。と、これはネット情報。
毎週、日曜日の日の出から開催されています。
凡も、前回に、朝市に行ったのですが、何の予備知識もなく行ったものだから、たまげましたよ。
全国に朝市が有名なところがあると思うのですが、そして、凡は、あまり朝市には行ったことがないので比較することは出来ないのですが、比較しなくても解るぐらいに、ここの朝市は、巨大で、人でごった返しています。
だから、もう歩きながら、店を見て回るだけでも楽しいんですよね。
ただ、朝市とあって、9時頃には、もう店じまいです。
いやあ、実に楽しい朝市ですよ。
んでっもって、そんな朝市に、マスターは、毎週、店を出されているんですよね。
そして、お店の後ろで、地元の人によるライブをやっている。
なので、そのお店の準備や、ライブの設営などを考えたら、たぶん、もうかなり朝の早い時間から現地に行っているはずで、たぶん寝てないかもで、それを考えたら、凡の今回訪れた日曜日は、そんな朝市のあった日だから、ひょっとしたら、お店も早めに切り上げているかもと思っていたのです。
なので、さっきのお店がやっていて良かったよという感想になった訳なのであります。
それで、そのことをマスターに言ったら、冬の間は、朝市はお休みだそうだ。
また、3月から再開するそうです。
ビールを飲みながら、チーズたっぷりのピザを頂く。
そして、マスターのおすすめの音楽を聴いたりして、のんびりと座っていた。
今回のマスターのおすすめは、アマチュアなんだけれど、マスターのすすめでCDを自主製作したYUKIKOさんという方の、OVERSEASというアルバムだ。
外国の歌のカバーなのだけれど、マイカーの中で録音したという。
なかなか、声の質が魅力的な女性だ。
そんなCDを聴く。
マスターの音楽好きというか、音楽が大好きな人を応援する気持ちが伝わってくる。
なんだったら、スマホとかに入っている音楽をかけてあげるよというので、それならと、みゆきさんの「ここにいるよ」を掛けてもらった。
マスターも、「ひまわり」とかね、これは聞いたことがない曲だと興味を持ってくれて、気に入ってくれたようだ。
やっぱりね、いつもスマホからイヤホンで、みゆきさんを聴いているでしょ。
家では、マンションの隣人が気になるから、大きな音ではかけられないし、全然、ものたりないんだよね。
でも、ここなら、大きなスピーカーがあって、ボリュームも上げて聞くことが出来る。
最高だった。
みゆきさんの歌を聴いていたら、お客さんが、ひとり入ってきた。
葉巻を取り出して、その葉巻を愛おしむように触って、やがて火を点けて煙をくゆらした。
ここで吸う1本が楽しみなのだそうだ。
分かる気がするな。
埼玉だったかな、仕事で来られているとのことだった。
珈琲に何かを入れて飲んでいるので、何かと尋ねたら、マスターがコーヒー焼酎だと教えてくれたので、ビールからウイスキーのお湯割りにしていたのを、コーヒー焼酎に変えた。
みゆきさんの曲が終わったので、そろそろ、お暇の時間にしようかと思う。
折角来たので、美味しいピザを郵送してもらえるようにお願いしておいた。
ピーマンさんでは、通販もされているので、お願いをすれば自宅までピザを送ってくれるのだ。
海鮮、南蛮、カレー、ベーコン、チーズ、の5枚をお願いした。
さて、今度、またピーマンさんに来れるのは、いつになるのだろう。
帰りに、さっきのYUKIKOさんのCDを貰った。
外へ出て、でも、折角の八戸なので、酔い覚ましにブラブラ歩き出したのだけれど、どこかのお店に入るというのもいいけど、もう飲めないなと思って、ただ、ご飯粒だけ食べたくなって、牛丼屋に入る。
他人丼とうどんのセットにしたが、うどんの汁が熱くなくて、今、作ってくれたばかりなのに、どうして、こうも、ぬるいのかと思うと、残そうかと思ったのだけれど、全部、食べてしまった。
そして、ホテルに戻る。
明日は、青森に移動しようと思う。
どうせ、帰るには、青森から飛行機ということになるだろうし、なんてったって、青森は好きなのであります。
じゃ、青森で何をするかと言うと、思いつかない。
酸ヶ湯温泉なんて、どうだろう。
聞くところによると、混浴らしいのであります。
いやなに、別にイラヤシイ気持ちで、混浴なんて言っている訳じゃ、、、、あるかもね。
太宰治の実家の旅館なんてのもあるが、別に太宰のファンでもない。
他にも温泉はあるようだが、迷っていた。
そんな時に、ふと見ていたネットで、ストーブ列車というのを見つけた。
そういえば、テレビ番組で見たことがある。
よし、これにしよう。
この2日間、観光と言う観光はしてないものね。
ストーブ列車なら、何か、この旅で、やったという記念にもなる。
ということで、明日に備えって、おやすみなさい。
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これは、後日、家に帰ってからの話。
ピーマンさんから、送ってもらったピザを頂きました。
チーズたっぷりで、やっぱり、美味しい。
写真は、ベーコンピザ。
レンジでチンしてから、オーブントースターで焼く。
スパークリングワインで始めて、最後は、コーヒー焼酎で締めた。
南蛮ピザは、どうも、味噌漬けのゴボウを刻んだのをトッピングしてあるようだ。
コメント
雪道を走るバス、雪国ならではの光景ですね
こんな旅に憧れます
喫茶店ピーマンはなかなか渋い店内ですね
味があると言うかレトロと言うか、ちょっと変わっていると言うか不思議な感じです
他人丼とうどんも美味しそうですが、取り寄せたピザが特に美味しそうです
凡蔵さんは旅先で色々な美味しいものと出会ってるから羨ましいです
そんな風な自由な一人旅に憧れますよ
憧れるんですがなかなか実現できないんですよね・・・
雪があるだけで、テンションが上がりますよね。
大阪では、滅多に積もりませんもんね。
喫茶のピーマンさんは、独特の雰囲気がありますよ。
なので、好きな人は好きって感じかな。
でも、時代を逆行してて、マスターも客も、みんなタバコを吸いまくってます。
店内も、レトロと言えばレトロだし、雑然としてるといえば、雑然としています。
音楽が好きで、ここでライブとかもしているらしいです。
ピザは、ここのは、チーズがたっぷり乗っているんですよね。
なので、行った記念に、お取り寄せもお願いしました。
今回は、4連休だったので、結構、自由に出来て良かったです。