やっと、青春18きっぷの旅の5回目のスタンプのお話でございます。
今回は、メチャメチャ、短いレポートであります。
1月9日(日曜日)。
前回の4回目の旅は、倉敷の水島臨海鉄道に乗りに行った。
大阪から西へ移動したので、今回は、東に向かって行こうと思う。
とりあえず、京橋駅で入鋏。
大阪駅まで移動した。
ここで、福井方面とかもイメージしたが、やっぱり雪とか風の影響で、電車が止まる可能性もあるだろうと思って、東海道線に乗ることにした。
行き先は、まだ行ったことのないというか、降りたことのない尾張一宮で、降りてみようと思う。
大阪駅から、ただ、電車に揺られて移動する。
草津を過ぎたあたりから、景色は雪に変わった。
んでもって、尾張一宮に到着。
ケンミンショウなどで、名古屋の喫茶店のモーニングは、ボリュームがあってスゴイという話題を放送してた記憶があるが、名古屋と言っても、この尾張一宮あたりが、そのスゴイモーニングを食べさせるお店が多いところのようですね。
とはいうものの、時間的には、もう11時ごろである。
詰まり、お昼なのだ。
名古屋メシといえば、味噌を使った、味噌カツや、味噌煮込みなどが有名だけれど、もう少し、お高いというか、なかなか頻繁には食べることのできない料理がある。
ひつまぶしだ。
鰻を使った料理なんだけれど、始めはうな丼として食べて、途中から、だし汁を掛けて鰻茶漬けみたいにしていただくものだ。
その時の凡は、鰻を食べたいと思った。
ひつまぶしというよりは、気持ちが食べたいと言っているのは、うな丼だ。
ということで、お店を調べたら、「なまずや」さんというお店が美味しいそうだ。
さっそく、歩いて行ってみた。
店構えは、ちょっと高級そうである。
しかし、誰でもがツッコミを入れそうだけれど、うなぎ屋さんの名前が、「なまずや」とは、面白いね。
さて、メニューを見ると、まずまずのお値段ではあるが、いまさら、お店を出る訳にはいかないし、ちょっと高くても食べてやろうという気持ちな訳で。
とはいうものの、流石に、「天然うなぎ、、、時価」というのは、無い訳で。
とはいうものの、折角の尾張一宮でうなぎを食ってやろうという気持ちから、高めでも注文してやろうと言う気持ちな訳で。
メニューにある、普通のうなぎ丼の、さらに上のうなぎ丼中詰というのを頼んだ。
4200円也。
これは、うな丼なのだが、うなぎがご飯の上に乗っかってるだけじゃなく、ご飯の中にも仕込まれているものだ。
所謂、大阪で言うなら、まむし。
他のテーブルを見ると、どちらも人気の商品のようだ。
鯉のさしみで一杯という人も結構いる。
折角の日曜日のお昼を、ちょっと贅沢にということだろう。
少し待つと、うなぎ丼中詰が運ばれてきた。
丼の上に、無造作とも思えるぐらいに大胆にうなぎが乗っけられている。
さて、メニューにある「高級国産うなぎ使用」といううな丼は、如何なるものか。
それが、実に美味い。
皮は、ちょっとパリっと焼いてあって香ばしく、もちろん、うなぎ自体も滋味あふれる脂が美味い。
そして、成る程と思った。
身が、思ったより薄いのだ。
というか、これが普通のうなぎなのかもしれない。
最近は、スーパーか、それとも、牛丼屋でしか、うなぎを食べていない。
詰まりは、全部、中国産だ。
中国産のうなぎは、これは想像だけれど、かなりの高カロリーなエサを与えて、或いは、成長ホルモンのようなものを与えて、より早く、より大きくなるようにしているんじゃないだろうか。
なので、スーパーで売られているうなぎも、身が厚くて、デッカイ。
それに比べて、国内産は、そこまでやっていないから、比べると、身が薄くなるのかもしれない。
そう想像すると、なんとも、高級なものを頂いている満足感が湧いて来る。
凡は、必死で、うなぎ丼を食らっていた。
性格に言うなら、高級国産うなぎを使用したうなぎ丼中詰を、必死でかき込んでいた。
そして、ハッと我に返る。
シマッタ。
凡は、折角の4200円のうなぎ丼中詰を、味わう事を忘れて、まるで、安い牛丼を食べているかのように、かき込んでいたのだ。
仕方なく、残った1枚のうなぎを、ゆっくりと口に入れて味わったが、ああ、4200円が、口の中で消えた。
とはいうものの、食べたかったうなぎ丼を、美味しく頂きまして、店を出た。
その後、折角だからと、尾張一宮の名前通りの一の宮の真清田神社(ますみだ)に行ってみることにした。
天照大御神の孫の天火明命(あめのほあかりのみこと)様が御祭神だそうです。
ちょうど成人式の日だったのだろうか、晴れ着を着た普通の女の子や、頭の悪そうな派手な着物を着た男の子や、場末のスナックのママかと思うような女の子が、記念写真を撮るのに騒いでいる。
大丈夫なのかと思うが、まあ、ここに来てる子は、成人をした人の極一部ということだろうから、その他の子に期待をしよう。
とはいうものの、凡の20才の時も、大学のあった京都で、飲んだくれていたわけで、比べるのも変だけれど、こんな目立つようなことはしてはいなかったけれども、どっちにしたって、まったくもって、発展的なことはしてなかったもんね。
高いお空の上から見たら、同じようなものか。
そういえば、みゆきさんの20才のころは、どんなだったんだろうな。
もう、自分で作詞作曲もして、アマチュアのコンクールにも出て、その数年後には、もうデビューしてるんだよね。
その時に、みゆきさんに会っていたなら、この凡はどうなっていたのだろう。
好きで好きで堪らずに、声を掛けていたかもしれない。
でも、そりゃ、フラれていただろう。
そんな凡は、みゆきさんを諦めることが出来ただろうか。
いや、諦めきれないよね。
ただただ、好きで、その好きだという気持ちに殉じていたのだろうか。
たとえ、みゆきさんに愛されなくても、ただ、傍に居て、みゆきさんを見守り続ける。
そんなことが、若い凡に出来たのだろうか。
そう思うと、若い時の愛は、なんとも他頼りないものに思えてくる。
でも、その時代に、みゆきさんに出会いたかったなあ。
いや、好きすぎて、発狂していたかもだな。
あははははははははははははははははははははははは、、、、。
いや、今も、発狂してるか。
さて、お参りも済んだので、神社から伸びる商店街を歩いて、そこから駅に戻った。
ということで、青春18きっぷの5回目のスタンプの旅も、これで終わった。
ただ、行ったことのない尾張一宮駅で降りて、贅沢なうな丼を食した。
ただ、それだけの旅。
帰路は、素直に、往路の逆。
それにしても、この冬の青春18きっぷは、思いっきり使ったというよりも、日にちが迫って来て、何とか使ったという感じに終わってしまった。
生活の中で、色々考えることもあって、気持ちが乗らなかったのかもしれないが、まあ、もとの金額以上は乗っただろうから、これはこれで良しとしましょうか。
ツマラナイ話にお付き合いくださいまして、感謝であります。
コメント
お~、国産うな丼、しかも中にも入っているタイプとは贅沢ですね
自分も最近全然食べて無いし、ましてやこんな高いのは食べた事無いですよ
実は自分も凡蔵さんの旅を真似て青春18きっぷを使ってみようと考えたのですが、どうも考えがまとまらないんですよね
一度に5枚使うには長すぎるし、2回に分けても中途半端
連れと使っても1枚足りないしね
横浜-名古屋(泊)-和歌山(泊)-横浜とかだと行程的に厳しいし、名古屋行って戻るのもつまらないし
う~ん、やはり自分には乗り放題切符は使いこなせいと思います
ありがとう、yukemuriさん。
久しぶりのちゃんとしたうな丼は、やっぱり美味しかったです。
結構、流行ってましたよ。
yukemuriさんのブログの名古屋のひつまぶしも、食べてみたいんですが、予約とか苦手だし、入口で待つのもね。
というか、高いうなぎは、そうそう食べないので、ふだんは、牛丼屋のうな丼で大満足ですよ。
青春18きっぷは、なかなか、移動時間を長くとると遠いところまでいけますが、現地での時間が無くなりますし、現地に早く着こうと思ったら、
移動距離が短くなるし、考えるところですよね。
わたしも、何度も使っていると、同じようなところしか思い浮かばないんですよね。
まあ、同じところに行くのも楽しいのですが、悩みどころです。
連休があったらね、結構使い勝手あるんですけどね。
凡蔵さん、名古屋の熱田蓬莱軒本店のひつまぶしはこちらよりもお安いですよ
以前は予約可能でしたが、コロナになってからは予約不可になっています(前回がそうでした)
ただ、開店少し前に行けば平日ならばほぼ一巡で入れると思いますよ
やっぱりひつまぶしの有名店だけの美味しさがあるので、チャンスがありましたら是非食べてみて下さいm(__)m
ありがとう、yukemuriさん。
そうだったんですね。
写真などの印象では、かなりの高級店のように見えたので。
それなら、わたしも挑戦できそうですね。
名古屋に行く機会があったら、それも検討しなくちゃです。