平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

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散散歩歩。(1067)安いホテルのある街に行く旅。(1)

今年もまた、青春18きっぷの夏の期間がやってきた。
そして、連休があったので、1泊2日で、出かけてきたのであります。
ということで、そのレポートを、老後の楽しみのために書き記しておかなくちゃ。
7月22日、23日の2日間。
今年に限り、22日は、海の日、23日は、スポーツの日ということで、祝日の連休となった。
普段、平日に、青春18きっぷで出かけることが多いので、果たして、どうなるのか。
まずは、前日から予定を考える。
東海道線の三島には、水がコンコンと湧き出るところがあるらしい。
凡は、水が湧き出るところが好きだ。
いつも、この水は、どこから来たのだろうと思いながら飲んだりするのだが、何故か知らないが、好きなのだ。
或いは、鳥取あたりも惹かれるものがある。
何と言っても、山陰本線は、夏と冬と、その両方に魅力が集中している。
中でも、凡は、夏の山陰本線が好きだ。
そう言えば、2、3日前に、松本を訪れる番組をやっていて、面白そうだなとも思う。
まずは、そのどこかにしようかと思って、楽天トラベルでホテルを探すが、ホテルが無い。
いや、正確には、あるにはあるが、普段なら、特に、コロナの今なら、3000円ぐらいで泊まれそうなホテルが、15000円とか20000円とかの値段をつけているじゃない。
ビックリして、他の候補地のホテルも調べるも、同じような高額な設定になっている。
これはもう、その候補は、諦めるしかない。
祝日の連休というものを実感した。
ということで、適当にホテルを探していたら、東海道線の中途半端な駅なら、幾分安いホテルがあることに気が付いた。
それなら、焼津あたりは、どうかと思う。
焼津には、小泉八雲記念館がある。
いや、小泉八雲記念館に惹かれたのじゃない。
小泉八雲は、毎年夏になると、焼津を訪れて、焼津の町を楽しんだという。
それだけ、こころ惹かれる場所というか、お気に入りの場所だったんだろう。
ということは、きっと、素敵なところに違いない。
と考えて、焼津のホテルを探すも、これまた、ホテルがないので、近くにある藤枝のホテルを予約した。
朝食付きで、税込み5200円だった。
ということで、今回の青春18きっぷの旅は、焼津と藤枝に決定。
ホテルの値段から決めた旅である。
安いホテルのある街に行く旅とでも名付けようか。
7月22日(木曜日・海の日)。
0630時ごろ、家を出発。
本当は、あと30分ほど早く出たかったのであるが、前夜に飲んだビールのあとのウイスキーが、少しばかり胃腸を不愉快にさせていた。
そんな訳で、ついつい、起きるのが億劫になってしまったのだ。
京橋で、青春18きっぷに入鋏。
大阪まで移動すると、ホームに人が溢れている。
ビジネス客はおらず、リュックを背負った若者や、シニアが大半だ。
或いは、青春18きっぷの客ではないかと思う。
0715時の米原行きの新快速に乗り込む。
運よく座れて、米原まで移動。
0846時、米原発。大垣行きに乗り込む。
これまた運よく4人掛けのシートに座ることが出来た。
エアコンも効いているし、快適だ。
ふと気が付くと、この車両の全部の窓のカーテンというか、ブラインドが降りている。
眩しいのは分かるけど、車窓は見たくないのかと思う。
電車に乗って旅をしているのに、風景を見たくないなんて、それって、旅と言えるのかと首をひねったが、目的地に到着できれば良いのかもしれない。
まあ、凡も、通路側に座っているし、まだ、昨夜のアルコールの影響が残っているので、そのまま、ゆっくりと揺られていた。
0926時、大垣駅に到着。
ここで、一斉に乗客が、ホームを移動するために階段に殺到する。
「走らないでください。」とアナウンスが入るが、誰も聞いてはいないだろう。
凡は、大垣で降りてみようと思っていたので、のんびりと、最後尾を階段に向かう。
大垣で途中下車して、朝食でも食べようと思っている。
とはいうものの、駅前を歩いてみるが、まだ時間が早いせいか、どの店も閉まっている。
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IMG_7565.JPG(この水が冷たくて、美味い。)
大垣には、水が湧き出るところが何か所もあり、駅前にも「水都の泉」という水の湧き出ているところがある。
湧水の勢いは、他にもっと大量に湧き出ているところもあるが、この場所だって、こんこんと湧き出ている。
それを掌で掬って飲む。
ああ、美味い。
それに、冷たくて、生き返った気がした。
大垣は、いいねえ。
今回も、大垣で降りたのは、実は、この水が飲みたかったのもあるのだ。
この水が、毎日、タダで飲めるのなら、大垣に住んでも良いかと思う。
実に、豊かな気持ちになる湧き水である。
さて、駅の施設の飲食店は、10時にならないと開かないようなので、まずは、名物の水まんじゅうを食べようと思う。
前回も入ったことのある老舗っぽい店構えのお店に入ったら、人気店らしく、既に多くのお客さんがお土産にと買い求めてられて、凡が入っても、何の反応も無い。
しばらくしても、声も掛けられないので、店を出た。
そういえば、駅前に、もう1軒、水まんじゅうと張り紙のあった店がある。
行ってみると、誰もいないので、ここで頂くことが出来るかと尋ねた。
前回と違うお店で食べるのもまた、食べ比べということで、面白そうだ。
とはいうものの、前の店の味を覚えているかと言うと、全く覚えてないのではありますが。
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丸い柿渋の座布団に座って、2個入りのセットを頂く。
「つちや」さん。水まんじゅう2個入り、280円。
ひんやりとして、また美味しい。
さあ、どっちのお店が美味しかったか考えても、解りっこないよね。
ただ、今回のお店は、お姉さんも優しく、やっぱり、飲食店に限らず、お店は、味そのものよりも、愛想の良いお店の方に軍配を上げてしまう。
さて、そろそろ、駅の施設がオープンしそうだ。
行ってみると、全部の店は開いてなくて、ただ、その時に開いていた「楽しいおかず」さんに入店。
一押しのカレーを頂く。
850円。
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付け合わせの野菜や、サラダもキュウリの角切りを混ぜてあったりと、工夫もされていて、美味しかったです。
それに、スパイスが、昨夜のアルコールを解毒してくれたようで、ほっこりと胃腸の当たりが温まった気がした。
それにしても、大垣の駅にも、駅そばが無かったのだろうか。
探したつもりが、見つけられなかっただけなのか。
JRの駅に着いて、駅そばがあるだけで、ああ、来てよかったと思う。
食べるか、食べないかは、別にして、駅に、立ち食いのそばがあるというのは、どうにも安心するのである。
あの駅そばというのは、そこに人がいて、その路線を利用している人がいるという証拠でもあり、また、旅人にしてみれば、旅情を感じるお守りのようなものだ。
あるだけで、安心するし、嬉しいものなのである。
そういえば、駅の施設の中に、そば屋があったのだけれど、まだ開店してなかったのであるが、そもそも、凡の言う駅そばではないのである。
あれは、そば屋であって、駅そばじゃない。
さて、1026時、大垣発。豊橋行き。
これまた、偶然にも座れた。
1207時、豊橋駅で乗り換え。
トイレに行って、んでもって、ホームに停まっている電車に乗り込んだら、また座れたじゃない。
しかも、空いている。
そんでもって、ボンヤリしていると、発車のベルが鳴って、その時に、はっと気が付いた。
「大垣行きだ。」
しまった、反対方向じゃないか。
あわてて、閉まりかけたドアを走り出た。
何をやっているのだろう。
せっかく豊橋まで来たのに、またもって、大垣に戻ってしまう電車に乗り込んで、間抜けにも、ああ、エアコン効いてて良かったなんて思いながら、座っていたのだ。
アブナイ、アブナイ。
1251時、浜松行き。
1251時、浜松着。
ここで、浜松に行ってみたいところがあった。
だから、一度、降りてみようかと思ったのだ。
ヤマハイノベーションロードさん。
ヤマハがやっている企業ミュージアムというもので、そこはね、やっぱり、みゆきさんとの繋がりがあるのではないかと、儚い期待をしたわけなのであります。
ただ、祝日は、営業していないかもしれないので、確認のため電話をしてみる。
電話をすると自動のアナウンスが流れるのだけれど、その声が、小さくて小さくて、4回ぐらい掛け直して、ボリュームを最大にしても、何を言っているのか、判然としない。
でもまあ、やってるなら、スタッフに繋がるだろうから、やっぱり休業日なのだろうと、電話を諦めた。
もう、電車が出そうになっているので、席に座る。
ロングシートで、ほぼ満席。
さて、まだ時間的には、余裕がある。
今日は、藤枝に宿を取っているのだけれど、このまま静岡まで行ってみるかとも考えた。
登呂遺跡には行ったことが無いからだ。
と、思ったが、思い直す。
折角の、藤枝なのだから、藤枝を満喫するべきだろう。
ということで、1340時ごろだったか、藤枝駅で降りる。
まずは、駅の観光案内所で、地図などをもらい、オススメや、夜のお店の候補などを聞いた。
んでもって、郷土博物館・文学館というところに行ってみようと決める。
取り敢えず、ホテルにキャリーを預かってもらう。
駅からは、少し歩くが、遠くは無い。
さて、郷土博物館に行く前に、遅めのお昼ご飯でも食べようと思う。
駅前の長屋のような建物には、ラーメンや喫茶店など、食べるお店が並んでいる。
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IMG_7579.JPG(このお寿司の自動販売機も気になったのだけれど、イートインスペースが閉まっていた。)
でも、決めきれずに、駅の裏に行ってみると、珍しい自動販売機というコーナーがあって、お寿司の自動販売機などもあったので、これは面白いかと思ったが、イートインの出来るスペースが、時間外だったので、それは諦めて、少し歩いて行くと、「魚がし鮨」さんという観光案内所で教えて貰った回転ずしのようなお店があった。
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IMG_7580.JPG(お盆ごと、レーンに乗ってやってくる)
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ランチのセットも間に合いそうなので、ここに入ってみよう。
そばと寿司のセット1480円に、ビールの小ジョッキ400円。
回転ずしのようだけれど、セットはお盆に乗せられて、そのままお盆ごと、レーンに乗ってやってくる。
これは、初めてのパターンだ。
寿しは、ネタも大きめで、これで1480円なら、まずまずお徳なセットだろう。
ただ、セットのざるそばは、普通だった。
これなら、天ぷらのセットにすべきだったな。
それに、味噌汁と、サラダ。
前にも書いたけれども、あの寿司屋のセットに、サラダは必要だろうか。
どうにも、寿司とサラダが、似合っていないように感じるのだ。
いや、まあ、付いているなら、付いていても、構わないのだけれどね。
タダなら、別に構わない。
というか、タダなら、何でも付けてくれ。
ああ、タダなら、多少の違和感があっても、それは付けて貰って構わないのではある。
と、貧乏人は思うのであります。
ただ、感覚的には、大いに違和感があるのであります。
さて、美味しいお寿司を頂いて、郷土博物館・文学館に行こう。
路線バスで、蓮華寺池公園入口まで移動して、そこから徒歩で向かう。
日差しの強さが、いささか、気分を滅入らすが、まずは、どこかに行かないとね。
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絵本の挿絵の特別展のようなものがあって、その後に、藤枝を代表する作家の紹介のコーナーがあった。
小川国夫さんという作家が紹介されていたが、見た目もカッコイイ感じで、興味をひかれたが、まだ読んだことはない。
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ただ、書斎を再現したコーナーがあって、書架の本を見ると、雑誌なども並べてあって、何故か、雑誌の背表紙の名前に、赤のマジックで線を引いてあったり、四角く囲んであったりする。
あれは、どういう意味があるのかと、そこが1番興味を惹いたところだ。
わざわざ、赤のマジックで線を引く意味は、何だったんだろう。
あの赤いマジックは印象に残ったな。
あとに続く、藤枝の郷土の歴史などのコーナーは、なかなか充実してはいるものの、建物の構造というか順路などが示されていないので、逆回りをしたり、ウロウロしてしまった。
見終わって、またバス停まで行くと、道路を挟んだ向かいに、お茶屋さんがあって、「氷」の小さな旗が、ひらひらとはためいている。
そういえば、ひどく暑い。
次のバスの時間を見てから、お店に行った。
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カネカ柴田園さん。
お茶の販売もしているが、店のスペースの大半は、喫茶を楽しめるようにした空間だ。
カウンターには、常連らしい客が3人ぐらいだったか座っていて、お店の人と楽しそうに話をしている。
壁には大きなテレビモニターが掛けられていて、ずっと、ジャニーズのDVDが流れている。
これは、お店のママの趣味なのか。
お店は、ご主人と奥さんのふたりでやっておられるようで、実は、この喫茶のような形態にしたことか、或いは氷メニューを出してからか、どっちなのか忘れたが、まだ10日ぐらいだと、ママが教えてくれた。
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冷たいお茶のメニューもあったが、やっぱりかき氷だろう。
運ばれてきた氷は、インスタ映えするような可愛い見た目に仕上げてある。
宇治抹茶のかき氷の上に、綿菓子の座布団をおいて、熊がちょこんと乗っけられている。
これは、若い女の子には、ウケルだろうね。
食べてみると、底には、宇治抹茶のゼリーも忍ばせてあり、一所懸命考えた跡がある。
こんなかき氷なら、みゆきさんも、きっと喜ぶだろうな。
でも、みゆきさんと食べるなら、田舎の安い食堂のかき氷がいいな。
「あー、もうダメだあ。暑すぎるよー。」なんて、言いながら食堂の戸を開けるさ。
店には、クーラーは付いてるけれど、ほとんど効いていない。
気休めの扇風機が、ギシギシ音を立てながら、首を振っている。
「ちょっと、クーラー効いてないよ。」なんて、みゆきさんは、帽子を扇子替わりにして、お店のおばちゃんに言うね。
でも、その言い方に優しさが滲み出ちゃうね。
んでもって、みゆきさんが食べるのは、イチゴだ。
凡も、同じものを注文。
「あー、生き返る。」なんてね、オーバーに言うだろうな。
半分ぐらい食べたら、ペロリと舌を出して、「ほら、凡ちゃん、あたし人を食べちゃったの。だから、真っ赤でしょ。」なんて、思いっきりの笑顔で凡に言うかもだ。
みゆきさんの舌は、かき氷の赤い色で染まっている。
目の前で見るみゆきさんの舌は、エロチックでもあり、また数々の歌を歌ってきた活き活きとした力強さも感じるに違いない。
「怖いね。一体、何人殺したんだ。」なんて、みゆきさんの言葉に乗っかるよ。
「殺したって言ってないでしょ。食べたって言ったのよ。殺すのは、あとで凡ちゃんを殺してあげる。」なんてさ、ちょっと物騒な事言う訳。
「みゆきさんになら、殺されてもいいけどさ。どうやって殺すのよ。」
「んー。ねえ、どうやって殺されたい?」
「そうだな、痛いの嫌だから、毒殺とか。フグの毒でやってくれる?」
「いやだ。フグさばけないし、だって、手が生臭くなっちゃうじゃない。」
「じゃ、痛いけど、ナイフで、心臓をグサリとやる?」
「やだ。血が出て怖いじゃん。それに、あたしの服も血がついちゃうし。」
「困ったね。じゃ、首を絞める?」
「あたし、力ないし。指とか怪我したら、ギター弾けないし。」
「もう、一体、どうやって殺してくれるのさ。」
そう言うと、みゆきさんは、前髪をかき上げたら、凡の前に顔を、にゅっと出して、「ねえ、舌を噛み切ってあげようか。」って、真顔で言うかもだな。
みゆきさんだからね。
「他に方法がないなら、それでいいよ。」と凡は、些か投げやりだ。
そっと、にゅっと出たみゆきさんの顔に、凡の顔を近づけてみる。
「いい?覚悟しなさいよ。あの世で、良い子で待ってるのよ。」なんて、芝居がかったセリフを吐いて、舌なめずりをしてから、みゆきさんは、凡の口に向かって糸切り歯を見せながら、顔を近づける。
みゆきさん本人は、ドラキュラか、狂気に満ちた人食いのつもりだ。
んでもって、凡の唇に「ちゅっ。」なんてね。
キッスをするんだよね。
しかも、小鳥のキッス。
「殺すのは、また今度にしてあげる。」なんてね。
それよりもさ、どうよ。
あははは、みゆきさんとキッスだよ、ねえ、みゆきさんとキッス。
もし、そんなことが起きたら、きっと凡は、キッスが原因で死んでしまうだろう。
心臓がマヒしてね。
好きな人のキッスで死んでしまう。
ああ、ある意味、幸せなのかもだ。
って、そんな妄想をしていたら、知らない間に、顔がにやけていた。
柴田園さんのかき氷、美味しかったです。
それに、ママも、優しい人で、リラックスできました。
路線バスで、駅まで戻って、ホテルにチェックイン。
一応、ホテルの感想を書いておくと、チェックインの時に、お姉さんに、初めての宿泊だと伝えると、いろいろ詳しく説明頂いて、まずは好印象だ。
IMG_7576.JPG(ホテルは改装中だ)
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IMG_7601.JPG(ホテルの窓から)
ウエルカムドリンクは、工事中で迷惑をかけているので、アルコールも2杯無料だという。
それよりも、ウエルカムドリンクが23時までやっているのが嬉しい。
部屋は、改装済みで、新しくて気持ちが良い。
バスは、かなり狭いが、新しいので、苦痛ではなかった。
それより、隣の部屋の声が丸聞こえなのが、却って、こちらも気を遣ってしまう。
静かにしないと、こちらが隣に迷惑をかけてしまう。
カードキーがあるのだけれど、普通は、入口にカードキーを差すと、部屋の電源が入るシステムになっているホテルが多いが、このホテルは、差し込まなくても良いのである。
なので、外出するときに、エアコンをオンにして出かけたら、帰ってきたときには、部屋が冷えている。
これはいいね。
それと、LEDライトが天井に2つ。
ベッドの下や、デスクの上には無いので、ベッドサイドのスイッチで、そのまま部屋を暗くしたり明るくしたりできるのは、意外と、便利だと言う事に気が付いた。
そんなところだろうか。
さて、これから、ちょっと早いけれど、夜のご飯に出かけましょうか。
フロントのお姉さんに聞いたお店を、取り敢えずは、覗いてみようかな。

コメント

  1. yukemuri より:

    大垣で途中下車し藤枝ですね
    またまた凡蔵さんらしい旅ですね
    なかなか素人にはできない行程だと思います
    それにしてもお盆ごと流れてくる回転寿司には驚かされましたよ(笑)
    夏は抹茶かき氷も美味しいですよね
    やっぱり藤枝の銘茶を使っているのでしょうかね?

  2. 平 凡蔵。 より:

    ありがとう、yukemuriさん。
    お盆ごと流れてくる回転すしは、yukemuriさんでも知らないですか。
    それなら、なかなかレアな回転すしですね。
    お昼のセットメニューとかも、お盆ごとなら便利ですしね。
    もっと広まっても良さそうですが、製造のコストはかかりそうですね。
    かき氷は、お茶屋さんがやってるので、たぶん、藤枝のお茶かもですね。
    ここも美味しかったです。

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