3月11日(日曜日)。
和歌山港経由で、フェリーで徳島に来た凡。
そろそろ高松に移動しようかと徳島駅に向かっていたら、そごう百貨店の入口でポケットティッシュを配る男性に会った。
見ると、ティッシュには「UFO科学展」と大きく書かれていて、さらに「地球人は科学的に創造された」や「宇宙人大使館計画中」など、凡の興味を引く文章が書かれているじゃないか。
凡は、こういうのは大好きだ。
なので、覗いてみたい気もするが、何しろ次の高松行きを見送ったら、次の列車では高松着がかなり遅れる。
でも、これは何かの縁である。
と思って、そうごうのエスカレーターを急いで駆け上がった。
徳島駅までの徒歩の時間、お土産「みまから」を買う時間を15分として、この興味ある展示を見ることが出来るのは15分ぐらいか。
会場のシビックセンターに着くと、意外と狭い会場だ。
中に入ると、壁には団体の説明や、進化論を否定する内容のポスターが貼られている。
奥には、スクリーンがあってビデオを見ることができるようだ。
興味深く、そして急いで見ていると、スタッフさんが声を掛けてくれる。
白いロングブーツを履いた、なかなかの美人だ。
これなら、たとえUFOに興味がなくても話を聞いてしまうだろう。
そして、ダーウィンの進化論は間違いで、人間は宇宙人によって作られたということを話してくれた。
ウットリとして美人の話を聞く。
また、もう1人スタッフがいて、こちらは落ち着いた感じの男性で、凡が、どういう団体かと聞いたら、いろいろ教えてくれる。
なんでも、ラエルという人が、宇宙人に遭遇して、そこで地球人に対するメッセージを受け取ったのが始まりで、そのメッセージを広める団体だそうだ。
インテリジェント・デザインということをテーマとして書かれていたので、キリスト教から派生した団体かなとか、何かの宗教的な団体かなと思ったのだけれど、話を聞くと、そうではないらしい。
興味深く思っていると、もし良かったら、「地球人は科学的に創造された」という本を、個人的に頂けるという。
面白そうだから頂いて、お気持ちに感謝して、会場を出た。
来週は、神戸でもイベントをやるらしい。
白いロングブーツのお姉さんも来るなら、行ってみようかなと、またもや不純な動機。
(頂いた本)
(会場の前で、美人に撮ってもらう)
さて、時間がない。
急いで徳島駅まで行って、駅のお土産屋さんのようなところで、「みまから」を購入。
これで、徳島に来た目的の2つを達成できた。
みまからは、薬味としても美味しいけれど、凡はご飯にのっけて食べるのにハマっている。
とにかく、辛くて、美味しい。
(お気に入りの「みまから」)
そして、今からが、青春18きっぷの旅の始まりである。
改札で、きっぷにスタンプを押してもらう。
それにしても、今回は、フェリーで徳島に入って良かったと思う。
何故なら、フェリーという、凡にとっては非日常の乗り物に乗って移動してきたせいで、この徳島に着いた時点で、もう長い旅の途中にいるかのような感覚になっていた。
高松へ移動する今は、もう1泊とは思えない旅をしているようで、その分、ちょっとお得だものね。
16時05分、徳島駅発。
JR高徳線。
走り出して、車窓を見ながら、楽しい風景だなと思ってたら、高架じゃなかった。
だから目線が低くて、地面を走り抜けていく感じなんだ。
スコブル気持ちが良い。
(徳島で買ったドリンク)
(こんなドリンクもあった。元気出そう)
18時27分、高松駅着。
今日のホテルは昼間にネットで予約を入れた「ホテル川六 エルステージ」さんだ。
1泊2日で、朝食が付いて税込み4730円。
(翌朝撮影)
ホテルまでは、高松駅から歩いて行くことが出来る。
15分ぐらいかな。
ただ、日も落ちていたので、アイフォンの地図を頼りに向かう。
チェックインして部屋に入ると、まずまずの部屋だ。
机も書き物が出来るぐらいのスペースはあるし、バストイレも問題なし、というか、浴槽は、大浴場があったので使わなかったが、充分な広さもあった。
それにベッドが硬い。
これは、柔らかいベッドが苦手な凡には助かる。
これで朝食付きなら、コストパフォーマンスも申し分ない。
さて、まずは夕食を食べに行こう。
フロントで、オススメのお店を尋ねたら、今日は日曜日だから開いているお店が少ないという。
とはいうものの、ホテルのある場所は、高松の市内でも、商店街もあり、賑やかな場所だ。
日曜日でも開いているお店を聞いて出かける。
ホテルの近くのライオン通りを歩いて行くと、ホテルで聞いた「ふるさと」さんがあった。
お店の前にお姉さんが立っていて、声を掛けてくる。
凡は、いささかお姉さんの声掛けに弱い。
それに、いままで歩いてきたけれど、その日曜日のせいなのか、どうなのか、そういえばお店が開いていない。
お姉さんに、ホテルで聞いてきたといったら、10パーセント割引をするという。
他に行く当てもないので、入る。
店は、席は半分ぐらいだろうか、埋まっていて、凡はカウンターに座る。
オススメを聞いたら、魚の塩焼きだという。
その中でも、びんぐしという魚は、この辺りの魚だというので、とりあえず注文。
それと、香川県は養殖ハマチが有名だというので、ハマチの刺身。
そして、勿論、ビールを注文。
(ひょっとして大阪でも食べているのかもしれないけれど、香川のオススメと言われたら何となく、美味しい気がする)
びんぐしの塩焼きは、初めて食べたけれど、想像したよりも小さな魚で、1匹なんて食べたら、お腹いっぱいになるんじゃないかと心配したけれども、見た目を裏切る食べるところの少ない魚だったので、すぐに食べ終わる。
ただ、魚を1匹食べたという満足感は得られた。
そんでもって、たこぶつの唐揚げとイカ納豆、そして、追加のビールと、川鶴の雄町という地酒を頂く。
さて、ここで悩むところだ。
このまま、この店で居続けて、ホテルに戻るか。
或いは、河岸を替えるか。
折角の高松だから、ぶらぶら夜風に吹かれて歩いて見るのも楽しいだろう。
それに、居続けたなら、値段も気になる。
ということで、会計をしたら、確かの数字なんだけれど、4320円だったか。
10パーセントオフもしてもらった。
(店の写真を撮ろうとしたら、無理やりお姉さんに凡も入れさせられた)
店を出たなら、そのままライオン通りを歩いて行こう。
少し歩くと、トキワ新町という通りに出る。
ライオン通りより、こちらのトキワ新町の方が、何となくお店が多くて、なあんだ、こっちにすれば良かったと思った。
飲み屋が、ライオン通りより多くて、夜の雰囲気である。
(なかなか雰囲気が良い)
歩き出したら、肉を焼く香ばしい匂いが漂ってくる。
出所を探ると、ジンギスカンのお店だ。
ジンギスカンといえば、札幌を思い出す。
みゆきさんの残像を求めて北海道に行った時のことを急に思い出して、ちょっぴりシンミリ。
そうだ、ジンギスカンを食べよう。
店の前の看板の写真を見ると1人前ぐらいだと食べれそうなボリュームだし、値段も、それほど高くない。
ドアを開けて、人差し指を立てて「ひとりだけど、大丈夫?。」とお姉さんに言うと、急に困ったような顔になって、厨房に入って行った。
ややあって、出て来たお姉さんは、「ちょっと、、、時間掛かりますけど。」と、言葉の端に1人なら帰ってくださいというようなニュアンスを出しながら言った。
店内を見ると、いくつも空席がある。
そんなことを言われるなら、別に入る必要もないので、すぐに店を出る。
仕方なく、その辺りをブラブラ歩いて見るが、なかなか雰囲気の良い通りだ。
とはいうものの、店を決めかねて、また元の方に戻ってきてしまった。
すると、カフェというのかな、凡には似合わないお店があって、その前に立っていたお兄さんが、声を掛けてくれた。
やや歩き疲れた感もあったし、次に入るお店の予定も立っていなかったので、とりあえず座ってビールでも飲もうと、中に入った。
料理もあるというので、オススメのピザを注文。
そして、ビール。
(ビールの前に飲んだスパークリングワインとお通し)
席に座って、ツイッターの書き込みをしていたら、高松に住んでられる女性の方が、凡の飲んでいるお店まで来てみようかなというコメントをくれた。
その方は、昨年のフェスティバルホールでのみゆきさんの夜会工場でお会いしたことのある方で、なかなかに素敵な女性である。
そんな嬉しいことがあるだろうか。
旅先で、素敵な女性と会う。
少しだけ待っていると、果たして彼女はやって来てくれた。
もう、嬉しいじゃない。
こんな凡と会ってやっても良いなんてことは、奇蹟に近いよ。
ビールで乾杯して、少しお話をした。
会ったのが遅かったので、お話をする時間が少なくて、そこがやや残念。
さっき歩いて回ったトキワ新町あたりで別れて、凡はホテルに戻った。
11時過ぎぐらいだったか。
しかし、今日は、たった1日だけれど、フェリーで徳島に来て、そんでもって、青春18きっぷで高松に来て、ツイッターの女性とビールを飲んでと、なかなか1日とは思えない旅になったなあ。
そんなことを思いながら、明日の予定を考える。
このまま、高松を観光しようか、或いは、岡山まで出て観光しようか。
ただ、家を出る時に漠然と考えていたのは、尾道だ。
高松からすると、一旦、岡山に出て、家と反対方向の尾道まで行くのは、どうもルート的にヘンテコだ。
とはいうものの、青春18きっぷの旅の時ぐらいしか、尾道へ行こうとは思わない。
別に尾道が魅力がない場所だという意味ではなくて、尾道は何度も行ったことがあるので、改めて行くとなると、他の行ったことのない場所を選んでしまうという意味だ。
そんでもって、尾道に行く目的は、尾道ラーメンである。
さて、どうしようかな。
(商店街を歩いているとヤマハのお店が。何故か写真を撮ってしまう)
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平 凡蔵。へのファンレターや
お褒めの言葉は
sansanpopo@tairabonzou.jp
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コメント
宇宙人関係やUFO関係は夢と言うかロマンがあって自分も好きです
必ずやこの広い宇宙の中には人間と同じような生物がいると信じています
大浴場があって朝食付きでこのお値段はナイスですね
とにかく大浴場があるってのは大きなポイントだと思いますよ!
お~、角の立ったハマチのお刺身、美味しそうですね~
やはり鮮度が良いんでしょうね!
びんぐしの塩焼きは見た目ほど食べる所が無いんですね、名前も初めて聞いたのでどんな味か食べてみたいですよ
夜の街の雰囲気は凄く良いですね
しかしそれに水を差すようなジンギスカン屋の返答、これはいけないですね
こういう店は入らなくて正解だと思いますよ
時々旅先でこんな応対の店がありますが、本当にガッカリしますよね(T_T)
書き忘れました
凡蔵さんのツイッターを見た女性が会いに来てくれたなんて、これは凄いですね
ツイッターって、そんな出会いもあるんですね
良いなぁ~、自分も始めたくなってきましたよ
もう少し早めだったら、もっと飲んだり食べたりして、親密度も高まって違った展開になっていたかもしれませんね
う~ん、凡蔵さん、もっと押せば良かったのでは???
ありがとう、ゆけむりさん。
そうでしょ。なかなかのコストパフォーマンスでしたよ。
大浴場も、朝食も、両方楽しみました。
そんでもって、びんぐしという魚は、初めて知りました。
メニューで見ると、大きく見えたのですが、実際、1匹お皿に乗っているので、見た時「おお」と思うのですが、骨とかを外して見ると、意外と身は少なめな印象です。
ハマチは、香川県の特産らしいです。
というか、養殖をメインでされているそうです。
夜の街の雰囲気は良かったですよ。ただ、日曜日だったので、これが平日だと、もっと雰囲気があったと思うと、少し残念。
ジンギスカンのお店は、表のメニューの看板に、これは2人前以上でと書いておいて欲しかったです。
というか、席が沢山空いてるので、1人でも良いのじゃないかと思うのですけれどね。
ありがとう、ゆけむりさん。
続きです。
ツイッターは、始めはバカにしていたんです。
呟いて何が面白いのかと。
でも、ある1つのテーマで繋がると、これが楽しいと気が付きました。
私は、中島みゆきさん繋がりの方が多いのですが、みゆきさんが好きな人ばかりなので、みんな、みゆきさんを褒める呟きばかりなんですね。
だから、人を非難するようなツイートがないので、見ていて楽しいです。
そんな共通の好きな人で繋がっているので、会った時も安心できますしね。
それに、今回は、旅先で会うことが出来て、更に楽しい旅となりました。
もっと、時間があれば、いろいろお話もできたのですが、そこが少し残念。