平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(846)アイラブユー・ほたえてくれ!みゆきさーん。(298)

1月9日(火曜日)。
中島みゆきさんの夜会工場vol.2の大阪フェスティバルホールの公演のブログであります。
多少、ネタバレ的な内容を含んでいますので、これから夜会工場vol.2を見られる方は、ご注意くださいませね。
今回は、ミニボンのデジナミで当選したチケットだ。
あらためて見て見ると、1階の5列目の中央あたりだった。
11日に行く最前列にばかり気を取られていたので、こんなにも良い席だったとは、今日気がついた。
さて、それに気が付くと、どうにも気持ちがアップする。
開場時間よりもかなり早く到着。
インデアンのカレーを頂く。

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(凡は、いつもルー大を注文する。でないと、ルーが足りなくなる)
インデアンのカレーは、普段何気なく食べているのですが、前回のみゆきさんのフェスティバルホールのケータリングで食べられたということを聞いて、今日は、何とも食べるのが恥ずかしい気持ちが湧いてくる。
「いやあ、いつも食べてるから、今日も食べただけだよ。みゆきさんのケータリングサービスに使われたから来たわけじゃないんだよ。」と、誰とも知らないカウンターの人に言い訳したくなった。
数えて見ると、大阪の7店舗、芦屋の1店舗と、関西のお店は全部制覇していた。
行ってないのは、東京丸の内店の1店舗だけだ。
今度、東京へ行ったなら、食べてみるか。
とはいうものの、わざわざ東京でインデアンのカレーも無いのではあります。
さて、いよいよ会場となって、凡は、まずは凡の席を確認に行く。
やっぱり近い。
前回の夜会の時も最前列を引き当てたこともあるけれども、その時は、席の前にオーケストラピットがあったから、最前列は確かに近いけれど、ちょっと距離を感じた。
でも、今回は、演奏者は舞台の上だから、座席からステージまでの距離が短いのだ。
なので、5列でも十分に近い。
そして、ロビーに出る。
今回もツイッターをやっている人が来ているという。
その内の1人と、もし出来たらお会いしたいねなんて、呟いていた。
周りをそれとなく見て回る。
携帯を持っていないらしいので、目印はメールを貰った、黒い上着にジーンズ、それにマスクという恰好だ。
「あ、あの人かな、ジーンズに黒い上着だ。」と、近寄りかけたが、「いや、違う。マスクをしていない。」
知らない人に、声を掛けて違ったら、どうにも気まずい。
なので、15分前になったので席に戻る。
舞台の流れは、もう4回目だから、解っている。
始めに、みゆきさんが登場。
ドキリとしそうになったが、「ドキリ無しよ。」と拍子抜け。
凡の前の列の1つ隣りが、ニョッキリとシートから飛び出ている。
その大きな男性の頭が、ちょうど、凡とみゆきさんを結ぶラインを邪魔しているのだ。
なので、まったく見えないのだ。
身体をズラソウかと思うのだけれど、かくいう凡も座高が高い。
なのでありますから、身体を大きくズラシタリしたら、今度は、凡の後ろの人に迷惑だ。
仕方なく、凡としては数センチ単位で身体をズラシタリ、どうにかしてみゆきさんを見ようと試みる。
左目だけで見ると、みゆきさんの半分ぐらいを見ることが出来ることを発見したけれども、前の人が揺れると、みゆきさんの前に男性の頭がプッカリ。
どうにも先の思いやられる5列目である。
まず、最初の曲は、「泣きたい夜に」だ。
映画館のシートに座ったみゆきさんが、指先を温めるのに「はーっ。」って息を吹きかける。あのシーンがあった。
なんとも、切ないシーンだ。
そして、美しい。
凡は、双眼鏡「みゆきさん拝見号」と取り出して、みゆきさんを見る。
美しいこと。
今回は、5列目なので双眼鏡は基本的に使わないつもりだったけれど、やっぱり、少しはみゆきさんのアップを見たいものね。
双眼鏡を通して見るみゆきさんは、どこか近いけれど、遠くに見える。
大好きな顔を見た時に、みゆきさんの白目にライトが光っていた。
凡は、何が好きかって、みゆきさんの白目ほど好きなものはない。
冷静に考えるなら、目という人体の器官に、白目は必要ない。
あってもなくても、人体を維持するうえで何の支障もないのである。
目という器官は、黒目さえあれば、その存在意味を成立させることが出来る。
いや、黒目も必要がないといえばいえるのだ。
目という人体の器官には、水晶体と網膜さえあれば良いのだ。
人体に、水晶体を設置させるだけの小さな穴が開いていれば、それで用が済む。
然るに、人体には、白目と言う器官が存在する。
不思議である。
その辺のところは、以前にブログに書いたので、お時間がある方は、是非にも、覗いてみてくださいませね。
みゆきさんの白目の魅力については、この辺りに何回もに分けて書いています。
⇒⇒⇒https://tairabonzou.jp/201210_article_2_html
そんでもって、
白目という、その存在の意味を見つけることのできない人体の器官に、存在の意味を与えたのは、みゆきさんの歴史上最大の功績だ。
無意味な存在の美。
そのみゆきさんの白目にライトが当たって光っている。
なんて神々しい瞬間だ。
凡は、みゆきさんの白目に見とれていた。
すると、今度はルージュが目に入る。
美しい。
凡は、若い女の子が引いているテカテカ光るルージュは苦手だ。
どうにも、美しくない。
とはいうものの、枯れた感じは、言語道断。
それがさ、みゆきさんのルージュは、ルージュを引いてはいるけれども、唇の本来のスッピンの皮膚粘膜の質感を残したまま、ステージで華やかに映る色合いなんだ。
ローズ色でもない、紫系の色も少し含まれているのかな、凡は、そのみゆきさんのルージュの色を表現しようと、一所懸命に、色の言葉を思い出したけれども、結局見つけることが出来なかった。
或いは、みゆきさんだったら、あのルージュの色を言葉で表現することができたのだろうか。
否、たとえみゆきさんでも無理だ。
何故なら、言葉で何かを伝えるには限界がある。
1つの色を表現するにさえ、限界があるのだから、人の気持ちの動きや、まわりのシチュエーションなどを言葉で表すのは、さらに難しいだろう。
情緒的に伝えることは出来るかもしれないけれど、正確に、相手に伝わるように表すことは不可能だ。
少し話は飛ぶのだけれど、物理学などの理論を説明するのに、数式を使う。
あれは、どういう仕組みになっているのだろうかね。
あの数式から、物理の法則を読み取るなんてことは、凡には生まれ変わったって出来そうにない。
とはいうものの、物理という学問は、物事を正確に、そして理論的に解き明かすものだ。
なので、それに数式を使うというのは、これは理にかなっているのだろう。
ということはだ、或いは、文学においても、ひょっとして遠い未来には、小説を数式で書くような時代が来ても、オカシクハないだろう。
兎に角、周りのシチュエーションや、人のこころの動きも、誰がそれを読んでも、読み違えないように正確に伝わる。
さっきの、みゆきさんのルージュの色だって、ローズ色なんて、曖昧な言葉では不正確だ。
みゆきさんのルージュの色だって、「」って表したりね。
或いは、ルートやらサインコサインなんてものも使ったりね。
本当は、物理の公式の数式を、ここに引用して、説明したいのだけれど、物理も数学も解らないので、それが出来ないのが残念だ。
物理や数学の知識ゼロ。
みゆきさんの美しさも、「e=mc^2」みたいな表現で表したりすることになる。
「m」は、勿論、「miyuki」さんだね。
「miyuki」さん×「cute」(キュート)×「charming」(チャーミング)=「e」イコール「eekannji」(エエ感じ)。
なんて、これが凡の限界だ。
こんな風に、言葉が数式に変わる日も来るのじゃないだろうか。
100年先とかは、無理だろうけれど、1000年先なら、可能性はなくもない。
より正確に伝える言葉としてね。
というようなことなのだけれども、言いたいのは、1曲目の「泣きたい夜に」のみゆきさんの白目とルージュは美しかったということだ。
ここでも、泉沢紀子さんに感謝。
そして、みゆきさんの素材の美しさにウットリなのであります。
さて、そうこうしているうちに、中ちゃんの歌が終わって、凡のお待ちかねの「LALALA」である。
ピンクのパジャマ姿のみゆきさんの可愛いこと可愛いこと。
まだ暗い中でみゆきさんを見ていた。
そして、舞台が明るくなると、そこに可愛いみゆきさんの寝っ転がった後姿があった。
そんでもって、目の前に、これまた可愛いみゆきさんのお尻が見える。
「いやだーん。もう、みゆきさんったら、お尻見せちゃってー。」
普通のステージで、パジャマ姿でお尻を見せることがあるだろうか。
でも、今目の前に、みゆきさんの可愛いお尻がある。
もう、ウットリを通り越して、グッタリ、いや、ドンヨリ、違う違う、何しろ、もうウットリを通り越しちゃって、トロンと溶けてしまいそうだ。
と、みゆきさんのお尻にウットリしていると、奇妙な感じに思えて来た。
58歳にもなる凡が、年上のお姉さまのみゆきさんのパジャマ姿のお尻をウットリと見ている。
実に奇妙だ。
或いは、まわりの凡以外の男性も、みゆきさんのパジャマ姿のお尻をみてウットリしている人もいるに違いない。
というか、男性ならそうなって当然だ。
男性がみんな、みゆきさんのお尻をみてウットリしている。
会場全体が、奇妙極まりない空気になっている筈だ。
こんな現象は、たとえ若いアイドルのコンサート会場でも、発生しないだろう。
一体、お尻にウットリすること自体が奇妙である。
あのお尻という器官は、もちろん、椅子に座ったりするときに骨が当たらないように膨らみをもっているのだろう。
その膨らみの曲線は、これはウットリしても良いだろう。
でも、その奥には、ウンチの出る穴が開いているのだ。
いくら美しいみゆきさんだとしても、あのお尻の穴からウンチを出すわけで、しかも、ウンチはクサイものであるわけで、しかも、その穴は、梅干みたいにシワクチャで、どう考えたって、ウットリする対象であるとは、冷静には考えにくい。
凡は、みゆきさんのお尻にウットリすると同時に、その奥に、シワクチャの梅干しと、クサイにおいのウンチと、とぐろを巻いた腸と言う器官があるのだと想像すると、そして、そのお尻にウットリしていると思うと、気が触れてしまったのではないかと自問した。
そう思うと、あまりにも奇妙じゃないか。
いやいや、それでも、みゆきさんのお尻には、ウットリだ。
これは間違いがない凡のこころの叫びなのである。
それにさ、きっとみゆきさんのウンチは、透明で、キラキラしていて、ピーチかなにかの良い匂いがするウンチに違いないのである。
今回の夜会工場vol.2でも、みゆきさんの衣装は、特別に可愛い。
ウズメの古代の衣装も素敵だし、白いアオザイにも、こころ奪われた。
でも、男性として、また見たいなと思ったのが、ピンクのパジャマ姿と、チャイナドレスだ。
なのだけれど、そのチャイナドレスの時に、凡は、またしても泣きそうな事態になったのであります。

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