※もし、ウサギさんの島に行かれる方は、2月に行ったときのブログも参考になさってくださいね。⇒⇒⇒
https://tairabonzou.jp/201702_article_3_html
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3月31日(金曜日)。
うさぎさんの島・大久野島へ遊びに行った2日目。
竹原の駅前のホテル「グリーンスカイホテル竹原」に泊まって、今日は朝から大久野島へうさぎさんに会いに行く予定である。
まずは、朝食だ。
ホテルのレストランは7時からやっているので、7時ちょうどの時間に行った。
ミニボンは洋朝食。
凡は和朝食を注文。
最近は、バイキングの朝食も多いけれど、あれは楽しいことこの上ないけれども、食べすぎてしまうのが唯一の難である。
でも、今回のホテルの朝食はちょうど良い量で、或いは、こういう朝食の方が健康的で、美味しく頂けるのかもしれないと感じた。
凡の和定食は、正解である。
見た目も工夫してあるし、量も良いし、美味しい。
納豆も、普通なら紙のカップに入ったものを自分で混ぜて食べるのが普通のビジネスホテルの納豆だ。
でも、ここはちゃんと混ぜたものを器に盛ってある。
また、豆腐もメニューの写真では、ただの小鉢に入ってたのですが、季節的なもので小鍋の湯豆腐になっていた。
ミニボンの洋定食も美味しいとのことだったので、朝食はホテルで頂いて良かったとミニボンと話す。
さて、うさぎさんのご飯を大きなトートバッグ2つに分けて、キャリーケースは、フロントから自宅に宅急便で送ってもらう。
今日は、朝から雨なので、出来るだけ身軽な方が良い。
それにしても、竹原での宿泊は、このグリーンスカイホテル竹原にして良かった。
昨夜のお好み焼きの御幸(みゆき)さんも良かったしね。
竹原駅08時06分のJRで忠海駅に移動。
08時30分、忠海港発。フェリー。
08時45分、大久野島着。
大久野島に着いたら、まず送迎バスで大久野島休暇村まで乗せてもらう。
休暇村の前の芝生にも、雨のせいかウサギさんは少ない。
なので、ビジターセンターの近くにある屋根の着いた椅子へ行く。
ここなら、雨にも濡れないので、取り敢えずは、ゆっくりご飯を上げられる。
予想通り8羽ぐらいのウサギさんが集まってきて、ごはんを食べてくれた。
やっぱり嬉しいなあ。
ミニボンも、嬉しそうにご飯を上げている。
とはいうものの、ここでばかりご飯を上げていると、他のウサギさんが可哀想だ。
雨に濡れるけれど、傘を差しながら、今来たフェリー乗り場の方に向かって歩いて移動する。
ウサギさんは、雨に濡れて寒そうだ。
小さくなって、木の下や、建物の下に、丸くなって固まっていた。
それでも、凡を見ると、ぴょこぴょこ寄って来てくれる。
もう嬉しくてショウガナイ。
(雨に濡れて、小さく丸まっているウサギさん。)
ただ、やっぱり雨が、ひどい振り方じゃないけれど、ウサギさんにご飯を上げるのにしゃがんでいるから、どうしても雨に濡れちゃう。
しかも、今日に限って、寒いのである。
アイフォンで気温を見たら、4度だった。
3月の31日なのにね。
昨日なんか、17度ぐらいで、歩いていると暑いぐらいだったのにね。
しかも、フェリー乗り場の近くは、風が強くて、傘も何度もお猪口になって、差すことができないから、歩いているだけで、ジャンバーやGパンが雨に濡れてビショビショになった。
しかも、気温が4度だから、1時間もしたら、寒さで震えがきて仕方なかった。
それでも、ウサギさんにご飯を上げなきゃいけないので、先に進む。
フェリー乗り場を越えて、山の方に入って行った。
今年の2月に来た時は、この辺りでは、うさぎさんに囲まれて歩けなかったんだけどねと、ミニボンと話しながら、山を登っていくけれども、ウサギさんは来ない。
途中、また8羽ぐらいのウサギさんが、山から出て来て、凡とミニボンにご飯をねだってくれたが、兎に角、ウサギさんの数が、少ない。
ここで、これから行こうと思っている人へのアドバイスとして、雨の日は、ウサギさんが少ないということを伝えておきたい。
それと、春休みとね。
(山の中でも、ここはウサギさんが来てくれた。でも、後は、ウサギさんも出てこなくて、ひっそりとしている。)
山の中ほどを歩いていると、向こうの方から50歳ぐらいかな、1人の女性が降りて来た。
大量のウサギさんのご飯を持って、雨の中、山の中を歩く1人の女性。
彼女に、そこまでさせる魅力が、この島のウサギさんにはあるんだよね。
それは、解るんだよね。
「ウサギさん少ないですよね。」という話をする。
時おり現れるウサギさんに、無理やりご飯を上げる。
というか、食べてもらう。
一所懸命にご飯を上げなきゃ、何しろ、大量にご飯を持って来てるので、この塩梅だと余ってしまう。
とはいうものの、それでも、向こうから走って寄ってくるのだから、とにかく、ウサギさんに喜んでは貰っている筈なのであります。
途中、山から海岸へ下りて、海岸沿いを歩きながら、ウサギさんを探す。
そんでもって、雨に濡れながら、一所懸命にご飯を上げる。
身体が冷えて、ツライ。
島をグルッと1周して、休暇村まで戻ったら、もう身体の芯まで冷え切ってしまった。
休暇村では、日帰り温泉として、昼間に有料だけれど、温泉に入ることが出来るそうだ。
あまりに冷え切ったので、温泉にでも入ろうかとミニボンに言ったが、着替えもないし、もう服も靴も、ビショビショのグズグズで、温泉に入って、またこれを着るのも嫌だというので、温泉は入らなかった。
ちょうど、お昼ごろなので、レストランでお昼を食べよう。
何か食べたら、少しはあったまるだろう。
休暇村には、簡単な食事の出来るカフェのようなところと、宿舎が食事をするレストランがある。
折角だから、レストランの方に入った。
凡は、タコの香り揚げ定食(1250円)、ミニボンは、タコのから揚げの乗った竹原いもタコカレー(980円)を注文。
ガラスの壁面のテーブルは、ほとんど満席だった。
ただ、食事をしている人は少ない。
結構な時間を待ったかな。
遅いなと思っていると、旅館の団体さんの宴会などで使うステンレスの棚のような、大きな移動式のワゴン、というかやっぱり棚だな、それに、沢山の定食のお盆を乗せたものを、厨房から引っ張ってきた。
そして、おもむろにそれを各テーブルに配りだしのである。
凡は、最後の方にレストランに入ってきたのですが、それまでに入っていた6組ぐらいのテーブルの食事も一緒に配っている。
ということは、前に居た人は、凡より待たされている訳だ。
それに、全部を一緒に持ってくるというのも変だ。
普通なら、出来た順にテーブルに運ぶのが普通だろう。
まあ、凡が最後に頼んで、それで一緒に来たのだから、まあ喜んでも良いのかもしれないと思いながら、タコを1つ口に入れると、冷めている。
しかも、熱いのが、ちょっと冷めたという程度ではない。
作ってから、しばらくそのまま放っておいたという冷め方で、ほぼ常温。
熱々を10としたら、1ぐらいの冷め方だ。
いや、それ以下か。
ミニボンは、どうかと聞いたら、やっぱり冷めているという。
試しに、凡もカレーを味見してみたら、もうビックリするぐらい冷めている。
冷たいカレーほど、悲しい食べ物はないだろう。
敢えて、冷たくしたものは別としてね。
さすがのミニボンも、カレーを残した。
これが大阪のお店で出て来たなら、店員を呼び止めて、料理を替えてもらうところだけれど、寒さで疲れ切っていたし、ウサギさんで気持ちも癒されていたので、そのまま会計をしてレストランを出た。
(お昼に食べたタコの香揚げの定食。冷めてるのにも程度があるよね)
もう、これ以上、寒いなか島を歩くのは無理だと考えて、帰ることにする。
まだ時間が早いので、三原辺りを散策するというプランも考えたが、何しろ寒いし、服も靴もグズグズで気持ち悪い。
なので、真っすぐ帰るという予定に変更。
フェリー乗り場に向かって歩きながら、最後の残ったご飯をウサギさんに食べてもらう。
海からの風で、何度も何度も傘がお猪口になる。
そして、寒い。
何とか、フェリー乗り場で、すべてのご飯を配り終わった。
(雨の大久野島も、見るだけなら、とても美しい。向こうの島に伸びた高圧線が、これもまた、美しいと感じる)
13時48分、大久野島発。フェリー。
14時00分、忠海港着。
JRの呉線で、三原駅まで移動。
あまりの寒いので、何かあったまるラーメンとか無いかと思ったが、ラーメンはない。
そこで、「あ、呉線のホームの駅そばだ。」と思い出して、行ってみるが、ちょうど15時に閉店で、食べることが出来なかった。
それにしても、15時で閉店は、早くないかい。
勿論、店が潰れるより、短時間でも長く続けてくれればいいのですが。
ということで、温かいそばは諦めて、みどりの窓口で、持ってる切符の予約を次のこだまと、のぞみに変更をしてもらった。
そんでもって、夜に食べる駅弁を買って新幹線に乗り込む。
予定より早く帰って来たけれど、これはこれで良かったか。
それにしても、今回のウサギさんの島・大久野島の旅は、どうもウサギさんに関しては、寂しい思いでもあったけれど、新幹線に乗ることも出来たし、竹原も散策で来た、御幸(みゆき)さんで美味しいお好み焼きも食べたし、それに何より、寂しい思いと言ったけれども、やっぱりウサギさんは、可愛くて、可愛くて。
行って良かったという旅になったのであります。
んでもって、ここでウサギさんの島へ行こうかと思っている人へのアドバイスは、春休み、雨の日以外の日に行くのがオススメだという結論になる訳でございます。
それと、ウサギさんも食べれるものと、食べれないものがあるので、予め調べて行った方が良いです。
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コメント
お~、この日は早かったからですかね、うさぎさんがいっぱい集まってきていますね
こうやってなついてくると可愛いでしょうね
雨で濡れて寒い時の食事が冷めていたんですね
これはいったいどういう事なんでしょうかね?
完全に冷めていたようで、これはひど過ぎますよね
レストランの店員として、これほど冷めた食事を提供することに罪悪感は無いのでしょうかね?
ありがとう、ゆけむりさん。
そうなんです。こうやって、走って来てくれると、嬉しいんです。
レストランは、最悪でした。
前回は、宿泊をして、その時の夕食も朝食も美味しかっただけに、今回のランチは残念です。スタッフが違うのでしょうか。
冷めるというのは、作っている人も、配膳する人も、知っているはずなので、そこはちょっと疑問です。軽食的なコーナーもあるのですが、レストランの方が美味しいだろうと思ったのが、間違いでした。とりあえずは、もうランチには入らないと思います。ただ、泊るのには、この島には、この休暇村しかないので、これもまた微妙ですね。