平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。
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散散歩歩。(783)JR大回り乗車120円の旅(1)

旅に出たい。
とはいうものの、いろいろあって、それが出来ないので、その気分でも味わいたい。
兎に角、電車に乗って、遠くへ行きたいのであります。
そこで、思いついたのが、JRの大都市近郊区間の特例である。
東京や大阪では、A駅からB駅まで移動する場合、どのルートで移動しても運賃は、そのルートの最短距離で計算されるという特例があるのです。
これを利用して旅行気分を味わおうというのであります。
ただし、これにはルールがあって、まずはエリアが決まっています。
どのルートでも良いと言っても、大阪から岡山や四国などの遠方には行けません。
また、改札を出ることは出来ないのです。
なので、移動した先で、青春18きっぷのように、駅を出て観光をしたり、名物を食べるというようなことは、することは出来ません。
また、同じルートを2回通ってはいけません。
というようなルールがあるので、これから行こうと計画されている人は、前もって下調べをされることをお勧めします。
凡は、ネットで詳しく説明されているかたのページを参考にしました。
このページは、詳しいのでお勧めだと思います。(無許可でリンクしてますが、参考になりますよ)⇒⇒⇒
https://noritetsu.net/omawari/
特に、付録のエリアの路線図と旅程表は、これは良いですね。
印刷して当日持って行けば、途中の検札とかで駅員さんに質問されても説明しやすいこと間違いないです。

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(前日の夜に立てた計画と時刻表)
ということで、凡も前日の夜に、だいたいのルートと電車の時間を調べて準備万端であります。
さて、3月8日(水曜日)、電車乗るだけの旅の始まりであります。
好きな人の間では、「大回り乗車」というそうです。
当日、凡の家の近くの京阪門真市駅を6時40分発に乗る予定だったのですが、少し早く着いたので、そのまま来た電車で京阪の京橋駅まで移動する。
京阪の京橋駅のエスカレーターは、通勤の人で溢れていた。
JRのきっぷの自動販売機で、京橋から1駅横の大阪城公園駅までの切符を購入。
120円。
この120円で、大回りをして、最終的には夜に大阪城公園まで帰ってこようというか、それだけの時間をかけて1駅を移動するのであります。

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ここで、京阪電車に予定より早く乗って時間が出来たので、JRの構内の駅そばで、朝きざみ定食320円を食べる。
ここで朝食を食べておいて良かった。

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凡は計画では、改札口からは出られないけれど、乗り換えの時間を利用して、駅のホームの立ち食いソバや、構内の売店の駅弁などを楽しもうと思っていたのです。
改札から出られないので、楽しみと言えば、車窓の風景と食べることぐらいだ。
勿論、電車に揺られること自体が楽しいのではありますけれど。
そんな算段をしていたのですが、この後、旅を続けている間に、そんな期待が打ち砕かれていくのでありました。
JRというのは、本当に旅が楽しくなることを、どんどん積極的に止めている。
最近は、成金趣味の豪華列車を作って走らせることばかり夢中になっているようだが、あれは最悪だ。
列車と言うのは、第1に、人が移動をするための乗り物だ。
日常の移動や、非日常の旅も含めて、移動の手段であるから、機能的で、規則的で、利便性がなくちゃいけない。
そんな大前提があったうえに、そこに如何に、デザインや楽しみをプラスしていくかを追求していって、その工夫を楽しむのが良いのである。
ただただ、豪華を楽しむことを前提にして、移動は2番なんてものは、本末転倒であって、気持ち悪いことこの上ない。
とはいうものの、そんな成金趣味の豪華列車にも、お金と機会があったら、乗ってしまうのが、優柔不断な凡なのでありますが、今のところ、さしあたっては、お金がないので、そんな成金趣味の列車に乗ってしまうという心配は無用ではある。
さて、JRの大阪の京橋駅である。
ここから今日の旅が始まる。

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京橋駅、07時06分発。東西線。
尼崎駅、07時25分着。
ここでも予定の電車より早いのに乗り込む。

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尼崎駅について、ホームの電光掲示板を見て、「しもた。」と思った。
いや、正確には、しもてはいない。セーフだ。
というのは、次に乗り込むことを予定していたのは、07時45分の新快速だった。
でも、その07時45分発というのは、大阪駅発の時間を見ていたのです。
なので、実際の尼崎駅の発車時間は、07時37分発だったのだ。
京阪電車を早く乗ったお陰で、時間に余裕があって良かった。
そもそも、何でこんなミスをしたかというと、前日の夜に予定を考えていた時に、最初は、京橋駅から大阪駅まで、環状線で移動して、そこから京都方面の電車に乗る予定だったのです。
でも、そこで思いついたのです。
京橋駅から、尼崎駅まで移動することで、兵庫県も通過することが出来るということを。
どういうことかと言うと、この尼崎駅をルートに入れることで、今日の移動が、大阪、京都、滋賀、三重、奈良、和歌山の、2府4県を制覇できるのである。
なので、急遽、尼崎駅を入れたのですが、その時に、最初に考えていた大阪駅発の時間のまま、予定を考えてしまったようです。
でも、結果はオーライで、何とか予定の電車に乗ることが出来た。
尼崎駅、07時37分発。山陽本線、東海道線、湖西線経由。敦賀行き。
近江塩津駅、09時37分着。
尼崎駅では、新快速の湖西線の号車を駅員さんに確認をした。
この新快速は、京都駅で、湖西線と東海道線の2つに切り離しをする。
これを聞いとかないと、京都駅で走らなきゃいけないものね。
列車は、通勤の人でいっぱいだったが、新大阪で席に座れた。
尼崎駅を出て、大阪駅、京都駅、山科駅ときて、湖西線に入る。
右手には琵琶湖、左手には比叡の山だろうか、雪もまだ残っている。

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この辺りに来ると、だんだん旅行をしている気分になってくる。
車窓も普段見慣れた風景ではない、旅の風景である。
近江今津駅で、13分間の停車。
サンダーバードが追い越すのを待つ。
ここまで来ると、もう周りの風景が雪景色と変わっていた。
この時期にこれだけ積もっているのは珍しいのじゃないだろうか。
ホームの先を見ると、雪がこんもりと積もっていたのでホーム出てみる。
すると、凡の後ろから一緒にホームに降りた年配のオッチャンが、その雪をつかんだかと思ったら、雪の玉を作って、反対側の線路に投げた。
オッチャンの一人雪合戦。
湖西線を近江塩津駅まで移動。
ここで乗り換える。
雪が降り続いていて、遠くの山も白くて見えない。
線路には散水機というのだろうか、凍結を防ぐのか雪を解かすのか、そんなのが回っていた。

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この時間にトイレに行こうと思ったら、改札を出たところにしかない。
とはいうものの、自動改札もないし、チケットを販売するお姉さんは乗客をチェックする気配もないので、そのまま改札を出てトイレを済ます。
ネットで調べていた駅の食堂の「給食屋さん」も閉まっているし、売店もないので、京橋駅で、うどんを食べておいて良かったと思った。

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(改札を出たところにある食堂は閉まっていた。本当は、改札を出ることはできないけれど、ここはチェックがなかったので、少し出てみる)
雪景色のホームには、女子高校生だろうか寒さを感じている風でもなく、制服にマフラーだけで、スマホで音楽を聴きながら立っていた。
何を聴いているのだろうね。
まあ、凡が聞いたところで分る筈はないのだが。
そういえば、5年ぐらい前だろうか、大阪の心斎橋のツタヤに、今人気の若手グループが来ていて、若い女の子が押し合い圧し合い集まっていた。
誰が来てるのかなと思って、そこにいた女子高生に聞いたら、キスマイというグループだという。
凡は、キスマイなんて、その時は知らなかったので、「キスマイって?」って聞いたら、「説明しても解らないと思います。」と冷たく言われたのを思い出した。
このホームの女の子も、果たしてキスマイを聴いているのだろうか。
中島みゆきさんの曲だったりしたら、それは素敵なんだけれどね。
近江塩津駅で28分を過ごしたら、北陸本線に乗り換える。
近江塩津駅、10時05分発。北陸本線。
草津駅、11時22分着。
長浜あたりまで来ると、雪は降ってはいるが、積もってはいない。
琵琶湖の西と東では、随分と違うものだなと思った。
米原駅に数分間停車したので、ホームを走って探したが、駅弁の売店は1月12日で閉店をしていた。
寂しいなあ。
まあ、仕方がない。次の乗り換え駅の草津駅に期待しよう。

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(米原駅のホームには、1月まで弁当屋さんがあったようだ。)
草津駅は、前の前の仕事で何度も来たことがある。
確か記憶では、ホームに売店があった。
時間的に、草津駅でお昼ご飯と言うのも良いかもしれないな。
ネットでは、南洋軒の近江牛の駅弁も有名なようで、これも買えれば食べてみたいものだ。
草津駅に着いたら、凡の記憶のホームの売店はなかった。
寂しいなあ。

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改札口まで行くと、改札の外には駅そばなどの飲食店があるのだけれど、改札から出ることは出来ない。
多分、駅弁も売っているのかもしれない。

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(改札を出たら、いっぱいお店もあるんだけれどなあ。改札は出られないのだ)
改札の内側にあるのはセブンイレブンだけだ。
駅弁を探したが、無かった。
仕方なく、コンビニのカツ丼と、後の長い時間に備えてパンを買った。
カツ丼は駅のホームのベンチで食べた。

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旅のホームで食べるコンビニ弁当は、普通のコンビニ弁当より美味しい。
それだけでも、旅に出て良かったのかもしれない。
さて、次は柘植に向かう。

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コメント

  1. ゆけむり より:

    大阪近郊でこんなに雪があったり、無人駅があったりとは意外でした
    実は凡蔵さんに触発されて、青春18きっぷの旅をしてみたいと思っているのですが、なんせ電車に関しては全く知識がないのでどこをどんな風に回ろうかと言う事から悩んでいます
    漠然と東北方面か、あるいは名古屋~三重~和歌山~大阪経由で横浜とかも候補にありますが、果たしてその切符で帰って来る事ができる計画なのかすら判断ができません
    なんせ時刻表をキチンと見る事も出来ないし、どの列車に乗る事ができるのかも良く分からないので・・・

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、ゆけむりさん。
    雪が降ってたのは、大阪近郊と言っても琵琶湖の北端ですから、ちょっと寒い地域なんですね。でも、この時期にこれだけ雪が降るのは珍しいかもです。
    青春18きっぷは、どんな風に回ろうかと悩むところが楽しいんですよね。ただ、最近は、第3セクターの使えない路線が増えてきているので、あらかじめ計画を立てていかれる方が良いかと思います。
    それに、地方は列車の本数が極端に少ないですからね。
    横濱からだと、1日で大阪とか、東北でしたら八戸ぐらいまで行けますよ。ただ、その日のギリギリまで乗ったら、もっと遠くまで行けるかもですが、私の場合、夜は、その土地でビールを飲みたいというのもありまして、それだと、そのぐらいの距離です。最近は、スマホで路線検索も結構使えますので、それだけでも問題ないですが、やっぱり時刻表を見ながらの方が、断然楽しいですよ。

  3. ゆけむり より:

    なんと横浜から1日で西は大阪、北は八戸ですか?
    なんとなく大阪は分かる気がするけど、八戸まで行かれるってのは驚きです
    では例えば、初日に一気に八戸まで行き宿泊
    2日目以降南下しながら気ままな旅を楽しんで戻るって事も可能のようですね
    八戸で名物のイカや美味しいものを食べ、盛岡や山形、あるいわ仙台などを楽しみながらなんてのも良い感じですね
    想像しただけでわくわくしてきましたよ
    アドバイスありがとうございましたm(__)m
    ただ、恥ずかしながら本当に時刻表がイマイチ分からないのと、快速は乗れるが特急はダメとありますが、快速と特急の違いなども微妙に分かりません
    スマホの乗り換え案内などで検索しても、特急利用や早く着くのが優先して表示されるので、どこの駅で乗り換えるべきか?
    接続時間など良く分からないので効率良く利用しようとすると頭がこんがらがっちゃうんです
    初青春18きっぷの旅ならば、漠然とした計画でちょっと無駄があるぐらいがちょうど良いのかなとも思っています
    行った先の街歩きや、ガイドブックには出ていない店にふらっと入って一杯飲るのも楽しいかななんて考えています
    どうせ行くなら地方が良いかとも思っています

  4. 凡蔵。 より:

    ありがとう、ゆけむりさん。
    ごめんなさい、ゆっくり考えると間違ってました。横浜から八戸は、全部青春18きっぷで移動するのは無理でした。というのも、盛岡から八戸までは、第3セクターのIGRいわて銀河鉄道と青い森鉄道が運営してますので、この区間残念ながら使えません。失礼しました。
    なので、横浜から盛岡まで行って、そこから仙台、福島と戻ってくるのは出来ます。
    それと、時間を長く乗ると、遠くまで行けますが、その分、目的地での時間が短くなります。この辺が、考えるところです。何もしないで電車に乗っているだけが好きな人には良いのですが、目的地で時間を使いたい方には、不向きかもしれません。
    スマホの乗り換え案内も、慣れると便利なんですけどね。検索をするときに新幹線や特急のチェックを外したりと、ちょっと手間ですが、便利です。
    なので、青春18きっぷも、ハマる人と、そうでない人がいますが、1回はやってみても面白いかもです。という私も、今年は事情があって、行けないかもしれません。

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