平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

創作劇場は、ここをクリックしてください。⇒⇒⇒

散散歩歩。(632)東京オリンピックのエンブレムに思う。そして、パラリンピックやおもてなしのことなど

昨日、フェイスブックに書いたことなんだけれど、ブログの方にも書いておきたいと思う。
こっちの方は、後々まで残るから、その点がいい。

画像

(HPより拝借)
東京オリンピックのエンブレムが決まったとテレビでも報道されている。
デザインって難しいですよね。
単純にしようと思えば思うほど、どこか発想が似てくるのは仕方がないと思う。
前の問題になったデザインだって、同じようなデザインは探せばいくらでも出てくるのではないだろうか。
そんなアタフタがあった後の今回、最終的に決まったデザインが、市松模様を活かしたすっきりとしたものだ。
あの3つのパーツを組み合わせて、よくあんな風に素敵に作ることができるんだなあと感心する。
知的で繊細で、品がある。
ニッポンという国のオリンピックのデザインとして相応しいデザインだ。
でも、このデザインを見た時に、凡だったらオリンピックとパラリンピックのデザインを逆にするだろうなと思ったのです。
何故か。
それは、世の中には、ほんのちょっとしたことでクレームをつける人が、最近は特に多くなってきたからだ。
その為に、凡だったら予防線を張るだろう。
どういうことかというと、オリンピックのデザインを見てほしい。
市松模様で丸を描いている。
円だ。
円という形は、完全をイメージさせる。
完全、円熟、和、バランスのとれた、ということを思い浮かべる人も多いのではないかと思う。
それにたいして、パラリンピックのデザインは、どうかというと。
円になった上部が欠けているようにも見えないだろうか。
欠けている、不完全、そんなイメージだ。
ここで、断っておきたいのですが、この意見は凡の意見ではない。
凡は、このデザインをそんな風には捉えていない。
むしろ、先に言ったように、素晴らしいデザインだと思うのであります。
でも、世の中には、そんな風に解釈する人もいるのではないだろうかという話をしたいのです。
なので、デザインを逆にしたら良かったのになあという話なのであります。
パラリンピックの方は、何となく団扇にも見えるけれどね。
それにしても、日本人の感覚と言うものは、常に残酷だ。
すべてが揃っていないと、それは異常であると考えるところがある。
パラリンピックもそうだけれど、日本語にそれが現れている。
「片」という言葉を嫌うこと、それがそうだ。
2つあって完全なもののうちの1つという意味。
片親とか、片手落ちとか、それらは使う場合に特殊な気を遣う言葉であると思われているけれども、それは違う。
片という状態もまた、これは普通の状態なのである。
片親も普通なら、片手も普通。
それでそのままに完全なんだ。
何も気おくれする必要はない。
なのでね、凡のみゆきさんへの想い、詰まりは「片想い」も、これはそのまま立派な恋なのであります。
と、ここでも、みゆきさんを絡ませてしまう凡。
そういう風に考えたなら、パラリンピックも普通。
ということはである。
エンブレムだって、わざわざオリンピックとパラリンピックの2つに分ける必要なんて、これっぽっちもない理屈である。
1個でいいんじゃないかな、エンブレム。
そう思うのであります。
エンブレムについては、このデザインは世界に誇れるもので、且つ日本的であると思う。
どうか、みんなに愛されるデザインであってほしいと思う次第であります。
それにしても、東京オリンピックは大丈夫なのだろうか。
施設のハード面もそうだけれど、受け入れるこちらの態勢というか、こころの準備は大丈夫なのだろうか。
この3月4月のテレビの報道バラエティを見ていると、連日のように日本に訪れている外国人の花見のマナーの悪さなどを取り上げていた。
それも、取材に基づいた結果の報道ならまだしも、始めから結果ありきの報道には、凡は吐き気をもよおす。
桜の花と一緒に写真を撮りたいからと言って、桜の枝を持って顔に近づけて写真を撮っている人を、極悪行為をしているかのようにマイクを向ける。
桜の花にマスコットを結んで写真を撮っている人に、マナー違反だと責めたてる。
みんな桜を楽しみたいのである。
それは日本人も外国人も同じだ。
どうして、そんな外国人に「ウエルカム」と言ってあげないんだ。
外国人が桜と写真を撮りたいなら、どうして撮影用に脚立の1つでも置いておいてあげないんだろう。
どうして、桜の木の下に、お弁当でも食べられる緋毛氈を引いた床机でも用意しておいてあげないんだろう。
それが、東京オリンピックの召致でスピーチした「お・も・て・な・し」ではないのだろうか。
最悪な報道バラエティになると、それは朝やっていて凡も見ていたのですが、VTRで中国人が桜の木を足で蹴って花びらを落としながら写真を撮っている映像が流れたのです。
このVTRなどは、放送局の悪意さえ感じるね。
凡は、この映像はユーチューブにあげられた中国国内での行為だと知っていたのですが、知らない人が見たら、あたかも中国人が日本に来てそんな行為をしているように見えてしまう。
意図的にやったなら、それは報道の正確さと倫理を著しく欠いている。
外国人の花見のマナーを責めるなら、まずもって、日本人の花見のマナーを恥じるべきである。
誰のものでもない皆の公園に、我先にとブルーシートを広げ陣取って、他人の目なんかどこ吹く風、自分たちだけが楽しければそれでいいなんて感じで、宴会をやっている。
醜悪だとは思わないですか。
また別の放送で、ヨーロッパの人に、日本人の花見についてインタビューしていたが、彼らは「クレイジー」だと評していた。
凡も、同感だ。
あの日本人の花見の仕方がクレイジーだと、日本人自身が気づくこと。
これが本当のオリンピックが開催される国の人たちの国際化ではないだろうか。
このことは、以前にも書いたかもしれないので、この辺で置いておいて、兎に角ね、日本に来る外国人には、両手を広げてウエルカムと迎えたいものである。
東京オリンピックが開催されたらね、世界中から色んな人がやってくるんだよ。
アメリカやヨーロッパ、アジアの人など、いろいろな国からね。
若い人も、年配の方も、そして男性も、モチノロン、女性も、、、あ、ゴホゴホッ。
その女性は強調しなくてもよろしい。
そして、綺麗なお姉さんもね。
だから、綺麗なお姉さんは、強調しなくてもよろしいのではありますが、嬉じゃない。
兎に角ね、世界中の人がやってくるんだから、ここは本当にニッポン人全員が、ウエルカムで「お・も・て・な・し」をしたいと思うのであります。

画像

=========================================
平 凡蔵。へのファンレターや
       お褒めの言葉は
sansanpopo@tairabonzou.jp
=========================================

コメント

  1. ゆけむり より:

    エンブレムの件や、片の感じに対する意見には賛同します
    ちょっと違うのが外国人の花見です
    全ての方がと言う事ではありませんが、横浜の花見の名所は昨今酷い状況です
    ロシア系、スパニッシュ系、アジア系などが入り混じり、昼間っから(前日の夜中から朝を通り越して昼過ぎまで)ベロンベロンに酔っ払って、道路で大騒ぎしたりしています
    怖くて一般の人は近づけませんよ
    それと共に横浜の大企業が、公園の大半をブルーシートで占領しちゃったのがニュースになりました
    これも恥じるべきだと思います
    ここらで花見の本質を見つめ直すってのはどうでしょうか?
    ただバカ騒ぎするのではなく、静かにゆっくりと花を愛でながらお弁当を食べたり、少しお酒を飲んだり、家族や恋人と散歩を楽しむスタイルも良いのではと思います

  2. 凡蔵。 より:

    ありあがとう、ゆけむりさん。
    横浜の花見は、そんなにヒドイことになっているんですね。
    そこまでいったら、さすがにマナーを呼びかけるなんて手ぬるいことを言ってられませんね。
    警察などに取り締まってもらうとか対策が必要ですよね。
    大阪では、そこまでヒドイことにはなっていないので、ゆけむりさんのコメントで関東の状況を知れてためになりました。
    とにかく、花見のマナーに限らず、外国人も日本人も、誰でもが他の人のことを気遣うということが大切なんですよね。
    そうそう、花見って何なんだろうって思いますね。
    あまり堅苦しくなってしまっては、楽しみじゃなくなっちゃうけれど。
    自分も楽しいし、他の人も楽しいっていうのが大切だと思うんですね。
    みんなが楽しい。

  3. ゆけむり より:

    凡蔵さん、横浜のごく一部が酷い事になっているのですが、それが伊勢佐木町と並行して流れる桜の名所「大岡川」の、野毛近辺~日ノ出町~黄金町と言う、一番人が集まる所がそんな状況なんですよ・・・
    もし知らない人が来たら、え~、これが横浜なの???って驚くと思います
    繁華街が近いから多少羽目を外すのはしょうがないけど、怖くて近づけないような雰囲気にしちゃうのは止めてほしいです

  4. 凡蔵。 より:

    ありがとう、ゆけむりさん。
    そんな状況だとは知りませんでした。
    しかも、前のコメントを拝見すると多国籍な感じですね。
    なので、余計に無法地帯のような感じになっているんでしょうね。
    郷に入っては郷に従えという諺もありますしね。
    日本の花見も良いとはいえませんが、それでもある程度の配慮はみんな考えていますからね。
    それから、先日コメントで、16日から旅行に行くと書いたのですが、その前に、8日の夕方から台北に行ってきます。
    台北は、奥さんと2人です。
    8日は、奥さんのパートが終わってからなので、現地に着いたらもう夜ですが、
    片道2990円というピーチのセールをやっていたんです。
    これなら、時間が短くてもお得感ありますよね。

  5. ゆけむり より:

    度々お邪魔してスイマセンm(_ _)m
    良いですね~
    奥さんとご一緒に台北とは!
    美味しい小龍包とか食べちゃうんでしょうね~
    しかし片道2990円とは、これだと行かなきゃ損ですよね(笑)
    ちょっと近くの観光地へ行くような感じで行く海外って、凄く憧れます
    旅行記、楽しみにしていますからね~~~

  6. 凡蔵。 より:

    ありがとう、ゆけむりさん。
    そうでしょ。
    2990円は、安いですよね。
    私も、こんな安い飛行機で行くのは初めてです。
    まあ2990円なんだから、ちょっと行って、夜市でもブラブラして、それでいいじゃんと思っていたのですが、いざ行くとなると、あれもこれもと欲が出て来てしまっています。
    とりあえずは、奥さんが野柳という奇岩のある海岸へ行きたいらしいのです。
    そして、私は、その野柳の近くにあるテレサテンのお墓に行きたいというのが、これはやろうと思っているところです。
    あとは、どうなるか。
    でも、8日の夜に着いて、10日に帰ってくるので、実質ゆっくり回れるのは1日です。
    なのですが、短くても、やっぱり楽しみにしています。

タイトルとURLをコピーしました