平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(664)消去法で決まったインドの旅。(10)

インドの観光日の3日目。
6月17日。
今日は、何の予定もない。
なので、明日の移動の予定などを確認したりと、ホテルでゆっくりとしていた。
さて、昨日、運転手さんから貰ったマンゴーがある。
これは日本に持って帰れないだろうし、移動するのも荷物になる。
なので、ホテルにあったティースプーンで、割って食べてみた。
「うまい。」
こんなに美味いマンゴーを食べたことがないぐらい美味しいのである。
日本で食べるマンゴーは、確かに輸入されるときも基準があるだろうし、高級品だと思う。
運転手さんが買ってくれたマンゴーは、その辺で売っている普通のものだ。
何が違うかと言うと、ジューシーなのである。
日本で食べるマンゴーは、どちらかというと濃厚だ。
でも、このマンゴーは、食べると果汁がしたたり落ちるぐらい水分がある。
凡は、水分の多い果物が好きなんだ。
貰ったときは、どうしようかと思ったが、今は貰って良かったと思った。

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(色の緑のマンゴーも、さっぱりとした甘さが美味しい)
さて、そろそろデリー最後の日を楽しもう。
ニューデリーから、少し距離はあるが、歩いて行くことのできる場所に、コンノート・プレイスというエリアがある。
ここは、英領時期に、計画的に造られたリング状の道路に沿って、若者向けのお店や、銀行、映画館、飲食店などが並ぶ、オシャレなエリアだ。
ここは有名なエリアだから、1度ブラブラ歩いてみよう。
10時ごろ、ホテルを出る。
ということで、暑いけれども、歩いて行くと、有名なエリアだけに、声を掛けてくる人も、多い。
それを無視して散策。
ふと見ると、マクドナルドがあった。
インドのマクドナルドには、マハラジャ・マックという、インド限定のメニューがあると聞いた。
今日は、カレーの気持ちでもないので、マクドに入ってみる。
ただ、時間的にモーニングタイムだったのだろうか、マハラジャ・マックがなかったので、ベジタブル・マックというのを注文。
食べてみると、何の野菜かは知らないが、ペースト状にしたものを円盤状に固めてある。
ただ、味付けが濃いので、意外と美味しかった。

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さすがに、マックには、若い女の子も多い。
少し、鼻の下が伸びたのかもしれない。
それよりも、エアコンが効いているのが、最大のサービスだろうな。
さて、コンノート・プレイスから近いところに、「ジャンタル・マンタル」という遺跡がある。
これは、1724年に天文学マニアであったジャイプル王ジャイ・スィン2世が造った天文台だそうです。
ガイドブックの写真を見たら、どうにも不思議な建物が写っている。
これは、見てみたいなと思う。
歩いても行くことが出来そうだけれど、暑いので、オートリクシャで行く。
ただ、降ろされたところが、チケット売り場より、だいぶん手前だった。
見ると、近くに賑やかなマーケットのようなスペースがあったので、こっちかなと思って歩いて行ったら、どうも違うようだった。
とはいうものの、道を間違ったおかげで、地元の人に、行き方かたを聞きながら歩いたので、現地の人の親切を感じることが出来て、面白かったかもしれない。
ジャンタル・マンタルの敷地自体は、それほど広くはない。
ただ、その敷地にある建造物は、どれも興味をそそられる形をして、その空間に存在しているのだ。

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(円形の建物の、内側)
その奇妙な形を見ながら、これはどうやって使ったのかと、想像が膨らむ。
ヒンディー語と英語で説明が書いてあるが、言葉も解らないし、物理も解らないので、どういう仕組みになっているのか。

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ただ、その当時に、これを使って天体を観測していたかと思うと、ワクワクしてくる。
当時の、知識と、今の知識は、どのぐらい違っていたのだろうか。
或いは、昔の方が、勝っていたのかもしれない。
当時の王様は、自分の所有している有限の土地や財産と、空に広がる無限の宇宙空間とを比べてみて、どんなことを考えていたんだろう。

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空に向かって、急こう配で伸びる階段状のものは、何に向けられて、そびえたっているのだろう。
ひょっとしたら、UFOを見ていたかもしれないし、地球外生命と交信があったかもしれない。
そんなムー的な想像をしたら、タイムマシンで、当時のこの遺跡で観測をしているところを見てみたくなった。
天文学や、物理学などが解っていたら、さぞかし面白いだろうな。

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(壁面の赤い部分をそぎ落としていたが、こんな修復の仕方で良いのだろうか)
ジャンタル・マンタルを出て、屋台のライムか何かのドリンクの屋台があったので、飲んでみる。
ライムを絞って、ソーダで割ってくれる。
ただ、その前に、何か粉を投入。
飲んでみると、塩味と、何か硫黄のような風味があった。
どっちにしたって、美味しくはない。30ルピー。

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そこからまた、オートリクシャで、コンノートプレイスまで戻る。
さて、ここからは、またガイドブックに載っていた場所へ行こう。
「ハウズ・カーズ・ビレッジ」というところだ。
現地の人は、ビレッジというようだ。
ここは、住宅街の中に出来た、若者の人気のスポットらしい。
ガイドブックには、「デリーの新おしゃれスポット」と紹介されている。
遺跡も良いけれど、もうだいぶ回ったし、どちらかというと若者の行くところに興味がある。
なので、行ってみよう。
コンノート・プレイスから、メトロでグリーン・パークまで移動する。
メトロのチケット売り場で、チケットを貰って、フィフティと言うので、100ルピーを渡す。
すると5ルピーを返してくれたので、そのまま行こうとしたら、駅員も次のお客さんも、慌てて凡を呼び留めた。
そして、さらに90ルピーを返してくれる。
フィフティと言ったと思って100ルピーを渡したが、チケットは、5ルピーだった。
安いですね。
とはいうものの、どっちにしたって、凡の計算は間違っている。
フィフティだったら、お釣りは50ルピーだもの。
これも暑さのせいか。
インドは、何でも暑さのせいに出来る。
メトロの構内に入ったら、カフェがあったので、アイスレモンティーを飲む。
冷たいものが欲しかったからだ。
凡が、戸惑っているように見えたのか、注文したものを持って来てくれた女の子が、「エンジョイ」と小さな声で、凡に言ってくれた。
嬉しい。
インドの可愛い女の子と喋ったもんね。

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(喉が渇いていたので、先にのんじゃった。このお店はチェーン店のようでした。)
ホームから、どっちに乗ったらいいかを学生らしき男性に聞く。
同じ方向だったので、車内で少し話をした。
インドへ来て、声を掛けてくる人は、何かしら騙そうとしている人ばかりだけれど、普通の人は、ちゃんとしているのである。
こちらから話しかけたら、親切にしてくれる。
グリーン・パークに付いたら、オートリクシャでビレッジまで移動。
ゲートの前で降りたら、少女が近寄ってきて、足を見ろという。
裸足だ。
だから、お金をくれという。
なかなか考えているが、何人もいたので、そのまま進んだ。
エリア的には狭い。
そこに、個人でやっているようなお店が並ぶ。
とはいうものの、凡が想像していた、オシャレなお店じゃない。
ただ、派手な女性は、他の場所より多い。
ありがとう。
いや、ありがとうは、おかしいか。
とはいうものの、インドは男性社会。
女性は、家でいるものだという考え方だから、どこへ行っても男性ばかりなんだよ。
ホテルも、レストランも、ショップも、観光地も、男性ばかり。

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(オシャレな場所といっても、大きなビルなどはなく、小さなお店が続く)
それにしても、今日も飛び切り暑い。
オシャレなエリアは、少し回れば、もう凡には無用の場所だ。
ただ、通りの奥を見ると、何か遺跡のようなものが見える。
入ってみると、果たして、思ってもみなかった静かな遺跡と公園があった。
広い敷地に人口の池があって、その周りに遺跡がある。
ガイドブックにも載っていないので、どんな遺跡なのかは知らない。
でも、地元の若者がグループで来て、遺跡の陰でくつろいでいる。
凡も、のんびりと散策をした。
思ってもいなかったオマケの時間である。
少し得をした気分になった。

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(遺跡の公園の人口の池)

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(遺跡の横には、やっぱりゴミ)
遺跡を出ると、どうにも暑くて、スタバに逃げ込んだ。
普通のアイスコーヒーを頼んだつもりが、カフェ・フラッペのようなものが出て来た。
エアコンが、かなり効いている。
しばらく、休んでいた。

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(スタバがあって良かった)
ここビレッジは、凡の感想だが、オシャレなお店が目当てなら、あまり期待しない方がいい。
それよりも、遺跡でのんびりというのなら、オススメだ。
少し中心部から離れたところまで行くと、ゴミだらけの空き地で、子供たちがサッカーをしていた。
あまり環境の良くない地域もあるのかもしれない。
それにしても、インドに来て思うのは、というか、デリーへ来て思うのは、ゴミが多いということだ。
街の中の人が集まるところは、ゴミだらけである。
お店が集まる地域では、道がゴミで溢れている。
見ていると、ゴミを出さないようにしようという感覚がない。
普通にゴミを道に捨てているし、お店の人も、自分のお店の前に、ゴミをポンと投げ捨てる。
自分の店の前を綺麗にしようとは思わないようである。
次の日の朝に見ると、オバサンやオジサンが、大きな箒を持ってゴミを掃いている。
そこから想像するに、ゴミは出しても、掃除する人がいるから良いと思っているのだろうか。
詰まりは、捨てる人と、掃除する人は、別に存在する。
或いは、カーストの名残なのかもしれないと考える。
ビレッジから、オートリクシャで、またグリーン・パークまで戻って、そこからメトロでコンノート・プレイスまで戻った。
さて、これから、考えてみたら、1番行きたいところじゃないかなと思うのだけれど、今まで流されて、行ってなかった場所へ行ってみよう。
そこは、個人的にインドで1番興味がある。

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コメント

  1. ゆけむり より:

    インドのマンゴーがそんなに美味しいとは知りませんでした
    とは言え、日本では恐らく売っていないようなので食べるチャンスは無さそうですよね・・・
    マハラジャ・マックですか?
    気になりますね~
    海外のご当地マックは、これまた滅多に食べられないから是非とも食べたいですよね!
    ジャンタル・マンタルと言う遺跡ですか?
    恥ずかしながら全く知りませんでした
    インドの事自体の知らないので、非常に勉強になります
    天体を観測していたなんて凄いですね
    古代エジプトなどもそうですが、昔の人の発想力や星の動きから一年の動きを計算したり凄過ぎますよね!
    ライムジュースとかアイスティとかに入っている氷は大丈夫なんでしょうか?
    失礼ながらインドとかの氷は心配になります
    でもベトナムでも最初は気を付けていましたが、暑くてだんだんどうでも良くなり、気にせず氷入りのドリンクを飲んじゃってました(笑)
    それにしてもまだまだ先進国には程遠いですね
    このごみに対する考え方は、やはり後進国って感じですね
    数学の天才が多い国なのだから、環境についても考えるべきですよね

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、ゆけむりさん。
    マンゴーは、そうなんですよ。
    好き嫌いはあるかもしれませんが、水分が多くて私の好みでした。
    台湾とか日本で食べるような肉厚で濃厚なタイプじゃなかったです。
    それから、私もジャンタル・マンタルなんて知りませんでしたよ。
    というか、その前に、インドの歴史もしらないし、本当に、もし勉強してから行ったら、面白かったかもしれません。
    天文台も、夜に専門家の解説を聞きながら、この遺跡で星を見たら、面白いだろうなと思います。
    詰まりは、その見る対象の知識は、旅行する前に、ちょっとは知っていた方が良いと言うことですよね。
    アイスティなどの氷は、これは危ないと思います。
    後で行った日本小レストランのシェフも言ってましたが、やっぱり不衛生だそうです。
    そのせいか、この後、すごい下痢に見舞われて、帰国する寸前まで、体調不良でした。
    氷のせいというか、油のせいかもしれませんが。
    でも、サトウキビのジュースとかあったら、氷を使っていても、飲んでみたくなりますよね。
    ただ、屋台とか安い食堂の氷は、ダメだと思うのですが、チェーン店の喫茶店の氷などは、どうなんだろうと、これは知りたいところです。それとか、ちょっと中級ぐらいのお店の氷とか。
    あまり安心しない方が、いいんだとは思いますが。
    それから、ゴミは、デリーの近郊の賑やかなところは、特に多いです。
    首都なんですけれどね。
    ムンバイでは、デリーほどゴミはありません。
    やっぱり外国の商社マンも多いビジネス街だからでしょうか。
    自分のお店の前に、ポンと捨てるのは、理解しがたいんですよね。

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