平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(656)消去法で決まったインドの旅。(2)

ミニボンが行きたくない国へ、日本で用事のある日を避けて、旅行に行ってきました。
詰まりは、消去法で決まったインドの旅。
6月14日。
まずは、伊丹空港から成田へ移動する。
14時10分発、15時30分発のNH2178便。
その前に、伊丹空港で海外旅行の保険に入った。
今回の旅行では、行き先がインドなものだから、ミニボンが妙に心配をして、保険に入れという。
簡単なものはカードに付いているので、それで十分だと思うのだけれど、まあミニボンが心配なら入っておいたらいい。
と思ったのですが、これが意外にも高い。
しかも、病気になっても、保険が適用されるのは、この保険かカードの保険か、どちらかである。
1番安いので、8日間で6650円だった。
何となく、シュンとなった。
さて、手荷物検査をして、搭乗ゲートに入ったら、まずはスタンドでカレーライスを食べた。
インドへ行く景気づけだ。
甘い福神漬けを口に含んだときに、いくらカレーはインドだって言っても、これだけは日本の方が1枚上だなと思う。

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成田までの飛行機は、B737-800。シートは、3-3。
満席だった。
ほとんどの人が、乗り換えて、成田発の飛行機に乗るようである。
そのまま、乗り換えの出国審査をして、成田空港の搭乗ゾーンに入る。
ただ、ここで3時間弱の時間がある。
免税店を見たりするも時間が余った。
何か食べようかと思っても、人が多くて入れない。
さすが成田だ。
とはいうものの、搭乗ゲートの前で待っていたら、前の飛行機が飛んだ後に、フードのお店が空いたので、東京ラーメンを食べる。
成田だもの、、、東京。

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本当なら、海外旅行の前の食事だから、ビールでも飲みたいところだけれど、久しぶりの長時間のフライトなので、止めた。
そんな感じで待って、いよいよ搭乗の時間である。

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18時25分、成田発。
00時05分、インディラー・ガーンディー国際空港着。
NH827便。 飛行時間は約9時間。
日本とインドは、時差が3時間30分ある。
到着の00時05分は、日本時間で03時35分。
飛行機は、B767-300。
座席は、60から70パーセントの埋まり具合で、半数以上がインド人だ。
凡の席は、シート配列2-3-2の、2の部分で、隣は空席だったので楽だった。

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それよりも、驚いたのは、飛行機全体のエコノミーが占める割合が少ないことだ。
あれはプレミアムエコノミークラスというのだろうか、ちょっといいクラスが、かなりの席数あったのだ。
それと、機体が新しいのかな、シートの背もたれを倒しても、座部が前にスライドする方式で、頭の部分はそのままだから、後ろの人を気にする必要はない。
なのだけれど、シートの前の空間が、やや狭いので、それほどには倒せはしない。
さて、飛行機は15分ぐらい遅れて離陸。
安定飛行に入ったら、まずペットボトルの水が配られる。

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そして、お待ちかねの機内食。
まずは、ドリンクだ。
ここは迷わずビール。
離陸前のビールを我慢したので、沁みわたった。

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そして、食事は、洋食と和食の選択だったが、洋食をチョイス。
ただ洋食と言っても、チキンティッカのインド料理だった。
これは温かかったのだが、隣にあった甘辛い肉団子が冷たくて歯にしみた。
味は、まあまあ美味しい。

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さて、機内食が終わったら、後は何もすることがない。
まだ、旅の予定を考えてなかったので、ガイドブックを始めから読み始めた。
そして予定を考える。
今回の旅では、兎に角、インドに行くということだけが目的な訳で、特にしたいということもない。
取り敢えずは、1日目は、市内をブラブラ、観光地の1つか2つ回ればいいだろう。
そして、2日目は、折角だから、これがインドというタージマハールへ行ってみよう。
とはいうものの、始めはタージマハールも、どうでもいいかなと思っていたのです。
ただのお墓だし。
そう思っていたら、何かのガイドブックのようなものに、タージマハールは、皇帝が愛妻のために造った「愛の証」という記述を見て、行ってみようと思ったのだ
凡も、みゆきさんを愛するものである。
勿論、ミニボンも、ではあるが。
これは、やっぱりタージマハールまで行って、その愛のパワーというか愛の執念に、あやかろうと思ったのである。
それにしても、当時の皇帝なんて人は、そりゃ女性なんて、トッカエヒッカエなんだろうなと想像するんだけれど、そこまで執着するというか、心奪われる女性って、どんな人だったんだろうって思うね。
しかし、考えてみれば、皇帝も可哀想な人である。
たとえ、愛妻がどんなに綺麗な人だったかもしれないが、みゆきさんを知らないのだからね。
最高に美しい女性を知らない。
皇帝でありながら、1番を手に入れてないんだ。
そう考えたら、ひょっとして、みゆきさんの前世は、愛妻ムムターズ・マハルだったのかもしれないと妄想した。
いや、そんなことを考えるなんて、どうも凡も頭おかしい。
それに、どう妄想したって、凡の前世は、皇帝シャー・ジャハーンじゃないから、いくら妄想したって、詰まらないや。
そして、話はインドの予定に戻るけれど、3日目は、未定だ。
その内に、行きたいところが出来たら、行ってみてもよい。
それから、4日目の18日は、ムンバイへの移動日。
19日は、折角だから、高級ホテルを楽しもうか。
ずっとホテルというのも、面白いかもしれない。
そして、20日は、午後から日本へ向けて帰国の途につく。
そんな感じを、ガイドブックをみながら考える。
今回の旅行では、あまり無理はしないで置こうと思う。
どだい、何でも現地の人と同じようには、出来ないものである。
カレーも食べたくなければ食べなくてもいいし、値段も観光旅行者価格でも仕方がない。
兎に角、行ってみることが大切なんだと思う。
そんなことを考えながら、シートのライトでガイドブックを読んでいたら、目が疲れて痛くなった。
それでも、まだ時間が余ったが、ややハイテンションなので、眠ることなんて出来ない。
ただ、隣が空席なのが、何よりも、楽ではあった。
目の前のディスプレイのマップを見ながら時間をぼんやり過ごしていたら、着陸の1時間45分ぐらい前だろうか、軽食の機内食が配られた。
サンドイッチが、もう少し美味しかったらなと思う。
冷たくて、かつ乾燥していて、口に入れると、瞬間に唾液が吸い取られた。
でも、出るだけ、嬉しいのではありますが。

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そして、飛行機は、無事、インディラー・ガーンディー国際空港に到着。
入国審査を終えて、荷物をピックアップ。
両替を取り敢えず、2万円した。
でも、後で気が付いたのですが、両替されたインドルピーは、端数を除いて、全部1000ルピー札だったのだ。
インドでは、少額のお札ばかり使うので、高額のお札は嫌われる。
シマッタな、と思う。
ここで、またインドに旅行をされる人に、両替の情報を少し。
帰路に、空港でインドルピーを日本円に再両替をする場合、到着したときの両替のレシートが必要なことと、その到着の時にした金額までしか、再両替出来ないのです。
なので、レシートは捨ててはダメ。
それと、空港では両替の率が非常に悪いです。
始め、2万円をインドルピーに両替して、その両替したインドルピーを日本円に再両替をしたら、14000円になっていました。
何もしなくても、6000円無くなってしまった。
なので、市内の旅行社などで両替をして、市内で使い切るのがベストなのかもしれません。
行く前に、確認されることを、凡の失敗から、オススメします。
ということで、到着ゲートまで移動してきた。
さて、無事に送迎の車の運転手と出会えるのでありましょうか。

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(途中に、ふと窓の外を見ると、どこかの街の灯りが見えた。すぐに、でぃぅプレイのマップを見たら、南京あたりだった。果たして、どこの街だったのかな。)

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コメント

  1. ゆけむり より:

    インドへ行く前にカレーを食べるとは凡蔵さんらしいですね(笑)
    なるほど、かなり大雑把な計画で行かれたんですね
    いや~、これは凄いですよ
    台湾とかなら分かるけど、インドでほぼ計画無ってのはチャレンジャーだなぁって感心します(見習いたくとも見習えないかなぁ)
    そうそう、海外旅行保険ですが、ネットタイプがお奨めですよ
    https://www.net.ms-ins.com/servlet/NAB_UII_UG0010
    成田~デリーまで9時間もかかるんですね?
    けっこう掛かりますね
    でも隣が空席とはラッキーでしたね!
    旅の幸先が良いですね
    2万円分をルピーに両替されたようですが、果たして何ルピーになり、物価的にはどんなものなんでしょうか?(今後ブログで紹介されるようでしたら、その時のお楽しみにしますので回答はけっこうですよ)

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、ゆけむりさん。
    大雑把な計画と言っても、始めから2、3か所、観光できれば良いかなと思っていたので。
    それに、私も自信がなかったので、インドに行っても、インドに拘らないでおこうと思ってたんです。
    それと、空港からの送迎の車とか、2日目のタージマハールは、日本でツアーを予約してたので、とりあえず、インドへ行った気分になれるかなと。
    それから、海外旅行保険は、ネットでは安いんですね。
    次回は要るときは、これはネットですね。
    それから、両替は、全体的にレートが悪い気がします。
    到着時は、手荷物受取のところで、20000円が11200ルピーになりました。
    ネットで表示されるレートより、かなり、悪い気がします。
    それで、帰国するときは、空港の出国前のところでやったら、11000ルピーが14000円になりました。
    ホテルで、両替をしたら、10000円が、5800ルピーでした。
    レートと言うより、手数料が多いのかもしれません。

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