釜山でのホテルは、西面(ソミョン)にあるエンジェルホテルだ。
西面の中心に近いところにあるので、とにかく便利だし、繁華街だし、凡にとっては場所的には満点である。
このホテルには、今日の11日から、最終日の14日まで宿泊する。
3泊4日で、合計14550円。(4850円/1日)
楽天トラベルで予約を入れた。
チェックインは15時なんだけれど、フロントで聞いたら、今からでもチェックインしてくれるという。
10時過ぎ、チェックイン。
部屋に入ると、木目調の落ち着いた感じの部屋で、想像したよりも広い。
ベッドもゆったりしているし、テレビの置いてある台の他にも小さな丸テーブルがあるし、スーツケースを広げても十分な広さだ。
広さ的にも価格を考えたら大満足である。
(この右端のシャワーから左端の洗面まで水が流れていく)
バストイレは、バスタブはなくシャワーのみ。
凡は、狭いバスタブでシャワーするよりも、シャワーブースの方がいい。
ただ、実際に使ってみると、びっくりする。
普通は、シャワーブースがあったら、その下に排水溝があるのではないだろうか。
誰が理屈を考えても、そう設計するだろう。
でも、ここは違った。
ます、向かって右にシャワーブース。
そして、ガラスの板があって、トイレの便器。
そして、洗面の順で並んでいる。
そんでもって、排水溝は左端の洗面の排水管の下にあるのです。
なので、シャワーをすると、下に落ちた水が、トイレの便器を通り越して、洗面の下の排水溝に流れていく。
詰まりは、そこいらじゅうが、水浸しになるということだ。
そうなったら、トイレをするにも、足がビショビショになる。
そこで、トイレの入り口に置いてあったビニールのサンダルの意味が分かった。
とはいうものの、これもまた楽しい経験と思えば、楽しい。
それに、トイレも水の流れは悪いけれども、一応トイレットペーパーを流せる。
コンセントは220ボルトだけれど、充電するのはアイフォンぐらいなので、これはフロントで韓国式のコンセントを借りた。
さて、部屋で持ち歩く荷物をバッグにいれたら、外出をしよう。
釜山では、まだ予定をそれほど立てていない。
おおまかに、3日間あるので、その内の1日は、慶州へ行って、あとの2日間は釜山市内をブラブラぐらいか。
でも、初日のお昼だけは行くところを決めていた。
始め良ければ総て良し、というか、とにかく釜山らしいものを食べたいと思ったからだ。
1人だと、入れる店も限られてくるし、お店を見つけてもフリで入る勇気も必要だ。
そうなると、探していると、お昼の時間を逃してしまうので、1軒目は決めておいた方が良い。
そして、そのお店は、これまた凡の、ここだけは行ってみたいという駅にある。
ホテルを出て、西面のお店をあれこれ見ながら地下鉄の駅まで歩く。
西面の駅から2つ目の駅に行く。
ここが行ってみたかった駅だ。
「凡一」(ボミル)
凡なら、凡一は行ってみたくなるよね。
まあ、それだけの話なんだけれどもね。
そして、この駅のあたりを、凡一洞(ボミルドン)というらしい。
そして、お昼のお目当てのお店は、「ハルメチッ」といいます。
このハルメとは、おばあさんという意味だそうです。
ネットの釜山ナビで紹介されていたのを印刷しておいた。
駅からはすぐなのですが、これが迷ったんですね。
店の写真も印刷してあったのです。
その写真には、店の上に看板があって、ハングルの店名の前に「元祖」と書かれていたのです。
なので、その「元祖」を目印に探すのですが、店はない。
あ、ここかなと思って中を覗いていたら、そこは違っていて、お目当てのお店は、その向かいにあった。
看板が変わっていたんですね。
それとおばあさんの写真もタペストリーに変わっていた。
11時40分ごろ入店。
このお店は、「ナクチポックン」という料理の専門店だ。
ナクチとは、テナガダコのことで、ポックンとは炒めるという意味だそうです。
中に入ると、1階にはテーブルが、たしか4つぐらいかな、あって、2階もあるのかな、凡のあとに来た地元の人は、次々と2階に上がって行ったから。
凡は、1階の奥に座る。
壁にメニューが貼ってあるけれども、読めないで迷っていると、お姉さんが「タコ、エビ」とだけ凡に言う。
「そうそう。」と凡はうなずいた。
(1人前、6500ウォン)
テーブルにはコンロがあって、すぐに鍋が置かれて、火をつけてくれる。
たまにお姉さんが来ては鍋の中をかき混ぜてくれるのだが、もうそろそろと思うんだけれど、まだお姉さんは無表情である。
そして、やっとお姉さんがコクリとうなずいたので食べ始める。
旨味というかコクがあって、このスープが兎に角うまい。
辛いと言うほどでもなく、寧ろまろやかである。
それにしても、始めは材料の上に、調味料が乗ったままで運ばれるのですが、その時にみたら、にんにくの量がすごかった。
口の匂いは大丈夫だろうか。
店を出て、写真などを撮っていると、次から次へとお客さんが入っていく。
お昼前に行って良かったと思った。
ふと、間違って入りそうになった向かいのお店を見たら、そのお店のお姉さんが、立ったままライバル店に入る客を見ていた。
そのお店なの中はガラガラだった。
少し怖いというか可哀想に思えた。
このお店だって、きっと美味しいだろうに。
その後、凡一を散策。
このあたりも、雰囲気があって気に入った。
さあ、これからは何の予定もない。
取り敢えずは、富平市場(プピョンシジャン)というところに行ってみよう。
ただ、ここへはチャガルチという駅からが近いようであるが、南浦駅の方が若者に人気のエリアのようなので、こちらから歩くことにした。
南浦駅から歩いて光復路(クァンボンノ)へ出ると、若者に人気のお店が並ぶ。
化粧品のお店もある。
と、ここでミニボンへのお土産を買うことを思いついた。
とはいうものの、凡は化粧品については、これは知識がない。
エチュードハウスとか、ソウルで見かけたことのあるお店もあるが、さてどこが良いのかと思っても分からない。
それで、店の雰囲気で適当に入ったお店が「ネイチャーリパブリック」というお店だった。
店頭に並んでいる商品を見ていたら綺麗で若いお姉さんがやってきて、というかそれはやってきますわな。
そんでもって、プレゼントかとか話しかけてくる、というかそれは話しかけてきますわな。
そんでもって、そこは相手が若くて可愛い子だから、凡の鼻の下は伸びますわな。
そんでもって、凡は相手の話に、これは合わせて話をしちゃいますわな。
そんでもって、買っちゃいますわな。
ということで、今はやっているという金を使った美容クリームなどを購入。
いろいろ合わせて70400ウォン。(7000円ぐらいなのか。)
とりあえずは、ミニボンへのお土産が出来たので、これで安心だ。
さて、そこからまたブラブラ歩いているとBIFF広場と言うところに出る。
ホットクの屋台があって行列が出来ていた。
1個食べる。1200ウォン。
その近くのコロッケ屋で、エビコロッケを1個食べる。2000ウォン。
ただ、このコロッケは、エビと春雨を餃子の餡のようにしたものを、魚の練り物で巻いて、パン粉をつけて揚げたもので、コロッケではない。
南浦洞(ナンポドン)の端っこぐらいになるのかな、薬局があった。
韓国の薬は、結構効き目があるものが多いという。
以前は、薬屋を回って、二日酔いの薬を何種類も買いまわったりしたこともあった。
(その1二日酔いになった次の日。その2二日酔いの薬を求めて)
その時だったか、違う時だったか、「牛黄清心元」というものを買った。
これは、何にでも効くと言われているのですが、循環器系の薬で、帰路の空港で買ったら、6万円した。
というか、買わなきゃいけない雰囲気になってしまったというか。
もう、買った後は頭真っ白で、ただ力なく笑うしかなかった。
でも、その時に買ったものは、「原方」というもので、特に効き目が良いものらしいのですが、今回は、いくらなんでも、それは無理。
ネットで見ると5000円ぐらいで売っているというので、そのぐらいの金額の物があったら買おうと思って南浦洞の店に入って、おじさんに聞くと、赤色の箱を持って来て1丸6000ウォンで、1箱10丸だと60000ウォンだという。
予想していた値段なので、1箱購入。
それと、二日酔いの薬も2つ購入した。
ただ、おじさんはこれが牛黄清心元だというのですが、箱にはハングルしか書いていなくて、漢字が書いていない。
本当に、牛黄清心元なのだろうか。
少々、不安ではある。
そのまま、国際市場や富平市場を散策して、16時頃に一旦ホテルに戻ることにした。
(ホテルに戻って中を確認したら、牛黄清心元と書かれていた。間違いなかったね。)
(ホテルの窓から)
(たぶん?ホテルの近くの道)
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コメント
凡蔵さん、なかなかオシャレで機能的なホテルじゃないですか
しかもリーズナブルだし、立地も良さそうですね!
でもシャワーブースが微妙ですね
トイレや洗面台の方に水が流れるのは良くないですよね
今回は現地3泊4日なのですね、屋根の無い博物館と言われる慶州へ行かれとようですが、ちょうど桜が良い感じだったのではないでしょうか?
早速ナクチポックンに舌鼓を打ちましたね
最初っから飛ばしますね~
その後そつなく奥様へのナイスなお土産もゲットし、ホットクなどを食べつつコロッケも行きましたね!
そして、出た~~~~
怪しい薬&怪しい精力剤をまたしても買っちゃったんですね
そう言えば飲んだ後の効果を聞いていませんでしたが、相当お効きになったようですね(笑)
だから今回も怪しい金の玉を買ったんでしょうね
さすが凡蔵さん、思いっきりが素晴らしいです
ありがとう、ゆけむりさん。
ホテルは、シャワーは水浸しになるんですが、日本の安いビジネスホテルよりは広めなんで、まあこれで良いかと言う感じです。
シャンプーなどもあるのですが、床にそのまま置いてあります。
でも、値段安いですしね。
兎に角立地が良いので、ここで良かったと思います。
慶州は、これまた計画を立てずに行ってしまったので、仏国寺しか行けず、ちょっと勿体ないことをしました。
もう1回行ってみたいところです。
それとナクチポックンは、これは調べていったんで、間違いはなかったです。
それからそれから、奥さんへのお土産は、私1人行っているので、これは必要だなと。
これからのこともありますもんね。
そんでもって、怪しい薬じゃありませーん。
いや、これは敢えて例えるなら、水戸黄門の印籠の薬のようなものなんです。
でも、今回のは、前に比べて10分の1の値段なので、内容はどうなのかなと思います。
1粒飲んでみたところ、変わらないような気もします。