平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(616)熊本の凡・ミニ旅。(1)

3月の20日まで、凡は1人凡凡列車で北海道まで行ってきたのでありますが、また23日から1泊2日で、熊本県の阿蘇と熊本市内に行ってきました。
今回はミニボンと一緒です。
今回の旅は前もって計画を立てての出発です。
何しろ阿蘇のあたりも電車の便が少ないので、電車の時間と、それを乗り遅れた時の時間とを調べて、兎に角、準備が大切であります。
まずは、21日にスーツケースをホテルに宅急便で送った。
阿蘇に着いたら手ぶらで観光をするためだ。
1泊なので、往路の便は早めにした。
ANA521便。
伊丹7時30分発、熊本8時50分。
今回は2人ともマイルを使った特典旅行で飛行機に乗る。
プロペラ機は、席の前の空間が意外と広いので快適だ。
時間通りに到着したら、阿蘇駅までのバスの待ち時間が1時間あるので、空港でサンドイッチとコーヒーで朝食。
それでも時間があるので、お土産物のコーナーを見て回る。

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熊本空港からは阿蘇駅までは、九州横断バスというので移動。
これも前もって楽天から予約をいれてある。
このバスが満席で乗れなかったら、今日1日の予定がパーになってしまう。
ただ、予約はできるのですが、座席指定はできない。
なので熊本駅から熊本市内の主要個所を回ってくるので、熊本空港からの乗車時点でミニボンと隣同士に座れるとは限らない。
とはいうものの、そんなに一緒に座りたいということではないのですが、阿蘇駅までの途中で草千里や火口付近の車窓を楽しもうという算段なのでありまして、まあ一緒の方がいいかなということであります。
阿蘇といえば火山だ。
ロープウェイで火口を見ることができるという。
というのだけれど、行く前に調べたら、火山の活動が活発なのか、入山規制があってロープウェイも運行を中止しているという。
なので、火口も草千里も諦めて、阿蘇神社のあたりを散策という計画であります。
さて、バスが到着した。
乗り込むと席は余っていて、果たして隣同士に座る。
阿蘇駅までの移動は、車窓も楽しく。
特に阿蘇の山々が近づいてくると気持ちもウキウキと旅行の気分も上がってくる。
草千里をバスの窓から見ると、外国人の観光客が多い。
広い草原を渡る風を感じながら歩くものいいだろうなと思う。
ただ、凡が行ったときは草の新芽が出ていないのだろう、パンフレットで見るような青々した草ではなかった。
火口ではバスに乗っていた韓国の人が降りて行った。
ロープウェイがとまっているけれど大丈夫かな。
車窓からでも阿蘇山から煙の上がっているのが見える。
どうも、こういうのは興奮する。
窓から写真を撮ろうとするのだけれど、微妙に曲がりくねっている道のせいで、ベストショットは捉えられなかったのが残念。

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(バスの車窓から。山から出ている煙は噴火なのか、水蒸気なのか。テンション上がりますね。)
1時間半ほどバスで移動して、11時30分に阿蘇駅に到着。
の予定だったのですが、3、4分ほどバスが遅れて到着。
凡の推測では遅れた理由は、大津駅南口か立野だったと思うけれど、乗客がトイレに行ったり、運転手が降りてタバコを吸ったりしたときに時間をロスして、そのまま阿蘇駅に持ち越したんだと思う。
というか、時刻表を見るなら、そうだ。
この後、凡はバスが遅れることも予想して次の案を考えてはいたけれども、出来れば11時36分発のJR宮地駅行きに乗りたいと思っていた。
あと2、3分は発車までにあるが、間に合うだろうかと駅の券売機に走る。
きっぷは買えたが、改札口に外国人がいて、ややこしい話を駅員としているので、ホームに出られない。
すると列車が来てホームに停まった。
駅員さんにあれに乗りたいと言って改札を通してもらって、「待ってー。」と反対側のホームに走る。
さあ、間に合うか。
と思ったら、下車した乗客が線路を横切ってこちらに来たので、その間は列車は発車できない。
最後に、ラッキーなことに乗り込むことができた。
宮地駅までは、2駅である。
11時43分、宮地駅着。
さて、ようやく今日の1番目の観光地に着いた。
ここから歩いて阿蘇神社まで行くことにする。
ネットから印刷した地図を頼りに15分ほど歩くと無事、阿蘇神社に着いた。
まずは手と口を清めるのだけれど、その水が半端ないぐらいの勢いで噴出している。
凡は水が勢いよく出る光景を見るのが好きだ。
この神社の湧き水は、「神の泉」と言われていて不老長寿の水だそうです。

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この辺りでは、地下水が豊富で、この神社だけでなく、商店街などのそこかしこに湧き水を自由に飲むことのできる「水基」と呼ばれるところが20か所ぐらいある。

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(夏の暑いときだったら、これは堪りませんね。雰囲気ありますね。)

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その水基ごとに「文豪の水」とか「縁結びの水」とか、如何にもご利益のありそうな名前が付けられているが、凡はどうもそういうのは、気に入らない。
ただ、美味しい水なので、名前はついていなかったと思うのですが、如何にもお金持ちと思われる立派な家の前にあった水基の水だけは、何か金持ちのパワーがありそうなので、有り難く頂いた。
金持ちの家から湧き出る水。
いいことがありそうだ。
さて、阿蘇神社にお参りをしたら、お昼でも食べようと歩き出したら、すぐ横に「一の宮門前町商店街」があった。
派手さはないが、若干他の通りより賑やかだ。

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(阿蘇神社)

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(お守り多すぎる)
商店街の真ん中ぐらいに、結構、流行っていそうな店があったので玄関を開けて入ると、面倒くさそうに名前を書けと言う
でも、見たところ席は空いている。
それに、言われたとおりに名前を書こうとしても、書くところがない。
なので、どこに名前を書くか聞いたら、これまた面倒くさそうに表だという。
探すと、入った玄関を出たところにある名前を書くリストが置いてあった。
それならそうと、もう少し丁寧に「玄関のところに名前をかくリストがあるから、そこに名前を書いてお待ちください。」ぐらい言ってもいいのになあと思う。
玄関のところで一旦名前を書いたけれど、やっぱり消して他の店を探すことにした。
さらに商店街をあるくと阿蘇神社から1番遠いぐらいのところに「湧水茶屋・なかまち」さんというお店があったので、ここにした。

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凡は、とろろ山芋膳、1250円。
ミニボンは、ざるそばと阿蘇高菜ごはんで作ったおにぎりを油で揚げた羽衣おにぎりというものを注文。600円と200円。
凡のとろろ山芋膳は、とろろも美味しかったし、郷土料理のだご汁も頂くことができて、まずは、熊本の名物を食べたことが楽しかった。
だご汁のだんごは、父親が年に1回ぐらい、メリケン粉を練って作ってくれた団子汁とは違って、花の形で可愛らしく、柔らかくて美味しかった。
何と言っても食事は、接客も含めて楽しい気分で食べるに限る。
こっちにして良かったとミニボンと話した。
後でガイドブックを見たらお店が紹介されていたので、おどろいた。
お店のカウンターやお店の玄関先に手作りのアクセサリーが置いてある。
中でウエイトレスをしている若い女の子の、というか店主なのかもしれないですが、手作りとのことでした。
商店街を抜けたところに「旧女学校跡」というレトロモダンなショップがあるのだけれど、行ったら定休日だった。
凡って、大概行ったら休みだったりするんですよね、何故か。

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(本日定休日)
阿蘇神社を見て、商店街でご飯を食べて、水基巡りという湧き水を飲んだので、この阿蘇神社周辺でやることは、だいたいやった。
さあ、これからどうするかであります。
始めの予定では、阿蘇駅で列車に乗り遅れる可能性も考えて、また阿蘇神社付近でもっと時間をとられることも考えて、14時39分の宮地駅発の阿蘇駅行きに乗って、阿蘇駅でホテルの3時30分の送迎バスに乗せてもらおうと考えていた。
そして、1日目は阿蘇神社の観光だけで、他は時間的に諦めようと思っていた。
でも、少し早めに阿蘇神社を見て回ることができたのである。
ここでもう少しゆっくりしてもいいのだけれど、凡には実は行ってみたいところがあった。
それは、阿蘇駅からいうと、この阿蘇神社と反対方向にある内牧という場所である。
そこに夏目漱石が宿泊したところを記念館として開放しているところがある。
それに、今日の宿は、その記念館から、歩いて5分ほどのところにある内牧温泉である。
バスを調べると、阿蘇神社から内牧まで25分ぐらいだろうか。
それなら、予定を変更しよう。
阿蘇神社からバスで内牧に行く
そこから歩いて、これも夏目漱石のゆかりのある明行寺へ行って、そこから歩いて、夏目漱石記念館に行き、さらに歩いて今日のホテルの湯巡追荘(ゆめおいそう)へ行くことにする。
そう決めたらホテルに送迎バスのキャンセルを入れた。
ここまで、熊本の旅を書いてきたのですが、数日休憩を入れまして、また15日以降の、いつの日かに続きをアップさせていただきます。
もしよろしければ、またお付き合いくださいまし。
明日というか、日付が変わって今日なのですが、釜山へちょっと行ってまいります。

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sansanpopo@tairabonzou.jp
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コメント

  1. ゆけむり より:

    凡蔵さん、かなりアクティブに旅を楽しまれていますね!
    北海道の次は熊本かと驚いていましたら、何と何と、今度は釜山ですか???
    う~ん、まさか釜山に行くとは全く予想だにしていませんでしたよ(笑)
    熊本と言ったら馬刺しが有名ですが、馬肉の焼肉も有名ですよね
    自分はいつか馬肉の焼肉を思いっきり食べたいと思っているんです
    ところで釜山はやはりグルメ旅なのでしょうかね?
    カンジャンケジャンとか食べちゃっているのかな???
    旅行記がアップされるのを楽しみに待っています!

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、ゆけむりさん。
    1ヶ月ぐらい前から、奥さんと旅行にいく予定をしていたんですが、私は行ったことがあるのですが、奥さんが行ったことないので熊本に行ってきました。
    でも、阿蘇と熊本市内と両方1泊2日で行きましたので、少し駆け足でした。
    どちらか一方にしたら、もっといろいろ見て回れたかもしれません。
    釜山は、ゆけむりさんから頂いたコメントもヒントというか、決めたきっかけになったんですよ。
    急に、船で行きたいと思ったんです。
    でも、高速船じゃなくて、フェリーにしました。
    今は、釜山でこれを書いています。
    ひょっとして、時間があれば釜山から報告なんてことも考えていたんですが、そしてその為にネット環境も整ええたのですが、毎日ホテルに戻るときはヘトヘト状態でアイパッドも開けることが無かったんです。
    それで、今日は最終日で空港へ向かう準備も出来たので、コメントの返事だけさせて頂きました。
    帰路はピーチです。

  3. ゆけむり より:

    凡蔵さん、自分の意見がきっかけで釜山行きを決めたなんて言ってもらえると凄く嬉しいです
    自分自身がまだ船で行った事ないにもかかわらず、なんだか申し訳なくなっちゃいます
    今回凡蔵さんが船で行かれたと聞いて、自分もリベンジしたくなってきました
    なるほど、博多からフェリーで行き、帰りはピーチって事は関空でしょうか?
    なんだか旅のエキスパートてな感じだし、凄く楽しそうですね!
    聞いているだけでワクワクしてきました
    自分だったら羽田から福岡、そして釜山
    帰りはアシアナあたりで羽田ってのも悪くないですね
    いつ行かれるか分かりませんが、自分の中の候補として温めておきます
    それと共に、釜山旅行記すごく楽しみにしていますよ~

  4. 凡蔵。 より:

    ありがとう、ゆけむりさん。
    今年に入ってから、何回か旅行に出かけたのですが、働いている奥さんに申し訳なくて、海外旅行はしなかったんですが、奥さんが行ってもいいというので、そんな時に思い出したのが、ゆけむりさんのコメントの釜山に行くために福岡へ行って、でも船が欠航になったというコメントでした。
    その時に、そうだプサンに行こうと。
    フェリーなら、奥さんは行きたがらないだろうし、私一人の旅には丁度いいと思ったんですね。
    あ、それから私が行ったのは、福岡からじゃなくて、下関からの関釜フェリーなんです。
    でも、次回、というか次回があるとすれば、福岡から高速船も楽しそう。
    ただ、金額を考えると飛行機なんですけれどね。
    飛行機は昔は最高級な乗り物だったのに、今では船で行くより安いとは不思議ですよね。
    でも、行って良かったです。
    プサン気に入りました。
    また、行きたいと、帰ってきた直後なのに、こんなことを言っております。

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