平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(604)凡凡列車(4)

凡凡列車の2日目。
19時54分、本八戸駅に到着。
今日の宿は、やはりアイフォンの楽天アプリで予約をした。
ホテル・イマルカ八戸(旧ホテル斗南)さん。
21時以降のチェックイン限定というプランで、税込み2680円。
兎に角、安い。
21時以降のチェックイン限定というのも、予約したときは、どうせ遅い時間になるからと選んだのです。
それで実際に本八戸についたのは19時54分。
まだ時間はあるけれどもホテルまで行くことにした。
駅を出ると雨が降っている。
傘が欲しいほどの雨ではあるけれども傘はなく、ただ濡れながら日の暮れた道を簡略化された地図を頼りに歩く。
途中、若い女性とすれ違う時に聞くと方向は間違っていないようである。
その地図を頼りに歩くのだけれど、どうも目印となるものも少なく、距離感も判然としない。
雨が黒のジャンバーから流れ落ちる。
どうも水滴がアイフォンの画面に影響をしているのか、上手く画面のタッチが反応しない。
誰かにもう一度確認をしたいところだけれど、歩いている人はいないのだ。
困っているとビジネスホテルがあった。
その下の駐車場におじさんがいる。
声を掛けて聞いてみると、そのおじさんは知らないという。
でも、ホテルのフロントの人だったら知っているかもしれないから、階段を上ってフロントで聞いてみれば良いという。
しかし、それは難しい。
いくらなんでも、同業者の方に商売ガタキとまではいかなくても、他のホテルのことをお聞きするなんて、これはどうかしている。
おじさんは、それを言う凡のことなんか無頓着にフロントまで案内してくれた。
フロントに人はなく、おじさんが呼ぶと奥から出てきた。
そして、お聞きするとホテルスタッフの方も、ホテルの下まで降りて来てくれて、道を説明してくれた。
どうにも、申し訳なくもあり、有り難かった。
今日泊まる予定のホテルは、すぐそこの交差点を曲がったところにあったのあります。
ホテルの2階にあるフロントに行くと、まだ21時じゃないからチェックインは出来ないという。
それは当然だ。
フロントで待っているのも間が持たないので、スーツケースをフロントに預けて、さらに傘を貸してもらって、先に晩御飯でも食べにいくことにした。
オススメのお店を聞いたら、少し歩いたところが賑やかな場所で、そこにみろく横丁というところがあって、そこがいいと教えてくれた。
教えてもらった通りに行くと、果たしてみろく横丁はあった。
ただ、お店を見て回ると、それぞれが小さな10人も入らないだろうぐらいの大きさのお店の集合地域という風で、美味しいものをゆっくりというのじゃなくて、カウンターでお酒を飲みながらマスターなりママと話をするという感じのお店が多く。
見ると、既に酔いが回って場の盛り上がっているお店ばかりだ。
そんな場にのこのこと入っていく勇気はない。
なので、他のお店しようと周辺を歩いて見る。
本八戸というのは、地方都市ではあるけれども、百貨店もあり、銀行や飲食店、ホテルなども集まっていて、そして昼間は観光の発信地でもあり、これから伸びていく街だと感じた。
さて、いろいろ歩き回って決めたのは「禄文銭」という居酒屋だ。
せんべい汁の文字もあり、八戸の名物を頂けるような構えだからだ。

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入ると意外と広く、テーブル席は4分の1ぐらい埋まっているか。
テーブルは、左端に2人と右端に年配の男性1人。
カウンターの向こうの料理人に話を聞くと、サバとイカが八戸の名物だという。
そこで、しめ鯖と銀鯖の串焼きを注文。
鯖をサイコロに切って串に刺して焼くというのは初めて食べたが、普通の焼き魚よりも食べやすくて凡は気に入った。

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更にメニューに名物とあった南部赤鶏も注文。
他にもアテとお酒を頼んで、ラーメンで〆て、それで店を出た。5292円。

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そして、ホテルまで帰ってからチェックイン。22時10分ごろ。
さて、このホテル・イマルカ八戸であるが、凡は非常に気に入った。
まず、部屋に入ると広い。
内装は古いけれども、それはどうだっていい。
ちゃんと掃除もしてあるし、必要なものは揃っている。
これで税込み2680円なら、大正解だ。
これから八戸でホテルを予約しようとしている人に凡なりの情報をお伝えすると。
まず言ったように、部屋が広い。
そして、安い。
照明設備を変えているので、部屋に入ったときに以前の取り外していない古いスイッチを押しても点灯しない。
さらに入ったところにあるリモコンで操作するのですが、ただシーリングライトに変更されているので明るさも自由がきく。
さらにデスクのライトもあり、本を読んだり作業をするのにはいい。
バスとトイレは、とりあえずは狭い。
シャワーは温度がすぐに変わってしまって、熱かったり冷たくなったり。
ベッドは硬めで、これは寝やすく気に入りました。
予備のハンガーセットやくすんだ衣装ケースは、これはホテルの親切心だろう。
24時間の部屋へのデリバリーサービスも、頼んではいないけれども、あるということだけで安心感がある。

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(部屋は広い)

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(24Hデリバリーなんてのもある。)

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(これがHPにも書いてあった予備のハンガーセットだ。)
そんな感じで、値段を考えると凡はオススメだと思う。
凡はあまり知らないのだけれど、シャンプーはツバキというのも自慢のようです。
さて、明日の予定だ。
凡はどうもあまりにも東北というものを甘く見ていたようであります。
明日の予定をキリストの墓と決めていた凡なのでありますが、そして楽しみにしていたのでありますが、凡の考えは甘かった。
今日の夕方近くだったか、大体は調べたのですが、明日になってキリストの墓の行き方を、詳しいところを模索しながら行くのは、これは田舎だから1本バスが違ってもエライコトになるわけで、今日の段階で観光協会に電話して聞いてみることにした。
すると、キリストの墓への行き方を、バスで途中まで行って、途中から徒歩で30分ぐらい歩く行き方と、途中からタクシーを使う行き方を教えていただいた。
ただ、「行っても何もありませんよ。」と言う。
いや、何もなくてもいい。
何もないけれども、行きたいからいくのである。
他の人には興味がなくても、凡のような人には興味がある場所なんだ。
するとお姉さんは親切心から、キリストの墓の近くにある伝承館のことも調べてくれた。
そして言った。
「キリストの里伝承館。閉まってますね。4月末まで閉まってます。」
「閉まってる。」
「はい、閉まってます。」
凡は、その伝承館も楽しみにしていた。
ということは、そこへ行ってもキリストの墓があるだけだ。
それで十分なのではあるけれども、折角行くのだから、伝承館も見たい。
そして、お姉さんが言う。
「伝承館が休みだから、行っても、こんもりとした土があるだけです。」
「行っても、こんもりとした土があるだけ。」
「そうです。こんもりとした土です。」
「こんもりとした土、、、。」
結局、行くことを断念した。
1日かけて往復して、それでこんもりとした土だけというのも悲しい。
こんもりとした土だけでも行くべきだという思いもあったのだけれど、何も知識がないまま、こんもりとした土を見ても、それは勿体ない。
伝承館があるなら観光気分で行っても楽しいだろうなと思っていたのだけれど。
そんなやり取りをして思いついた。
恐山は大丈夫だろうか。
恐山も行き方を調べていた。
JRで行って、途中からバスで行く。
念のためにバス会社に電話して聞いてみると、3月末まではバスは運休しているという。
冬季運休というやつだ。
東北は3月でも冬だったんだ。
そしたら、恐山に行くのに他の交通機関はないのですかと聞いた。
するとバス会社のお姉さんは、「ないです。」ときっぱりという。
そして続けた。
「恐山は、閉山しています。」
「、、、閉山。」
「はい。だから恐山には行けません。」
今回の旅の2大目的がこれで無くなってしまった。
さてさて、明日はどうしようか。
ホテルのベッドに横になりながら考えることにした。

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(ホテル外観。翌朝撮影。)

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コメント

  1. ゆけむり より:

    21時以降のチェックインだと言っても、少しぐらい早く通してくれても良いのにねぇ・・・
    鯖の串焼きですか?
    これも美味しそうですね~
    南部赤鶏は歯ごたえがある感じなのでしょうか?
    焼き具合も良く、ビールにもご飯にも合いそうですね!

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、ゆけむりさん。
    21時は微妙ですよね。
    でも、それが条件の値段ですもんね。
    それにしても、1泊税込み2680円は安いですから、文句は言えません。
    サバの串焼きは、箸で骨から身を外したりしなくてもいいですからね。
    そのまま食べれるので良かったです。
    南部赤鶏は、それほど違いが分からなかったかな。
    地鶏ほど歯ごたえはなかったです。

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