平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(588)アイラブユー・ほたえてくれ!みゆきさーん。(229)

2月10日。
昨夜で、みゆきさんの凡のコンサートツアーは終わってしまった。
凡の今年の目標である「我儘」を通すなら、今からでももう2泊して、どこかでチケットを買うとか、当日券に賭けてみるとか、最後のアガキをしても、それは目標であるので悪くない。
とはいうものの、11日に用事があるので、それは止めた。
さて、折角の東京だし、少し散策でもしてみてもいい。
どうしたものかと思って、ベッドにドッカと座ったら、ポリという軽い音がした。
あらためて見ると、果たして凡のメガネが真ん中からポッキリと折れていた。
昨日に、皇居と東京大神宮にお参りした効果は未だ現れていないようでありまして、これまた今日も少々ツイテナイのでありましょうか。

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凡の愛用のメガネは遠近両用というか、上はほとんど度なしで、下に老眼を入れている。
その老眼鏡がなかったら、アイフォンすら見えない。
なので、荷物をロビーで宅急便で自宅へ送り、チェックアウト。
急いで渋谷駅前にメガネを探しにいくが、遠近両用は1週間かかるという。
なので、老眼鏡のみ購入。
さて、これからどうすると思った時に、今回ホテルを選んだ理由は、渋谷神宮前という地名だ。
詰まりは、みゆきさんのヤマハ・アーチスト・ハーツも渋谷神宮前だからである。
なので、折角だからビルの前まで行ってみよう。
今日、行ったからと言って、みゆきさんはいないだろうし、いたところで会えないのは明白である。
でも、折角だからね。
と、渋谷駅から、またホテルの方へ引き戻って、さらに進む。
そして、ビルの前に到着。
とはいうものの、これで終わりだ。
思いついてやろうとしたのは、これで終わった。
さて、帰るかと思ったら、丁度お昼である。
昼食でも取ろう。
なら、みゆきさんは、このビルに来ることがあるだろう。
そんでもって、お昼をスタッフと食べに行くこともあるのじゃないだろうか。
そんな時は、どんなお店に行くんだろうと思ったのである。
想像では、高い店には行かないのじゃないだろうか。
スタッフも一緒なんだから。
すると定食なんかを呈する安い飯屋とかさ。
と考えていると、ビルの前の道路を挟んだ向かいの2階に定食屋があった。
ここではないかもしれない。
ただ、みゆきさんが行かなくてもスタッフが行くことも考えられる。
たとえ行かないお店でも、少しでもみゆきさんの欠片を感じたい凡は、入ってみることにした。
それに時分どきだから、早く入らないと大変だ。
店に入ると中年のご夫婦でやっておられる普通のお店。
ただ、12時過ぎなのにお客は少ない。
東京なのに。
そこで、日替わりのコロッケ定食を注文。
手作りとある。
内容も至って普通で、兎に角は東京の普通の定食屋に入ったことが楽しかった。
凡はカウンターに座ったが、後ろの女性2人組は、或いはみゆきさんスタッフなのか、なんて妄想をふくらます。
会計をすると、800円。
内容を考えると少し高いか。
とはいうものの、東京だしね。
それに妄想もできたしね。
大体において、大阪もそうだけれど、定食屋は意外と高いんですよね。

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さて、お店を出たら、どうするか。
今日も朝から少々ツイテナイ。
なら、またもや運をアップさせるところに行かなきゃいけません。
そういえば、以前にテレビか何かで築地本願寺がパワースポットだと紹介されていた。
浄土真宗のお寺がパワースポットなんて、何か変である。
そもそも、親鸞上人は占いやマジナイを否定している。
そんな親鸞上人がパワースポットとつながるところが、現代的でもあり、世俗的でもある。
凡は世俗的が大好きだ。
なので、行ってみることにした。
それに、あのモダンな建物は1度は見てみたいと思っていたんだ。
築地本願寺に着くと、これはやっぱりその建物のデザインの素晴らしさに目を取られる。
素晴らしいです。

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そして本堂へ入るとテレビや本で見た通りの堂内である。
年配の男性2人がお客のお世話をしているのが印象的だった。

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正面に阿弥陀如来像が立っている。
見ると少しオッパイが膨らんでいるような、、、。
いけない。
凡は、みゆきさんを見ることができない寂しさのあまり、阿弥陀如来様をイヤラシイ目で見てしまっていたのか。
とはいうものの、親鸞上人も京都の六角堂の夢告で、これは女犯の夢告とも言われているのですが、、親鸞上人でも色と欲を持つ人間であり、それを悩んでいたときに、親鸞上人が女性と交わる時は、観音様が女となって抱かれようと親鸞上人に言ったことがあるのですが、というかそんな話が伝わっているのですが、それから考えるなら、凡が阿弥陀様をイヤラシイ目で見ても、これは大目に見てくれるかもしれない。
いずれにせよ、もともとは、みゆきさんに会えないことが原因なんだよね。
だったら、凡にも観音様が現れて、みゆきさんの代わりにみゆきさんに変身してあげようなんて言ってくれないものだろうか。
とはいうものの、あの夢告はどう考えたってねえ。
凡がそんな夢を見たら、アホかとなるわけなのでありますが、そこは親鸞さんであります。
ということは、まあ置いておきましょう。
兎に角、築地本願寺の建物は素晴らしく、デザインというものの人をして感動をせしめる力というものはスゴイなと改めて感じたのであります。
パイプオルガンが有名なのですが、これは次回には聴いてみたいものであります。
さて、パワースポットと言えるのかどうなのか、取り敢えずは築地本願寺を訪ねたのであります。
さて、これからはどうしようかと思って歩いていると、すぐそばに築地市場というものがあった。
テレビ番組などでも、見たような気もする。
四角い敷地に魚のお店がひしめき合って並んでいる。
そして、そこにアジア系の観光客がひしめいている。
なんだか、すごくパワフルである。
或いは、パワーというのは、何も神聖な場所にだけあるものだとは限らないのかもしれない。
こんな風に人が集まって、ワイワイやっているところにこそパワーが集まっているに違いない。
折角だから、凡もグルッと歩いてみて、その内の1軒に入った。
虎杖さん。
鮮魚の丼がメインの簡易な構えのお店だ。
隣の席の老夫婦が観光なのか2人で海鮮丼を注文した。
凡も同じものを注文すると、店員はこっちの方がオススメだという。
見ると、近大マグロを使った丼で、海鮮丼より値が高い。
凡のようなものが老夫婦より高いものを注文するのは、どうも気がひけるのではありますが、折角のオススメで、折角の東京だから、店員オススメの近大マグロの丼を注文。
そして、ビールも1本。
運ばれてきた丼は、マグロに旨みがあり、これは美味しかったです。
ただ、値段は東京価格だろうか。
でも、何となく東京の観光的なことをしている凡が客観的に自分を見て喜んでいるのが面白い。

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さて、ここでもう1軒。
玉子焼きの松露さんで、玉子焼きの串を買って、近くのベンチで食べる。
これは、甘くて、これが東京の味なのかと妙に感心した。
ただ、冷蔵庫に入っていたので、冷たくて歯にしみて、それが残念だった。

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いやあ、ここ築地市場はアジア系の観光客にまみれて、案外楽しかったのではあります。
このまま、銀座まで歩いて、そして東京へ帰ろう。
途中にカメラ屋があって、ショウウインドウを覗くと、ライカM2とライカM3があった。
何故かライカM4がない。
どうも、どこまでいっても、みゆきさんに縁がないものなのか。

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少しばかり寂しくも感じながら、東京駅まで戻ってJRの1000円のバスで成田空港まで移動する。
このバスは安いので、お客様も多く、1便待った。
そして、成田空港から関空、そしてリムジンバスで守口市まで帰ってきて、歩いて自宅まで帰る。
それにしても、今回はみゆきさんを14列という位置から見たけれども、それはそれは美しいこと筆舌に尽くしがたいのであります。
そして、思ったのです。
距離とは麻薬だ。
1度近い距離を知ってしまうと、もう遠い距離には戻りたくない。
というか、もっと、もっと、もっと、という欲が湧き出てくる。
キリがない。
とはいうものの、それも仕方がないのでありまして、仕方がないことは悩んでもこれまた仕方がない。
詰まりは、己の欲するままに進むのみ。
罪は、凡のこころの弱さと、みゆきさんの美しさにあるのである。

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