平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(562)アイラブユー・ほたえてくれ!みゆきさーん。(210)

2016年1月1日。
朝起きて新聞を開いた。
パラパラとページをめくると、あることに気が付いた。
気が付いたというか、昨年までもそうだったのかもしれないけれど、今年はいつもより出版社の広告が多いと思った。
昔は元日と言うと岩波書店の書名と著者と簡単な説明だけの本の広告を「へえ、こんな本があるんだ。」なんて思いながら1つひとつ見るのが楽しみだった。
それが最近はそんな岩波書店の広告も変わってしまって、昨年はどうにも岩波らしくない広告だったことを覚えている。
何となく寂しく感じたのは、凡も考え方が古いね。
これじゃダメだね。
新しいものを否定するなんてさ。
そんな元日の出版社の広告なんですが、その出版社の名前を挙げたなら、岩波書店、新潮社、文藝春秋、三省堂、講談社、大修館書店、集英社、光文社、偕成社、小学館、KADOKAWA、それに週刊誌が3紙に単行本が2冊、それにいつもの1面の下部にある各出版社の本の宣伝。
本離れが進んでいるという話を聞いたことがあるけれども、こんなに広告が出るなんて、おどろいたけれども、ある意味よい兆候なのかもしれないですね。
ということなのだけれども、以上の話は朝日新聞の場合である。
他の新聞の広告はチェックしていないので違うかもしれない。
でも、この朝日新聞というのが凡には少し気に入らないのであります。
どうにも平均点数的な存在に感じてしまうからだ。
というか、新聞のメインの記事なんて、どこの新聞も共同通信の受け売りだろうから、とりあえずは、その話は置いておこう。
というよりも、今日書きたかったことは、そんなことじゃない。
朝日新聞のメインの記事とは別に土日だったり、今回のようなお正月だったりするときは、別に特集の記事が、別添えされている。
その特集の記事をペラペラとページをめくっていると、ある全面広告を見つけて絶叫した。
その紙面に大きく書かれた「中島みゆき」さんの名前。
そして、みゆきさんの若い時の写真。
リマスタリングのCDのBOX2の広告だった。

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お正月という1年のスタートに、みゆきさんの広告を見るなんて、これは幸先がいいじゃない。
今年はきっと良いことが待っているという吉兆であることは間違いがない。
ひょっとして、今年はみゆきさんに出会えるのかもね。
今現在のみゆきさんも、どうしようもなく美しい。
そして、昔のみゆきさんは、凡は写真や映像でしかしらないのですが、腰を抜かすぐらい可愛いのである。
どうしたものだろうか、この新聞広告の写真だって、これはもう永久保存版である。
いや保存じゃ勿体ない。
切り取ってずっと持ち歩きたい。
そして、時折出しては眺めるんだね。
薄らと笑みを浮かべて、或いは緩んだ口許からよだれを流しながら、場合によっては感極まって泣いてしまうだろう。
気持ち悪いこと極まりない。
凡自身が気持ち悪いと思うのだから、見ている人は更に気持ち悪いだろう。
気持ち悪くて、ごめんなさい。

画像

(どうしてこんなに可愛いの?そして、白目は絶品だ。)
それにしても。
それにしても、今回も白目だ。

その白目がみゆきさんの知性と美しさをさりげなく表していて、見る人の潜在意識に知らず知らずのうちに焼き付けられていくのだろう。
いや、知らず知らずというより一瞬で焼き付けられるのかもしれない。
だから、誰でもみゆきさんの写真を見た時に美しいとか可愛いと感じてしまうんだ。
そう感じるのは本人も知らないけれども、潜在意識から来るのである。
潜在意識の白目だ。
或いは、みゆきさんは相当な腕の催眠術師なのかもしれない。
もう、みゆきさんの白目に出会ったなら、誰も身動きできないんだね。
そして、みゆきさんが最愛の彼女に見えてしまう。
凡もその内の1人だ。
完全にみゆきさんに催眠術に掛けられている。
でなきゃ、みゆきさんの新聞広告の白黒の写真を見て、ヨダレなんか流さないだろう。
そんな広告を1年の始めに見たものだから、これは今年1年素晴らしい年になることは間違いがない。
凡も会社を辞めて、きっと良い方向に向かうだろう。
そこで、話は少し変わるのだけれど、広告を見て思い出した。
凡はみゆきさんのCDについて、やり残していたことが1つあったのである。
何かというと、今凡はアイフォンにみゆきさんのアルバムを全部入れている。
ただ、このアルバムに入っているCDは全部ツタヤで借りて入れたものだ。
あのレンタルで払ったお金は、その内のいくらかは作曲者や作詞者に回るのだろうか。
でなきゃ、おかしいよね。
だから凡が借りたみゆきさんのCDについても、たとえレンタルであっても、その代金の1部はみゆきさんに回っていると思いたい。
でも、凡はそれをコピーして聞いている訳だから、1度のレンタルで何度も歌を聴いている。
これではどうも凡の気持ちが落ち着かない。
CDやDVDの板、また紙の本など、一応何かの形になって存在はしているのだけれど、その本体は無形のものだ。
アイデアや文字の組み合わせである文章や、頭にひらめいた音楽など、形而上的な知的産物にも、それを得るにはその対価を支払わなければいけない。
なので、実際的にはお金を払わなきゃいけないということになる。
というところで、さっきのレンタルだ。
一応はみゆきさんにも幾何かは回っているだろうけれど、凡が自由に聞くほどには回っていないだろう。
という気持ちで、凡は以前DVDのBOXの1が出た時には、これを購入した。
そして、今回というか発売されてから少し時間が経っているのだけれど、BOXの2が発売されている。
発売された直後は、発売されたことを知ったけれども、その値段から注文するのを忘れたふりをしていたけれど、1月1日という何となくキリの良い日に広告を見たのでありますから、これは今年1年のために購入するべきであるのでありまして、すぐにネットで注文をしたのであります。
広告にはリマスタリングなんて書いてあるけれども、凡にはその違いは分らない。
でも、ジャケットのみゆきさんの写真を見るだけでも、価値はあるだろう。
だって可愛いんだものね。
さて、今年はそんなみゆきさんとの縁は繋がるのでありましょうか。

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