平 凡蔵。の 創作劇場

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どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

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散散歩歩。(385)JTBのびっくりプライス・岡山の旅。(4)

月曜日の岡山は観光するところが、まったく無い。
ということなので、まだまだ早いのですが、ホテルのある児島駅に向かう。

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さて、予約したバスの時間までどうしようかなと思っていると、駅の構内に鷲羽ハイランドホテルの旗を持った男性が立っていた。
凡より1本早いバスを予約したお客がまだ到着しないという。
なので、そのバスは凡が乗せてもらうことになった。
ホテルに着くと、ロビーはやや年期の入った風情である。
そして、部屋に案内されると、ミニボンが「微妙」と言った。

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すごく豪華で綺麗というのでもない、とはいうものの、悪いという事でもない。
ただ全体的に古い感じだ。
部屋の畳も赤茶けている。
箪笥の扉は、太いセロテープのようなもので、何重にも補修されている。
そんな風ではあるけれども、凡もミニボンも、これはこれで満足だ。
ちゃんと掃除がされていて清潔であれば、それでいい。
そんなことよりも何よりも、特筆すべきは窓からの眺めである。

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鷲羽山の斜面のその先には、瀬戸内海の島々が見え、瀬戸大橋も絶好の角度で見渡すことができる。
この風景が何と言ってもこのホテルの御馳走だ。
さて、温泉にでも浸かりにいきますか。
このホテルには地図では大浴場と露天風呂があるのですが、係りの説明によると大浴場は貸切になっているということで、露天風呂を案内された。

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お風呂は、それほど大きくない湯ぶねと、小ぶりな露天風呂があった。
だた、この露天風呂から見える風景は、これまた格別でありまして、瀬戸内海の美しさを再発見させてくれた。
ただ、ホテルは鷲羽山の中腹にあるのですが、露天風呂につかりながら山の上を見ると、なんと立派なホテルが山上近くにそびえたっている。

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露天風呂に浸かりながら、どうもあっちのホテルの方が、上等だななんて思っている。
あっちの露天風呂はどんなだろう、あっちの夕食はどんなだろうなんて、想像なんかしちゃったりしてね。
きっとあっちのお客は、若いサラサラロングヘアーの女の子じゃないだろうかなんてね。
まさか混浴?
それはないか。
まあ、そんな想像をしながらも、今のシチュエーションを楽しんでいるのでありますが。
そして、お風呂から上がると嬉しいサービスが待っている。
小さなコップであるけれども、生ビールの無料サービスがあるのです。

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瀬戸大橋を見ながらの湯上りの1杯は格別ですね。
ミニボンはビールは飲まないけれども、凡のためにビールを注文してくれた。
部屋に戻ると、早くホテルに着きすぎて、そして早く温泉に入りすぎて、どうも手持ち無沙汰である。
時間を持て余して、まだまだ早い時間であるけれども、ロビーに出てお土産屋さんを冷かしながら夕食のバイキングが始まるのを待った。

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(部屋には、こんなものが置いてあった。これで何かあっても逃げられるね。)

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