平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(359)青春18きっぷ。尾道ラーメンとみゆきさんの影を求めて呉の旅(1)

9月の9日と10日の話であります。
この2日間は、休みの予定でありまして、その前日の8日になって休めることが決定した。
そして、この2日間は、ミニボンはパートの仕事です。
そこで閃いたのが、青春18きっぷ。
普段なら休みの日は、何かをやろうと思っていても、気が付くと無為に終わってしまっていることが多い。
ならば、思い切ってどこかへ出かけよう。
ミニボンに、2日間何処かへ行ってきて良いかと尋ねると、「いいよ。」と即答してくれた。
急いで仕事場に近い難波の金券ショップを回る。
4枚残数があって4800円
凡の閃きも大したもので、青春18きっぷの利用期間は、9月の10日までだ。
なので、2枚の残数でいいのだけれど、どこも売り切れていたので、微妙な値段だけれど、購入した。
そして、次の日の朝、京橋のキオスクで「交通新聞社の携帯全国時刻表」を購入。
大阪駅に向かう。
青春18きっぷで、自由に旅行をしようとする場合、大阪駅で迷うことになる。
どの線に乗るかね。
でも、今回は、ちょっとした計画があった。
以前に、尾道に行った時に、尾道ラーメンの美味しいお店があって、行ったのだけれど定休日だった。
なので、今回は、そのお店に行ってみようという計画なのであります。
前日の夜に、ネットで9日が定休日でないことも確認済みだ。
このお店は、「朱華園」さんと言って、有名なお店です。
凡は、まだ一度も食べたことがありません。
昔、10年以上前のことだけれど、大阪の心斎橋に「めんくい」さんというラーメン屋さんがあって、ここのお店の主人が、朱華園さんの麺に惚れこんで、尾道のお店から麺を分けてもらって、尾道ラーメンを提供していた。
そこのラーメンが大好きで、よく行きました。
麺は平麺で、魚介系の出汁の利いた、美味しいラーメンだった。
そのお店は、もう閉店してしまったけれど、その尾道の元のラーメンを食べてみたいじゃないですか。
今回は、定休日もチェック済みで、完璧であります。
その後の事は、新快速に乗ってから考えよう。
大阪から姫路の新快速は、兎に角早いので、山陽線で西に向かうなら、青春18きっぷの強い味方だ。
尾道でラーメンを食べたら、広島ぐらいまで行ってみようかなと考えながら時刻表を見ていると、「呉」という地名に目が留まった。
呉には、まだ行ったことが無い。
それに、凡の脳裏にある映像が思い出された。
それは、みゆきさんのDVDのシーンである。
「歌旅2007」のコンサートツアーのDVDなのですが、歌の間にメイキングというか、そのツアーの楽屋の様子などが、ところどころに埋め込まれているんですね。
その1シーンで、みゆきさんがスタッフと船に乗って移動をしているのですが、その映像に潜水艦が登場するのです。
それをスタッフが見て、すごいなあなんて言っているシーン。

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(右側がみゆきさんの後ろ姿)
呉は、自衛隊のある街だ。
そして、たぶんその映像は、ツアーで松山と広島を移動する場面ではないだろうか。
松山から広島へ行く船は、松山を出たら、呉に寄ってから広島に着く。
そう思ったら、急に呉に行きたくなった。
そうだ、呉に1泊しよう。
そして、次の日は、みゆきさんが乗ったかもしれない船で、松山に行ってみよう。
温泉にでもつかりながら、旅をしている気分を満喫するのもいいだろう。
そして、松山から高松まで移動して、そこから瀬戸内海を渡って岡山まで移動して、帰ってこよう。
珍しく、姫路につくまでに2日間の予定が決まった。
あとは予定通りに移動するだけだものね、今回の旅は楽な旅になりそうです。
ただ、結構な距離なので時刻表と電車の中で睨めっこです。
それもまた楽しいものであります。
姫路に着いたら、吉例に従って「駅そば」を食べる。
中華の黄色い麺に、和風の出汁が特徴だ。
姫路に来たらどうしても、これを食べなきゃいられないのであります。
次は、姫路から岡山に向い、尾道まで行ってしまうことにした。

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(姫路の駅そばは、どうしても食べたくなる。)

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(完食)

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