平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

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散散歩歩。(292)アイラブユー・ほたえてくれ!みゆきさーん。(58)

福岡空港は、博多駅まで、地下鉄で2駅というのが、いいですね。
どこの空港も、中心部から遠いというのが空港のネックだものね。
JR博多駅は、想像した以上に大きくてびっくりした。
最近は、都市の大きな駅は、どんどん複合施設化していって、巨大化して、複雑化している。
その土地に住む人にとっては、便利でカッコイイ施設なのだろうけれど、大阪から来た凡にとっては、他の大きな都市の駅と区別がつかない。
そして、そこに人があふれかえっていた。
特に、今日は土、日、月と3連休とあってか、旅行のキャリーを引っ張る人も多い。
韓国や中国の人も多いようである。
さて、まずはホテルに荷物を預けよう。
博多グリーンホテルアネックスは、博多駅のすぐ近くにある。
他にグリーンホテルが同じ場所に2つあるのだけれど、凡の泊まるのは、アネックス。
ちょっとカッコイイ。
さて、これからどうしますか。
もう一度、博多駅に戻って、構内をぶらぶらする。
人、人、人。
これは嬉しいね。
福岡を全く調べてこなかったので、これまたノープランであります。
ただ、福岡へ来たら食べてみたいものが1つあった。
うどんだ。
凡は、うどんに限らず麺類は、柔らかいものが好きだ。
勿論、讃岐うどんなどのコシのあるものも好きだけれど、最近のコシ至上主義には断固反対したいのであります。
さて、大阪のうどんも、本来は柔らかい。
そして、福岡のうどんも柔らかいということを聞いている。
それじゃ、福岡で柔らかいうどんを食べてみたいじゃないですか。
取り敢えずは、福岡の繁華街天神に行ってみる。
そして、天神にある観光案内所で、今日これからのおすすめプランと、おすすめのうどん屋さんを尋ねた。
教えて貰ったのが、向かいのソラリアの地下にある「因幡うどん」さん。
因幡って、山陰の鳥取周辺のことじゃないだろうかと思ったが、因幡うどんさんは、博多の人に親しまれている博多のうどん屋さんだそうです。
店の前まで来ると、行列ができていた。
凡は並んでまで食べることはしない。
とはいうものの、結構速いペースで前に進んでいるし、せっかくだから待って入った。
4人がけのテーブルに70歳ぐらいの男性と相席。
お店に入るときにショウケースで、見て決めたメニュを注文する。

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「具」と「かしわ飯のおにぎり」。
具って、なんともストレート。
この名前で決めちゃった。
それも「具うどん」ならしも「具」。
その他のメニュも「肉」とか「ごぼ天」とか「うどん」の文字をつけないみたいですね。
それにしても、肉もごぼ天も、言うならば具なんだけれどね。
具だけ具って書くのが面白い。

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それに、大阪や東京だと「しっぽく」とか「おかめ」とか、ちょっと引っ掛けた名前にするんだけれどね。
福岡はストレートで楽しい。
さて、博多うどん。
出汁は、澄んで淡白な色なのだけれど、しっかりと味がついていて、これはいい。
そして肝心のうどんだ。
すすり込んで、噛むと、想像通りに柔らかい。
これは凡好みである。
それよりも、これはいいと思ったのは、うどんの表面の仕上げだ。
柔らかい麺の表面が、すべすべと滑らかなのです。
これは、なかなか楽しい。
すすりこんで、舌の上でうどんのすべすべとした肌合いを楽しんだ後に、歯にあたる柔らかさを、また楽しむ。
これは、なかなかに美味しいうどんだった。
白いすべすべとしたうどん。
白いすべすべ。
みゆきさんの、二の腕も、こんな風に白くすべすべなのかな。
だったら、頬ずりしたいよー。
そして、すすりり込みたい。
みゆきさんの二の腕をね、ツーっとすすり込む。
もう、白くてね、すべすべなんだ。
そんでもって、噛むとね、「あ、凡ちゃん、痛ーい。」なんて、みゆきさんが言うんだ。
もう、柔らかくってさ。
「みゆきさんの二の腕サイコー!」
まあ、そんなことは、ない訳で。
とはいうものの、ここのうどんは、凡好みでありました。
後で知ったのですが、ごぼ天うどんというのが、博多では人気だそうです。
そういえば、相席の男性が食べていたなあ。
さて、博多で食べたかったものは食べたので、観光案内所で教えてもらったところでも観光しましょうか。

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(因幡うどんさん)

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(博多駅のホテルとは反対側)

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(駅前のビルはとにかくデッカイ。巾が広いからそう思うのかな。)

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(天神の観光案内所)

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