平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(274)アイラブユー・ほたえてくれ!みゆきさーん。(40)

大垣から豊橋行きの新快速に乗り込む。
11時11分発。
途中、名古屋手前から、急に女性の美人度が上がったような気がした。
やっぱり、都会は美人が多いのだろうか。
だとすると、これから向かう東京は、美人だらけでエライことになっているだろう。
これは、サラサラロングヘアーの白いニットのミニのワンピースの20代のお嬢さんとの出会いなんてことも期待していいに違いない。
素敵だ、東京。
「しもたーっ。」
「しもた」とは、「しまった」の関西弁である。
もう東京へ行くことは、ミニボンにメールをしてしまった。
これじゃ、たとえ巡り逢っても、そうそう東京へは行けないね。
「ねえ凡ちゃん、好きなのに、どうして来てくれないの。」
「ごめんね、怜子ちゃん。」
「怜子、しょんぼりん。」
「凡も、しょんぼりん。」
恋に落ちたものの、会うこともできない。
そんな恋は、切ない。
12時37分、無事に豊橋駅に到着。
次の浜松行には、15分の待ち時間がある。
お腹も空いたので、取り敢えずは、ここで何か食べよう。
小走りに駅の階段を下りて、立ち食いそばのお店に入る。

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ふぐ天そば。490円
ふぐ天が、そばに乗っかっているのは初めてだ。
さすがに、ふぐは薄くスライスしたものだけれど、そして、ふぐと言ってもトラフグではなくて、サバフグだとは思うのだけれど、美味しかった。
つゆはといえば、濃い色合いの関東風です。
「しもたーっ。」
それにしても、どうして豊橋でふぐなのかを聞かなかった。
どうも、気になるなあ。
お腹も落ち着いたところで、またも小走りでホームに戻り、浜松発の静岡行に乗り込む。
ここからは、横がけの座席に変わった。
それは、それで車窓の風景を見やすい。
14時40分、静岡到着。
ここで13分の待ち時間がある。
トイレを済ませた後、売店を見てみる。
静岡でしか売っていないもの。
ただ、持って歩かなきゃいけないものだったら、荷物が増えて面倒だ。
そんなことを考えて、いざ電車に乗り込もうと思ったら、駅のホームに立ち食いそばがあって、そこに写真入りのオリジナルそばの紹介があった。
「チーズそば」400円。
そして、チーズとろとろ、腹持ちバツグンの説明が書いてある。
これは、すごいじゃないですか。
チーズそばなんて、初めて聞いた。
和風のそばの出汁にチーズなんて、合うのだろうか。
これは是非にも食べてみなくてはいけないでしょう。
「しもたーっ。」
もう、時間が無い。
やむなく、そばを諦めて熱海行の電車に飛び乗った。
あれは、どうも気になるなあ。
とはいうものの、次に静岡に来るのはいつのことか。
14時53分発の熱海行き。
今日の宿は、もう決めてある。
「渋谷東武ホテル」
みゆきさんが若い時に、東京での定宿にしていたホテルだ。
午前中に、電車の中から、携帯で予約を入れた。
次に東京へ行くなら、絶対にこのホテルだと、中島みゆき読本を読んだ時から決めていたのであります。
「しもたーっ。」
渋谷東武ホテルに泊まるなら、みゆきさんが、どんな部屋に泊まったのかとか、渋谷でよくいくお店を調べれば良かったよー。
そして、帰路の予定も決めた。
飛行機で帰る。
羽田19時20分発のANA41便。
これで、ゆっくり東京を歩き回ることができる。
「しもたーっ。」
飛行機で帰るなら、出かける時に背広も持って出れば良かった。
そうすれば、もう1泊して、次の朝一の飛行機で大阪に帰って、そのまま出勤なんてことも出来たのに。
まあ、1泊がいい頃加減かもしれませんが。
さて、電車は16時09分に熱海に到着。
ここでは、8分の待ち時間。
そろそろ、また何か食べようかな。
とはいうものの、ロマンスシートだと駅弁も食べやすいけれど、横掛けじゃ人の目が気になる。
駅のホームにある駅弁屋のショーケースを覗いてみるけれども、決められずにコンビニのような売店でおにぎりを1個だけ買った。
優柔不断。
ちょっと情けないね。
「しもたーっ。」
今度の電車は、15両という長い編成なのですが、ロマンスシートと横掛けの2種類の車両があるのです。
しかも前方のロマンスシートの車両は空いている。
これなら、ゆっくりと駅弁を食べることができたね。
16時17分発の東京行き。
途中に、茅ケ崎などの駅に停まる。
ミニボンが茅ケ崎の文字を見たら喜んだろうな。
桑田佳祐さんのファンだからね。
でも、もうすっかり暗くなっているので、風景は見ることができない。
品川で乗り換えて、渋谷に着いたのは、18時過ぎだった。
「しもたーっ。」
渋谷って楽しそうな雰囲気だ。
これじゃ、また来たくなる。

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