平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(119)ホテルグランビアのおせち料理。

あけまして、おめでとうございます。
また、新しい年を迎えることとなりました。
昨年は、日々の生活を維持することに執着してしまったために、もがき苦しみ、自信を消失し、堪えるだけの1年だったような気がします。
でも、今年はそんな、詰まらないことは止めよう。
停滞した考えなんて、ドブに捨ててしまえ。
両手を青空に突き出して、うーんと背伸びをしよう。
僕だって歌えるよ「ホー、ホケキョ。」
ただ今生きていることだけを、素直に楽しもう。
「選ぶも、選ばれるも、風に任せたんよ。」吉田拓郎(唇をかみしめて)
さて、昨年もお節料理は、京阪百貨店守口店で買ったのですが、今年も購入。
「ホテルグランビア大阪」の和洋中1段重。9975円

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フジッコ、オリジン弁当から、守口パインズホテルと来て、今回はホテルグランビア大阪。
またしても豪華なお節料理であります。
そして、唯一の休みの元日は、ミニボンの実家に行くので、お節は今年も12月31日に食べることにしました。
お節には、それぞれが、どういった料理なのかという説明書が付いている。
さあ、それでは左の上からお品書きを披露しましょう。
1段目、豚醤、マロンクイーン、中華ポテト、プチテリーヌ、帆立明太
2段目、鶏ササミのマンゴーとシークワーサーマリネ、若桃甘露、海老艶煮、柚子伊達巻、山うど酢味噌味
3段目、エビチリソース煮、かつおくるみ、合鴨スモーク、ミニッツチーズサーブ、フカヒレ三昧、黒豆
さあ、どうです。
豪華ですよね。
お節料理と、お品書きを1品1品見比べながら、味わう。
勿論、今日は本物のビールだ。
最近は、アレルギーなどの表示が非常に厳しくなっているんです。
その為、上記の1品1品のおかずの、アレルゲンと原材料が細かく書かれているA4の紙が付いている。
その記載がまた細かいのです。
ミニッツチーズサーブなどは、原材料「豚肉、鶏肉、チーズ(ナチュラルチーズ、でん粉、ラード、生クリーム、ゼラチン、乾燥卵白、食塩、パームフルーツオイル、クエン酸Na)パン粉、牛肉、でん粉、水あめ、食塩、砂糖、黒こしょう、トレハロース、リン酸塩Na、調味料(アミノ酸等)、香辛料抽出物、酸化防止剤VC、発色剤(硝酸K、亜硝酸Na)増粘多糖類、くん液」と書かれています。
お重の下段の真ん中にある爪楊枝にさした小さなチーズのおかず。
これにこれだけの材料が使われている。
素晴らしい!
これは、何か化学の授業を受けながら、食べているようで楽しいぞ。
こんな説明書を読みながら料理を楽しんでいると、ふと目に留まった個所があった。
下段の右端の「フカヒレ三昧」
フカヒレなんて、そうそう食べれるものではない。
さすがに高級お節料理だ。
しかも、三昧である。
究極の中華料理と言える1品だ。
喜んで食べながら、その原材料を見て、叫んだ「えー、えー、えー。」
「人工フカヒレ(ゼラチン、その他)」
ホテルの豪華おせちに人工フカヒレとは、、、。
しかも、こんな少量のフカヒレ料理にわざわざ人工を使わなくても。
少し驚いてはみてみたものの、凡はフカヒレをそれほど珍重しない。
勿論、フカヒレの姿煮と呼ばれる、テレビのグルメ番組などで芸能人が食べる高級フカヒレ料理を食べたら考えが変わるのかもしれないが、普通の中華料理店の定食の横に付いてくる小さな碗に入っていて、春雨とフカヒレのほぐしたものを玉子でとろみを付けたスープしか食べたことのない凡にとっては、それ程有難いものではない。
そんなフカヒレの端っこを食べるぐらいだったら、たっぷりと春雨を食べた方がいい。
現代は科学の時代だ。
食べても本物と同じ味なんだったら、人工のおかずを食べる方が進歩的である。
凡は常に進歩的でありたい。
かにすき鍋だってそうだ。
その内に、本物のカニと区別がつかないカニカマが出来たなら、カニカマ鍋も科学的で進歩的な食べ物というこ
とになる。
カニカマ鍋を食べながら、宇宙の話に花を咲かせる。
素晴らしい!
人類は進歩を拒絶するべきではない。
さて、昨年末から書いている伊勢志摩旅行のブログは、まったく進歩せずに停滞しています。
なのですが、年を越して、また書き続けますので、どうぞお付き合いくださいませ。
そして、今年も皆さんにとって、素晴らしい1年でありますことをお祈り申し上げます。

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