平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

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散散歩歩。(266)アイラブユー・ほたえてくれ!みゆきさーん。(35)

改札を入ったのだけれど、新幹線の乗車時間には、まだ1時間近くある。
時間を間違えて切符を買ってしまったのだ。
時間を変更しようと窓口で聞いたら、次の新幹線は満席だと言う。
仕方なくもあり、お腹も減っているので、構内で牡蠣丼を食べた。

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味は、立ち食いソバの延長線上だけれど、牡蠣だけは大ぶりでプリプリとしていた。
そして、新幹線の中で食べるおツマミとビール、そして駅弁「広島名物 活あなごめし」を購入。

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帰りの新幹線は、18時22分発の「みずほ604号」である。
往路の時に、のぞみは嫌いだと書いたのですが、なのでここは敢えての「みずほ」なんです。
新幹線みずほは、その指定席は、2席2席のシート配列なので、無くなったレールスター同様に、座席がゆったりとしているんです。
これは、なかなか素晴らしい。
普通席は、確か2席3席の配置なので、みずほに乗る時は、必ず指定席にすることをお勧めします。
席に座って、新幹線が発車した瞬間を見計らって、ビールのプルトップを開けた。
「宮島ビール」
やっぱり広島に来たんだから、ご当地ビールを飲みましょう。
ぐいっと1口目を流し込むと、なかなか本格的な味であります。
広島にコンサートを見に来て、帰りはリッチに新幹線だ。
思えば、贅沢な話だなあ。
こんなことの出来る身分ではないけれども、ここは単純に嬉しかったと叫ぼう。
声には出さないけれどね。
車内だからさ。
そんなことを思いながら、ビールの表示を見ると、製造者:新潟麦酒株式会社と書かれている。
思わず「エーッ。」と口に出しそうになった。
どうして。
どうしてなのですか。

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確かに企画者は、株式会社宮島ビールとあるけれども、造っているのは新潟だなんて。
どういう仕掛けなの。
その理由を想像もできない。
これは、どうも、凡の今さっきに飲んだビールの、居所が悪い。
一体、このビールは、宮島なのか、新潟なのか。
宮島というのは名前だけだ、造っているのは新潟だから、これは新潟のビールだというのが、今回の正解だろう。
広島でも美味しいビールは造れるんじゃないかと、凡などは思うのでありますが、どうなのか。
どっちにしても、ビールさん自体も居心地が悪いだろう。
「ぼくのこと、宮島だと思って飲んでね。本当は新潟出身なんだけどね。そこは、想像で頑張ってね、ほら鹿の絵も描いたんだからさ。」ってね、ビールが出来ない言い訳しなきゃいけない。
これって、中島みゆきさんのコンサートに行ったら、全曲が、永六輔さん作詞、つんくさん作曲でさ、それを森進一さんの声で歌っているようなものだろう。
みゆきさん本人なのは、顔だけ。
勿論、みゆきさんの顔を見るだけでもコンサートに行く価値はあるのだけれど、どうもしっくりこない。
特に、森進一さんの声のみゆきさんは嫌だ。
それにしても、みゆきさんは可愛いのであります。
最近、思うのでありますが、みゆきさんの白目は絶品でありますが、上の前歯がまた、秀逸を極めているのであります。
歌と歌との間に、間奏っていうのかな、その時にみゆきさんは「決め顔」をしてくれる。
これがいいんです。
顔を少し上向きにして横を向く、或いは、体を斜めにしてマイクの位置を外して可愛い顔が見えるようにしてくれる。
その時の笑顔で印象的なのが、上の前歯なんです。
唇の両端を、やや上げ気味にして見せる笑顔は、凡のこころを釘付けにする。
あの口の形は、香港映画のチョウ・ユンファもするんですよね。
とはいうものの、この例えは褒めていることになるのか、どうなんだろうね。
凡は香港映画が大好きなので、こんな表現になったのですが、褒め言葉なんですよ。
香港映画と言えば、ジョン・ウーさんも好きだけれど、ジョニー・トーさんが大好きなんです。
ミッションやエグザイルなんて、最高であります。
ということなんですが、横道にそれてはいけませんね。
兎に角だ、兎に角、みゆきさんの上の前歯は可愛いのであります。
あの前歯で噛んだ林檎なんて、その歯のあとが輝いているに違いないよ。
凡もあの前歯で噛んでほしいな。
肩のあたりをガブッとね。
「痛い、痛い。みゆきさん痛いよー。」
なんてね。
「もう、凡ちゃん可愛いから、食べちゃいたいの~。」
「うん、みゆきさんだったら、食べられてもいいっ。」
「じゃ、もっと噛んじゃおっ。」
「みゆきさん。どうでもいいけど、凡の血で歯が真っ赤だよ。」
なんてね。
口を血で真っ赤にして笑ったら、いくらみゆきさんでも、ちょっと怖いな。
まあ、そいうことは実際的には無いのですけれどね。
そのぐらい、みゆきさんの上の前歯は魅力的なのであります。
そんな訳で、宮島ビールが、実は新潟ビールだったという、そんな、びっくりを、みずほで体験しまして、それもまた楽しい旅の余禄であります。
そして、旅には必須のゆで玉子と広島名物らしいツマミを食べながら、旅の締めくくりをする。
珍しくビールでお腹が膨れたせいか、駅弁は食べられずに、家に帰ってから食べた。
みゆきさんのコンサートも、東京、広島と終わってしまって、すこし抜け殻状態になっているのを感じながら、ミニボンに旅の土産話をした。
ありがとうね。

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コメント

  1. うかれぶた より:

    みゆきさまの 以前の前歯も、私は好きだったなぁ。常に、心揺らぐ少女を現してるようで…
    (文字にすると意味不明だべさ)
    「♪らしくないと言われて捨てた、シフォンのシャツが本当は好きだった♪」
    と、
    唄う位みゆきさまは、やはりシフォンの白シャツが好きなのですね!!
    ダメージ加工のデニムに、ブーツも♪
    今の あたしなら、みゆきさま コスプレができるかもしらん。
    したらば、ギターも買って 持ち歩きたい、はははっ。
    しかしながら、これは普通なので、みゆきさまもどきと 思う人はいるまい。
    エキストラで、ナースや婦警になった時は、
    一般人に 「レントゲン室はどこですか?」
    なんぞと 訪ねられたりして、
    なんだか 本物ナースになった錯覚をおこしたものだ、実に 面白かったダッシュ(走り出すさま)
    仕事とゆーより、趣味の域だな。
    みゆきさまと同じで、台詞は 短いのに限るが。
    またやりたいとも思う。
    「浅い眠り」女医みゆき、も観たぁ?

  2. うかれぶた より:

    BGMも、なにげに茶店で流れてる歌も、みんな 中島さんで 埋め尽くされている 夢のような ドラマだったね!!
    「イッテQ」もディレクターが絶対に みゆきナイズされてるね♪
    ところで、夢と言えば
    「だって夢だもの、
    全部夢だものぉ~♪
    儚くても、短くても
    嘆かないのょ、夢だもの~♪」
    と、みゆきさんは この世まで夢にしている…
    そうかもしれない…
    夢が覚める時に 向かって歩いてる気がしてきた。
    夢のみゆきさんはね、
    コンサート後に、友達と茶店で話してたら、テーブルに やおら現れて、自分のネックレスで、マジックを披露してくれて…
    そのネックレスも くれたの!
    面白い みゆきさん だった♪ んなことも、あるかもしれない… と、思えてくる…
    雨が好きです♪
    あした 天気になれ~♪
    と、時々 矛盾にも とられそうな 表現であるが、
    女心なのである…微妙な。
    私も、雨女であり、雨が好きだ…

  3. うかれぶた より:

    「囁く雨」の場面も…
    現実になるとは おもわなんだ。
    クリスマスの歌が
    短調で、暗めになっていくのは、
    世界中で、唯一 みゆきさま位では あるまいか?
    「ほんのひと月前の別れも、昔のこと と、
    許される夜…
    本当の愛だけが、
    この日に結ばれると、
    あの日、あなたは、
    云ったょね。
    メリ~クリスマス」
    私の場合も、本当の愛ではなかったのねたらーっ(汗)
    また、みゆき唄を
    地で やっちまってる。
    誰が、形のないものに、愛なんて つけたのだろう?あした、私達が、痩せた猫になっても、できるなら その時、愛を聴かせて…
    みたいに、あたしには、
    クリスマスなんて、
    鮮やかなケーキが売ってるので、ケーキを買って食べる日。
    に、すぎないのだ…

  4. 凡蔵。 より:

    ありがとう、うかれぶたさん。
    エキストラで、ナースや婦警さんになったんですか、それは男性には、堪りませんですよ。
    え?コスプレじゃない。これまた失礼っ。
    でも、楽しそうですね。
    ばくは、無理だな。
    どうも人前で何かするのは、苦手です。
    うかれぶたさんには、是非ともみゆきさんのコスプレやってほしいなあ。
    そんでもって、コンサートに行ってさ。
    恩知らずの衣装で解ってもらえなさそうなら、そんでもって、ギターでも無理なら、スタンドマイクも持って行きましょう。
    これだったら、みゆきさんのコスプレって解ってもらえるよ。
    「浅い眠り」は、出てる場面だけ今日見たんです。
    まだ、みゆきさんを知ってから4カ月も経ってないので、知らないことばかり。
    そんでもって、うかれぶたさんに教えて貰って、うれしいです。
    なかなか、そんな情報は探すのが大変だもの。
    12月は、忙しくて通しで見る時間がないけれど、少しでもどんなだか見たくて、ゆうーチューブで、前に教えてもらった間宮兄弟と浅い眠りの親愛なるものへを、出てる部分だけ見ました。
    いいですね。
    やっぱり、みゆきさんは笑顔が可愛いです。
    そして、うかれぶたさんは、いいなあ。
    今は、横浜ですか、でも東京にも住んでいたんですもんね。
    みゆきさんの住む東京に。
    もう、また東京に行きたくなってるんですよ。
    そう、映画「東京日和」にもバーのママで出演してるんですね。
    これ、なかなか似合ってますよね。
    こんばバーあったら毎日行っちゃうよ。

  5. 凡蔵。 より:

    ありがとう、うかれぶたさん。
    愛ってなんなの。
    「誰が、形のないものに、愛なんてつけたのだろう?」
    って、愛ってなんなの、ねえ。
    突き詰めていったら、解んなくなっちゃう。
    相手を独占することなの?
    相手を開放することなの?
    そもそも相手が必要なものなのだろうか。
    相手の他人の幸せを思うこころだっていう風にも取れるけれど、その幸せ自体、自分の物差しで考えたエゴである可能性も含んでる。
    でも、誰かが、ぼくの場合、勿論みゆきさんだけれど、好きで好きで、どうしようもない気持ちは、誰にだってあるわけで、これは誰も愛だと解る。
    とはいうものの、今目の前にある、パソコンや鉛筆は、誰がどう見たってパソコンと鉛筆で、それは100パー誰でも間違いなく認識してる。
    でも、愛は微妙だよね。
    言葉で定義し難いもん。
    ひょっとしたら、ぼくが愛だと思っているものは、他の人が判断したら、「それって、同情っていう意味だよ。」なんてね。
    恋人だと思ってレストランで食事している人が、実は同情していてくれてるだけだったりしてね。
    なんて、愛なんて訳わかんないね。
    だけど、
    だけど、
    ぼくのこと、誰か愛して、、、、、。
    お願い。
    なんて、ちょっと悲しくなってきたので、この辺で。
    でも、みゆきさんって「愛」って言葉好きですよね。
    みゆきさんの愛が欲しいなあ。
    今日はクリスマス。
    特別な日廃止論者のぼくには、あってはならない日。
    とはいうものの、バレンタインデーや母の日よりはましか。
    でも、ケーキは食べたいぞ。

  6. うかれぶた より:

    「東京日和」それは 知らなかった~
    観てみよう♪
    私だって、みゆきママのお店なら、毎晩でも 行っちゃうなぁ~♪
    みゆき唄にも、飲み屋や茶店、食べ物屋の中のテーマが多いけど、
    あたしもその席に座らせてょ…
    って、聴きながら想ってる。
    凡さんは、ミニ凡さんに 愛されてるではあ~りませんか♪
    私は、みゆきさまと同様、愛を探し続け、荒野をさ迷う旅人…続行中なので あります。
    あれから、通勤途中も ずっと、みゆき唄と共に でないと 本当に 放浪してしまいそうで…
    杉並、世田谷は 住んでいたいた事もあり、営業エリアでもあったんで、今でも もう一度 歩いてみたいと 常々想っているのであります…
    ほんとに ただの住宅街 なのですが、何年も 隈無く歩いて 出逢った人々や その地自体が、故郷を感じるような。
    そこには、確かに 私にとっての愛があった。ような気がする…
    だから、この世を去る前に 行きたいと思うのかも。

  7. 凡蔵。 より:

    ありがとう、うかれぶたさん。
    ああ、そんな感じ、そんな感じなんです。
    私も。
    みゆきさんが飲んでるカウンターに座りたい。
    何気なくね。
    まだ、引きずっておられるのでありますね。
    なかなか重症ですよ。
    失恋には、みゆきさんの歌は、どうなんですか。
    よけいに泣けてくるんじゃない。
    でも、みゆきさん自体、癒しですもんね。
    歌より、トークを聴いた方が、完治が早いかもですね。
    ほんと、世田谷って、いいところですよね。
    普通の住宅街のようだけれど、しっかりと東京なんですもん。
    ほんの数10分しかいなかったけれど、ずっといたい場所。
    また、行きたいなあ。

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