平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(229)アイラブユー・ほたえてくれ!4

とろとろん。
溶けていくよー。
身も心も解けていくのであります。
みゆきさんの笑顔は、世界一だ。
これは、断言できる。
細く少し垂れた目、そして無邪気な口元は、見ている凡を骨なしチキンにしてしまう。
もう、クニャクニャです。
そして、骨なしチキンは唐揚げが美味しいんですよね。
まんべんなくスパイスを振りかけて、じっくりとフライされたチキン。
かぶりつくと、ジュワッと旨味が口中に広がる。
骨なしチキンには、冷たいビールが最高だ。
とはいうものの、いくら凡でも、本当の骨なしチキンにはなりたくないな。
でも、身も心もクニャクニャになってしまう。
兎に角だ、笑顔が可愛いのであります。
勿論、白目も絶品なのでありますが、みゆきさんの笑顔はどうしようもない優しさに溢れている。
あんな優しい笑顔の出来る人は誰もいないだろう。
勿論、世の中には笑顔が沢山ある。
テレビをつけたら若いタレントやお笑い芸人が、大きな口を開けて笑っている。
でも、あれは笑顔じゃない。
笑い顔なのである。
人を幸せにする笑顔じゃなくて、自分が楽しいから笑っているだけなのだ。
絵でもそうだ。
有名なモナリザの微笑みは、その表情から世界中の人が、その微笑みの理由を探ろうとする。
でも、理由を探るなんてこと自体、その微笑みそのものには、心を動かすものが無いと言うことだ。
何か少し醒めたものが、そこには感じられる。
それに比べてだ。
みゆきさんの笑顔は、その理由を探ろうなんて思わない。
ただ、その笑顔を見ていたい。
いつまでも、いつまでも見ていたい。
人を幸せにしてくれる笑顔なのであります。
仏像は、その美しさ故に、時には信仰の対象だけでなく、美術品としても鑑賞される。
やや薄暗いお堂の中に静かな微笑みをたたえた観音様。
人はその姿に手を合わせて祈る。
そんなとき、凡も、すこし静かな思いになるのでありますが、それ以上にこころを動かされることはない。
でも、みゆきさんの笑顔は、凡の凝り固まった心を解きほぐしてくれるのです。
心の中にため込んだ、捨てたくても捨てることの出来なかったイメージや、堅くこびりついたネガティブな欠片を、優しく解放してくれる。
それは、マリア様に優しく抱きしめられているような感覚だ。
「マリア様。ばぶばぶ。」
「ばぶばぶ。」というのは、どうも凡はみゆきさんに甘えたいようであります。
とはいうもの、凡はキリスト教とではないのでありまして、マリア様よりもみゆきさんに、優しく抱きしめられたいのであります。
「ばぶー。」

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