沖縄2日目にして、最後の日。
さて、どうしようかと言う訳でありまして。
出発前は、斎場御嶽(せーふぁうたき)と呼ばれる琉球の信仰の祭祀などを行う場所に行こうかとミニボンと話をしていた。
こういう御嶽は、沖縄には沢山あるのですが、この斎場御嶽は、その中でもパワースポットとして観光客にも人気です。
パワーが欲しい。
不思議大好き中年は、ちょっと惹かれるものがあります。
とはいうものの、斎場御嶽にバスで行こうとすると、路線バスで1時間かかる。
それも本数が少ないので、朝食を食べてから、出発となると半日近くかかる。
それもいいのだけれど、始めての沖縄なので、もう少し那覇周辺をブラブラしたい気もする。
どうしようかなと、那覇ナビというフリーの地図を見ていた。
沖縄では観光客が多いせいか、タダの地図などが沢山駅などに置いてある。
那覇ナビも、NAHA公式ガイドマップと書いてあるだけあって、大変詳しいので、役に立ちました。
その地図を見ていると、識名園(シチナヌウドゥン)という世界遺産を見つけた。
ここは琉球王家最大の別邸で、国王一家の保養や外国使臣の接待などに利用されたそうです。世界遺産なん
だったら、すごいはずです。
ということで、識名園に行くことに決定。
ホテルをチェックアウトして、早速出発です。
モノレールで首里駅まで行って、タクシーで向かった。
朝の識名園は、観光客はほとんどいなくて、爽やかな空気の中、のんびりと散歩が出来て、本当に来てよかったです。
広い敷地の中央に池があり、その周りに、御殿、六角堂、石橋などが配置され、池の周りをぶらぶら歩きながら、景色や建物の配置の素晴らしさを楽しむことが出来る。
入り口で頂いた園内の地図は解りやすく、それを見ながら歩くと、園内をぐるっと見て回れるようになっています。
ここは大戦で破壊されたのですが、今は綺麗に修復整備されています。
首里城など素晴らしい遺産の多数の施設が、大戦で破壊されて、復元された施設だという事を聞く度に、沖縄なんだなあという感慨が湧いてきます。
東京なども、空襲で破壊されたのでしょうけれど、沖縄は米軍の施設があるせいか、より考えさせられるものがありました。
さて、識名園ですが、その池と建造物の配置のバランスが素晴らしく、どこの位置から、どこの方角を見ても絵になる構図なんです。
ほとんど人のいない園内を、沖縄の爽やかな朝の空気を体いっぱいに吸い込んで、体もこころもリフレッシュできました。
ふと道の横を見ると、リフレッシュした体が固まった。
「ハブ注意」の看板。
こんな場所にもハブはいるんだ。
急に道の横の茂みが気になりだす。
「カサツ」木々の落ち葉が風に吹かれて音を立てた。
思わずビクッと反応をしてしまうのは、気が弱い証拠であります。
それにしても、どうして蛇は気持ち悪いのだろう。
大きく口を開けた時の牙のせいだろうか。
でも、牙がなくても嫌に違いない。
全身の鱗のせいだろうか。
でもでも、鱗がなくても嫌に違いない。
手足がないからだろうか。
でもでもでも、手足があっても嫌に違いない。
鰻は、かば焼きにして珍重している凡なのでありますが、蛇はどうも嫌なのであります。
だったら、牙がなくて、ふさふさした毛が生えていて、手も足もある蛇だったら、どうだろう。
、、、それは、蛇じゃない。
園内の後半をハブに怯えながら、散歩をして識名園を出た。
帰りに受付で聞くと、今の時期はめったに出ないとのことだった。
だったら出現率をもっと詳しく看板にしなきゃ。
「ただ今、ハブ出現率10%」とかね。
これいいかもしれない。
本当は、もっと広がりのある風景なのですが、カメラでは撮りきれません。
御殿。
石橋もちょっと中国風。
歌の歌詞では聞いたことがあるのですが、初めて見るデイゴ。
コメント
なるほど、こちらは知りませんでした!
デイゴですか?
自分も歌でしか知りませんでしたよ・・・
しかしハブ注意の看板はイヤですね
ありがとう、とっちゃん。
ハブは嫌ですよね。
でも、そのハブのドリンク剤は、何故か 有難たがってしまうんですよね。
沖縄の人は、どのくらいの割合でハブに噛まれた人がいるんでしょうね。