散散歩歩（69）リンガーハットと憧れの東京。長崎ちゃんぽん新東京流。

リンガーハットという長崎ちゃんぽんのチェーン店があります。
とっちゃんさんのブログで紹介されていたので、どんなお店かなと思っていたのです。
大阪の難波に立ち食いのそば屋さんがあって、そこが閉店して工事をしていたのですが、そこに何とタイミングよくリンガーハットができました。
早速、お昼に突撃です。
日本橋の電気屋さんが多い立地にあるせいか、開店して間もないからか、店内はお客さんで満席状態でした。
取りあえずは、長崎ちゃんぽんとミニチャーハンを注文。
味は普通です。
想像した通りの味であり、量であり、サービスでありまして、これはこれでお昼に食事をするのには近くにできたので、便利であります。
食べ終わって、会計をしようとレジに行くと、壁に貼ってあるメニューのポスターに目が留まりました。
「長崎ちゃんぽん新東京流」
ネーミングが気になる。
しかも、390円と安いのもいい。
早速、別の日にリンガーハットに再突撃です。
入る前からメニューは決まっています。
長崎ちゃんぽん新東京流。
何が気に入ったかというと名前であります。
長崎なのか東京なのか、どっちなんやって、大阪人でなくても突っ込みたくなるでしょう。
しかも「新」でありまして。
凡は何故か「新」とか「ニュー」とかの文字が大好きです。
そして、「東京」なのですから注文しない訳にはいきません。
大阪人にとって東京とは、ライバルであり、また憧れの土地でもあるんです。
とはいうものの、ライバル視をしているのは、大阪だけであって、東京の人にしてみれば、沢山ある地方都市の1つにすぎないのかもしれません。
学生時代に、東京に遊びに初めて行ったのですが、その東京にいること自体が、自分でカッコイイって思ったのを覚えています。
ただ、東京の喫茶店でお茶を飲む、それだけでちょっとカッコイイんです。
自分が。
ただ、東京にいるだけで、自分がカッコイイ。
テレビのドラマの舞台となっているのは、ほとんど東京ですからね。
東京に行って感じたこと、「意外と緑が多い。」
コンクリートジャングルのイメージがあったのですが、実際はやっぱり人の住む街なんだなって思いました。
そして、どうしても食べてみたかったもの。
東京のうどん。
大阪の人は、あの真っ黒な東京のうどんの出汁をバカにしているのですが、でも、凡はそんな真っ黒いうどんの出汁が飲みたくて、東京に着くなり立ち食いのそば屋さんを探しました。
美味しかったです。
というか、東京でしか食べられないので、楽しかったという方が正解かもしれません。
そんな憧れの東京は凡にとって、今も大好きな場所であります。
とはいうものの、未だにどうしても理解できないことが一つあるのです。
駅のホームの案内板の表示される言葉が、どうしても理解はできるといえばできるのですが、腑に落ちないのであります。
「こんど」と「つぎ」。
これは、どっちが先にやってくるのでしょうか。
私は感覚的に、「こんど」が後だと思っていました。
「また、今度。」なんていうでしょ。
しかも、ひらがなだったので、余計にピンとこない。
大阪だったら、「先発、次発、次々発」なので解りやすいんです。
ということを昔から感じていて、書いたのですが、それは昔の話で、今は東京も「先発、次発」って表示されるそうですね。
絶対にこっちのほうが分かりやすい。
でも、そうなると、昔の「こんど、つぎ」の方が、東京らしくて良かったな、と思ってしまうのは、年のせいで懐古趣味が強くなったのか、「B型の変わっている好き」のせいなのか。
どっちにしても、やっかいな性格ではあります。
そして、リンガーハットの長崎ちゃんぽん新東京流のお味は、やっぱり普通でありました。
普通なのですが、ちょっぴりカッコ良かったです。