平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

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そうだ、ソウルへ行こう!(179)台湾慕情。夜市。

今日の晩御飯は何を食べようか。
旅行に行くと、食べることが楽しみでもあり、悩むところでもある。
ガイドブックを見て行ったら、お客が日本人ばかりのレストランだったり。
行き当たりばったりで、探していたら時間が遅くなってしまって、仕方なくケンタッキーのテイクアウトになってしまったりしたこともあります。
そんな時は、がっかりです。
それでも、偶然見つけて入ったお店が、すごく美味しくて雰囲気のいいお店だった時の、喜びというか
、「やったー、いい店見つけたー。」って叫びたくなるような感激を知ってしまうと、もうガイドブックのお店には行きたくなくなってしまいます。
特に、アジアの地域は、凡にとって安心感のある地域なのかもしれないですが、行き当たりばったりでお店を決めることが多いです。
これが、アメリカだったら、行き当たりばったりは、少し怖いですけどね。
それでも、行き当たりばったりと言っても、凡のご飯に対する嗅覚は、いつもは鼻炎で鼻が詰まって
「あー。鼻が詰まる。点鼻薬スプレーしても効けへん。鼻が詰まって詰まって、もう箸か何かで鼻の穴広げたろかな。」
って思うぐらい詰まっていて、微妙な匂いも解らないのでありますが、ここ旅行に出かけた時は、少しばかり利くようでありまして、結構いいお店に入ることが度々であります。
凡がお店を選ぶポイントは、サラリーマンや若い人が多くて、現地の人が楽しそうに飲食をしているお店です。
ちょっと覗いて、そんなお店に入ると、そんなにハズレは、いままでありませんでした。
迪化街で阿里山のお茶を買って、一旦ホテルに持って帰った凡とミニボンは、ご飯を食べに行く算段であります。
台北に来て、今までちゃんとしたレストランで食事をしたことがありません。
いつも夜市や、小さな食堂のようなところで食べています。
一度、本格的な料理を食べてみたいなとは思うのですが、街のそこここにある小さなお店で、安くて美味しいものが沢山売られているので、どうしても、その前を通ると買って食べてしまうのです。
今回も、とりあえず、1日目は夜市へ行こうということになりました。
凡は「延三観光夜市」というところがローカルな雰囲気があるというので、候補にしていましたが、ミニボンは「雙城街夜市」というところをチェックしていたようです。
でも、今から直接夜市に行くのも、何か寂しい。
まだ、台北に来てから、お茶を買っただけだ。
それでもう夜市に行ったら、折角の今日が終わってしまうようで、何か寂しさというか、何処かへ行きたい気持ちが残る。
ガイドブックを見て、まだ行ったことがない観光地を探したら、「保安宮」というお寺があった。
MRTの圓山にあり、ミニボンが行きたいと言っていた雙城街夜市へも2駅で行くことができる。
そうだ、先に保安宮に行って、それから雙城街夜市へ行くことにしよう。
幸いお寺は遅くまでやっているようだ。
ホテルを出て、MRTの中山駅までブラブラ歩く。
そこから圓山までは、MRTですぐの距離だ。
駅から保安宮まで、日が暮れて暗くなった道を、ひんやりとした空気をウインドブレーカー越しに感じながら、歩いて行く。
保安宮の手前には、隣望苑という小さな公園のような場所があった。

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中に入ると、照明が少なく暗い中に、何かの物語の1シーンを描いたオブジェが作られた庭のようなところもあり、全体的には中華風の公園という感じの空間になっている。
すごく雰囲気はあったのだけれど、ここは昼間に来たら楽しいだろうなと思った。
その公園を抜けて、保安宮に到着。

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これからの健康を祈ってお参りをした。
「痛風の発作が出ませんように。そして、健康とは関係ないんだけど、サラサラロングヘアーの綺麗な人と、、、むにゃむにゃ(長いストーリーなので省略)、、、という出会いがありますように。」
その後、近くにある孔子廟を覗いてみる。
やっぱり照明が少なく暗いので入っていいのかどうかと思いながら、それでも、
中に入ってみると、イベントか何かの撮影の練習をしていた。

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ここは、暗くてはっきり見えないが、棕櫚か何かの木が庭に植えられていて、南国に来たという雰囲気が味わえて気に入ったのでありますが、やっぱりここも、昼間に来たら良さそうな場所である。
とりあえず、観光というものを終えた。
そう、もうこれ以上は何処かに行く時間がない。
凡とミニボンは、これからホテルで計画していた雙城街夜市に繰り出すべくMRTの駅の方に向かったのであります。
暗い夜道を歩いていると、往路でも目に入ったのだけれど、途中に賑やかな路地を発見。
何故か凡の鼻の穴が急に広がり始めたのであります。
「うん、何かある。」

コメント

  1. とっちゃん より:

    凡蔵さん、雙城街夜市は何度か行きましたよ~
    と言うよりも、ホテルがすぐ近くだったといた方が正解かな!
    台北で初めて突撃したのが雙城街夜市にある晴光鍋貼と言うお店でした!
    餃子と酸辣湯が有名だったらしく、日本人ギャルのグループが、「好吃」「好吃」と騒いでいましたよ・・・
    怪しい足つぼマッサージもこちらの夜市で楽しみましたよ~
    う~ん、なんだか楽しかった思い出が蘇ってきました!
    台北もまた行きたくなってきましたよ~

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、とっちゃん。
    日本人ギャルのグループ、、、いいなあ。
    えっ?そこに反応?
    台湾はやっぱり夜市をぶらぶら歩くのが楽しいですね。
    実は、私も、もうすでに、また行きたくなっているんです。
    何故か、ほっとする楽しい街ですよね。

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