平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

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そうだ、ソウルへ行こう!(175)台湾慕情。城市商旅(シティスイート台北)。

ホテルのカウンターには、3時過ぎに着いた。
ここシティスイーツ台北(城市商旅)は、1階には狭いスペースがあるのみで、その正面に右肩上がりの横向きの階段があり、それを上るとフロントのフロアーと、昼間はインターネットなどができ、24時間無料でコーヒーが飲めるスペースが広がっている。
カウンターで名前を告げると、キリッとした片言の日本語の女性スタッフさんが、
「今回は、アップグレードしています。」と言った。
「ありがとう。」
そう言った凡の足は嬉しくて、人に知られないようにジェンカのステップを踏んでいた。
「♪レッツ、キッス、頬よせて。♪」
さあ、カウンターのお姉さん、この凡に頬よせて。
さあ、そして一緒に踊りましょう。
「レッツ、キッス、、、。はい、そちらのお姉さんも凡の背中に手をおいて。」
どう考えても、それは無いな。
(若い人は解りませんよね。)
それにアップグレードして嬉しいのは凡だけだ。
カウンターのお姉さんは、通常の業務なんだから別に嬉しくないのである。
それにしても、何とラッキーな出来事が、台北に着くなり凡の身に起きたのでしょうか。
今まで、確かにいろんな口コミや、友達の話などを聞いて、アップグレードされたという話を聞いたことがあります。
でも、凡には縁の無い話だと思っていたのです。
でも、今回初めてアップグレードなるものを体験しました。
やっぱりうれしいものですね。
そのアップグレードされた凡の部屋は7階にあり、ドアを開けると、ゆったりとした広さのツインです。

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クイーンサイズのベッドが二つ並んでいて、そのベッドの間に小さなソファがあり、そのテーブルの上にはウエルカムフルーツが置いてあった。

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ビジネスホテルとはいえ、十分にリラックスできる空間の広さがあり、内装も綺麗で高級感がある。
洗面所にはロクシタンのアメニティ。
ただ、このロクシタンのアメニティは、本当にロクシタンだったのだろうか。
ミニボンが楽しみにしていたのだけれど、ホテルのマークしかついていないし、普段ロクシタンを愛用している訳ではないので不明だけれど、どうも普通のシャンプーとリンスのような気がする。
そして、バスのスペースはガラスのドアで仕切られていて、バスタブとシャワーは独立している。
しかも上には大きなシャワーが付いているので、思う存分シャワーを使うことができる。

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ホテルに泊まると、バスタブとトイレが一緒になっていて、シャワーをするときは、シャワーカーテンを引っ張って、バスタブでお湯を浴びなきゃいけないというのが多いのではないだろうか。
少なくとも安いホテルはそのパターンだ。
でも、これだとバスタブの底が微妙に不安定で、しかも石鹸で滑りそうになるので、ひやひやしながら、温度調整のうまくいかないお湯を浴びなきゃならない。
そして、さあ出ようかなっていうときに、足元がグラッときて、折角綺麗にシャワーを浴びたのに、シャワーカーテンに体の側面がベトッてついたりするのです。
あの濡れたシャワーカーテンの感触は、どうも嫌だ。
それだから、またシャワーを浴びてカーテンにベトッてきたところにシャワーを掛けなきゃいけない。
それでも、さあシャワーが終わったぞと思っても、その濡れカーテン掌で開けて出なきゃいけない。
一体、あの構造は、どこのホテルから始まったのだろう。
狭いスペースを活用するためということから考えると、日本なのか。
それとも、やっぱりホテルなのだから、アメリカとかヨーロッパなのだろうか。
それにしても、どうして濡れたカーテンがこんなに気になるのだろう。
潔癖症とまではいかないにしても、準潔癖症というものであるのでございます。
さて、これからは、どうしよう。
取りあえずは、台北にいったら買いたいなと思っていたお茶を買いに行こう。
ホテルの近くに迪化街という問屋が集まったところがあって、そこに行きたいお店があるのであります。

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コメント

  1. とっちゃん より:

    意外と良い部屋にしてくれましたね~
    こういうラッキーってすごく嬉しいですよね!
    自分も濡れたカーテンは大嫌いですよ・・・
    海外で何が嫌かって、バスとトイレが一緒で、しかも洗い場がバスタブってほど嫌な事はないですよ!
    そんな訳で海外に行くと日本の温泉が恋しくなりますよ~

  2. oriver より:

    一昨年の夏、娘達と泊まったANAコンチネンタルはお風呂との仕切りがガラスだったよ―。
    ちょっと恥ずかしいよネ(^^ゞ
    キレイな部屋で良かったですネ。
    泊まる部屋がキレイだと、それだけ旅行のレベルも上がったような気がします(*^_^*)

  3. 凡蔵。 より:

    ありがとう、とっちゃん。
    アップグレードなんて初めてだし、部屋も広くてくつろげました。
    ホテルだと、かなりの割合でバスとトイレが一緒なのではないでしょうか。
    いつも安いホテルしか泊まってないので、そう思うのでしょうか。
    こんど一度高いホテルに泊まって調べてみたいですね。
    それに、安いホテルだとバスタブが狭いので、よけいに濡れたカーテンが体の近くにあるんですよね。
    ああ、泊まりたいな高いホテルに。

  4. 凡蔵。 より:

    ありがとう、oriverさん。
    ANAコンチネンタルって、名前を聞いただけでも、高級感ありますね。
    ホテルは帰って寝るだけのところと思っているのですが、やっぱり良いホテルだと、うれしいです。ホテルの部屋の写真を何枚も撮ってしまいましたよ。

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