何処かへ行きたいな。
連休が取れたので、折角だから何処かに行きたくなった。
とはいうものの、絶対何処に行きたいっていうところがない。
勿論行きたいと思いつく場所はあるのだけれど、1泊じゃ勿体無いようなところや、値段が高いところである。
沖縄なんかも行ってみたいが、2泊ぐらいしたいし、お金もかかるだろう。
ちょうどいいようなところに行きたい。
そこで、家に送られてきた「ゆこゆこ」を開いてみる。
前に一度この「ゆこゆこ」で宿を申し込んだことがある。
行った後にアンケートが送られてきたりして、その宿の印象などをチェックしているようで、ゆこゆこの紙面には、料理やサービスなどのオススメ度合いのマークが付いている。
そこで目に止まったのが、小豆島の「リゾートホテル オリビアン 小豆島」だ。
見ると「お風呂、客室、サービス、料理」のすべての部門でオススメマークがついている。
これだ!
凡はホテルや旅館を選ぶ場合、こういうマークやインターネットの口コミを結構チェックします。
色んなお客様の声が書いてあって、楽しいし参考になりますよね。
泊まる前から、行って泊まった気分になれる。
既に休みの2日前なので、迷っている閑はありません。
ここに決定しました。
ミニボンに電話をしてもらうと、空いていたのですぐに予約できました。
その際に、「朝日側の部屋」ということを強調されたそうです。
なんでも、このホテルは夕日の綺麗な宿として有名らしいですね。
でも、凡とミニボンにはどちらでもいいことです。
夕日を見ながらミニボンと一体何をしたら良いのでしょうか。
いくら考えても思いつきません。
夫婦の会話?
「何か喋る事ないの」お店に入ったときにミニボンがいつもいうセリフです。
会話のほとんどは食べている料理のことでしょうか。
「これ美味しいね。」とか。
比較的他の人より喋らない凡にとって、綺麗な夕日を眺めるのは苦痛を伴う作業でしかないのであります。
会話をしないのなら、何をすればいいのでしょう。
しりとり?
まさか。
朝日側の部屋ということで、そんなことを悩む必要がなくなっただけで、ラッキーだ。
夕日はどこでも見られるし、むしろ朝日のほうが清清しくて気持ちいい。
1泊2食付で、12800円でした。
キャンペーン期間だと8800円なので、ちょっと高い気がしましたが、何しろリゾートですから、ゆっくりと構えていきましょう。
小豆島への行き方は、色々あります。
大阪からフェリーとか、姫路や岡山からフェリーとか、いずれにしても船に乗らなきゃたどり着けません。
でも、JRの駅から港までバスで移動しなきゃいけないので、ちょっと不便です。
そこで選んだのが、日生(ひなせ)から行く方法です。
大阪から新快速で、姫路までまずは出ます。
ここでは、やっぱりお決まりの「駅そば」を食べなきゃいけません。
しかし、最近儲かってるんだろうか。
駅そばのホームの建物が建て直されていました。
昔は、小さな建物で、そばを受け取ったら、その建物の周りで食べていました。
丼もプラスチック製のペナペナの黒い器です。
でも、今回行ったら、建物が大きくなっていて、建物の中で食べるようになっていました。
それに、丼もちゃんとしっかりとした樹脂の器に変わっています。
美味しいのだけれど、ちょっと寂しいと思うのは、旅行者のわがままでしょうか。
そういえば最近、高架の部分が多くなって、これもまた寂しいものであります。
凡は特別な鉄道ファンではありませんが、やっぱり鉄道は地面に直接、あの鈍く光った重い鉄の棒がどこまでも延びていくというのがいいのです。
ホームに立ったときの目の位置が、その地方の地面の位置と同じなのが、いいのです。
JRの加古川駅の長いホームに立って夕日を眺めるときの、何とも言えない寂しさというか切なさは、高架じゃ絶対に味わえません。
とはいうものの、これも通りすがりの旅行者の勝手なお願いというものだろう。
そんなことを考えながら、姫路で乗り換えて、「日生」に到着。
JRの日生の駅の目の前が、日生港だ。
6分でフェリーに乗り換えて、出発!
船は小豆島の「大部」というところに着く。
何も予定は考えていないが、兎に角「大部」についたら何かあるだろう。
素敵な小豆島の旅の始まりだ。
コメント
いや~嬉しいですね~
自分も以前からゆこゆこを利用しています!
凡蔵さんもゆこゆこを利用しているとは!
小豆島ですか?
行った事ないです・・・
オリーブが有名だったかな?
どんな景色とどんな料理に出会えたのか楽しみです
ありがとう、とっちゃん。
とっちゃんもゆこゆこを利用してられるんですね。
私は、これで2回目の利用です。
キャンペーン期間は、お得な価格設定のところもあってなかなか利用しやすいですよね。
家に送られてくるパンフレットが、西日本しか載っていないので、関東はないのかなと思っていたのですが、関東版もあるのですね。
いろんなホテルの内容を、ページをめくって見るだけでも楽しいですよね。