平 凡蔵。の 創作劇場

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そうだ、ソウルへ行こう!(125)

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さあ、水原(スウォン)の華城観光に出発だ。
龍列車は、華城の外周をゆっくりと走っていく。
乗客は凡達と他に2組程度だ。
華城は5.7キロという長い城壁が大きな輪の形に普通の市街の中に存在している。
なので、大きな城壁の輪の中は普通の家やお店やビルなのである。
その城壁に沿って龍列車はのんびりと走っていく。
そのところどころに見所の華西門や、長安門、花虹門などを通過して行った。
ゆっくりと走っているのだけれど、どこにも止まらないので思ったよりすぐに終点に到着。
まだまだ城壁は続くのだけれど、バスはここまで。
ここから先に歩いてもいいのだけれど、観光案内所のお姉さんのアドバイス通りに今乗ってきた道を戻る方向にぶらぶら歩く。

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バスの終点の近くにある東将台のあたりは広々として吹き渡る風も気持ちいい。
そこから華虹門まで城壁に沿って戻った。
さあこれからどうしよう。
案内所のお姉さんに教えてもらったカルビの美味しいお店はこの近くにある。
この水原は味付きカルビが有名だ。
とはいうものの、まだお昼には少し早いのだ。
先に出発点の近くにある華城行宮を見てみよう。
ここはチャングムの撮影にも使われたというのだが、凡は見ていないのでそれほど感慨はなかった。
ここまで来ると、さっきのカルビ店に戻るのが面倒臭くなってきたな。
カルビは諦めて、ここから近い八達門市場を覗いてみよう。
八達門市場は本当に地元の市場という感じで、肉や野菜などの普通の食材、、、といっても肉の塊がそのままぶら下げてあったり韓国を感じるお店ばかりで見ているだけで楽しい。
とはいうものの、欲しいなと思うものはないのが残念だ。
市場だけでなく、八達門一帯が庶民的なショッピングエリアのようだ。
ぶらぶら八達門周辺を歩いて周る。
市場以外のエリアは若者も多い。
ここからまた、水原駅までバスで戻ろう。
しかし、案内所で貰ったメモは龍列車の終点からバスに乗ることを想定してバスの番号が書かれている。
八達門からは別の番号に乗らなきゃいけない。
とはいうものの、どのバスに乗ったらいいのか解らない。
バス停の前に来て周りを見渡すと、女子高生の4人組が立っていた。
凡は女子高生に聞いてみることにした。
別に女子高生だから聞いたのではない。
たまたま女子高生がいたから聞いたのである。
別にお年寄りに聞いても良かったのであるが、たまたまそこに女子高生がいたからである。
別に深い意味はないのであります。
案内所で貰ったスウォン駅と書かれたメモを女子高生に見せて「スウォン・ステーション」とバスを指差し聞いた。
すると、女子高生は「イルボン?」と聞き返した。
そうだと答えると、「キャピキャピー。」と言って周りの女子高生に何やら言っている。
たぶん「ちょっとー、カッコイイ日本人が駅どこかって言ってるー。どうしよう。好みやわー。どうしよう、どうしよう。キャピキャピー。」というような事を言っているのだろう。
その女子高生は凡のメモを見て、また友達と「きゃぴきゃぴー。」っといいながら、何やら相談してバス停の時刻表を指差しこのバスに乗れって教えてくれた。
「カムサムニダー。」
「キャピキャピー。」
バスが来ると親切にも、そのバスまで行ってこのバスだって教えてくれた。
「ありがとう。」
「キャピキャピー。」
凡はバスに乗り込みながら女子高生に手を振ったら、女子高生も手を振ってくれた。
「キャピキャピー。あー、もうバスに乗っちゃった。もっと男前の日本人のお兄さんとお話したかったなー。もう行っちゃうなんて、グスン。寂しいよー。」ってハングルで言っていたようだった。
ごめんね、お兄さんは2泊3日の急ぐ旅なんだ、君の気持ちを胸にソウルへ戻ることにしよう。
韓国のバスの運転は荒っぽいと聞いていたのですが、帰りのバスはかなり荒っぽい。
つり革に摑まっていたのですが、急発進と急停車でバレリーナのようにバスの車内で何度もクルンクルンと回転した。
このクルンクルンで日本人だなと思われたでしょうね。
折角、水原に来たんだから、水原でお昼を食べてソウルに戻ろう。

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(八達門市場付近)

コメント

  1. とっちゃん より:

    凡蔵さん、親切な女子高生で良かったですね~
    自分は今だにバスには乗った事はありません・・・
    おっしゃるとおり、初心者にバスは非常に難しいですよ、だから困った時はタクシーですね!
    タクシーでも何度か大丈夫かな?って時もありましたね・・・
    遠回りされたり、おつりを誤魔化そうとしたり、目的地が正確に伝わっていなかったりと・・・
    遠回りされた時だけはしょうがなくその料金を支払いましたし、おつりを誤魔化してきた時は大きな声でおつりって言ったらちゃんとくれましたよ
    あとは割りと親切に対応してくれましたね~
    この後どんなお昼を食べたのか楽しみです

  2. 凡蔵。 より:

    とっちゃん。
    えー。お釣りを誤魔化してきたりしたら、どう対処したらいいか分からなくなりますよね。
    向こうから見たらどう見たって観光の日本人ってすぐに解るんでしょうね。
    次にお昼を書こうと思っているんですが、バタバタしていて中々書けません。
    今日は仕事帰ってから書かなきゃ。

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