平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。
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そうだ、ソウルへ行こう(24)

ハングルが読めないというのも、また旅の楽しみでもある。
あの棒と○の入り混じった文字は、いくらカラダを斜めにしてみても読むことができない。
行く前に少しぐらい覚えていけばいいようなものだが、凡の年ではもう無理だ。
前回行った時は、現地のガイドさんに、即興で「ベッチュ」と「ハナ」だけ教えてもらった。
これは、「ビール」と「1」と言う意味だ。
これだけは、よく使いました。
食堂に入ってまず使う言葉「ベッチュ!」、数を聞かれたら「花」で、ソウルにいる間、食堂で連呼しました。
ミニボンは、「私はきのこが食べられません。」というハングル文字を現地ガイドさんに、空港につくなりノートに書いてもらい、旅行中ずーっと食堂に入るなり、水戸黄門の印籠のように見せておりました。
ソウルの街中には、日本人用に日本語で書いてある案内などの間違いを探して歩くのも楽しいですよね。
これは、日本の話ですが、凡がある大阪の中華料理店に行ったときのことです。
テーブルの上に、メニューがあり、ふとみると「ドーピング」と書いてあります。
凡はこれはどう見ても「トッピング」の間違いだなと思いましたが、まあ日本語の喋れる日本在住の方でも、この辺の違いは解らないんだろうなと思っておりました。
それで凡は注文した料理を待っていると、隣のテーブルの30歳ぐらいのサラリーマンが、
「お姉さん、これドーピングと書いてあるけど、トッピングの間違い違うかな。」
と店員さんに声を掛けました。
そうすると、50歳ぐらいの店の奥さんが、「間違いないよー。」というのである。
いや、確かに間違いである。
すると、サラリーマンは「いや、ドーピングというのはね、スポーツとかでね、、、。」
説明しだすと、店の奥さんが「いや、間違いないよー。これ、インターネットで調べたよー。」と中国なまりの日本語ですぐに返した。
「いや、これはトッピングが正解でね、、、、。」
「どうして?コンピューター間違いある?間違いないよ。」とまたも全く聞く耳を持たない。
すると、サラリーマンは諦めたのか、
「そうかな、そうかもしれんな。これはドーピングかもしれんな。ドーピングが正解やな。」と敗北を認めてしまった。
恐るべし、中国料理店の奥さんだ。
どうして、あんなに自信を持って断言できるのだろう。
そのあと、サラリーマンがラーメンを食べている姿は少しばかり可哀想であった。
そうだ、ソウルで日本語の間違い探しをしよう。

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